2019年 10月 02日

絶滅危惧3種の撮影(2019/9/25)

9月25日は栃木へシルビアシジミ、ミヤマシジミ、ツマグロキチョウの撮影に出かける。
晴れて最高気温は30℃くらいの暑い日だった。

最初にシルビアシジミのポイントに着くと、ミヤコグサの株はたくさんあるけど花がほとんどない。
ちょっと外してしまったかなと思ったけど、すぐにシルビアシジミが飛んでいるのが目に入って無事撮影できた。

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一番難しいかなと思っていたシルビアシジミがすぐに撮れたので一安心。

止まったかと思うとすぐに飛んで落ち着きがない。
ただあまり遠くには飛ばないので、そっと近づいて飛び立つところを撮影した。

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トキワハゼで吸蜜するメスもいた。
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産卵しそうなメスがいたので、脅かさないようにそっと追いかけて、いくつかのシーンを撮影することができた。

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角度は悪いけど、産卵された卵が写っているものもあった。

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産卵後翅を開くメスもいた。

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家内も産卵シーンを撮影していた。

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家内撮影

産卵された卵が小さく見える。
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家内撮影


近くを歩くとツマグロキチョウが吸水に来ていた。

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その近くのミヤマシジミのポイントも探すけど、今年も見つけることはできなかった。

移動して別のミヤマシジミとツマグロキチョウのポイントに行く。

着くとすぐにツルボで吸蜜するツマグロキチョウがいた。

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家内を呼んだ時には飛んでしまったけど、近くのキツネノマゴに来ている所を撮影していた。

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家内撮影


飛んでいるところもチャレンジ。
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ミヤマシジミはどうかなと思って見ると、かなりの個体が飛び回っている。

メスがいるなと思ったらオスが飛んできて求愛を始めた。

これ幸いと絡んでいるところを撮影する。

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コマツナギで吸蜜するメスがいた。
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家内がずいぶん熱心に撮影しているなと思ったらコセンダングサにオスが吸蜜に来て、きれいな翅表を見せてくれていたようだ。

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家内撮影

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家内撮影


偶然飛び立つところも撮れていた。
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家内撮影


コセンダングサにはメスも来ていた。

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コマツナギ以外の植物(帰化植物のオオフタバムグラとmaximiechanさんにご教示いただいた)に産卵する個体がいた。

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ある程度撮影できたし、暑いので早めに引き上げることにして、いつものように途中のSAで買い物を楽しんで帰宅した。





by dandara2 | 2019-10-02 06:23 | 産卵 | Comments(8)
Commented by maximiechan at 2019-10-02 07:00
ツルボでの吸蜜は私も撮影したことがありますが、かなり珍しいですね。オオフタバムグラは時期的にもう殆ど花がありませんが、希少3種いずれもかなりこの花が好きなようで、よく吸蜜しています。ミヤマシジミとツマグロキチョウのポイントは何方かが草を刈ってくれていますね。ここのところ、ミヤマシジミは激減していたので、その草刈りで復活してくれると嬉しいです。
Commented by 22wn3288 at 2019-10-02 07:42
この3種は近くに生息しているのですね。
天竜川河川敷ではシルビアシジミは居ませんし、ミヤマシジミとツマグロキチョウの発生場所はかなり離れています。
草刈りはある程度必要なのでしょうか。
ミヤマシジミの発生場所では草刈りが行われ、その直後はかなり数が少ないですが、又復活しているようです。
Commented by banyan10 at 2019-10-02 20:15
シルビアは雌雄ともに新鮮ですね。
青雌はやはり綺麗ですね。
ミヤマシジミの雄も新鮮な翅表は綺麗ですね。
できれば仕事のついでに行きたいと思っていましたが、難しそうなので週末あたりに行ってみようかと思いますが、そろそろ涼しくなってほしいです。
Commented by ダンダラ at 2019-10-02 22:13 x
maximiechanさん、植物名ではご教示ありがとうございました。
ツルボでの吸蜜は少ないですね。
ただ、この場所では、この時期土手の斜面にツルボがかなり咲いているので、一通りの撮影が終わって車に引き上げる直前に吸蜜している個体がいないかなと探すのも楽しみです。
何年かぶりでこの場所に草刈りが入りましたね。
うまく数が増えてくれるといいですね。
Commented by ダンダラ at 2019-10-02 22:17 x
旅友さん、ありがとうございます。
この場所では、おっしゃるように3種が比較的近くに生息しています。
数年前までは、歩いて5分くらいの距離で3種を撮影することができましたが、文章中にもあるように、ミヤマシジミが見られなくなってしまい、少し移動しなくてはならなくなりました。
草刈りは必要だと思います。
全てを一斉に刈るのではなく、パッチ状に刈ってもらえると理想的ですが、なかなか難しいですね。
Commented by ダンダラ at 2019-10-02 22:19 x
banyanさん、シルビアはメスが多くて、オスは少なかったので時期的には少し遅いのかもしれません。
ミヤマシジミはちょうど良かったようです。
仕事のついでに行かれたら理想的ですね。
今週末はちょうど良いかもしれないですね。
Commented by Farfalla65 at 2019-10-03 08:43
シルビアシジミとミヤマシジミの産卵が
きっちり撮影されていて興味深いです。
ミヤマシジミのオオフタバムグラへの産卵
は食性転換の兆しなのでしょうか。諸先輩
のコメントを読むと、いろいろ問題もある
ようでもありおもしろいですね。
Commented by ダンダラ at 2019-10-03 18:13 x
Farfallaさん、ありがとうございます。
ミヤマシジミの産卵は、もしかしたらこの植物にミヤマシジミの産卵を促す化学物質が含まれていて、それでコマツナギと間違えて産卵しているのかな~と勝手に考えています。
コマツナギの根元の枯れ葉や茎に産卵するのとは少し意味合いが違うように思います。
今後も観察されれば興味深いですが、どうなりますかね。



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