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2012年 06月 29日

オオヒカゲ・キマルリチャレンジ2(2012/6/23)

車内でおにぎりを食べて移動を開始したのが12時少し前。
250Km先のキマダラルリツバメのポイントに着いたのが15時少し前。
自宅からの移動距離はここまでで420Kmになっていた。やっぱり福島は遠い。
ここで長年キマダラルリツバメの研究をされていて、三島町文化財報告書 第22集として『キマダラルリツバメ 改訂版 』を出されたTさんに、報告書に自分の撮影した写真を掲載していただいたお礼を言う。
お話をしていると、今年はまだキマルリは発生していないという。
昨日の土曜日も何人もの方が来たけど発生はしていなかったとか。ただ、今日は暖かいのでもしかしたら出るかも知れないとのお話。
今年の福島はチョウの姿が極端に少ないという。
まず確実に撮影できると思っていたのでがっくりするが、ほんのちょっとの確率にかけてみることにした。
テリ張り時間まで待つ間に、庭で発生しているチョウセンアカシジミを撮影する。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/320 f5.6 ISO 1250 LEDライト使用

40年位前にここにトネリコを移植して飼育を始めてから、自然状態で発生を続けているそうだ。

家内も撮影を始めるが、逆光で撮影しているのでチョウがシルエットに近くなっている。
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ニコンD300s マイクロニッコール85 ケンコーテレプラス×1.4 1/400 f10 ISO2500 (家内撮影)

隣に行ってLEDライトで照らす。カメラにつけていないので、距離や角度を自由に変えられる。
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ニコンD300s マイクロニッコール85 ケンコーテレプラス×1.4 1/400 f10 ISO2000 LEDライト使用(家内撮影)

ふと見ると、ムシトリナデシコに黒系アゲハが来ている。
ジャコウアゲハとクロアゲハのようだけど、そのうちのクロアゲハの雌の後翅が見事に赤い。
福島でもこんな個体がいるんだ-とびっくり
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ニコンD300s シグマ70-300(195) 1/1000 f8 ISO1000 (家内撮影)

この雌にはジャコウアゲハの雄が絡んだりしている。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/5000 f5.6 ISO 1250

ムシトリナデシコの花は小さいので、羽ばたきながら吸蜜してすぐに移動する。
ニコン1V1には、エレクトロニクスシャッターを使うと秒10コマ、30コマ、60コマで撮影出来る機能がある。
ただ、この機能を使うとプログラムモードになって、シャッタースピードも絞りもさらにはISOさえもカメラ任せになってしまう。
たぶん使えないだろうけど、どんな具合なのかチャンスがあれば試してみたいと思っていたので、この動きの激しいクロアゲハがどんな具合に撮れるのか試してみることにした。
以下はそのときに秒30コマで撮影した中の連続した3枚。
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ニコン1V1 タムロン70-300(116) 1/400 f5.6 ISO 200(以下同様)
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晴れていたので、1/400のシャッターが切れ、翅の動きもそこそこ止まっている。
場合によっては使えるかな。
ただ、撮影後SDカードに書き込むのにかなり時間がかかり、その間カメラが使えない。
書き込み速度の速いメディアを使う必要がありそうだ。

時間になったのでキマダラルリツバメのテリ張りポイントに行ってみる。
ヒメシジミがむちゃくちゃ多い。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/4000 f6.3 ISO 1250

キマルリの飛翔は撮影できる気がしなくて、飛翔撮影用のカメラは車においてきていたのだけれど、これだけヒメシジミが多いのなら飛翔を撮っておこうと車に戻ることにする。
その前に、ヒメシジミの交尾個体を見つけたので自分も撮影し家内にも教えておいた。
家内の撮った写真は交尾個体に別の雄が飛んできた迫力ある写真が撮れていた。ヨモギの葉には蛾か何かの卵も見えている。
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ニコンD300s マイクロニッコール85 ケンコーテレプラス×1.4 1/800 f10 ISO800  (家内撮影)



また、交尾拒否の一連の写真も撮影していた。
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ニコンD300s シグマ70-300(300) 1/1000 f8 ISO1000 (家内撮影)

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(ニコンD300s シグマ70-300(300) 1/1250 f8 ISO1000 (家内撮影)

飛翔用のカメラを持ってきて撮影を始めるけど、あまりに数が多いし、キマルリを気にしながらなのでかなりいい加減な撮影になってしまった。
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ニコンD300 タムロン10-24(24) 1/2000 f5.6 ISO 800
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ニコンD300 タムロン10-24(24) 1/2000 f5.6 ISO 800
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ニコンD300 タムロン10-24(24) 1/2000 f6.3 ISO 800

そこで「ダンダラさんですか」と声をかけられてびっくり。「ひらひら探検隊」のhirax2さんだった。
かなり早い時間から探されているようだけど見つからないという。
一発逆転を期待して17時過ぎまで粘ったけど見つからない。
あきらめることにしてhirax2さんと別れた。
今から帰ると家に着くのが22時近くなるので、Tさんのお店でおいしいつきたての胡桃餅などを購入した。

翌日Tさんにお礼のメールをしたら、我々が帰った後畑で仕事をしていた人がヒメジョオンに来ていたキマルリの写真を撮ったとか。
うーん、もう少し粘ったら撮れたのかな、でも次にチャレンジする意欲がわくからこれで良いか。
Tさん、いろいろありがとうございました。

by dandara2 | 2012-06-29 09:54 | 機材 | Comments(16)
2012年 06月 26日

オオヒカゲ・キマルリチャレンジ(2012/6/24)

24日の日曜日はオオヒカゲとキマダラルリツバメを撮影に栃木、福島と出かけてきた。
結論を先に言うと、オオヒカゲは撮影できたが、キマルリは撮影できなかった。
2009年にも同じルートで撮影に行っていて、そのときには無事に両種とも撮影できたのに残念だ。
キマルリについては後日話しをするとして、今回はオオヒカゲの撮影記。
キマルリは夕方テリ張りをするので、その前にオオヒカゲを撮影しようと、少しゆっくり目の朝7時少し過ぎに家を出発。
9時半前にポイントに着いて探し始めるけど姿が見えない。
ちょっと早かったかな、そういえば周囲のクリの花の様子なども3年前に来たときよりは少し遅れているような感じがするなと思いながら、なおも探すとようやく1頭のオオヒカゲが林の中を飛んでいるのを見つけることが出来た。
少し離れた場所で翅を開いたようなので、取りあえず1V1で撮影。逃げないのでじりじりと近づいて3m位の距離で目一杯拡大して撮影し、カメラを変えようとしたら、その動きに反応したのか飛ばれてしまった。
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ニコン1V1 タムロン70-300(300) 1/100 f10 ISO 800

35mm換算で810mmの超望遠で、手持ちでシャッタースピード1/100と言う無謀な撮影だったけど、慎重に撮影したので何とか止まってくれた。

その後この個体は少し離れた木漏れ日の当たる場所で開翅してくれた。
そろそろと慎重に近づいて、まず1V1の超望遠、その後D800の150マクロで撮影する。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/500 f8 ISO800

結果をみると、やはりマクロレンズの方が全然画質が良かった。
可能な限りマクロで撮るべきだと実感した。
さらに近づくと飛ばれてしまって、その後はかなり探しても2個体目の姿はなかった。

うろうろ歩いていると、コミスジより大きめの蝶が飛び出しカエデに絡んでいる。
ミスジチョウだ。
ミスジチョウはあまり縁がなくて写真のストックもそれほど多くない。
カエデに絡んでいるのなら、産卵か雌の蛹を探しているのかなと思って見ていると、やがて地面に止まった。
雄か雌か判然としないけど、たぶん雄かな。
手前の草が邪魔になるけど、取りあえず1V1で500mm相当で撮影。これもカメラをD800に変えて近づこうとしたら飛ばれてしまった。
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ニコン1V1 タムロン70-300(190) 1/1000 f10 ISO 800

今回は1V1の設定は最終的な設定にして、その試しのつもりだったけど、結果を見る限りは十分使えそうだ。

その後は何も出ない。
福島への移動も考えて、車に帰りかけながら雑木林の中を歩いているとちらっと動く影、オオヒカゲだ。
なかなか止まらないし、止まっても撮影距離に近づく寸前に飛ばれてなかなか撮影できない。
それでもこの個体しかいないみたいなのでとにかくしつこく追いかける。
幸いあまり遠くには行かずに、小飛しては木の幹に止まってくれるので何とか撮影。
ただ、暗い。
絞りをかなり開けても、シャッタースピードは1/10とかそんな値。
これでは仕方ないので、逃げるリスクが高くなるのを覚悟でLEDライトを使用する。(結果はライトを当てても飛び立つようなことはなかった)
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/25 f4.5 LEDライト使用 ISO800

そのうち飛びつかれたのか、こちらに慣れたのか少しこけの生えた幹で落ち着いて止まってくれた。
少し撮影するが、シャッタースピードは相変わらず上がらない。
そこでふと気が付いた。どうしてこんなにシャッタースピードが遅いんだろう、確か最低シャッタースピードを設定してあって、そのシャッターが暗くて切れないときは感度が自動的に上がるんじゃなかったっけ・・・
オオヒカゲが落ち着いているので、確認すると設定がOFFになっている。
このせいか (-_-;)
設定し直して、今度は何とか手ぶれの心配なく撮影。ISOは4000まで上がったけど、ノイズはそれほどでもなかった。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/250 f5.6 LEDライト使用 ISO 4000

時刻を見ると11時半、次の目的地の福島までは250Kmある。
おにぎりをほおばって移動開始だ。

by dandara2 | 2012-06-26 09:49 | 開翅 | Comments(28)
2012年 06月 21日

ミドリシジミ吸汁(2012/6/18)

18日の月曜日は文化祭の代休、どこに行こうかと考えたけど、16,17と家内が山梨の実家に孫を連れて泊まりに行き、17日はサクランボ狩りを楽しんで帰宅は夕方。
私も17日の帰宅が遅く少々疲れ気味。
それで近くのミドリシジミを見に行くことにした。
朝は少し休んでポイントに着いたのは8時半過ぎ。
カメラに三脚をつけた方とすれ違ったので、今日の撮影は終了かなとちょっといやな予感が・・
しかも長靴と長竿を忘れてきてしまった。(やる気あるのかなと自問自答)
これは足場の良いあそこしか撮影ポイントはないな~、撮影できるかな~と考えながらポイントへ。
探し始めるとすぐに下から飛び上がって、眼より下で開翅する雄の姿が。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/1000 f8 ISO1000

ラッキーと思いながら少し遠目から撮影。家内に声をかけながら近づくがすぐに飛び上がってしまった。
モニターで確認すると何とか撮影は出来ているようだ。ただ少し距離があったので眼にピントがきっちりというわけには行っていなかった。
開翅は結局このときのワンチャンスだけ。来年はもう少し早く来ようね-と夫婦で反省。

この後は野バラに引っかかれながら足場の悪い場所を探すけど姿はなくて、再度足場の良いところに戻ったら家内が撮影中。
見ると葉の上でアブラムシかキジラミの出した汁を吸っているようだ。
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 ニコンD300s マクロ85 +テレコン 1/400 f10 ISO1800 (家内撮影)
 
喜んで撮影するが、少し落ち着いたところでコンデジでも撮影。
f0031682_8404431.jpg
リコーGR-D3 1/330 f4 ISO200

そのうちに、もう1頭が降りてきて近くに止まったので、2頭が並んで吸汁している写真も撮ることが出来た。
f0031682_8431336.jpg
ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/250 f10 ISO1000

ここでは何頭かの個体がかわりばんこに降りてきては静止したり吸汁したりしている。

そのうち雌も降りてきて開翅した。
弱いながら赤紋とブルーの鱗粉ののったAB型だった。
f0031682_8451546.jpg
ニコンD300s シグマ70-300(300) 1/640 f8 ISO1000 (家内撮影)

きちんとしたAB型だったらうれしいけれど、こういったタイプもある意味貴重かも知れない。
この雌はその後地面で吸水を始めた。
f0031682_846518.jpg
ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/400 f10 ISO1000

近くの葉に止まったので、コンデジにLEDライトをつけて撮影。
f0031682_8491484.jpg
リコーGR-D3 1/176 f4 ISO200 +LEDライト

言われなければ分からない位の自然な感じに撮れる。
10時を過ぎて活動も一段落したので、15時過ぎのスクランブルと、樹上での開翅を長竿につけたコンデジのインターバルタイマーで撮影することにして、取りあえず帰宅することにした。

車の方に歩いていたら、路上でウラギンシジミが吸水したそうに飛んでいる。
なかなか止まらないけど、ようやく止まったので遠くから1V1で撮影。
f0031682_8503640.jpg
ニコン1V1 タムロン70-300(300) 1/250 f7.1 ISO220

距離は3m弱あったと思う。それなりには写っているけど、望遠があるとついつい無精になって近づくのをサボってしまう。
このあたりが望遠レンズを使う欠点と言えば欠点かな。
それにISO100-800 の自動設定にしたのだけど、これだと多くの場合シャッタースピードが1/250になってしまうようだ。
次回からは設定を見直すことにする。

撮影して通り過ぎようとしたら体にまとわりついてきた。
飛翔用のカメラで撮影するけど、近すぎるのとあちこちに飛び回るのでうまくピントが合わない。
隣にいた家内の方にもまとわりついたのでようやく撮影することが出来た。
f0031682_855208.jpg
ニコンD300 タムロン10-24(21) 1/2000 f7.1 ISO800 (以下同じ)
f0031682_8574273.jpg
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家内の手に止まったので、大慌てで1V1のレンズを魚露目に変えて撮影。
f0031682_8581896.jpg
ニコン1V1 ニコン18-55(40) +魚露目 1/80 f18 ISO200

立ってレンズを交換するのは意外とやりにくい。長い望遠レンズは手に余る。
魚露目のついたレンズを落としてしまって一瞬焦ったけど何ともなかった。
しゃがみ込んでレンズを下に置きながらようやく交換できたけど、このあたりが今後の課題かな。
手で吸汁しているウラギンは落ち着いていて、背景に散歩の人が入るまで待つゆとりがあった。

その後キタキチョウが吸水していた。
f0031682_9056100.jpg
ニコン1V1 タムロン70-300(260) 1/250 f7.1 ISO200

意外に敏感で、近づくと飛び立つ。
それでもすぐ戻ってくるので、それならばと飛翔写真を撮ることにする。
f0031682_92467.jpg
ニコンD300 タムロン10-24(22) 1/2000 f7.1 ISO800

撮影距離を50cmに設定し、ボディの記録面の位置の印から50cmってこの位かなと目測しながら撮影。
いつもの飛翔写真は、およその距離をあわせて後は連写だけど、蝶も移動しているのでピンボケになったりピントがあったりいろいろ。
ところが、こういったシーンでは正確な距離感が要求されて、それが狂っているとすべてがピンボケになってしまう。
結果は少し目測距離が違っていて後ピンの写真が多かったけど、何枚かはまあまあの写真を撮ることが出来た。
まだまだ修行不足のようだ。

帰りにお気に入りの道の駅によって久しぶりに買い物をして気分良く帰宅。
ウラギンとキタキチョウで意外と時間を使ってしまい、結局その後のミドリシジミのスクランブル時間には家で写真を確認することにしてしまった。
このあたりもまだまだ修行不足というか意欲不足という感じ。

by dandara2 | 2012-06-21 09:15 | 吸汁 | Comments(14)
2012年 06月 18日

小畔川便り(2012/6/17)

17日は仕事で出勤、帰宅は20時くらいになってしまった。
ここにきて新たにチェックしたいことが2つほど出てきた。
一つは1V1に望遠レンズを付けてみること。
ニコン1V1はこのところ魚露目専用で使ってきたけど、魚露目はそれほど使うチャンスは多くはない。
そのためだけに1台持って歩くのはもったいないなと考えて、レンズの焦点距離が2.7倍になるのを利用して望遠レンズを付けてみることを思い付いついた。
f0031682_2012165.jpg

70-300を付ければ35mm換算で、190-810mmの超望遠レンズになる。
このことは以前から考えていたけど、こんな高倍率で実用的な解像度になるのか疑問だったのでので使わないできた。
ただゼフのシーズンになって一応チェックだけはしておこうと思って試してみることにした。
17日は朝少し遅く出ればよかったので、出勤前に15分ほど自宅前の河原に出てみた。
曇りだったけど、モンシロチョウが1頭だけ現れ、3m位前にとまったのでまずD800で撮影。
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ニコンD800 シグマアポマクロ 150 1/500 f8.0 ISO1000

モンシロチョウ部分をピクセル等倍まで拡大するとこんな感じ。
f0031682_2082215.jpg

D300sにタムロンの70-300を付けて撮影しても、これを上回る解像度にはならない。
それで、望遠ズームを付けたカメラを持ち歩くのをやめた。
1V1に70-300を付けても同じ結果なら使う意味がない。
70-300の260mmで撮影した結果はこんな感じ。35mm換算で700mmになる。
f0031682_2091359.jpg
ニコン1V1 タムロン70-300(260) 1/250 f7.1 ISO250

手振れ補正機能のおかげで1/250でもブレはかなり抑えられている。
これはノートリミングの、撮影したままの画像だけど、この時点でD800のピクセル等倍の画像に匹敵している。
これをピクセル等倍でみるとこうなる。
f0031682_20111593.jpg

繰り返すと、1枚目と3枚目がそれぞれのカメラで撮影したままの大きさだ。
それをピクセル等倍にして比較したのが、2枚目と4枚目。
これならニコン1V1に望遠レンズを付けて持ち歩く価値はありそう。

もう一つは兵庫の撮影で、kenkenさんがLED照明を使うのを拝見してなかなか良い使い方だと思った。
ブログなどでは知っていたけど、実際に目の前で見てみるとやはりずいぶんと参考になった。
撮影のときにファインダーを覗いていても結果が分からないストロボをうまく使いこなせていないのだけど、LEDによる照明は目の前で結果が分かりやすいので取り入れて試してみる価値があると思った。
それで、17日の勤務後に家内用のものを入れてLEDライトを2台購入してきた。
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これは後日使ってみることにする。

by dandara2 | 2012-06-18 20:14 | Comments(12)
2012年 06月 15日

ヒメヒカゲ(2012/6/10)

ヒロオビミドリの撮影後はヒメヒカゲ狙いで移動。
こちらのヒメヒカゲは最近数が減って、一日に数頭見かければ上々とのこと。
今回案内していただく場所は、例外的に数が多い場所とのことだった。
関西のヒメヒカゲは、以前ヒョウモンモドキの観察会の時に撮影したことがあるけどあまり良い写真は撮れていない。
信州のものに比べて眼状紋が多く派手だとか。今回はそんなところも狙ってみたい。
ポイントに着くと早速足元をちらちら飛んでいる。
♀は比較的きれいだ。止まったと思うとすぐに飛び立ってなかなか落ち着いてくれない。
f0031682_2134983.jpg
眼状紋の数もだけれど、信州のヒメヒカゲとは、眼状紋内側の白線の鮮やかさが大きく違うと思う。
こちらの個体のほうが全体的に鮮やかな印象だ。

雄はやや擦れた個体が多いけれど、きれいな個体を探してこれも無事撮影。
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このポイントにはウラナミジャノメもいるとのことでこれも狙いの一つ。
ウラナミジャノメは静岡でかろうじて撮影したことがあるけど、たいした写真が撮れていない。
ここにはヒメウラナミジャノメもいるらしいけど、そちらの発生期はほぼ終わって今はウラナミジャノメの時期らしい。
ヒメヒカゲよりは少し灌木の多い場所に行くとちらちらと飛んでいる。
なかなか止まらないけど、ようやく止まったところを無事撮影。
f0031682_21351654.jpg

ヒメウラナミジャノメに比べると眼状紋の数が少ない分、黄色いリングの幅が広く、中の青色斑も少し大きい。
それで、少し派手な印象を受ける。
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この個体はウラナミジャノメにしては飛翔距離が短いので(雌かな)、しつこく追いかけて飛翔も撮影。
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草の中を飛ぶので草に止まっているように見えてしまうのが少し残念だ。
f0031682_21362335.jpg

一通り撮影し終えて、きれいな個体か産卵シーンが撮影したいなと思って探すけど、産卵シーンは見つからない。
家内とma23さんがカメラを構えているところに行くと新鮮な雌が止まっていた。
産卵するのではないかと見守っているという。
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一緒に見ていると、しばらくして小飛して枯れ枝に止まった。
ma23さんに、これだけ個体数がいるんだから交尾個体がいないかなと話しをしていると、先ほどの雌がまた小飛して止まった先に雄が来て絡み始めた。
絡んでいるシーンを撮ろうと近づくと雄が雌と平行に止まった。
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あれれ、これはもしかして! と見ていると、少しして雄の体制が変わった。
これは交尾が成立したに違いないと大喜び。
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昨年も信州産の交尾が撮影できたけど、関西でも交尾シーンが撮影できたのはラッキーだ。
f0031682_21381647.jpg
(家内撮影)

一段落してふと見ると、明るいオレンジのヒョウモンが飛んでいる。
ウラギンスジヒョウモンかも知れない。
ただパッと見では、メスグロヒョウモンの雄も似たような裏面をしているので(生息環境が違うけど)、ぬか喜びに終わらないように近づいて後翅表の斑紋を確認するとウラギンスジに間違いないようだ。
f0031682_21391651.jpg

止まったときに翅を閉じたので再度確認、ウラギンスジに間違いない。
f0031682_21393140.jpg
(家内撮影)

ある程度撮影できたので、ヒメヒカゲの飛翔も撮影する。
ウラナミジャノメ同様草の間を飛ぶので、飛んでいるシーンでも止まったように写ってしまうのが残念。
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たくさん撮った中には雄同士で追飛しているシーンもあった。
個体数の少ない場所だとこんなシーンは撮影できないだろう。
f0031682_2140303.jpg

それに、雄なのに眼状紋の数が多い。

ヒロオビミドリシジミから始まって、満足するだけの十分な写真が撮れた。
早朝からお世話いただいたma23さん、ヒメヒカゲのほうまでお付き合いいただいたDodo-boyさん、本当にありがとうございました。

by dandara2 | 2012-06-15 21:43 | 交尾 | Comments(26)
2012年 06月 12日

ヒロオビミドリシジミ(2012/6/10)

6月10日は「蝶に遊ぶ」のma23さんにお世話になって兵庫県にヒロオビミドリシジミを撮影に行ってきた。
5月に白馬でma23さんにお会いした折に、6月になったら撮影に行きたいとお願いしておいたのだけど、当初予定された17日の日曜は文化祭で出勤。
1週間早めていただいたけど、その時点ではまだ発生していないかも知れないという不安があった。
直前の打ち合わせでは早朝3時に大阪のホテルに迎えに来てくれるとのこと。
ところが前日の土曜日は例によって仕事。しかもこの日は音楽鑑賞教室とかの行事で終了が16時近く。
この設定ではスーツでお出かけ、ホテルで着替えかな、靴が2足はいやだな、夕飯はどうなるかなと心配だったけど、当日新宿で行われる学校説明会の方に出てほしいとの話し。
しかも午前と午後の2交代があるというので、午前に入れてもらえることになった。
この時点で、自宅に帰って着替えを済ませてから新幹線に乗っても間に合いそうだなと思っていたが、さらに打ち合わせをして、早い時間に行って説明会用の資料とかの準備をする仕事をすれば11時には帰れる算段がついた。
これなら帰宅して昼食を済ませても18時頃には新大阪前のホテルに入れる。
しかも前日までは雨のようだけどこの日は雲があるけど晴れるとの予報。
さらには、前日に入った「蝶の生態写真」のSAさんの情報で、新鮮個体がかなり発生しているとのうれしい話しが・・・
まるでこの撮影のためにすべてがよい方向に進んでいるような感じ。
たぶん撮影は何とかなるでしょう、もしかしたら素晴らしい写真が撮れるのではないかとのma23さんのメールに安心して、翌日に備えて早めに就寝することにした。
結局いつも寝る時間まではいろいろ考えたりして寝付けなかった。
翌日3時にma23さんとお会いして一路ポイントの兵庫へ。
何でも日が昇る前に叩き出して目印を置いておき、日が差したらほんの瞬間開翅してすぐに飛び立つから、その瞬間を撮影するのだという。
なんかレベル高そう。
もっとも自分は初めてだし、ヒロオビの名の由来の裏面の幅広の白線が撮れれば十分なので、それには時間的ゆとりがありそうだ。
途中「週末がさがさ団」のDodo-boyさんと合流してポイントへ。
ポイント着くとすでに長竿で叩き出しを行っている方がいる。
行ってみると、すぐに目印のティッシュが眼について近くには♂が止まっている。
喜んでカメラを構えるけど、まだ暗くてシャッタースピードが稼げない。
撮った写真もぶれぶればかり。もう少し明るくならないとどうにもならない感じ。
それでも何とか、雄、雌の写真が撮れた。
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ヒロオビミドリシジミ雄

今回は、翅と記録面の向きに注意しながら、なるべく全面にピントが合うように注意して撮影した。
D800の高解像度は拡大すれば鱗粉の一枚一枚まで解像してくれている。
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ヒロオビミドリシジミ雌

今まではレタッチの時にピクセル等倍まで確認することはあまりしていなかったけど、最近は写真を選別するときにも等倍まで拡大して確認する癖がついてきた。

撮影していると、少し離れたところではウラジロミドリシジミもいるという。
行ってみると、確かにウラジロがちょこんと止まっている。
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ヒロオビよりもさらに小さい。長野で見た個体よりも小さいような気がする。
後は開翅を待つだけ、やや雲が多くかなり待たされたけど、最初に日が当たったウラジロがじわじわと翅を広げてくれた。
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前翅に傷がある個体だったけど、雲とにらめっこでずいぶん待たされたので感激の一瞬だった。

すぐにあちこちで開いた-の声。
駆けつけて撮影するけど、角度がいまいちだったりしてなかなかうまく撮影できない。
雌の方は低い位置でじっくり開いてくれたので無事撮影できた。
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こちらの個体は赤紋が入ったA型のようだが、後で調べると出現頻度は少ないようだ。
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ウスイロオナガシジミも見つかった。
ここに来る途中で、ウスイロもいますという話を聞いていて、出来れば撮影したいと思っていたのでこれもうれしい。
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きちんと落ち着いて撮影できたのは何年ぶりだろう。

そろそろ下にいた個体も飛び出して、終了かなと思った頃に、kenkenさんが見守っていた個体が開翅したとの知らせ。
急いで駆けつけると、その場にいた皆さんがその雄を囲んでカメラを構えている。
何とか割り込ませてもらって無事開翅を撮影。
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開翅はおまけ程度に考えていたけど、きちんと撮れてやった-と言う感じ。
家内の横から撮った写真も結構良い感じだ。
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(家内撮影)

ウスイロオナガも別個体が近くにいて、こちらも良い写真が撮れた。
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かなり撮影できて皆さんも落ち着いてきたので、魚露目にもチャレンジ。
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歩き回っているときに、ヒカゲチョウのきれいな雌がいて開翅してくれた。
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今まで、こんなきれいな個体の開翅は撮ったことがなかったので、これもうれしいお土産だ。
時間を見るとまだ9時前。
これからウラナミアカシジミを探しに行くという。
ウラナミアカシジミは自宅近くにもいるし、この前撮影したばかりだけど、このところ急に数が減ってきているという。
その実態を見るのも勉強かなと思ったけれど、結局見つからなかった。やはり数が減っているんだなと実感できた。

当日現地でお会いし、お世話になった「My favorite Butterflies of Japan」のkenkenさん、「田島の蝶・播磨の蝶」のTATEIWAさん、「ぶらり探蝶記」のtemenosさん、「にぎやかなるDon」のDonさん、それに早朝からゼフを叩き出していただいたF.Tさんいろいろありがとうございました。
この後ヒメヒカゲを撮影に行ったけど、それは次回。

by dandara2 | 2012-06-12 10:19 | 開翅 | Comments(28)
2012年 06月 08日

ウラナミアカシジミ(2012/6/3)

6月3日の日曜日は本来ならば北アルプスのクモマツマキチョウを撮影に行く予定をしていたけど曇りの予報。
そこであきらめて自宅付近のアカシジミなどを撮影に行くことにしてちょっと朝寝坊。
シーズンが始まると、日曜しか休日がない身分なので、ずーと5時起きの連続。
雨だといやだけど、今のシーズンのように身近なところでも撮影できる休日は、朝がのんびり出来てちょっとうれしい。
過去にかなりの数のアカシジミを撮影した場所に行くが何もいない。
クリの花がまだ咲いていないし、ヒメキマダラセセリがピカピカの状態だからちょっと早かったのかな。
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この蝶は、新鮮な個体をあまり撮影した記憶はないのでちょうど良かった。

いたのはヒメキマダラセセリ以外は、コジャノメ、ヒメジャノメ、それにアカボシゴマダラだけ。
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コジャノメはほとんどまともな写真のストックがない。
今年は意識してきちんと撮影しようと思っているけど、保全協会のフィールドガイドによればこの個体は後翅裏面亜基部のラインが凹んでいないから雌のようだ。
一般の人が見てもこれなら良くわかるだろう、素晴らしい図鑑だ。

ヒメジャノメも同様。ただこちらは自宅前にもたくさんいるので、写真のストックは少し多い。
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雄の後翅裏面の翅脈の盛り上がりもいつもはほとんど気が付かなかった。
今回はきちんとした写真が撮れた。
アカボシは高所を飛んでいて全く撮影できない。

14時過ぎまで粘ったけど、目的の赤系ゼフの姿はない。
やってしまったかな-と思って、先日のウラゴマの場所に行こうかと思ったけど、あの場所では赤系のゼフはあまり期待できない。
ウラゴに関しては、月曜日の勤務後に行ってみることにして、自宅近くの、数は多くはないけれど赤系ゼフの期待できる場所に転戦することにした。

すぐに目についたのが、樹液に来るサトキマダラヒカゲ。
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ちょっとヤマキマを連想させる美形だ。
アカボシゴマダラもかなりの数が飛んでいた。
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近くの葉に止まった個体を撮影したが、家内は藪の中に潜り込んで産卵中の個体を撮影していた。
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(家内撮影)

ここでも赤系ゼフの姿が見つからない。
今年は不作なのかなと思って歩いていると、ようやくひらひらと飛び出したアカシジミを見つける。
この個体は近くには止まってくれず、離れたスギの枝先に止まったので証拠写真程度しか撮れない。
それでも全く撮れないよりは良いか・・
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16時を過ぎて、そろそろあきらめて引き返そうかなと思い始める。
粘っていれば一発逆転があるかな、でもそんなことは毎回期待できないよな・・・と思っていると、目の前の草に小さな白い影。
やった-ミズイロオナガシジミ。赤くはないけどまっいいかと思って家内も呼んで一緒に撮影する。
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(家内撮影)

すると撮影している家内に絡むようにしてオレンジ色が降りてきた。
アカシジミかと思ったらウラナミアカシジミ。ここではこちらの方が数が多い。
それでもさっきアカシジミを曲がりなりにも撮ったので、ウラナミアカはかなりうれしい。
ヒメジョオンの蕾に止まったところを激写。
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一発逆転が出来たかなと言う感じ。

撮影している場所は道路のすぐ横なので、車が通るとその風でふぃと飛び立つ。
ただ、羽化して間がないのか少し飛んではまた草に止まる。
背景がアスファルトのところに止まったけど、アスファルトの道路って意外ときれいな背景になる。
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同じ個体を反対側からコンデジで撮影。まるっきり感じが違ってくる。
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この個体、また車に驚いて小飛し目の前のヒメジョオンに止まった。
もちろんストローは出していなくて、ただ止まっただけ。
でも絶好のチャンスとばかり、かなりのシャッターを切る。
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自宅のPCで見たら、ヒメジョオンの花の色も飛ばずにうっすらと紫色ですごくきれい。
ところが職場のノートパソコンで見てみたら花の色が飛んでしまっている。
今回D800の購入に備えて、古くて遅いパソコンを更新したけど、そのときにこだわったのが処理速度とモニター。
今までのモニターはパソコンにセットでついていたもの。
最近は、撮影した写真をレタッチしていても、本当にこの色が正しいのかと気になるようになってきたので、思い切ってナナオのモニターにした。
蝶も好きだけど、それを写真に撮るのが好きなので、やはり撮った写真はきちんと正確に見たい。
ナナオのモニターは高い(約10万)けど、それなりのことはあるなと納得させられた。

その後また小飛して別の花(名前は不明)のところに止まった。(これも止まっただけ)
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クモマツマキは撮影できなかったけど、自宅近くの平地性ゼフ3種を取りこぼしなく撮影できたので、これで良かったと満足した。

by dandara2 | 2012-06-08 09:27 | 初見日 | Comments(24)
2012年 06月 04日

ウラゴマダラシジミ(2012/6/2)

6月2日の土曜日は、勤務後14時半ころから自宅からそう離れていないウラゴマダラシジミの様子を見に行く。
ポイントに着いてイボタの様子を見るとすぐにアサマイチモンジが飛んできて吸蜜を始めた。
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ここのアサマイチモンジは意識して探してようやく見つかる程度の個体数なのでラッキーという感じ。
ウラゴマダラシジミもたくさん飛んでいるけど、この時間帯だと雄はほとんど止まらない。
吸蜜に熱心な♀を探すがやはり少し痛んでいる。
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(家内撮影)

別の雌もいて、写真にはなりにくい個体だけどカメラを向けていると雄が絡んできた。
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とっさに撮影すると、雌が逃げ出すところがうまく写っていた。
雄は唖然とした感じで雌の行方をしばらく見つめているようだ。
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雌は花をそれこそなめるように長いこと吸蜜しているので、見つければ撮影は容易だけど、この個体は笹の葉の上に落ちた花からずいぶん長いこと吸蜜していた。
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そんなに蜜があるのかと思うと同時に、何事もこれくらい徹底しないといけないなと、すぐに飽きて投げ出してしまう自分の性格を反省したりもした。

雄は止まらないので、以前からアワフキムシの泡にウラゴマダラシジミが来るところを写真に残したいと思っていたので、それにチャレンジすることにした。
撮影しやすい位置にあるアワフキムシの泡に目をつけて、そこに時々雄が来ることも確認してカメラを構えて待つ。
普段の撮影ではほとんどAFだけど、今回はマニュアルにしてアワフキムシの泡にピントを合わせておいた。
2.3回チャンスがあったので撮影してみると、数枚見られる写真があった。
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空が暗くなり、雨がぽつぽつ降り始めたので車に引き返そうと歩き始めるが、ほんの3分位の間に土砂降りになった。
それでも少し濡れただけでセーフ、カメラも無事だった。

banyanさんもお見えになって家内と会ったようだけど、撮影に夢中で気が付かなかった。
失礼しました。

by dandara2 | 2012-06-04 18:40 | 配偶行動 | Comments(18)
2012年 06月 02日

小畦川便り(2012/5/26)

26日の土曜日は勤務後15時頃から自宅前の川原で観察。
この日の目的は、魚露目をセットした1V1のベストの設定を探ること。
このカメラのマニュアルによると、アダプターのFT1をつけるときにはプログラムモードを推奨している。
このモードで魚露目を使うとどうなるか試してみた。
確かにAFがきちんと働いて、ピントは一番きちんと合う感じ。合焦スピードも速い。
問題は絞りがほとんどの場合f8になってしまうこと。
一般的にレンズはこのくらいの絞りの時が一番シャープのようだから、その値になるようにプログラムされているのかな。
絞りとシャッターの値をシフトして変更できるようなプログラムだと良いんだけど。

歩き始めるとヒメジャノメが多い。きれいな個体がいた。
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ニコンD300s ニコンマクロ85+×1.4テレコン f10 1/400 ISO1400 (家内撮影)

半開翅したけど、しっとりとした感じの翅がきれいだ。
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ニコンD300s ニコンマクロ85+×1.4テレコン f10 1/400 ISO1800 (家内撮影)

ISOオートで、手ぶれ防止のため最低シャッタースピードは1/400にしてあるので、ISOがずいぶん上がっているけど、思ったほどノイズは出ていない。
D300sも結構優秀だ。

魚露目で撮ろうと近づくと飛んでしまって写真が撮れない。
魚露目に適したシーンがなくぶらぶら歩いていると、川原の草にキアゲハが止まっているのに気がついた。
かなり痛んだ個体だけど、開けた空間がなかなか良い感じなので魚露目で撮影してみる。
これ以降の魚露目の写真はすべてノートリのものになります。
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ニコン1V1 18-55(48)+FT1+魚露目 f8 1/800 ISO400

中心のキアゲハのピントはまあまあだけど、周囲がかなり流れている。
f8だとかなりトリミングしないと使えない感じだ。

ヒメウラナミジャノメもおとなしく止まっていた個体がいたので撮影。
中心部の背景が何となくぼけたような感じになっているけど、ヒメウラナミジャノメ自体はピントは合っているようだ。
手前に草などがないと周辺の流れもそれほど気にならない。
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ニコン1V1 18-55(48)+FT1+魚露目 f8 1/100 ISO400

同じ個体をマクロでも撮影してみた。
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ニコンD800 シグママクロ150 f8 1/320 ISO1000

D800のこのセットは少し重いけど、ボケがきれいだし拡大するとその解像度もすごいし、安心して撮影できる。
D800で撮り始めて写真に対する概念が変わったような気がする。

足元を見るとピンク色のナワシロイチゴの花に吸蜜に来ていた。
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先日見かけたアサマイチモンジがいないかとスイカズラの場所に行ってみるが見つからない。
代わりにキタテハが止まっていた。吸蜜しているかと思ったけれど、単に止まっているだけのようだ。
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撮影していると、ジャコウアゲハが吸蜜に来た。後で写真を見ると手前に蜘蛛の巣のようなものがある。
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撮影の時には気がつかなかったなと思いながら自宅のPCで良く確認すると、どうもスイカズラの花粉のようだ。

28日の月曜日は、勤務後ウラゴマダラシジミの撮影に行こうと思って帰宅したら雷雨。
あきらめて自宅で休んでいたら16時頃になって明るくなってきた。
ウラゴマはあきらめて再度自宅前に魚露目の設定を試しに出かける。
今回は、絞り優先で絞り値はf20前後。ISOは800で試してみることにする。。
ヒメジャノメがちょうどピークの感じ。ただ少し擦れてきている。
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ニコンD800 シグママクロ150 f8 1/320 ISO1000

敏感でなかなか魚露目では撮影できないけど、ようやくおとなしくモデルになってくれる個体がいた。 
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ニコン1V1 18-55(44)+FT1+魚露目 f16 1/60 ISO800

f16程度だとまだ周辺の流れがある。焦点距離を50mm位にすれば解決するだろうか。
ノイズの方はISO800だとそれほど気にならない。

帰りがけにふと気がつくと、キアゲハの前蛹があった。 
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ニコン1V1 18-55(44)+FT1+魚露目 f20 1/50 ISO800

近くのウマノスズクサをめくったらジャコウアゲハの卵が見つかった。
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魚露目の方はほぼ設定の要領が飲み込めた。
次にはベストの設定にして試してみようと思う。

by dandara2 | 2012-06-02 08:50 | 機材 | Comments(12)