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2006年 08月 31日

今が旬のタテハ類

 今日はさわやかな一日、越冬するクジャクチョウやキベリタテハなどは今が旬、きれいなうちに十分撮影しておこういうことで長野に出かける。
 朝8時少し過ぎに出かけて、10時頃に目的地に着く。さすがに花も少なくなり、蝶の個体数も少ない。高原の蝶はそろそろ終わりのようだ。
 間伐材がつんである場所に数頭のタテハがいたが、モデルになってくれたのはエルタテハだった。
 思わず力が入って近寄りすぎたが、その分ファインダーいっぱいに広がって、ピントを合わせている間も迫力満点だった。
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 その後はたいしたものはいなかったが、ベニヒカゲがアザミで吸蜜しているのには驚いた。ベニヒカゲは後でタテハ類を撮影した草原にもまだたくさん飛んでいた。
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ヒョウモンチョウの多かったところにはまだくたびれたヒョウモンチョウがいくつも飛んでいる。マツムシソウに吸蜜に来ているがさすがにカメラを向ける気になれない。(と言いつつしっかり撮影していた)
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 何気なく見ていると、小刻みに飛んで笹の下に潜り込むのがいる。どうも産卵をしているようだ。
 俄然その気になって後をつけるが、ワレモコウを確認するとその近くの笹の間に潜り込んで産卵をする。
 姿を確認するのも難しいような草の間なのでピントを合わせるのがすごく難しい。それでもこんなチャンスは滅多にないので絶対ものにしようと追いかけると、何度か産卵してくれたので、いくつかはファインダーで産卵するところを確認することが出来た。
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 ふと横を見ると、ウラギンヒョウモンが似たような飛び方をしている。ひょっとしてこれも産卵!? と思って後をつけると案の定草の間に潜り込んで産卵をはじめた。
 こちらも写真を撮るのは難しい。3枚ほど写真を撮るとどこかに飛んでいってしまった。家で写真を確認すると両種とも不十分ながら何とか写っていた。
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 これが今日一番の収穫だろうと思うととてもうれしい。
 その後のんびり歩いていくと、ヒヨドリバナでアサギマダラが吸蜜していたので、飛翔写真に挑戦。
 花に飛んでくるところを狙って撮影すると何枚かはピントのあったのが撮れた。
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 その後明るい草原に出たので昼食を取りながら目の前のアザミに来るタテハ類を撮影する。
 シータテハがアザミで吸蜜していたので環境を入れて撮影する。開放的な環境でとても気持ちが良い。
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 ここにはクジャクチョウもいたが、今年は満足に写真を撮っていなかったので少し気合いを入れて撮影した。
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 ここまででキベリタテハ以外のタテハが撮影出来たので、キベリ狙いで車をおいておいたところに移動する。
 どうもキベリは御花畑は好きではないようだ。駐車場に着くと、案の定車の横に止まっている。近づくと逃げられたがしつこく後を追いかけると路上で吸水をはじめたのでゆっくりと、設定をいじりながら撮影してみる。
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 結局はたいした写真は撮れなかったがこれで目的としていたタテハは全て撮影出来、産卵シーンの撮影というおまけまで付いたので大満足で帰宅した。

by dandara2 | 2006-08-31 23:48 | 産卵 | Comments(34)
2006年 08月 30日

ギンイチモンジセセリ3化

 今日はキベリやクジャク、エルなどのタテハ類でも撮りに高原に行こうかと思っていたが、天気が思わしくないので、先日撮影出来なかった自宅前のギンイチモンジセセリを撮りに10時頃に出かける。
 出たとたんにぽつぽつと雨が降り出した。本降りになる前に何とか撮影をと思って河原を歩くと♂のギンイチが1頭現れてくれた。
 やったーこれで片が付くと思って近づくと、繁茂したクズの蔓が引っかかって色々な方向の草が揺れて飛び立ってしまう。
 しかし動きが鈍くすぐに止まる。近づくとまた草が揺れて逃げ出す。
 そんなことを繰り返すうちに、飛ぶことによって体が温まったのかだんだん飛ぶ距離が長くなり、とうとう1枚も撮影しないうちに逃げられてしまった。
 ガックリして河原を探すが他には1頭も現れなかった。非常に悔しい。
 雨はそれほど強くはならないので、何か撮影出来ないかと思って歩くと交尾しているモンシロチョウを発見、撮影する。
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 白い翅に露出が引きずられてアンダー気味になってしまった。この辺り露出補正が考えなくても出来るように練習の必要がありそうだ。
 ここではギンイチはだめそうなので、先日新しくギンイチを見かけてた場所に行ってみることにする。途中ヤマトシジミが交尾していた。今日は交尾個体に良くお目にかかる日だ。
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 目指す場所についてゆっくり歩いていると足元からギンイチが飛び出しすぐに止まった。
 場所はこんな感じで、右側は高速道路の関越、左側は畑で、その間の農道のススキに発生していた。
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 ほんの狭い場所だが突き当たりは小畦川になっていて、そこの河原にギンイチがいるので移動してきたものだろう。
 20年以上前に多摩川でギンイチの調査をした時も、河原から1Km以上離れた住宅地の空き地にギンイチが発生していて、きっと昔は一面のススキ原で、その時の依存的な発生地だろうと思ったが、今回も条件は違うが、河原から離れたところへ分布を広げる仕組みを見ているような気がして面白かった。
 ♀なので動きも鈍く良いモデルになってくれた。先日は♂がいたので他にもいないかと探してみるが見つからなかった。
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 小雨が降っているのでいても飛ばなくて見つからないのだろう。
 先ほどの♀が今度はエノコログサの葉に止まったので、再度撮影。お腹が大きくて重そうだ。たくさん卵を産んで子孫を残してもらいたいものだ。
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 雨が少し強くなったので家に帰ることにする。

by dandara2 | 2006-08-30 21:20 | 交尾 | Comments(10)
2006年 08月 27日

トンボ観察会

 埼玉県生態保護協会と鶴ヶ島の自然を守る会の共催でトンボ観察会が行われた。
 講師は生態保護協会の齋藤さん。若いけれどもなかなかの博識で楽しく観察が出来た。
 トンボの方は例年よりも数が少なかったが、コノシメトンボやマイコアカネなどこの地では珍しい種なども観察された。
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コノシメトンボ

普段は全く興味のないその他の昆虫についても色々知ることが出来て楽しかった。
 蝶の方は曇天でもあり、観察中はたいしたものは見られなかった。 唯一の収穫は、樹液に来ていたサトキマダラヒカゲの集団。
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 これだけの数が集まっているのはなかなか見られないので、観察会のメンバーも喜んでいたようだ。
 前日クロコノマのいたところを探してみたが今日は見られなかった。 代わりにルリタテハが広角接写によさげなポーズをしていたので撮影するが、またまた設定を間違えシャッター優先で撮影してしまった。
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 背景のボケはよいとしても、1/1600を何とかクリアーしようとカメラが頑張ってISOを上げたので、ノイズだらけの写真になってしまい、絞りは開放なのでかなり色収差のかかった甘い写真になってしまった(ここではシャープネスをかけたのでそれほどでもなくなっている)。
レンズとカメラの限界を知ることが出来たので良いと言えばいいのかな。

 観察会の終わった後、消化不良なので蝶の多い別ルートを少し歩いてみる。
畑のニラの花にはアカタテハが吸蜜に来ていた。ここでは結構珍しい部類にはいる。
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 同じくニラの花にはヒメアカタテハが来ていたが、こちらは常連客。たくさんの個体がキタテハと一緒に吸蜜していた。
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 ツマグロヒョウモンの♀も来ていたが、こちらが少し離れたところを飛ぶと、違うとわかっていてもメスアカムラサキかと思ってドキッとする。
 ニラの花の大きさでわかると思うが、前2種に比べてかなり大きいし写真写りの良い蝶だ。
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 キアゲハもゆっくり吸蜜してくれて写真が撮れた。カメラを向けたのは今年初めてかも知れない。
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by dandara2 | 2006-08-27 00:25 | 吸汁 | Comments(12)
2006年 08月 26日

自宅付近でクロコノマチョウ

 明日は所属する自然愛好会のトンボ観察会があるのだが、蝶についても何か聞かれそうなので、昨年目撃したコムラサキの確認をかねて、自宅から車で6.7分の観察会のルートを少し歩いてみた。
 雑木林のコナラの幹にはぽつぽつとサトキマダラヒカゲが止まっている。特に樹液が出ているわけでもないのに、あちこちの木に止まっていて不思議な感じがした。
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 足元からやや大型のジャノメが飛び出し少し先に止まった。見るとクロコノマチョウだ。
 この付近では多分初記録になると思うが、♀のようなのでこの後繁殖するかも知れない。
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 追いかけると少し飛んではすぐに止まるが、その際全くの土の場所よりも枯れ葉とか何かに止まるのが好きなようだ。
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 後はスジグロシロチョウとか、イチモンジセセリとかしかいなくて、期待したコムラサキは見ることが出来なかった。
 自宅前の小畦川にはクロコノマチョウの食草の一つであるジュズダマが、田の畦に少しまとまって生えているところがあり、近くには少し木も生えているので気になって見に行ってみた。
 結果はクロコノマはいなかったが、代わりにギンイチモンジセセリの3化が発生していた。
 まだ♂の発生初期なので全く止まらず、かろうじて1回シャッターを押すが・・またやってしまった。
 クロコノマの時にシャッタースピードを落としていたのを戻し忘れ手ぶれの写真になってしまった。
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 この辺は無意識にきちんと設定出来るように、練習をしておかなくてはだめそうだ。
 同じ場所にいたジャコウアゲハはゆったり飛ぶのでぶれなかった。
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 ここではヒメアカタテハも見つけた。このチョウが目につくようになると秋も近いなという感じになってしまう。
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by dandara2 | 2006-08-26 23:57 | Comments(16)
2006年 08月 24日

山梨のゴマシジミ

 先日「西久保田んぼへようこそ」の霧島緑さんがゴマの撮影に行った場所のうち、1ヶ所は知らない場所だったので、霧島緑さんにお願いして情報をいただき様子を見に行ってきた。
 最初に既知の場所に行くとすぐに♀のゴマシジミを見かける。時間が早いせいか不活発なので、広角接写で周囲の雰囲気を出してみた。
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 そのうち翅表を見せてくれたが、かなり黒っぽい個体だった。
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 もう1頭、かなり青い♂の個体と一瞬絡んだが、たった1枚写した写真はピンボケ+動体ブレ+葉かぶりの三重苦。
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VRレンズだからとISOを低く設定し、シャッタースピードを遅くしたのが間違いだった。やっぱり多少荒れても早いシャッターが切れるように設定し直そう。
 次に、教えてもらったポイントに行くが、なんと時々桃を買っている店の近くだった。それでまず桃を買いに行くが、今年は雨が多く、雨がかかった桃はお尻?の部分に黒い斑点が出来てしまい、味は変わらないのに商品価値が下がってしまうとのこと。
 味見に丸ごと1個くれたが、食べきれないくらい大きい。 家庭用だからそれで一向に差し支えないので1箱買うと、1500円で良いとのこと。さらにおまけに2個つけてくれた。とっても得した気分。
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 ポイントに着いてゴマシジミを探すが見つからない。そのうちネットを担いだ採集者が現れた。ガックリ来たが狭い場所なので取り合えず挨拶する。そのうちその人が1頭見つけて、そこにいますよと声をかけてくれた。
 翅の一部が欠けているけど翅を開いているという。止まっているところが良くわからないので聞き返すと、ネットの先で示してくれたがそのひょうしに飛んでいってしまった。
 いることはわかったので探すとさらに2.3頭見つけることが出来て、ワレモコウで吸蜜しているところを撮影することが出来た。
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 そのうち翅を開いたが、急斜面で近づくことが出来ない、さらに前翅の一部が切れてしまっているようだ。
 ここのもかなり黒っぽい個体だったが、ブルーの現れ方は最初の場所とは異なっているようだ。
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 その後キベリタテハを探しに行く途中で、以前から気になっていた林道に入ってみる。
 結果ははずれで、わずかにシータテハとヘリグロチャバネセセリを撮影出来ただけだった。
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 シータテハは斜面に止まっていたので見上げる感じでしか撮影出来なかったが、普段撮らないアングルなのでそれも良いかなという感じ。
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 ヘリグロチャバネセセリは比較的新鮮な♀だった。
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 キベリタテハは助手席の家内はいくつか見たらしいが私は全く見かけなかった。今年は不作の年かも知れない。
 貴重な情報を提供してくれた霧島緑さん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2006-08-24 23:22 | Comments(20)
2006年 08月 20日

八ヶ岳山麓のムモンアカシジミ

 今日は出かけるつもりがなく、朝のんびりしながら、明日・明後日と家内の甲府の実家を拠点にしてゴマシジミやツマグロキチョウ、ムモンアカシジミの撮影に出かけようかというと、生ゴミの日があるので泊まりはだめとのお言葉。
 ここから毎日出かけるのは大変なので、それらなら取りあえずムモンアカを狙いに今日これから出かけようということになり、時間を見ると10時過ぎ。
 先日いつもお邪魔しているブログにムモンアカの活動時間のことが出ていて、自分も意見を書いたのだが、それによると午後が活動時間らしい。
 今からならまだ間に合いそうだということで急遽八ヶ岳山麓にムモンアカを見に行くことにした。
 10時30分に家を出て高速を飛ばし、ポイントに着いたのが12時50分。車を止めてカメラの用意をしていると、先に外に出ていた家内が「あ、いるわ」とつぶやいた。
 あわてて見ると、車の横のシシウドに左後翅の尾錠突起が欠けてはいるが、きれいな個体が吸蜜していた。早速何枚か写真を撮り、やったーこれで目的達成と喜んだ。
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 その後周囲を見ると高い木の上で、何頭もの個体がスクランブルをしている。そしてその木の葉の上にも何頭かが止まっていて、時々下に吸蜜に降りてくる。
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 シシウドに止まったこの個体は、後翅が欠けていたが長いこと吸蜜して良いモデルになってくれた。
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 一段落して、SAで買ったおにぎりを食べながら木を見上げていると、また1頭シシウドに降りてきたので、近寄るときれいな個体で尾錠突起も完全だ、何枚も撮影する。
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 ふと遠くを見ると、別の個体が絡み合いながら木から下りてきて月見草に止まった。薮をかき分けながら近づくとかすかに翅を開きはじめた。
 「開翅」とつぶやいて取りあえずシャッターを押し、さらに近づこうとすると足に草のツルがからみついて動くに動けない。もがきながら近づいたとたんに飛び上がってしまった。
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 その後は活動も一段落してしまったので、交尾個体がいないかと探してみるが見つからない、ムモンアカが止まっている木を蹴飛ばしてみるが、パラパラと飛び立つものの交尾個体が降りてくるなどということもなく諦める。
 ♀の発生にはまだ早かったのかもしれない。

by dandara2 | 2006-08-20 21:43 | 吸蜜 | Comments(32)
2006年 08月 18日

軽井沢のミヤマカラスと東御市のベニヒカゲ

 台風の影響で天気が少し心配だが、長野は比較的良さそうなので、ベニヒカゲ狙いで東御市に出かける。
 その前に軽井沢に寄っていく。20年前にムモンアカの産卵を観察した場所の確認のためだ。
 木が育った以外は環境はそれほど変わっていないのでまだいるかも知れない。チラッと樹上をそれらしいのが飛ぶのは見えたが確認は出来なかった。
 軽井沢でのもう一つの目的は、ミヤマカラスアゲハの撮影。
 こちらは十分撮影出来た。いくつかの場所で集団吸水が見られたが、この写真ではミヤマカラス、カラス、オナガの3種が仲良く吸水している。
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 中に混じっていたカラスアゲハが飛び出して近くに止まったが、カラスアゲハはミヤマカラスアゲハに比べると若干地味な蝶という印象を持っていたが、この個体は全身に青緑色の鱗粉を散らしてかなり派手な感じだ。
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 個体数はミヤマカラスアゲハの方が多かったが、敏感でなかなか近づくことは出来なかった。ようやく新鮮な2頭の個体が吸水している写真を撮ることが出来た。
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 スジボソヤマキチョウも吸水に来ていたが、2頭が絡んだ瞬間きれいな翅表を見せてくれたのですかさず撮影、飛翔以外に♂の翅表を撮影できたのはかなり珍しいと思う。
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 ベニヒカゲのポイントに向かう路上にはキベリタテハが何頭か出迎えてくれたが、地色の小豆色がつぶれてしまった。この色は晴天の明るい日差しの元での方がきれいに出るようだ。
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 夢中で吸水していたので、広角にもチャレンジ。何とかシャッターを押した。
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 ベニヒカゲはそこそこの数が飛んでいたが、フウロの花が痛んだものが多く、たくさん撮った割には良いものが少なかった。
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 ここでも広角接写をするが、カメラが傾いて撮影したので背景が斜めになってしまった。少し修正したがそのおかげで画面がかなりカットされてしまった。ノーファインダーは難しい。
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ここは採集禁止の場所なので、採集者は見かけなかったが、飛翔写真にチャレンジしている方と、furuさんみたいにディフューザーをレンズにつけた人がいたが、声はかけなかった。
ブログで知り合いの方で、会ったことのない人だろうか。

by dandara2 | 2006-08-18 23:02 | 吸水 | Comments(20)
2006年 08月 17日

VRのテスト

 台風の影響で朝はかなり雨が降ったけど、日が射してきたので近くの公園にVRの効果を確かめに出かけた。
 もっと厳しい条件の結果が見たいと言うことだったので、それに適した被写体はないかと探すと、林の中の薄暗いところにサトキマダラヒカゲやルリタテハが吸汁に来ている。
 翅を開いて止まっているわけではなく、時々開くのでピントを合わせるのが難しかったが、ピンボケでも木肌がぶれていなければVRの効果を確かめるのには差し支えないだろう。
 以下にそれぞれの写真を載せてみるが、ネット用に画像の大きさを変更した以外はなんの処理も加えていない。絞り値はカタログ上はf2.8だが、レンズを繰り出すと若干暗くなり、f3.2になる。
 シャッタースピードが異なるのになぜ絞り値が同じかというと、シャッタースピード度優先で感度自動制御にしてあるので、絞り解放にしても光量不足の場合はISO感度が自動的に増えて適正露出にしようとするためだ。

 1/160では全く問題なかった。ただ、ISOが最高の1600に自動増感されてもまだ光量不足だったのか全体の写真は暗くなっている。
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ニコンD100:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF) :1/160,f3.2:ISO640

 1/60は9枚撮影したが手ぶれは1枚もなかった。このシャッタースピードなら、このくらいの接写の場合は全く問題なく撮影出来そうだ。
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1/60,f3.2

 1/30は3枚しか撮影しなかったが、若干像が甘いような気がするので、手ぶれがはいっているかもしれない。実際にはシャープネスをかければ全く問題なくなるだろう。
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1/30,f3.2

 もっと遅いシャッタースピードも試すべきだろうが、ここまで撮影したところで、また雨が降りはじめたので退散する。
 手ぶれは個人差があるので一概には言えないが、私の場合は1/30以上を心がければ何とかなりそうだ。
 旧マクロレンズでは1/30のシャッタースピードでの接写は論外で、撮影しても大半が使い物にならなかったからVRの効果は絶大だと思う。

by dandara2 | 2006-08-17 15:12 | Comments(6)
2006年 08月 13日

信州オフ会(2/2)

二日目の午前中はゴマシジミの撮影に出かける。
明るい段々畑の広がる気持ちの良い環境だ。朝露で濡れたあぜ道を歩くと、明るいブルーのゴマシジミが飛び出した。
朝8時だというのになかなか止まらない、後ろでは「オナガシジミ」という声がしたが、ゴマの方が気になって追いかけるが、そのうち見失ってしまった。
ゴマを探して歩いていると、オナガシジミが飛んできて、目の前のシダに止まった。ややすれているが取りあえず撮影。
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シダの葉脈の質感もばっちり出ていて、コントラスト、抜けとも良い感じだ。旧マクロレンズで不満に感じていた点が改善されている感じ。(絵をクリックして拡大してみてください)

その後ゴマもパラパラと現れるが、思うような写真が撮れない。Cさんと会ったので二人で探しながら歩いていると、横の草むらからサトキマダラヒカゲのような蝶が飛び出す。
「キマダラモドキ」と叫びながら追いかけると、ダケカンバか何かの幹に止まる。そっと近づいて撮影するが、今年撮りたかったキマダラモドキにこんなところでお目にかかれるとは思わなかった。
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他のメンバーも何人か撮影していたので今後楽しみな場所になった。
ゴマに関してはその後もたいした成果がなく、そろそろ集まる時間かなと思いながら引き返すと、メンバーが固まってなにやら撮影している。
ただの静止写真を撮っているにしては真剣な様子なので、「交尾ですか」と聞くとそうだという。
見るとワレモコウの花穂で交尾していた、Kさんが見つけたとのこと。
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喜んで撮影しているとカップルがしきりと動き始めてなかなか落ち着かない、そのうち交尾が離れてしまった。
交尾終了の直前には、交尾器をはずすためかかなり激しく動き回るようだ。貴重なシーンを目撃出来た。
交尾を終えた♀はその後近くの草むらのアカツメクサの花の上ででしばらく休んでいた。
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その後またKさんが交尾個体を見つける。目の前で交尾に至ったとか。発生地の環境はこんな感じ。
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交尾シーンをマクロでも撮影していて気がついたが、被写体が小さく、背景が離れている場合、フォーカスをはずす確率が旧マクロレンズよりも大きいような気がする。ボディーとの組み合わせの関係もあるからこのレンズの特性というわけではないかも知れないが、気をつけないといけない点だ。
この場合は、マニュアルで合わせるか、より近づく必要があるが、遠目で取りあえず押さえておこうという場合には時間的なゆとりがない場合もあるからつらい。

午後はタテハ狙いで別の場所に移動。そこはオオゴマシジミも見られるポイントなのだが、つくと車が何台も止まっていて、ネットを持った人がうろうろしている。
これではオオゴマは無理そうだ。タテハはコヒオドシ、エルタテハ、クジャクチョウ、各種ヒョウモンなどが見られたが、アサギマダラ、ヒメキマダラヒカゲ、キバネセセリがやたらと多かった。
これらが飛び回る様は蝶の楽園そのものだが、カメラを向けることは少なかった。
自宅に帰ってみるとタテハもほとんど撮影していなかった。考えてみると、関西勢の撮影の様子を眺めて、撮れたとか逃げられたとか一喜一憂していたようだ。
唯一気に入った写真は、ミドリヒョウモンの♀がヒヨドリバナに来ていたので、山を背景に広角で狙っていた時に♂が絡んできたのでとっさに撮影した数枚の写真。
1枚目は♂が飛んできたところ、ピンが甘いが、♀が腹部を上げて交尾拒否をする様子が良くわかる。
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2枚目は♂が戦闘機みたいに飛んでいて、ちょっと小さいのが残念だがお気に入りの写真になった。
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ここで関西勢とは別れることにする。
その後Cさんの案内で甲府市近辺のクロヒカゲモドキのポイントに案内してもらう。
残念ながらお目にかかることは出来なかったが、甲府の家からも近いのでそのうち撮影出来るだろう。
ここではスミナガシを撮影することが出来たが、夕方で、しかも暗い林の中なので証拠写真程度になってしまった。
f0031682_9421399.jpg
ニコンD100:1/125:f3.5:ストロボ使用:ISO640

VRの効果を見るため、ノンストロボ、手持ちで撮影してみる。
ただ、実用を考えてシャッタースピードは1/125にした。
暗いので、感度が自動的に上がっても修正しきれずにできあがった写真は暗い。
f0031682_204862.jpg
ニコンD100:1/125:f3.5:ISO640

全部で20枚撮影したが、ぶれているのは1枚もなかった。このシャッタースピードだと、1.2割はぶれる可能性がある。
次にはもっと遅いスピードで試してみよう。

2日間の信州オフ会は大人数にもかかわらず写真も十分撮れ、新しい人との交流も増えて楽しいものとなった。
色々ありがとうございました。

by dandara2 | 2006-08-13 09:33 | Comments(20)
2006年 08月 12日

信州オフ会(1/2)

今日は関西から蝶の写真仲間の「ノゾピー蝶観察・撮影の部屋」のNさん、「蝶にあそぶ」のMさん、「週刊?Ant's mama」のOさん、Sさんの4人が信州の蝶を撮影しに来るので、関東からも案内と親睦をかねて私と「自然を見つけに山歩き」のBさん、「あやはべる」のFさん、「フィールドノート」のTさん、「虫林花山の散歩道」のCさん、「西久保田んぼへようこそ」のKさんの計6人が参加した。
前日に甲府にまで来ていたので、4時30分にCさんに家の近くまで迎えに来てもらい、前日からビジネスホテルに泊まっているTさんを甲府駅に迎えに行き、Bさん、Fさんを迎えに集合場所へ。
帰省の渋滞を心配したが、ほとんど遅れることなく、仕事の都合で今晩現地に来る予定のKさんを除いた関東勢も無事集合完了、一路信州へ。
車を降りて歩き始めるとTさんがなにやら覗いている。見るとウラキンシジミだ。今年撮影したい蝶の一つなので喜んで撮影、ややすれてはいるもののモデルとしては十分だ。
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ふと近くを見ると、ウスイロオナガシジミが止まっている。こちらはややすれているが尾の長い特徴は良く現れていた。
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また、キバネセセリもたくさん見ることが出来た。数が多いとついつい粗略に扱いがちだが、その辺は心に言い聞かせながら撮影する。
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関西勢との集合場所に着くまでの間にオオゴマシジミも現れ、ヒヨドリバナで吸蜜をしてくれた。まだ新鮮でみんなで取り囲みながら撮影する。
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そのうち産卵をするオオゴマをBさんが見つけ、こちらも無事撮影。レンズの性能テストもしてみるが、前ボケ、後ボケもきれいで、ピントのあったところはシャープで良いレンズだ。
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インナーフォーカスの特徴でもある、近づくと焦点距離が変化してかなり近づかないと拡大出来ないということもなく、違和感なくマクロ撮影が出来た。さすが新設計のレンズだ。
フォーカスも素早く問題はないようだ。

関西勢も無事オオゴマを撮影出来ていたようで一安心。急な夕立に遭いながら次の目的であるミヤマシジミを撮影に行く。
発生のタイミングも良かったようで、個体数も多く♂がきれいな翅表を見せてくれた。
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吸蜜していた♀個体は後翅外縁のオレンジ斑の中のブルーの鱗粉がきれいだった。
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また産卵する♀も何頭かいて、産卵シーンも撮影することが出来た。
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この場所では少ないながらクロツバメシジミも見かけることが出来た。
最大の目標であるオオゴマシジミが撮影出来て、皆さん満足して初日の撮影を終了することが出来た。

by dandara2 | 2006-08-12 19:47 | 産卵 | Comments(28)