2006年 10月 04日
今日は勤務先の学校の創立記念日でお休み。 湘南でモンキ・ナガサキを狙おうと思っていたが天気が悪い。 仕方なく自宅付近を散歩してみた。いつもは1時間くらいしか時間がないことが多いが今日はゆっくりと散歩する。 自宅前の川の土手を歩いていると、ツマグロヒョウモンの♂がコスモスに吸蜜に来ている。これは広角接写の出番ということで早速撮影。 今年の春、このレンズを買って広角接写をはじめた時ほどの感動はないが、写真としては全て初めてのシーンになるのでそれなりに満足。 ![]() でも基本的にはマクロ系の方が好きかな(ちなみにこれは家内の写真です)。 ![]() ♀の方は、コスモス、キクイモなどで吸蜜していたが、キツネノマゴに執着して吸蜜している個体がいた。他にも花は咲いているのでこんな小さな花に執着する理由がわからないが、たくさん咲いていたのでこれにタテハモドキが北上してきて吸蜜する時代が来るのかななんて思いながら撮影した。 ![]() 河原の所々には彼岸花が咲いていて、まだそれなりにきれいなものもあるのだがここには黒系アゲハはほとんど見られない。 今日湘南に行けなかったので、ヒガンバナと黒系アゲハの組み合わせは今シーズンは撮影出来ないことになりそうだ。 残念に思いながらヒガンバナを見ていると1頭の♀のキアゲハが吸蜜に来た。急いで近づくと♂が求愛に来たが、どこにいたのかと思うように次から次に飛来してとうとう4頭のキアゲハが入り乱れて飛び始めた。 ![]() 急いで撮影するが、こんな時オートフォーカスだとピントが合わず苦労するが、新しいレンズはフォーカスリングを回すだけで瞬時にマニュアルフォーカスに移行出来るので、ファインダーで追跡しながらピントを合わせることが出来た。 ![]() ただ、秒3コマの撮影間隔はこんな時にはいかにも間が抜けている。ニコンから新しくD80が出て、値段の割に色々な面で1年前に出たD200と同じか、それを上回る性能があるらしいが、今ひとつ触手が動かないのはこの撮影間隔にある。 次に買うとしたら秒5コマのD200かそれの後継機かな。 ![]()
by dandara2
| 2006-10-04 18:50
| 配偶行動
|
Comments(14)
飛んでいる蝶を4頭も同一画面に写すとは、なかなかチャンスはないし、あったとしても写すことができないものです。しかも4頭ともピントが合っている。すばらしい出来です。新しいレンズというのはニコンの手ぶれ補正105ミリマクロでしょうか。
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![]()
cactussさん、ありがとうございます。
レンズはおっしゃる通りのVRマイクロニッコール105ミリです。 私の場合は多少の粒状性の荒れ(デジタルではノイズと言うのかな)は覚悟でISOを上げています(ISO640)。 それで今回のような場合でも何とかピントが合い、動体ブレを防いでいます。(1/1000、f6.3) このノイズを避けるために低感度で撮られる方もいますが、その辺は好みの別れるところだと思います。
ツマグロとコスモスの取り合わせ、関東でももう、当たり前の光景になりましたね。
この組合せでは個人的に♂の方がしっくりくるように思います。♀は落ち着いた色合いの キツネノゴマ(マゴ?)との組合せがお似合いかな? 4頭のキアゲハ絡み、躍動感があります。小生、せいぜい2頭がやっと。4頭ともなると 迫力が出ますね。 ![]()
fanseabさん、ご指摘ありがとうございます。
正しくはキツネノマゴのようですね(キツネノマゴ科)。 最初花の名前を確認するためにキツネノゴマで検索したらいくつもヒットしたのでこちらが正しいものと思いこんでしまいました。 この時のキアゲハは最初2頭が絡んだので写真を撮り始めると、次々と飛来してしかも雌がゆっくり同じ場所にいてくれたので良い写真が撮れました。 最初はシャッタースピードを1/320で撮っていたのですが、ハッと気がついて1/1000に設定し直してようやく事なきを得たものです。1/320ではやはりぶれていて使い物になりませんでした。
背景が写し込まれていて、その上コスモスとツマグロヒョウモンが美しい1枚目のような写真は憧れます。
赤い彼岸花と複数のキアゲハ飛翔!何時の日にか私も写してみたいシーンですが、彼岸花は無理ですし、複数の蝶にピントを合わせた飛翔写真はもっと難しいです。 彼岸花とコスモスは季節を感じますね~♪
ダンダラさん、写真のことは良く判りませんが、4頭ものキアゲハに全部ピントが合うのが私には、理解できません・・・そのうちにゆっくり教えてください・・・こんなことをコメントしたら恥ずかしいけれども素人の戯言なので、お許しあれ・・・。素晴らしい写真だと言うことは私にも理解できます。
![]()
このキアゲハの4頭飛翔は躍動感に溢れていて圧巻です。
どうも私の写真は静止シーンが多くていけません。 キツネノ「マゴ」「ゴマ」、いつも私も間違えます。 ネットで検索すると、いずれの名前でもかなりの数がヒットするので、皆さんそれなりに間違えているようです。(笑) 昨年、自宅から数キロ南の地点でタテハモドキの目撃情報があったのですが、まだ自分の目で自宅の近所では確認したことはありません。温暖化が進むと頻繁にやってくるようになるのかなぁ。 ![]()
たにつちさんの所にも書いたのですが、飛んでる蝶が4頭もひとつの画面に収まっていることが凄いです。
撮影中にSSを上げられたそうですが、流石です。私だったら、多分SS1/125くらいで撮っていてぶれまくっていたことでしょう! ![]()
Noreenさん、家内も1枚目のような環境と花と蝶が写しこまれいてる写真が好みのようです。
私は昔から慣れ親しんだマクロの画面に引かれてしまいます もともと蝶の行動の方に興味があるので、何をしているのかを表現した写真が好きです。 でもこういった写真もうまく撮ると迫力が出るので、チャンスがあれば撮るようにはしていますが。 ![]()
cochoensisさん、ありがとうございます。
今回の写真は特にこれといった技術があるわけではありませんが、強いて言えばシャッターを押しっぱなしにしながら、移動する蝶にピントが合うようにフォーカスを合わせていったことでしょうか。 今までは、マニュアルフォーカスに変えるのにボディやレンズのボタンを押してからでないと切り替わらないので、とっさの場合には使い物になりませんでした。 今回のレンズはオートフォカスで取りあえずピントを合わせてから、フォーカスリングを回すとそのままマニュアルフォーカスに切り替わるので、このような場合には大変使い勝手が良いです。 その意味で、今回の写真はこのレンズでなければ撮れなかったかも知れません。 あと、シャッターボタンを戻してしまうとまたフォーカスし直すので、その間に逃げられますから、シャッター押しっぱなしでひたすら撮りまくるのがこつと言えばこつでしょうか。 ![]()
kenkenさん、私は逆にkenkenさんのようなしっとり落ち着いた画面はなかなか難しいと感じています。
標本を集めでじっくり眺めるといった経験がほとんどなかったからかも知れません。 とにかく目の前で生きている蝶をそのままに写真に残したいとはじめた趣味ですから。 キツネノマゴはわかりにくいですね。言葉の由来が想像しにくいです。 タテハモドキ、今後はどうなるんでしょうか、興味あります。アカボシゴマダラは数年でわが家近くでも見られると踏んでいるのですが、こちらも興味あります。 ![]()
愛野緑さん、最初は1頭の♀でしたけど、ファインダーの中へ1頭また1頭と♂が飛び込んで来るのはなかなか興奮ものでした。
シャッタースピードと絞りの関係はもろに個人の好みが出てきますね。 いつもはこれらの設定を忘れて失敗するのですが、今回は珍しく途中で気がつきました。 ![]()
ダンダラさん ツマグロ♂の広角、構図もいいしコスモスの色と蝶の色がマッチしていいですね。
4頭のキアゲハの飛翔とヒガンバナ、1頭の飛翔でも綺麗に撮るのはなかなかなのに、こんな華やかな絵になってて素晴らしいです☆ ![]()
miyagiさん、ありがとうございます。
広角は構図が単調になりがちなので、その場の雰囲気を表すものなどが配置できると良いと思っています。 キアゲハは偶然の結果ですが、おっしゃるように華やかになって、キアゲハのような普通種でも良い写真になりました。 |
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