2020年 01月 31日

小畔川便り(ウラギンシジミの死亡:2020/1/23.29)

1月23日は晴れで気温は12℃くらい。ただ北風が強い。
モンキチョウの様子を見に行くけど、風が強くて何も飛んでいないので、諦めて自宅前の公園へ戻る。

越冬している蝶の様子を確認する。

ムラサキシジミは2個体が越冬中。

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ムラサキツバメは2か所で越冬中。
5頭集団が20日の暖かい日に飛び出して2頭になってしまったけど、この日は1頭のみがクヌギの葉に止まっていた。
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ツバキの2頭集団はそのまま。

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ウラギンシジミは日当たりの良いツバキの裏で越冬中の個体(A個体)

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2枚の枯れ葉の間で越冬中のムラサキシジミのすぐ横の非越冬タイプの個体(B個体)

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サザンカの葉の間に隠れるようにしている個体(C個体)

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11時過ぎには日陰になるサザンカの葉の裏で越冬中の個体(D個体)

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それぞれそのまま。


26日は曇りで、気温も8℃くらいと寒い。

15時くらいに薄日が射してきたので、公園に確認に行く。

23日に確認した個体はすべて同じ状態。

霧島緑さんが見つけたマテバシイの葉の裏で越冬中の非越冬タイプの個体(E個体)はかなり黒ずんできた感じ。

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1月27日は曇り、気温も8℃くらい。
夕方から雨が降ってきた。

1月28日は昨夜の雨が雪になったようで、川原をみると一部雪が積もっている。
気温は最高でも6℃くらいか、一日雨だった。


1月29日はようやく朝から晴れ。
太陽の顔を見るのは1週間ぶりくらいか。
気温も最高20℃くらいまで上がった。

紅梅が大分たくさん咲いてきた。

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モンキにするかちょっと迷ったけど、雪の後の越冬蝶たちの様子を見るため、いつもよりは1時間くらい早い約9時半くらいから公園に行く。

2頭のムラサキシジミはそのまま。

2か所のムラサキツバメのうち、クヌギの枯れ葉は1頭になっていた。

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ウラギンシジミのうちCの個体は少しだけ位置が変わっている。

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E個体はと思って見ると姿がない。

あれっと思って地面を見ると下に落ちていた。

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前日の寒さで死んでしまったようだ。

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前日の雨で翅に水滴がびっしりついている。

散歩の人に踏みつけられないように少し移動する。
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そしたら10分くらいたった時に、掃除の人が枯れ葉を履きに来たので、越冬中の個体が死んでしまったと話をした。

いつもの時間だと1時間遅いから、たぶん気がつかずに掃除されてしまって、この写真は撮ることができなかっただろう。


A個体のいる場所に行くと、ツバキの周りを飛び回っているウラギンシジミがいた。

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多分A個体だろう、あまり遠くには飛ばずに近くに止まった。
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by dandara2 | 2020-01-31 12:35 | 越冬 | Comments(2)
Commented by Farfalla65 at 2020-02-01 09:12
箱根や八王子ではかなりの積雪があって
その他の地域でも雪やみぞれ交じりの寒
い天気でした。寒さに耐えている蝶たち
は大丈夫なのかな、と思っていましたが
やはり死んでしまう者もいたのですね。
厳しい現実を1枚の写真がよく表してい
ます。耐え忍んで、元気に飛ぶ蝶もいる
のですから冬の自然界を垣間見た思いです。
Commented by ダンダラ at 2020-02-01 19:33 x
Farfallaさん、27日、28日は寒かったですね。
大寒の時期は、寒さだけでなく、それ以前の寒さや、エネルギー面などから限界に近くなっている時期なので、随分堪えたでしょうね。
そんなぎりぎりの中での死亡をとらえられたのは、残念だけど貴重なシーンをとらえられたと思います。
何しろ、いつものようにのんびり来たら影も形もなくなっていましたから。


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