9月24日は団地の給水設備の修理とかで、9時から17時まで断水するというので、そろそろ咲いているかなと思って自宅近くのヒガンバナの群生地に行ってみた。
ここはアゲハ類はそう多くはないけど、自宅から15分くらいなので手軽だし、近くに大きな商業施設もあるので昼食を食べたり夕食のお買い物をしていれば時間をつぶせるかなと思った。
ヒガンバナはまだ咲き初めであまり期待できないので、最初にウラナミシジミが多い場所に行ってみる。
ところがウラナミシジミもいなくて、代わりにキタキチョウが吸蜜していた。
家内撮影
そのうち産卵を始める個体がいた。
その写真を拡大してみたら尾端から卵が少しだけ見えている。
産付された卵。
アゲハ類は何もいなくて、アカボシゴマダラとツマグロヒョウモンが目に付く。
アカボシゴマダラが、花の終わったクサギに止まった。
隣ではコミスジもテリハリをしている。
小飛して頭の高さに止まってくれたので、手を伸ばして広角でも撮影。
ヒガンバナに来る蝶を探してうろうろしていたら、アオスジアゲハがコセンダングサに来ていた。
家内撮影
家内撮影
そのうちメスを追いかけて2頭が絡んだ。
あわててマニュアルフォーカスに切り替えて撮影するけど、なかなかピントが合わない。
やっと撮影できた。
こちらではせっかくピントがあったのに2頭が重なってしまった。
ようやくヒガンバナにアゲハが来たけど、期待した黒系アゲハではなく、キアゲハだった。
家内撮影
それでも何とかヒガンバナと蝶の組み合わせが撮れてうれしい。
蝶の数が少ないので、昼食を食べ、買い物をして、少し早いかなと思ったけど15時くらいに帰宅したら、工事は12時に終わっていて、断水もしなかったとお知らせがポストに入っていた。
ヒガンバナにはまだ早そうだったので、27日は自宅前の川原に行く。
アオスジアゲハが川原で吸水していた。
いつものようにキバナコスモスにキアゲハが来ている。
普通のコスモスもずいぶん咲いてきて、ヒメアカタテハが吸蜜に来た。
このヒメアカタテハはキバナコスモスではなく、コスモスが好きなようだった。
ちょっと色の違う感じのヒョウモンが飛んでいたので、見てみるとウラギンヒョウモンだった。
ここではウラギンヒョウモンは発生していないけど、もう少し上流のいつもの発生地から移動してきたんだろうか。
なんだかうれしくなって、お帰りという感じでカメラを向けた。
来春にここで発生してくれたらうれしいんだけど。
帰りがけに何げなくクスノキの脇芽を見たらアオスジアゲハの幼虫が見つかった。