2006年 05月 06日

ウスバシロチョウの飛翔にチャレンジ

信州遠征から帰って朝はゆったりと起きるが天気は良いようだ。
家内が洗濯をしている間に自宅前の川にギンイチモンジセセリとツマキチョウの様子を見に行くが、両種とも見かけなかった。
先日は少ないながらも発生していたので、このところの暑さで発生が終わってしまったのだろうか。
明日は天気が悪そうだし、下手をすると今年は撮影し損なうかも知れないので、11時少し前にウスバシロチョウを見に行く事にする。
ポイントに着くと盛んに雄が飛び回って、時々コンロンソウで吸蜜をしている。
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ここではコンロンソウで吸蜜するので、毎年同じ場所に来ていると吸蜜もワンパターンになってしまう。
そこで今日は少し飛翔写真にチャレンジする事にする。飛翔するウスバシロを必至になって追いかけてシャッターを押す。
何回か繰り返すと、汗はだくだく出るし、息が上がってへろへろになってしまった。
それでも少しはピントの合っている写真が撮れた。
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こちらは向きを変えようとしてブレーキをかけている所だろうか。
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家内は花に来ている蝶が飛び立つ瞬間を狙って撮影していたが、後で見ると見事に写っていた。恐れ入りました。
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一休みしていると♂が草の間にすとんと落ちた。よく見ると交尾が成立したようだ。
ひとしきり撮影していると、♂が何頭もやってきてウスバシロが固まって団子状になったが、やがて草の間に落ちてバラバラになった。
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このようなシーンは初めて見た。

# by dandara2 | 2006-05-06 23:51 | 交尾 | Comments(27)
2006年 05月 05日

信州撮影行(3/3)

今日は白馬での最後の日、早朝から新潟まで転戦しようかと真剣に考えたが、theclaさんのヒメギフの話があり、宿の奥さんからギフとヒメギフが混飛し、しかも数も多い場所の話を聞いたので、既知の場所に行くよりも、たとえ姿を見られなくても新しい場所を見ておく方が後々のためになると考えて白馬での撮影を続ける事にした。
まずギフ・ヒメギフの混生地を見に行く。カタクリはようやく一部が咲き始めた状態だったが、よく見るとあちこちに蕾が出始めていた。
当然ギフの姿はなく、空を見上げると薄い雲が太陽を覆い隠している。
そこで教えてもらったヒメギフの場所に出かける。
ポイントにつくと既に先客が一人ヒメギフを追いかけていた。邪魔をしないように少し離れた場所に行くとヒメギフがスミレに吸蜜に来ている。
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小さなスミレなので落ち着かないがようやく撮影し終わって先客の様子を見に行き軽く挨拶すると、「ダンダラさんですか」といきなり言われてビックリする。
聞くと「蝶と里山の浪漫紀行」のMさんという方で、某掲示板のお仲間であった。また、theclaさんのお知り合いでもあり私の事をご存じだったようだ。
しばらく歓談するが先に帰られて、こちらはさてどうするかという事になったが、ここでの産卵シーンは未撮影なのでそれを撮影するつもりでもう少し待機する。
13時を過ぎる頃になると♀が現れて産卵をはじめたが、芽生えたばかりの小さな株が好きなようで立派な株には見向きもしない。
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ところが小さな株は足がかりが悪く、ちょこちょこ移動してなかなか産卵まで行かずやきもきするがようやく産卵をはじめてくれた。
しばらくすると別の個体が産卵をはじめたが、こちらは典型的な産卵体制、別の個体の産卵した卵も写っている。
卵の間隔からすると昨日あたり産卵されたもののようだ。
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ここでは他にも何個体かの産卵を撮影するが、その後は付近の散策に当てる事にした。
帰って写真を見ていると、家内の撮影したものの中に吸水シーンが入っていた。
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今回の信州旅行は全て仲間の情報のおかげで撮影する事が出来た。自分だけだったら単なる観光旅行に終わる所だった。
貴重な情報を提供していただいたkenkenさん、theclaさんに感謝したい。

# by dandara2 | 2006-05-05 23:31 | 産卵 | Comments(8)
2006年 05月 04日

信州撮影行(2/3)

2日目はいよいよイエローバンドの本拠地白馬へ。
ここはギフとヒメギフの混生地としても有名で、村の天然記念物になっていて保護されている。
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宿泊した宿でも、お子さんの通っていた小学校で保護活動をしていて、いまでも暇な時には監視活動をしているという。
それでも密猟が後を絶たないという事だったが、保護をしている小学生がそれを見たら蝶屋はどんな風に写るのだろう。自然を愛する者として情けない姿だ。

ポイントについてみるとカタクリが咲き始めたところ。
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蝶を待っていると、この場所の情報提供者「フィールドノート」のtheclaさんが現れた。
話を聞くと昨年イエローバンドを撮影した時には一部のカタクリは咲き終わる頃で、林床全体がカタクリで覆われていたという。
どうもフライングのようだ。
しばらく待ってみたが出ないので付近の様子を探ってみる事にして、theclaさんと別れる。
林の中では食痕のあるヒメカンアオイがあちこちに見つかった。幼虫の密度はかなりのもののようだ。
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この日見た蝶はコツバメのみ。霧島緑さんが撮影したように、逆光で翅の縁の青いラインを出すようにチャレンジしてみた。
こんな風に青く光るなんて、全く気がつかなかった。気がついた霧島緑さんに感謝だ。
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遅い昼食を食べているとtheclaさんから電話で、ヒメギフが産卵している場所があるという。明日はそこに出かける事にしよう。

# by dandara2 | 2006-05-04 00:15 | Comments(12)
2006年 05月 03日

信州撮影行(1/3)

5月の連休に信州に行って来た。今回の目的はイエローバンド。
しかし事前に調べてみると、まだ雪があったりして発生には早そうだが、とにかく現地の様子だけでも見ようと言う事で出かけた。
そうは言っても空振りに終わるとダメージも大きいので、先日北信濃で大成果を上げた「My Favorite Butterflies of Japan」のkenkenさんにヒメギフのポイントをご教示いただき、そちらも見て回る事にする。
渋滞を避けるために2時に起き、3時前に家を出て最初の目的地北信濃に8時過ぎに着く。
ポイントに着くとカタクリはまだ開いていないがつぼみの状態は良さそうだ。
この場所はやや窪地になっているので、1~2m小高い場所ではカタクリはもう終わりだが、低い場所では冷気が溜まるのかひんやりしていてカタクリも蕾の状態のものが沢山ある。
最初のヒメギフが飛び出したのは10時を過ぎてからだった。
11時を過ぎると♀も出てきて、カタクリで吸蜜を始める。今回の狙いの一つであった満開のカタクリの中での吸蜜シーンに近いものが撮れた。
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撮影も一段落して少し広い範囲を探してみると、目の前から飛び出した♀が後翅に赤斑がきれいに出ているので撮影する。
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やけにきれいな個体だなと思っていたが、宿に帰って写真を良く見ると後翅外縁の斑紋がオレンジ色・・???
ヒメギフってこの部分は下の写真のように黄色じゃなかったっけ。ということはこれは種間雑種の個体!!!
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その後、産卵しそうな雌をそっと追いかけて産卵シーンを撮影する。マクロ、広角接写、コンデジといろいろ撮影するが、最終的にはコンデジのものが一番良かった。
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ボディーが小さいので、下から仰ぎ見る事が出来て、卵までばっちり入った。一眼だと地面に置いて撮影しても卵がほとんど入らなかった。
なかなか迫力のある写真を撮る事が出来た。
kenkenさんありがとうございました。

# by dandara2 | 2006-05-03 08:26 | 種間雑種 | Comments(20)
2006年 04月 30日

ようやくツマキチョウ

今日はからだと財布の休養のために自宅前の川にギンイチモンジセセリとツマキチョウの様子を見に行くことにする。
ギンイチモンジセセリは今年も無事発生していて4♂確認出来た。まったく止まらず写真が撮れない。ツマキチョウも同様写真が撮れない。
午後からはウスバシロチョウの様子を見に出かける。
小さな駐車場しかないので少し離れたJAの直売所に車をおき、歩いてポイントに行く。
フデリンドウの写真を撮ったりしながらポイントにつくと、いつも吸蜜に訪れている場所は日が陰って、ウスバシロチョウは木の高所に上がってしまって写真が撮れない。
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これはやばいかも知れないと思いながら遅い昼食を取り、14時過ぎに再度戻ってみるが、ウスバシロチョウはたまに木の上の方を舞うだけ。
そんな状態を哀れんだのか、ツマキチョウの雄がムラサキケマンに吸蜜に来てくれて、何とか格好をつける事が出来た。
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さらに♀が産卵のために食草の周囲を飛び回っていたので、すかさず撮影。
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さらには別の個体が産卵をしていたのでようやく納得のいく写真が撮れた。
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# by dandara2 | 2006-04-30 23:00 | 産卵 | Comments(14)