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カテゴリ:配偶行動( 104 )


2019年 09月 09日

小畔川便り(台風15号とその前の記録:2019/8/31、9/1)

昨夜(9/8)は台風15号が千葉に上陸し、関東を直撃した。

昨夜の3時から5時くらいはすごい風と雨で目が覚めた。

今朝は首都圏の交通網はズタズタで、JRの山手線などは動き出したのが午前10位とか。

自宅前の川を見ると、かなり増水していたけど、7時半の時点では富士山が雲の間に見えていた。

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川原に生えている樹が台風などの増水で流されると、下流の橋などに被害が出るということで、今月いっぱいで伐採されることになっている。
(下に写っているクレーン車がその作業用)。


自宅側のコスモスの咲いている所(写真のもう少し左側)にも伐採予定の木があって、昨日(8日)に様子を見に行ったらちょうど伐採されたところだった。

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伐採された木は土手の上にあげられていたので、今回の増水で流されることはなかった。


話は少しさかのぼって8月31日。

前日の30日は朝から小雨、その日の夜も雨。

朝には雨が上がっていたので、10時くらいから川原に様子を見に出かける。

川原に降りると、ツマグロヒョウモンやキタテハがキバナコスモスに吸蜜に来ていた。

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キアゲハも相変わらず元気に活動している。

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背景の木は伐採されてしまってもうない。
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この日はジャコウアゲハが数頭吸蜜に来ていた。

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ジャコウアゲハは伐採された木の間の薄暗い所が好きだったので、今後はどうなるだろう。
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ギンイチはオスが盛んにメスを探して飛び回っている。
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ヒメイワダレソウに吸蜜に来たオスは擦れてきている。

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メスは新鮮だけど産卵シーンは見ることができなかった。

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9月1日は、上流のギンイチの発生地に様子を見に行く。
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オスが2頭、メスも2頭を見つける。

オスの1頭はまだ新鮮、もう一頭は擦れ。

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メスは2頭とも擦れ始めていた。

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自宅前の川原よりは少し発生が早かった感じだ。


ヒメジャノメが何頭かいて、2頭が求愛行動をしていた。

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自宅前では、最近ヒメジャノメを見る機会が減ってきているので、喜んでカメラを向けるけど、草の間に潜るので撮影は難しかった。

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家内撮影


車に戻ると、駐車場でアカボシゴマダラが吸水をしていた。

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暑いし天気もすっきりしないので、なかなか出かける気になれない。



by dandara2 | 2019-09-09 19:31 | 配偶行動 | Comments(4)
2019年 09月 06日

小畔川便り(ギンイチ他の配偶行動:2019/8/27・29)

8月27日は薄曇り、9時半ころから自宅前の川原に行く。

川原に降りるとウラギンシジミが桑の木の葉でテリハリをしていた。

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下にはクズが繁茂していて、ウラナミシジミも飛び回っていた。

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ここではウラナミシジミはそれほど多くなくて、昨年の秋には別の場所にわざわざ撮影に行ったので、自宅前で今後も撮影できると嬉しい。

ギンイチの場所に行くと4,5頭が飛んでいる。

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一度は2頭が絡んだので、大急ぎでカメラを向ける。

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なんとか2頭が絡んでいるところが撮影できた。

チガヤに止まる個体も出てきた。

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新鮮なオスだ。

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撮影していたらメスも出てきた。

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これも新鮮な個体だ。

キバナコスモスには相変わらずキアゲハが吸蜜に来ている。

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アゲハも吸蜜に来ていた。

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オスは新鮮できれいだ。

メスはかなり黄色っぽい。

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28日は終日雨。

29日は午後から団地の個々の家の排水管の清掃があるので、その前に家事と買い物、昼食を済ませて、後は家内に任せて13時過ぎから川原に出る。

午後になった関係か蝶の姿は少ない。
アゲハもキアゲハも見かけない。

黒い蝶が飛んできたので近づいてみると、ナガサキアゲハの雌だった。

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キバナコスモスで吸蜜したけど、ナガサキアゲハがキバナコスモスに来たのは初めて撮影する。

南方ではハイビスカスとか、この辺だとヒガンバナとかの赤系の花に吸蜜に来るのは撮影したことがあるけど、黄色のコスモスに来るのは珍しいような気がする。


モンキチョウのメスがキバナコスモスで吸蜜していて、それにオスが求愛に来ていた。

結構長いこと求愛していたので、かなりの枚数の写真が撮れた。

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いつものように必ず雌の前に出て、発香鱗のにおいをメスに送っている。

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メスは尾部を上げて交尾を拒否していて、結局オスはあきらめた。
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家に帰る途中で、ヤマトシジミが交尾しているのを見つける。

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普通種だけど交尾シーンは少ないので喜んで撮影する。

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配偶行動がたくさんとれて、なんとなく充実した感じだった。




by dandara2 | 2019-09-06 06:27 | 配偶行動 | Comments(6)
2019年 08月 01日

高山の蝶たち-2(ミヤマモンキチョウとタテハ達:2019/7/26)

7月26日、ミヤマシロチョウ以外に撮影した蝶たちです。

ミヤマシロのポイントに着く前、ヒョウモンチョウがフウロの花に止まっていた。

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近くではウラギンヒョウモンも吸蜜している。

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ここは標高2000m。
近くの発生地で観察した限りでは、7月中旬に発生して8月中旬には産卵を始める。
移動も夏眠もしないようだ。
ここのはヤマウラギンと判断している。


自宅近くの発生地は標高40m、6月中旬の発生。
夏眠に入るのかすぐに姿が見えなくなる。
サトウラギンと判断していいと思う。

両種の区別にはこういった生活史的な面も細かに観察しておく必要があると思うけど、年に数回しか来ないのでは細かなことがわからない。

ここのところは裏面の斑紋を観察して、サトウラギンとヤマウラギンの違いを見ているけど、図鑑などの区別点とは違った点で、なんとかわかるようになってきたような気がする。

もっともヤマウラギンの確証がないから、たぶんそうだろう位しか言えないけど。

フタスジチョウも吸蜜していた。

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花の名前が、調べてみたけどよくわからない。

この前はヒオドシチョウがかなりいた場所には、代わってエルタテハの姿が見えた。

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写真をよく見るとストローを出して吸汁しているようだ。

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岩に止まった個体もストローを出している。

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ギンボシヒョウモンもいた。

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ミヤマシロチョウを撮影して帰る時にはコヒョウモンも出てきてくれた。

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今年はこの1個体だけだった。


その後ミヤマモンキチョウの場所に行く。

着くころには雲が多くなってきた。

諏訪のHさんがいらしていてご挨拶をする。
聞くと朝からこんな感じで雲が多く、時々日が射す程度だという。

話をしながらふと見るとミヤマモンキチョウが葉の間に止まっている。
少し距離があるので、今日試しに持ってきた1V2+70-300のセットで撮影する。

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ところがセッティングを間違えたのか、ダイヤルが勝手に回ってしまったのか(これがよくある)、絞りがf13、シャッタースピードが1/250

全く気がつかずにこの日はこの設定で撮影してしまった。

距離があったからほとんどは望遠(35㎜換算810mm)での撮影。
結果はもちろん悲惨。

以下そのセットでの結果。

クロマメノキでの吸蜜。

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吸蜜しているところに他のオスが飛んできた。

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シャッタースピードがもう少し速ければちょっとはましな写真になっただろうに残念。


以下はD500+70-200での撮影。

そこにいた方たちが騒いでいるので行くと、ミヤマモンキの雌にオスが絡んでいる。

遠かったので思いっきりトリミング。

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こちらは1V2で撮影していた個体が、吸蜜後飛び立ったところをたまたまカメラを替えて撮影していた。

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雲行きが怪しくなってきたので、そこにいた皆さんに挨拶してコヒョウモンモドキの場所に移動。

着くころには雨が降ってきた。

傘を差しながら探して、ようやく1頭だけFarfallaさんが見つけてくれて撮影。

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ヒョウモンチョウも吸蜜していた。

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この後土砂降りになってきたので撤収した。

Farfallaさん、ありがとうございました。




by dandara2 | 2019-08-01 17:37 | 配偶行動 | Comments(10)
2019年 06月 20日

小畔川便り(オオミドリシジミのテリハリ場所:2019/613.14)

6月13日、晴れで風はない。
朝はやや気温が低いが最高気温は25℃くらいか。

孫を学校に送り出してすぐにミドリシジミの場所に行ってみるけど、まだ日が当たっていなくてミドリシジミの姿もなかった。

オオミドリシジミのテリハリ場所を探そうと歩き始めて、今までのテリハリ場所の近くまで行ったときに、雑木林の中に日の当たっている場所があるのが目に留まって、まだ距離があったけどそこを注意してみると何かがキラッと光った。

あっいたなと思って急いで近づくと、オオミドリシジミが飛び回っていて、そのうち下草に止まって翅を開いた。

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急いで撮影するとすぐに近くの葉の上に上がってしまった。

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それでも様子を見ていると、時々降りてきて下草で開翅する。

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角度が悪いし新鮮ではないのできれいには光ってくれないけど、やっと見つけたと思うと嬉しい。

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家内撮影


一回だけ良い向きに止まってくれたので、なんとか輝く翅表を撮ることができた。

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見つけてから10分もすると光が動いて下草にはあまり来なくなって、頭の上で開翅するようになった。

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細い木に止まった時に、枝をたわめて家内に撮影してもらう。

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家内撮影


その後ミドリシジミの様子を見に移動すると、途中で家内が羽化直後のスジグロシロチョウを見つけた。

そのすぐ下には蛹の殻も残っていた。

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私はなんにも気がつかずに通り過ぎていたので、良く見つけたなと感心してしまった。


ミドリシジミはハンノキのすぐ近くの葉に止まっていた。

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家内撮影


後ろに下がれないので大きく写ってしまったけど、ここに来ればほぼ確実に撮影できるということがわかってうれしい。
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翌14日はオオミドリの場所が何時頃から日が当たるのか、どの位置で待つのがいいのかを確認するために、孫を送り出してから直接この場所に行った。

ところがこの日は雲が多く、ポイントに着いた時には日が当たっていなかった。
当然オオミドリの姿もない。

それでも影の様子から、日の当たるだろう場所を確認したり、どの位置に立ったら蝶の動きを妨げずにカメラを構えられるかを確認したりする。

我々は蝶にとっては立木と同じ障害物に見えるだろうから、そこに立つことによってテリハリする位置が変わってしまうかもしれない。

それでどれくらい離れれば蝶に影響を与えないか、それでいて止まった時にすぐに近づける位置はどこか、当然止まった時には前からカメラを構えたいしとか、前日にテリハリした位置を思い出しながら日が当たるのを待った。

ようやく日が射して、数分もしないうちにオオミドリが降りてきた。

ほぼ予想した位置に止まってくれたけど、草の向きが前日とは少し違っていて、少し回り込まなければならなくなっていた。

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止まった位置から私は左側、家内は右側にいたけど、家内の方からは翅が全面に輝いていた。

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家内撮影


30秒くらいで飛んでしまったけど、この日はこれが唯一のシャッターチャンスで、すぐに日が陰ってしまって、前日確認しておいた日が当たる時間を過ぎてしまった。

それでも、良い場所が見つかったので、来年はもう少し良い写真が撮れるかな、枝が張り出さなければ良いなと思いながらミドリシジミの場所に移動した。

ミドリシジミは昨日と同じ木に止まっていたけど、よく見るとストローを伸ばしてアブラムシの排泄した汁を吸っているようだ。

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家内撮影

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家内撮影


車に戻る途中で傷んだウラナミアカシジミが降りてきて目の前に止まった。
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家内撮影


今年はもう終わったと思っていたので喜んで撮影。

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家内撮影


過去の写真を見ると、この場所で7月に撮影したこともあるけど、それでも遅い記録だ。





by dandara2 | 2019-06-20 09:44 | 配偶行動 | Comments(2)
2019年 06月 05日

小畔川便り(ゼフ以外の蝶の行動:2019/5/29)

5月29日に、アカシジミなどを撮影した場所では、アカボシゴマダラが多く見られた。

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樹液の出ている場所は、この時期スズメバチ類が来ていることも多い。

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アカボシゴマダラは体の割に気が弱いのか、遠巻きにして様子を見ていた。

メスと思われる個体が葉の上に止まっていた。

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周囲を見ると何頭かのアカボシゴマダラが飛んでいたので、オスがやってくるだろうと思ってカメラを構えていると、期待した通りにオスが求愛に来た。
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家内撮影


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オスはメスの横に並ぼうとするけど、メスは翅を開いて拒否している。


少し小ぶりな個体もいて葉の上でじっとしていたけど、その個体にもオスが求愛に来た。

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別のオスも飛んできたけど、このオスは後翅亜外縁の斑紋に少し赤の入ったタイプだった。

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ふと見るとスジグロシロチョウが交尾をしている。

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家内撮影


落ち着きがなくて近づくとすぐに飛び立つ。

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あまり長い距離は飛ばないので、追いかけて交尾飛翔を撮影することにした。

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草の中を追いかけたら、足元に伐採した木の太い幹が隠れていて、危うくカメラごと倒れるところだった。

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スミレの群落があるところでは、ツマグロヒョウモンのメスが来ていて産卵をしていた。

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この日は風が強くて、自宅を出るときにはどうかなと思ったけど、林の中ではそれほどでもなく、かえってゼフィルス類が下草に降りてきていて色々な撮影が出来た日だった。



by dandara2 | 2019-06-05 17:32 | 配偶行動 | Comments(6)
2019年 05月 29日

ウラゴマダラシジミの初見とゴマダラチョウの誤求愛(2019/5/19.23)

5月19日のクモガタヒョウモン撮影の後、自宅に帰ろうと思っていたけど、ふと思いついてウラゴマダラシジミの様子を見に行くことにした。

15日にも様子を見に行ったのだけど、その時はイボタの花は咲いていなくて蕾もまだ固そうで、ダイミョウセセリが止まっただけだった。

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この日ポイントに行って、いつもウラゴマダラシジミの多い場所に行くと、すぐに一頭が飛び出してあまり飛ばずに近くにイボタの葉に止まった。

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発生していたかと思ってカメラを向ける。

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家内撮影


ある程度撮影したので、飛び立つところを撮影することにする。

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この個体は遠くには飛ばずに、その後も良いモデルになってくれた。

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家内撮影


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後で撮影した写真を見ると口吻を伸ばしているようだ。

ムラサキシジミやムラサキツバメ同様、アブラムシかキジラミの排泄した汁を吸っているのだろうか。

帰りがけにアサマイチモンジが出てきた。

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23日はそろそろ数も増えたかなと思って10時過ぎに出かける。

ただこの日は気温が高く、孫を学校に出し、家事を終えてからの時間では開翅は期待できそうもなかった。

歩き始めるとすぐに羽化間もないと思われる個体が出迎えてくれた。

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家内撮影


お腹もぼてっと大きくメスかなと思わせる個体だ。

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ほとんど動かないので無理やり飛ばしてみる。

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翅表の色合いからはオスのようだ。

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この日は発生場所をいろいろと歩き回ってみた。
この前に比べると個体数もだいぶ多い。

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このポヤポヤっとした白いものはアブラムシの一種かな。

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まだメスは出ていないようだった。

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ここでも葉の表で口吻を伸ばしている個体を見つける。

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家内撮影


過去のストックを見てみるけど、吸汁している写真はなかったので、少ないのか気がつかなかったかのどっちかかな。

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家内撮影


ゴマダラチョウやアカボシゴマダラもたくさんいたけど、樹液の出ている樹がなくて、飛び回るばかりで撮影できない。

戻ろうとしてふと見ると、メスを探していたゴマダラチョウがふっと何かを見つけたような仕草で飛んだので、見るとアカボシゴマダラが止まっていた。

葉の間に飛び込んでしばらく出てこないので、もしかして求愛行動をしているかなと思って急いでその場所に行く。

葉陰で全体はよく見えないけど、とにかくシャッターを押す。

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羽化直後なのか、メスなのかあまり動かないアカボシゴマダラの周りをゴマダラのオスがせわしなく動き回っている。
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家内撮影



3分位そんなことをしていたけど、結局諦めて飛び去った。



by dandara2 | 2019-05-29 17:45 | 配偶行動 | Comments(8)
2019年 05月 22日

オオルリシジミ

5月16日は "里山便り" のphotobikersさんとオオルリシジミの撮影に行ってきた。

現地に着くと、すぐにphotobikersさんが、草むらに止まるオオルリシジミのメスを見つけてくれた。

きれいに開翅していてくれたので、幸先が良いなと思って喜んで撮影する。

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個体数はあまり多くはなかったけど、蝶の集まる一角があってそこでいろいろなシーンを撮影することができた。

少し羽化不全の感じのメスがいて、そこにオスが求愛に来た。

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メスは嫌がって小飛し、イネ科の花穂に止まると、そこにもオスが飛んできて求愛をする。

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2頭のオスが絡んで求愛する様子は、この春撮影したギンイチの求愛を思い出した。

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撮影を終えてちょっと歩くと目の前で何かに絡むオスが見えた。

どうも羽化不全の個体に絡んでいるようだ。

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少しがっかりだけど、一応記録しておこうとカメラを向ける。

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他のオスも飛んできて絡んだ。

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なんだか翅が少し伸びてきたような気がして、もしかして羽化直 ? と驚く。

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後で写真をよく見るとオスのように見えるが、この時には気がつかなかった。

最初に見つけてから2分、かなり翅が伸びてきた。

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そのうちオスがあきらめてこの個体から離れた。

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あれ、交尾しないの ? と疑問に思って、この時点でもしかしたらオスなのかなという気がしたけど、翅を開かないので確かめようがない。


産卵するメスもいた。

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一頭が吸蜜してくれた。

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とりあえず撮影できて、一息ついてふと目の前を見るとミヤマチャバネセセリが止まっていた。

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今年は自宅前のチガヤ・ススキ群落の様子が変わってしまって、ミヤマチャバネセセリのテリハリが見られなくなってしまったので喜んで撮影する。

その後移動してヒメシロチョウのポイントに行った。

ヒメシロチョウは数頭が飛んでいるけど、止まる気配がない。

なんとか証拠だけでもと思っていると、ようやく一頭がホタルカズラで吸蜜してくれた。

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ホタルカズラで吸蜜する蝶は初めて撮影した。

とりあえずここでの目的種は撮影できたので移動することにする。




by dandara2 | 2019-05-22 05:36 | 配偶行動 | Comments(10)
2019年 05月 02日

小畔川便り(ギンイチ求愛:2019/4/22.27)

22日は晴れて東京は夏日になったようだ。

10時くらいから自宅前の川原に出る。

気温が高くオスは活発に飛んでいるので、メスを見つけて撮影することにする。

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撮影していたらオスが絡んできた。

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最初に飛んできたオスはメスの向こう側で尾端を曲げて交尾しようとしている。

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それを嫌がったのか、飛んできたオスに驚いたのかメスは逃げ出した。
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交尾しようとしていたオスは茫然とそこに残されてしまった感じ。

タンポポで吸蜜するオスを見つける。

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このオスはオオイヌノフグリでも吸蜜を繰り返してよいモデルになってくれた。

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その後もメスを探して撮影する。

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枝に止まったメスの所をオスが通って行った。

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前後の写真を確認すると、特に絡んだり近づいたりした様子はなかったので、止まっているメスに気がつかずに通り過ぎて行ったようだ。
そういえばオスの首の向きも前を向いている。

よく見る光景だけど、その様子を撮影できたのは貴重な感じがする。

23日は貴重な晴れで新潟に行くけど、その後は天気が悪い。

27日になってようやく雨が上がった。

気温は低くて薄日だけど草も乾いてきたようなので11時頃に川原に出る。

ヒメウラナミジャノメが数頭飛び出す。

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25日にも見掛けたけど撮影するのはこの日が初めて。
眼状紋が小さくて、翅の色も白っぽいきれいな個体だ。

ギンイチは飛んではいないけど、草の間を歩くとオスが飛び出してすぐに止まる。

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擦れてきているのが残念だけど、この日はオスをじっくり撮ることができた。

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飛び出すところも撮ったけど、なんか嫌われてしまった感じ。
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5月1日で元号が平成から令和に変わった。
平成の最後がギフの写真、令和の最初がギンイチモンジセセリの写真と、それぞれ好きな蝶の写真で飾れてうれしい。



by dandara2 | 2019-05-02 06:04 | 配偶行動 | Comments(4)
2019年 03月 31日

山頂のギフ(2019/3/27)

3月27日は再度ギフチョウの撮影に行く。

山頂に行くか、峠側に行くか迷ったけど、この時期、山頂でしか撮れないシーンが気になったので山頂の方に行くことにした。

山頂でしか撮れないシーンの一番目は山を背景にした飛翔シーン。

これを狙って毎年出かけているけど、満足いくシーンは撮れていない。

9時少し過ぎに山頂について、山頂にいた方に挨拶をして少し待つと、ギフが飛んできて地面に止まった。

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すぐに飛んでしまったけど、ストローが伸びているので吸水でもしようとしたのだろうか。

これで証拠写真は撮れたなと少し気楽になるけど、その後全く飛んでこない。

待つこと40分、オスがベンチに止まっただけ。

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良く出てきてくれたのはギフではなくキアゲハだった。
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後翅にきれいなオレンジの入った個体だった。
こういった個体は手元のストックにはなかったけど、珍しいんだろうか。

結局、山頂での飛翔写真はこのキアゲハがお相手をしてくれた。

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予定では、キアゲハではなくてギフチョウがここに入る感じだったんだけど。

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もっともギフチョウだとみんなが寄ってきてこんなシーンは撮れなかったかもしれない。



山頂でしか撮れないシーンの二番目は山頂での配偶行動。

保育社の生態図鑑によれば、

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♂は山頂占有性を示す・・・交尾は♀の発生直後に行われることが多いが、発生地から離れた山頂で交尾する例や・・・もある。

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とあって、前から気になっていたけど、ここでメスの姿は見たことがなかった。

ほんとにメスが交尾相手を求めて山頂までくるのかなと思っていたけど、今年" 茨城蝶游記 " の ibatyou さんがこの山頂で交尾を撮影された。


自分で確認するには、確率は低いけど行ってみなければ始まらない。


ひたすら待って、ベンチに止まってからさらに40分後、また一頭飛んできて枯れ葉の上に止まる。

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すぐに飛んでしまって証拠写真だけしか撮れなかったけど、後で見てみたらなんとメス。
この時は全く気がつかなかった。

その後また姿が見えなくなったので、少し下ったスミレの咲いている場所に様子を見に行く。

さっきのメスを撮影してから20分後。山頂で人の動く気配がしたので見ると、1頭のギフが山頂からこちらに向かって降りてくる。

そっと追いかけると、少し離れたスミレに止まった。

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急いで撮影するけど、短い時間で飛んでしまった。
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後で確認するとこれもメス。

後翅の斑紋を比較すると山頂で撮影したメスと同一個体のようだ。

飛び去る寸前の写真を見ると、未交尾のメスだった。

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上の写真の拡大

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交尾嚢がついていないので、未交尾だということがわかる。

これで未交尾のメスが交尾相手を求めて山頂にやってくるということが、自分の目で確かめることができた。

もっともその場ではそんな認識はなくて、今年は個体数が少ないな、これでは配偶行動の観察は無理かなという感じしかなかった。
もっと自分の目的をしっかり認識して、ファインダーの中でそのことを確認するようにしないとだめだな。

その後もしばらく待つけどギフの姿はない。
山頂におられる皆さんも手持無沙汰の様子。

この日は山頂である程度撮影出来たら、山麓の様子も見ようと思っていたので12時少し前に下山する。

この時は山頂にメスが来たという認識はなかったので、予定にしたがってさっさと降りてしまったけど、あのメスはまた山頂に来たのかな。
もしかして配偶行動をしたりして…

まあ、何かあっても、撮影できないのは自分の判断の結果だから仕方ないか。

下山途中ではスミレで吸蜜するオスを撮影できた。

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山麓では2,3頭のギフが出てきたとのことだったけど、きちんと撮れた人はあまりいなかったようだ。
これから数日後が良い感じになりそう。








by dandara2 | 2019-03-31 07:47 | 配偶行動 | Comments(10)
2019年 02月 27日

小畔川便り(魚露目の確認とベニシジミの配偶行動:2019/2/23.24)

2月23日は晴れで気温は13℃位、北風が非常に強い。
午後から用事があるので、11時から30分だけ川原を歩く。

モンキチョウのメスが止まったので、魚露目の描写を確認するために、ニコン1J5+1ニッコール10-30の広角とオリンパスTG-4+魚露目で、蝶の大きさが同じくらいになるようにして撮影してみる。
絞りは両方ともf6.3

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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オリンパスTG-4+魚露目


やはり背景の写り方がずいぶん違う。

魚露目の描写も思ったほどには悪くないようで、これなら必要に応じて使い分けるのもいいかなという気がする。

ベニシジミも出てきてくれた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


草が混みあった間から魚露目の先を出して撮影。

f0031682_15490123.jpg
オリンパスTG-4+魚露目


他のカメラでは近づく前に飛ばれてしまうような状況だ。

オープンな場所では楽なようだけど、近づく前に逃げられることも多い。

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オリンパスTG-4+魚露目


そっと近づいて、シャッターを押すのも結構大変。


24日は晴れで気温は12℃位.
風は弱いけど、太陽の位置には薄い雲がかかってなんとなく肌寒い。

傷んだキタテハが出てきたので、魚露目で近づく。

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オリンパスTG-4+魚露目


キタテハはなかなか2㎝くらいまでは近寄らせてくれないので、気配を消して近づく練習にはちょうど良い。

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オリンパスTG-4+魚露目


ベニシジミも出てきた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ここにきてようやく安定したモデルになってくれるようになって来た。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


空が抜ける位置に止まってくれたので、魚露目で撮影後、飛び立ちも撮影。
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オリンパスTG-4+魚露目

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ニコン1V3 1ニッコール10-30

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ニコン1V3 1ニッコール10-30

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ニコン1V3 1ニッコール10-30

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ニコン1V3 1ニッコール10-30


家内が、ベニシジミが草の間から這い出してきたというので、羽化直かなと思って撮影しようと思うけど、草の中にいて周囲が邪魔で普通のレンズでは撮れない。

魚露目でと思うけど、羽化直の個体の新鮮さを出すのには描写力がちょっと不安だったし、背景がただの草のかたまりでは面白くない。

それで1V3の10-30のレンズを30側(35㎜換算81mm)にして草の間に割り込ませて撮影。

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ニコン1V3 1ニッコール10-30


距離がとれないからアップになってしまったし、草の中なので邪魔なものがいくつか写ってしまったけど、色々考えて選択したカメラとレンズのセットで、一応ちゃんと撮れたので何となく満足。

目の前にメスを追いかけてオスが飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


オスがメスに追いついてメスも止まったので交尾するかなと思ったけど、メスがまた動き出して結局交尾は成立しなかった。
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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


青紋のきれいな個体がいた。

f0031682_15484304.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


魚露目でも撮るけど、カメラの影が入ってしまった。
レンズの位置は上の写真の逆八の字の葉の間の新芽の先端近く。

f0031682_15484247.jpg
オリンパスTG-4+魚露目


太陽を背にして翅を開くことが多いので、どうしても影が入りやすくなってしまう。



by dandara2 | 2019-02-27 16:08 | 配偶行動 | Comments(2)