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2009年 05月 29日

ウラナミアカシジミの樹液吸汁

5月23日の土曜日は、例によって勤務終了後近くへ蝶の撮影に出かける。
今回は赤系ゼフィルスの撮影が目的。
車を置いてすぐのところがポイントなので周辺を見てみると、下草に一頭のウラナミアカシジミが止まっていた。
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羽化してすぐに下草の中ででも傷つけたのだろうか、前翅の支脈が折れた形跡があって変な影が出来ている。
蝶を始めたころに出た写真集(野外ハンドブック蝶:山と渓谷社)に比較的珍しいゼフィルス(キリシマミドリシジミ)のところに同様な写真があって、撮影者とは別の人が解説文を書いていたのだけれど、そこには「羽化直後の蝶が網の中で暴れるとこんな傷がつきやすい」といったことが書いてあった。
そのときには、「じゃ、この蝶は飼育品を撮影したのかな、生態写真としてはいんちきだな」と思ったことがあったけど、ほんとにそんな事をするのかというのがずっと気になっていた。
それにこれではまるで裏切りじゃないか、共同執筆者なら写真を載せる前にそっと知らせるべきじゃないのかと思っていた。
このウラナミアカシジミを見て、野外でもこんな傷がつくことがあるということがわかったけど、あのゼフの写真は本当のところはどうだったんだろう。
もし、ちゃんとした野外品なのに、自分の写真集の中にそんなコメントを書かれたとしたら、撮影者はどれだけ傷ついただろうか。

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この近くには樹液の出ている木があるのだけど、周囲にはアカシジミやウラナミアカシジミも多い。
期待して行ってみると、赤い影が動くのが見えた。
ウラナミアカシジミがいて、何と樹液で吸汁しているようだ。
やや高い位置なので70-300の望遠側で撮影するが、4~5分の間吸汁していた。
ゼフィルスが樹液で吸汁するのははじめて見たが、どこかに記録があるのだろうか。

by dandara2 | 2009-05-29 09:26 | 吸汁 | Comments(24)
2009年 05月 26日

高標高地のギフを求めて

5/24日は「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんに案内していただき、高標高地のギフを見に行く。
ただ、天気予報は一日曇りで関越、上信越道とも雨の中の走行。
それでも到着するころには薄日が射してきた。
現地では「Nature Diary」の虫林さんもおいでになって、4人(家内も一緒)でいよいよギフの生息地へ。
目的の場所は雲の中で気温も低く、ギフが飛び出す状況ではなかったけど、高層湿原のなかにミヤマアオイがかなりの密度で生えていた。
こういった環境を見るのは初めてだったので、これだけでもうれしかった。
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さらに虫林さんが、卵を見つけて教えてくれた。卵と卵の間隔からすると少し前に産卵されたもののようだ。
写真には表現できなかったけど、ミズバショウのすぐ近くに産まれていてこれもうれしかった。
しばらく様子を見るが雲の切れる気配はないので下に降りることにする。
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降りるにつれて日が射してきて、これならギフが飛ばないかなという話になったけど、もう時期的に無理だろうということになった。
kmkurobeさんが確認してあった卵を撮影させてもらったりしているうちに、虫林さんが「葉表に産んでいる」と声を上げた。
すわっと言うことで駆けつけると、確かに葉表に生まれている。
もう30年も前に葉表に産卵するのを撮影したことがあるけど、それ以来のことだ。
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さらには「葉裏にもたくさん産んでいる」とのこと。
それだったらすごいことで、たぶん今まで野外での観察例はないのではないか。
卵の間隔からすると、葉表のものが先に産卵されたように思われる。
周囲にはたくさんのミヤマアオイがあるので、もし別個体が産んだのだとしたら、そんな偶然が生じる確率はどのくらいになるのだろう。
これはなんとしても確実に両方の様子を抑えておかなければいけないと頑張るがなかなか思い通りに行かず悪戦苦闘。
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そうこうする内に、家内の「ギフがいる~」との声に駆けつけると、いかにも産卵しそうなギフが飛んでいる。
そのうちに葉に止まって産卵を始めたので、みんなで撮影会の開始。
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一通り撮影した後、再度葉表・葉裏産卵例の撮影に取り掛かる。
どうしても両方の卵にきっちりピントを合わせたかったのでf25に絞り込む・・これが元で、次の決定的写真を逃すとは夢にも思わなかった。
そのうち、もう1頭別のギフがいて、クモの巣に引っかかったとkmkurobeさんの声が聞こえた。
バンドらしい。
それっということで飛んでいって、暴れまわるギフをバシャバシャと撮影、「クモが出てきたー」との声にあわててギフを救出。
やれやれとモニターで今撮影した写真を確認すると、ガーン・・絞りがf25のままだった。
ほとんどの写真がぶれて使い物にならない。(涙)
たった1枚だけ、かろうじてバンドと分かる写真があった。
クモの巣にかかって暴れている様子が分かって良いかな。(なぐさめ)
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がっくりしていると、家内の「ウスバシロが飛んでる」の声、見ると藪にもぐりこんで産卵体制をとっている。
こちらは何とか撮影できて、先ほどのショックを少しやわらげてくれた。
同じ場所で、ギフとウスバシロの産卵を撮影するなんてちょっと考えられない。
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その後曇ってきたので、昼食の後、クロツバメシジミのポイントに案内していただく。
環境的には山梨の場所とほとんど同じだけど、この時期に撮影にきたことはなかったので喜んで撮影する。
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ここにはミヤマシジミもいて撮影した。ミヤマシジミもこの時期に撮影したのは初めてだ。
この個体、軽微な斑紋異常があるようだ。
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撮影していると、虫林さんが止まった場所が悪いので飛ばしてみも良いかというので、ついでにパスト連射に挑戦した。
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その後、オオルリシジミの場所に移動する。
そのころには雨が降り始めていて、何頭ものオオルリシジミがクララやコマツナギ、アカツメクサなどに静止していた。
ところが、出来上がった写真を見るとなんとなくピントがすっきりしない。
どうしてかと思ってカメラの手入れをするときに見てみると、フィルターに水滴のしみがいっぱいついていた。
雨の中、藪の中を駆け回ったので汚れてしまったようだ。次からは気をつけながら撮影しよう。
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kmkurobeさん、雨の中をご案内いただき、この天気では考えられないような盛りだくさんの写真を撮ることができました。
虫林さん久しぶりにご一緒して楽しかったです。
ありがとうございました。

by dandara2 | 2009-05-26 21:40 | 産卵 | Comments(18)
2009年 05月 25日

番外編(アオスジアゲハ)

このところブログでアオスジアゲハのエサキ型で盛り上がっているので、手元の写真を見直してみた。
残念ながらエサキ型もハンキュウ型もなかったけど、過剰紋のある写真がいくつか見つかった。
アオスジアゲハには色々なタイプの異常型があるようだけど、これもその一つなのだろうか。
採集はしないのでこういった形態的なことに関してはほとんど何も分からない。
複数例あったので、それほど珍しいものではないのかも知れないけど、なにかご存じなら教えていただきたいです。
日曜日の撮影日記を載せないといけないのだけど、それは明日と言うことで・・・

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2002/7/21 埼玉県滑川町

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2005/7/7  埼玉県飯能市

by dandara2 | 2009-05-25 19:34 | 変異・異常型 | Comments(8)
2009年 05月 22日

近くでアゲハ撮影(2009/5/16)

5月16日の土曜日は天気はまあまあだったので、勤務が終わったら大急ぎで帰って撮影に出かけた。
何処に出かけようかと思ったけど、結局出るのが15時近くなってしまったのであまり遠くにはいけない。
でも少し目先の変わった写真が撮りたかったので、撮りたいと思いつつなかなか出かけられない黒系アゲハを探しに行くことにした。
30分くらいで目的地に着いたので、早速アゲハのいそうなツツジを探すと何頭かのアゲハがまとわりついている株が目に付いた。
カラスアゲハとオナガアゲハが吸蜜にきているようだ。
カラスアゲハのほうは、少しの間吸蜜に来てすぐに姿が見えなくなってしまったのであまりたいした写真は撮れなかった。
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飛び上がったところはきちんと撮れていれば後翅の色もそれなりに出てよかったのだけど、ピントが甘い。
1/3200が切れているので動体ぶれはないと思うけど・・飛び上がったのでピント位置がずれてしまったようだ。
今回の写真はすべて、ボディはD90、レンズは70-300で絞り優先、f値は5.6(最後のミヤマカラスだけf8.0)、ISOは800に設定してある。
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オナガアゲハのほうは何度か吸蜜に来たのでそれなりの写真が撮れた。
こちらは横から撮ったもので、背景がそれなりにぼけてモニターで見たときにはまあまあだった。もう少し動きがほしいかな。
時期的に雌の時期になって後翅の赤紋が鮮やかだ。
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こちらは背景が汚いので没写真にしようかと思ったけど、翅もしなって動きがあっていいし、後翅の赤紋も迫力があって、背景がもう少しよければ前の写真よりは良いかなと思う。
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その後アゲハの姿が見えなくなってしまったので、場所を移動することにする。
みかんの木がたくさんある場所があって、そのみかんの花に吸蜜する写真を以前から撮りたいものだと思っていた。
着いてみると、ちょうど花が咲き始めたときで、甘い匂いが漂っている。
ただ肝心のアゲハの姿が見えない。時間も16時30分を過ぎてそろそろ限界なのであきらめて帰ろうとしたら、ミヤマカラスアゲハが吸蜜にきてくれた。
かなり痛んだ個体だけど、それでも雌なので喜んで撮影する。
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こちらの写真は翅を動かしながら吸蜜したので、ぶれているけど後翅が思った以上にきれいな色に出た。
肉眼で見たとき以上の色合いで、これをきれいな個体で撮影したいと思う。
まだ高標高地ならチャンスはあるだろうから頑張ってみたい。
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by dandara2 | 2009-05-22 09:05 | 吸蜜 | Comments(14)
2009年 05月 19日

ウラゴマダラとアサマイチモンジ

17日の日曜日は天気が悪そうなので、一応5時に目覚ましを鳴らして(いつものまま)、その後至福の2度寝をして8時少し前に起きた。
外を見ると雨はあがっているようだが風が強い。
のんびり朝食を食べて10時過ぎに今年のウラゴマダラシジミとアサマイチモンジの様子を見に行く。
ウラゴマダラはいつもだと来週の感じなのだけれど、今年はいろいろな種で発生が早いようなのでもしかしたら見られるかもしれない。
いつものポイントにつくと、イボタはまだあまり花をつけていない。
ウラゴマダラも発生していないようだ。
ウラゴマダラよりは若干発生の早いアサマイチモンジはどうかなと思って例年テリ張りの見られる場所に行くがここにも姿はなかった。
時々ゴマダラチョウが飛んでくるが、雌を探して高所を素晴らしいスピードで飛び回るので写真は撮れない。
何も収穫がないままぶらぶら歩いていると、少しはなれたところで産卵行動らしきものをとる白い蝶が見えた。
ツマキチョウのように見えるけど、ここでツマキチョウを見たことはないし、時期的にもどうかなと思って近づくとやはりツマキチョウだった。
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しばらく様子を見ていると、カキネガラシに産卵を始めた。
それ以外にもアブラナ科の株はいくつかあるようだけど、ほとんどが咲き終わっていて、先端にわずかに花が残っている状態であまり関心は示さなかった。
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14時30分を過ぎて、そろそろウラゴマダラの探雌の時間なので、一番観察しやすい場所に移動する。
ついたとたんにイボタの周囲を飛ぶ個体を見つける。やっぱり発生していたかと思うが、風が強くあっという間にどこかに吹き飛ばされてしまった。
その後も数回現れたが、とても写真が撮れる様な状況ではない。
どこかで写真が撮れないかと、今まであまり歩いたことのない場所に移動して道を外れた草地に入ると、周囲を雑木に囲まれて風もなく、イボタの株もあってなかなかいい感じ。
ふと見ると、イチモンジが止まっている。ここにはイチモンジと、アサマイチモンジ、それにコミスジがいるのでどれかなと思ってよく見るとアサマイチモンジだった。
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埼玉県では絶滅危惧種にもなっていて、数箇所の発生地があるに過ぎないが、なぜか自宅周辺にはいくつか発生地がある。
そのうち調べなくてはと思っている場所もあるので、時間を作って出かけることにしよう。
白帯の幅が広いし腹部が大きいので雌のようだ。
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そうこうする内にウラゴマダラが飛んできた。よく見ると何頭かが飛んでいる。
ただ、探雌飛翔の時間なので全く止まらない。
様子を見ていると時々すっと降りては1.2秒止まる場所がある。
見に行くと白い蛾が翅を広げていた。ウラゴマダラのオスはアワフキムシの白い泡などにも関心を示すので、撮影できるとしたらこの蛾に絡む瞬間しかないだろうと思ってそこで粘ることにする。
けれどもそうして待っているときに限って飛んでこない。いい加減しびれが切れて足を動かしたら、なんと足元からウラゴマダラが飛び出して目の前のイボタの上のほうに止まった。
どうも羽化して翅を伸ばしていたらしい。全く気がつかなかった。
こんなときに家内がいると結構見つけてくれるのだけど、今日は息子夫婦のコンサートで孫の面倒を見に行っている。
悔しいけど仕方ない。遠めで何枚か写真を撮る。モニターで確認すると意外とちゃんと撮れているようだ。証拠写真程度にはなりそうだ。
このニコンの70-300を無理して買って、邪魔になるけど持ち歩いていて良かったと思った。
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by dandara2 | 2009-05-19 12:03 | 産卵 | Comments(20)
2009年 05月 17日

小畦川日記(2009/5/9)

9日の土曜日は勤務後いつものように自宅前の川原に行きました。
先日うまく撮影できなかったヒメメウラナミジャノメ♀の翅表をきちんと撮影したいと思った。
幸いこの前よりは少しましな写真を追加できたので、後は条件の良い時に追加していけば何とかなるだろう。
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とりあえずは写真が撮れたので、気楽な気持ちでヒメウラナミを見ていると、きれいな花の中で吸蜜している個体がいたので、花の様子が分かるように撮影してみた。
地味なヒメウラナミもかなり見栄えのする写真になった。
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足元から飛び立った♀に♂が追飛をしてので眼で追いかけていると、草に止まった♀に♂が腹を曲げている。
これはもしかすると交尾するかなと思って近づくと、無事交尾が成立していた。
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交尾したカップルは意外と敏感で近づくと小飛してとうとう地面に止まってしまった。
そこで落ち着いたので、ちょっと味気ないけどじっくり撮影する。
良く見れば、裏面の細かな模様もなかなかきれいだ。数が少なければ結構人気の種になっていたかも知れない。
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ここに引っ越してきたころにジャコウアゲハの観察をした場所があったのだけれと、最近はウマノスズクサが減って対岸のほうが数が多くなっていた。
その場所に差し掛かったらジャコウアゲハが何頭か飛んでいて、遠めにもウマノスズクサに絡んでいるのが見える。
あわてて近づいて、まずは証拠写真を撮影。
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その場所を良く見るとウマノスズクサが何株か生えている、絶えてしまったわけではなさそうだ。
それではということでジャコウアゲハ狙いに切り替える。
食草を探しながらゆっくり飛ぶものの、ほとんど止まらないのでとりあえずは飛翔を押さえることにする。
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ただ、食草を探しているので脅かしては元も子もないので、カメラを振り回さずに近づいてきたときだけに控えめに連射。
何枚かは写っていた。
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そのうちにようやく産卵体制に入るけど、下草が茂っているし、2卵くらいしか産まないので産卵時間が短く、、良いアングルを探している暇がない。期待した割にはいい写真は撮れなかった。
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ただ、16時ころになると吸蜜をしたそうな雰囲気の個体が増えてきたので、それも視野に入れながら脅かさないようにして待機。
ようやく狙い通りハルジオンで吸蜜してくれた。
花の角度の関係からフラットには撮れなかったけど、それでもかなり満足して家に引き上げた。
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by dandara2 | 2009-05-17 00:24 | 交尾 | Comments(20)
2009年 05月 12日

ヒメギフ再探索と混生地白馬

5月10日は再度ヒメギフの探索に出かける。
4月29日に来た場所で一応撮影はできたけど、たまたま偶然撮れただけで今後のポイントにするには不満が多かったし、よさそうと思われる場所はまだ雪が溶けたばかりで、ヒメギフの発生には早かったようなのでその後の様子を見たかったからだ。
この前とは違うルートで近づくことにして車を走らせていると、水芭蕉のきれいな群落が眼に飛び込んできた。
気はせくけど、新規ポイントの探索もかねているし、もしかすると何も撮影できないかもしれないので、とりあえず花の写真を押さえておくことにする。
ミズバショウとリュウキンカがきれいに咲いていて、ひとしきり楽しんで撮影する。その間もヒメギフが飛び出さないかと注意してみるが何もいない。
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カタクリはベストの状態で、このあたりにヒメギフがいるのかいないのか、いるとすれば時期はどうなのか、具体的なことは何も判らないのでもどかしい。
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1時間くらいそこにいてから移動するが、少し走ったらミズバショウで有名らしい場所に差し掛かったので、ちょっと時間がもったいなかったけど、観光気分で寄ることにする。
木道を歩いて観察するけど、なるほど素晴らしい景色。ここではヤマキチョウを見かけるけど撮影はできなかった。
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撮影できたのはツマキチョウだけ。まだ新鮮な♂だ。
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その後、29日にカタクリを見た場所に移動。期待していたけど何もいなかった。
少し周囲を歩いてみると良い環境の場所があったのでしばらく様子を見るけど、結局コツバメを撮影しただけだった。
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パスト連射も試してみるけど、ピンボケだった。これは主に動体ブレ。コツバメの飛翔をシャープに捉えるにはこのカメラではまだ力不足のようだ。
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今回はこんな感じでnullも予想されたので「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんに連絡をして白馬の蝶の様子を聞いてあった。
連絡を取ると撮影中だとのことなのでそちらに出かけることにする。
合流すると写真家の栗田貞夫さん、以前クモツキ撮影などでご一緒した蝶山人さん、「蝶類保全協会」のUさんなどもいらしていた。
花はかなり終わってしまっているけど、それでもまだカタクリ、スミレなどが咲き残っている。
時々ギフが吸蜜に来るけど、なかなか思い通りのポジションが取れず没写真の山を築いてしまった。
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ヒメギフもまだ残っていて、産卵の気配などを見せるけど適当な葉がなくて産卵できない。これはフキの葉に止まって休んだところ。
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その後も撮影出来ずにストレスがたまったころにやっとバンドが姿を現した。
よたよた飛んですぐに止まるのでようやく写真が撮れたけど、なんとなく感じがおかしい。
確認すると羽化不全の個体だった。
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今回は写真の出来は今ひとつだけど、1ヶ所でギフ、ヒメギフが簡単に撮影できて、さらにバンドまで撮影できるなんてやっぱり白馬はすごい所だなと改めて感じた。

by dandara2 | 2009-05-12 21:34 | 飛翔 | Comments(26)
2009年 05月 08日

小畦川日記(2009/05/02)

話が前後するけど、巷ではGW突入の5/2、こちらはいつもどおり勤務。
勤めから帰って、自宅前の川原にギンイチ、ツマキの様子を見に行く。
ギンイチはもう終わってしまったのか姿が見えなくて、代わりにヒメウラナミジャノメがたくさん飛んでいた。
ヒメウラナミジャノメはいつもは無視するのだけど、今年は少しまじめに撮影しなくてはいけないので、ちょうど良い機会だから一頑張りしようと撮影を始める。
静止♂♀の開翅と閉翅を撮らないといけないのだけど、やたら飛び回ってなかなかきちんと撮影させてくれない。
それでも何とかおとなしいメスを見つけてまずは裏面を撮影、とりあえずは良いかな。
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じっと見ているとじわっと翅を開き始めたので撮影するが、こちらは完全に水平には開かない。光線の関係で片側が暗い。
これは没かなと思ってさらに待つがこれ以上は開翅しなかった。
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その代わりに草の間にもぐりこんで産卵シーンを撮影させてくれた。本当はこちらのほうがうれしい。
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その後も歩いてみるが、ちょこちょこ止まりはするもののなかなか思い通りのポーズはとってくれない。
人も来なくて落ち着いて撮影できるお気に入りの場所に着たのでじっくり腰をすえると、そろそろお休みの時間になったのか、少飛して止まると必ず翅を開くようになってくれた。
それではと♂を狙うけど、やっぱり水平にまでは開かなくて、ちょっと左翅の先がピントが甘い。なかなか難しいものだ。
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ここではモミジイチゴ(クサイチゴとご指摘をいただきました)で吸蜜する個体がいて、うまく撮影することができた。
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また、たぶんアブラムシがいて、その関係で葉が丸まったのではないかと思われるところで吸蜜するシーンも撮影できた。
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飛び回るところにもカメラを向けるが、飛翔の軌道が不規則なのでなかなか難しい。
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1時間ほどかけて撮影したけど、普段はほとんどカメラを向けないヒメウラナミジャノメもまじめに撮影するとそれなりの迫力のある写真も撮れて結構満足できた。

by dandara2 | 2009-05-08 23:53 | 産卵 | Comments(24)
2009年 05月 05日

トラフシジミと一日おつき合い(2009/5/4)

4日はbanyanさんがトラフを撮影した場所に行ってみる。
昨年はこのすぐ近くまで来たけれど、林道の少し奥にあるこの場所には来なかった。
行く途中ではツツジにオナガアゲハやカラスアゲハが来ていたので、車を止めて撮影するが、このツツジは蜜の量が少ないのか、吸蜜時間が短く撮影は難しかった。
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車一台が通れる林道のちょっと開けた場所にウツギ(ミツバウツギと教えていただきました)があって今が丁度良い時期。
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着いた時にはサカハチチョウがいて、トラフシジミはいなかった。
天気も曇りだし昨日いたからと言って今日も出てくるとは限らないので、とりあえずサカハチチョウを撮影する。
ひとつの花に2頭のサカハチチョウが吸蜜に来たけど、明るい方は♀だろうか。♂と思われる個体はかなり黒い部分が発達しているように思える。
普段あまり気にしていなかったので、春型と言ってもこんなに違いがあるんだと勉強になった。
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そうこうするうちに、青いきらめきとともにトラフシジミがやってきた。
ウツギの上の方で吸蜜しているので、そのうち良い場所に降りてくるに違いないと辛抱強く待っていて、結局この1本のウツギの前に4時間張り付いてしまった。
トラフシジミはウツギで実にじっくりと吸蜜していて、10分以上も同じ花穂で吸蜜していた。
飛び上がって違う花に来てくれれば、少しはチャンスがあると思うのに、近くにサカハチチョウなどが来てもびくともしない。
花から花への移動は飛ぶのではなくて歩いていくのにもビックリしてしまった。
それでも待った甲斐があって、ようやく近くまで降りてきてくれて吸蜜シーンを撮影できた。
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時たま、吸蜜を止めて葉の上に止まったりするので、産卵でもしないかなと見ているけど、その気配はなかった。
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この花にはサカハチチョウやトラフシジミ以外にも色々な蝶が吸蜜に来ていた。
オナガアゲハはせわしなく飛んで、ちょんちょんと吸蜜するので撮影はしにくかった。
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クモガタヒョウモンも来たが、結構落ち着いて吸蜜したので写真は撮りやすかった。
この時期以外には眼にしないのであまり良い写真がなく、この時は結構たくさんの写真を撮った。
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そのうち、トラフシジミ以上に素早い飛び方の蝶が来た。アオバセセリだ。
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吸蜜時間も短くてちゃんとした写真は撮れなかったけど、何とか証拠写真は押さえることが出来た。
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1時近くなった頃に、それまで吸蜜していたトラフシジミがほんの少しの間翅を開いた。
思い通りのポジションをとることは出来なかったけど、チラッとブルーも垣間見えてここで粘って良かったと思った。
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近場なので、帰りの時間も渋滞も全く気にすることなく楽しいひとときを過ごすことが出来た。
banyanさん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2009-05-05 19:51 | 吸蜜 | Comments(38)
2009年 05月 03日

近場のウスバシロポイント

朝6時過ぎにわが家の窓から関越高速道路を見るともう既にノロノロ運転。
昨日からこんな状態が続いている。
一般道を含めて混雑していなくて、人が少なくて、蝶がいっぱいいる場所はないかと頭をめぐらせるがなかなか思い通りのところが思い浮かばない。
仕方ないので、まだ行ったことのない場所の様子を見ることにして、8時過ぎに自宅を出る。
30分ほどで目的地に着く。
ぶらぶら歩きながら蝶を探すが何もいない。
アゲハ類にはちょっと早かったかな、それともこの場所はダメかな・・などと思いながら歩いていると、目の前の空き地をたくさんのウスバシロが飛んでいる場所に行き当たった。
ウスバシロは先日も撮影したので、ほんとはカラスアゲハなどを狙っていたのだけど、はじめての場所なのでそう思い通りに行くわけがない。
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キャベツ畑のモンシロチョウ以上にウスバシロが飛んでいるので、とりあえずは飛翔狙いでひたすらシャッターを押す。
例によって、たくさんシャッターを押した割に使える写真は少なかったけど、誰もいない場所で次から次に飛んでくるウスバシロを待ちかまえて写真を撮るのは楽しかった。
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そのうち吸蜜するようになったので、道路を背景に撮影。
アスファルトの色はマクロレンズで撮るとこんな感じでとても不思議な感じになって面白い。
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もう一枚はハルジオンの花の中で吸蜜するシーンだが、ピンク色をしたハルジオンのつぼみと、カラスエンドウの赤紫が華やかさを添えてくれた。
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時々カラスアゲハが横切るものの、ツツジには見向きもせずに写真が撮れない。
車に帰った時に遠くのハルジオンに来ているアゲハを見かけて急いで近づくとジャコウアゲハだった。
ちょっとがっかりしたけど、後翅の赤が鮮やかだった。
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by dandara2 | 2009-05-03 22:02 | 飛翔 | Comments(14)