2006年 08月 03日

上高地・白馬撮影行(3/3)

3日目は白馬に行くことにした。宿は栂池に取ってあって、栂池自然園に花を見に行くつもりだったのだが、前日の上高地が今ひとつ不満足な結果だったので、「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんが山ゴマを撮りに行くといっていたのを思いだして、電話してご一緒させていただくことにした。
以前ここでウラクロシジミを撮影したこともあって、その様子を見たいと言うこともあった。
待ち合わせの場所に行く前にちょっとだけ周囲を観光してみる。その際ミヤマカラスが民家の花壇に吸蜜に来ていた。
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急いで近づいて撮影するが、全く止まることなく羽ばたきながら吸蜜していた。そのため1/1250のシャッターを切ったのに前翅がぶれている。
朝一でちょっと儲けたかなと思いながら、いよいよ高山のゴマシジミ(山ゴマ)のポイントに案内していただく。
その場所で最初に目に付いたのが、ヒメシジミの小集団の吸汁。この時期ヒメシジミはついつい無視してしまいがちだが、なかなか良い写真が撮れた。
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山ゴマは小さいときいていたが、見つけたのが♀のためか、富士山麓あたりのものとそう変わりはなかった。
既に♀のシーズンで、ここではカライトソウが主な産卵植物のようだ。
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産卵を終えた♀はここの特徴でもある真っ黒な翅表を見せてくれた。
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また、コメツツジに好んで吸蜜に来ていた。ここではこの花以外には吸蜜にくるのを確認出来なかった。
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家内は♂を撮影していたが、こちらはかなり小さな個体だった。斑紋もかなり特徴的だ。
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ここではクモマベニヒカゲも何頭かみかけたが、撮影することは出来なかった。
コヒョウモンも数多く見かけ、配偶行動も撮影することが出来た。
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帰りがけに寄った場所ではスジグロチャバネセセリを撮影することが出来た。
今年撮影したかった一つなのでうれしい。
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kmkurobeさん、色々ありがとうございました。

# by dandara2 | 2006-08-03 00:20 | 産卵 | Comments(17)
2006年 08月 02日

上高地・白馬撮影行(2/3)

宿は乗鞍にとった。前日十分に成果があれば乗鞍を見るつもりだったが、沢に迷い込んだおかげでオオイチを撮影出来ていないので、上高地に行くことにする。
朝食の前に宿の近くを散策する。良い雰囲気の散歩道があったので歩いてみると、そば畑の隣の草地のアザミにヒョウモンが止まっている。
何気なく近づくと、なんとコヒョウモンモドキだった。「エッなんでこんなところに」と言う感じだ。
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しかも大きくて、コヒョウモンくらいある。一瞬ヒョウモンモドキだと良いなと思ってしまう。

さらに近くではゼフィルスがテリ張りをしている、ジョウザンミドリのようだ。
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そのとなり1m位のところにもう1頭が止まっている、どうも♀のようだ。
ファインダーで覗くと白帯が広く、しかも上の方が広い。もしかしてハヤシミドリ?と思うが近くにカシワはない。
そこではそれ以上はわからず、後でPCで見てみるとエゾミドリのようだ。(この辺自信がない、皆さんのご意見はいかがでしょう)
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さらにここではミドリシジミもいた。朝食前の散歩にしては収穫があったが、なんだか運を使い果たしたような気がした。
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上高地に入り、今日の目標のオオイチモンジを探して歩く、途中産卵行動をする♀を見つけるが距離が遠い。
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300mmは車の中、やっぱり運は残っていないみたいだ。木を蹴ったりしてみるが下に降りてくることはなかった。
予想したポイントにはコムラサキに混じって、雄が吸汁に来ているが、鳥につつかれたようでかなり痛んでいる。
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オオイチのチャンスはこれだけだった。時期的にはやや遅かったようで個体数は少なかった。もしかすると大雨の影響かも知れない。
その代わりコムラサキは多かった。ある場所では20頭近くが真っ黒に固まっていて、これはと思ってカメラを向けようとしたが、近くに白いティッシュが。
いっぺんに写欲が失せてしまい、違う場所を探すことにした。
数は少ないが、きれいに翅表を見せている集団がいたので近寄って撮影する。
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そのうちの一頭はこちらを向いて翅を開いていたので、紫に光る翅表をきれいに撮影することが出来た。
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# by dandara2 | 2006-08-02 00:09 | Comments(13)
2006年 08月 01日

上高地・白馬撮影行(1/3)

夏期講習も終わり夏休みになったので、30年ぶりにタカネキマダラセセリを撮りに上高地に行くことにした。
その後は面白くもない山の中ばかりを引きずり回している家内のために栂池あたりの花を見に行くことにする。
初日の今日はタカネキマダラの多い岳沢に登る。昔泊まったことのある岳沢ヒュッテは雪崩で崩壊してしまったとか。
タカネキマダラセセリはそこまで登らずに見ることができるが、久しぶりに登って、クモツキのいる草つきはあそこかななどと考えて様子を見に行くうちに、道を間違えて沢の真中に出てしまい、しばらくガレ場を登るはめに。
元の道に戻るのに、高さは3~4mだが垂直に近い崩れやすい崖を登ることになり大変な思いをした。
同行した家内には「道を知っていると思って信じて着いていったのに」と文句を言われてしまう。
タカネキマダラセセリはそこから少し登った場所で、グンナイフウロに吸蜜にきていた所を無事撮影できた。
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ついでにこのあたりにいるクモマベニヒカゲを探すうちにクガイソウに2頭がいるのを発見、カメラを向けるとその陰にタカネキマダラの黄色がちらっと見える。
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そうこうするうちにクモマベニの1頭は飛んでいってしまったが、その分すっきりとした写真を撮ることが出来た。
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その後この個体は近くの草の上で羽を広げて休んでくれたので落ち着いて写真を撮影するが、どうもストローを伸ばしているようだ。
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ガスが降りてきたので、もう少し上に行くつもりだったのだが早めに撤収することにして、明日のためにオオイチのポイントの様子を見ることにする。
14時を過ぎているので、午後は日陰になるこの場所には、オオイチはもちろん来ていないがコムラサキが集団で吸汁していた。
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また近くではエルタテハが石の上に止まったが、注意してみていると吐水吸い戻しをしているようで、石の上が小さく濡れている。ストローを動かすとその部分に新しい水のしみが出来るのも確認出来た。
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明日はここにオオイチモンジがきているだろうか。

# by dandara2 | 2006-08-01 07:14 | Comments(20)
2006年 07月 30日

東御市のミヤマモンキとミヤマシロ

関東も今日梅雨明けのようだ。
夏季講習もあと31日の月曜を残すのみとなり、気分的にかなり自由になったのでミヤマモンキ、ミヤマシロ狙いで出かけることにする。
朝3時に起きるつもりが寝たのが0時過ぎだったので寝坊して3時30分に起きる。
4時に高速のインターに入るとETCの割引があるので大急ぎで出かけて(こういう時にインターまで10分ちょっとというのは助かる)、現地の駐車場に着いたのが6時30分。
それから山を登り始めてポイントに着いたのが8時。下草は露で濡れているが早速ミヤマモンキが出迎えてくれた。
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8時30分を過ぎる頃から吸蜜が始まったが、動きが鈍いのでハクサンフウロに吸蜜に来た所をうまく撮影できた。
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♀はまだ新鮮なものも多いが♂はかなりすれてきている。
そのうち家内がマルバダケブキの花の写真を撮ろうとしたらそこで吸蜜していた新鮮な♀を見つけて写真を撮る。
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もしかしたらこの日一番の出来かも知れない。話を聞いて見に行った時は擦れた♂しかいなかった。
また、産卵行動も時折見られたが、敏感でなかなか近づけず、たいした写真は撮れなかった。
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そのうち、「蝶と里山の浪漫紀行」のM.Fさんと「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんが見えた。
M.Fさんとは一度ヒメギフの撮影でお会いしたことがあるのだが、kmkurobeさんとは今日が初対面。どんな方なのかと楽しみにしていた。
お会いするとお二人ともとても優しく親切で、次に行く場所のポイント情報などの他、いろいろなお話を聞かせていただくことができた。
このポイントでは、他にちょっと高い場所でゼフが数頭テリ張りをしていたが、ジョウザンと思われる個体は目線より上の位置でテリ張りをするので思うような写真が撮れない。
ふと近くを見ると葉の上でテリ張りをする個体を見つける。喜んで撮影するがこちらはオオミドリのようだ。2000mを超えるこんな高いところまで上がってくるのは意外な感じがした。
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シータテハもいて吸蜜をしていた。クジャクもいたが、痛んだ個体が多くカメラを向ける気になれなかった。
その後所用があるというkmkurobeさんと分かれてM.Fさんと別のピークに案内していただくことにする。
その途中、ミヤマシロの交尾個体に会うことが出来た。そこから次の目標のピークを背景に入れた広角写真を撮影することが出来た。
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そちらのピーク近くでは、ミヤマシロ、ミヤマモンキともかなりの数が見ることが出来たが、傾斜がきつい場所が多く撮影のチャンスは少なかった。
それでもやや広い場所ではミヤマモンキ、ミヤマシロがゆったりと飛んでいて、ミヤマシロがハクサンフウロで吸蜜している写真を撮ることが出来た。
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またコヒョウモンモドキもいて久しぶりにきれいな写真を撮ることが出来た。
その後下山するが、駐車場近くではミヤマカラスがアザミに来て落ち着いて吸蜜してくれたので、写真を十分撮ることが出来た。
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案内していただいたM.Fさんありがとうございました。

# by dandara2 | 2006-07-30 14:20 | Comments(24)
2006年 07月 26日

自宅付近のゴマダラとやや近場のヒョウモン類

7月20日に終業式があって一応夏休みだけど、ここ数年高3担当の私はその後も夏期講習で午前中授業。(高2だともうフリー、秋には修学旅行があってハワイなのに)
今までは天気悪いからあきらめがついたけど、昨日今日と天気もまあまあなので、授業が終わると速攻で帰宅してフィールドへ。
昨日は帰りがやや遅くなったので、近場にアサマイチモンジとゴマダラの様子見。
薮がものすごく茂ってしまって中に入れないけど、アサマイチモンジがハキダメギクに来ているのを撮影出来た。
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ゴマダラチョウは樹上を素早く飛び交っていて写真が撮れないが、羽化間もない雌が目の高さで翅を休めているのを発見、無事撮影出来た。
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今日はもう1時間ほど早く帰れたので、7月16日に行った所のヒョウモンが多そうな場所に行ってみる。
花はもう終わりに近かったが、少し歩くと木陰で花がまだ咲いている場所があり、たくさんのヒョウモンが訪れていた。
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見ると全てミドリヒョウモンだったが、このところじっくり撮影していないので時間をかけて♂♀を撮影する。
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♂はジャノメチョウと仲良く吸蜜していた

♀は翅表の色が異なるタイプが一緒にいた。
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こちらは明るいタイプ
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こちらは暗いタイプ

場所を移動すると、ウラギンスジヒョウモンが吸蜜に来ていた。微妙に好みの場所が違うようだ。
こちらにも♂♀がいたので撮影するが、♀は大ぶりで迫力があった。
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♂はススキの葉の上でストローを伸ばしていたが、先日の吐水吸い戻し行動かと思ってみるがはっきりしたことはわからなかった。
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# by dandara2 | 2006-07-26 00:09 | 吸蜜 | Comments(20)