2018年 12月 15日

小畔川便り(ムラサキツバメの越冬集団:2018/12/2-5)

12月1日の夜は強い風が吹いた。

2日は曇りで気温は13℃位。
越冬している蝶の様子を見に行く。

歩き始めると、途中のモミジが紅葉してそのグラデーションがとってもきれいだったのでカメラを向ける。

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ニコンD500 ニッコール70-200


背景が補修中の建物でネットがかかっているので、ぎりぎりカット。

4頭で越冬中のムラサキツバメはそのまま。

枯れ葉で越冬中のムラサキシジミを見ると、風で枯れ葉がかなりやばい感じ。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


ぱっと見ムラサキシジミはいないので、枯れ葉をもう少しきちんと止めなおそうといじったらうまくいかなくて枝から離れてしまった。

アレーと思って枯れ葉を見ると、なんとムラサキシジミが止まっていた。

あわてて枯れ葉を止めなおそうとするけど、そのショックでムラサキシジミは飛び出してしまった。

気温が低いのですぐ近くの地面に降りた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


少し日が射したら飛び出して、高い木の先に止まった。

かわいそうなことをしたけど、なんとか無事に冬を乗り切ってほしい。

クヌギの葉にはムラサキツバメが止まっていた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


日が射さず、他に蝶も出てこないので、こんな時には川原の様子を見ようと思って川原に行く。

いつもジャコウアゲハの蛹が見つかる木には蛹が一つしか見つからない。

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ニコンD500 ニッコール70-200


まだ葉がたくさんついているので、葉が落ちたらもう少し見つかるかもしれない。

これだけではさみしいので、エノキの根元を探ってみたらゴマダラチョウの幼虫が見つかった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


公園に戻って、何気なくエノキの若木を見たら黄葉した葉にアカボシゴマダラの幼虫がついていた。

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ニコン1V3 マイクロニっコール85


12月3日は曇り、気温は15℃。
4頭のムラサキツバメはそのままだったけど、気温が少し高いので、体を起こしているものもいた。
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ニコンD500 ニッコール70-200


ムラサキシジミもいるけど、観察できるのはこれ1頭になってしまった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


昨日のアカボシゴマダラの幼虫はいなくなっていた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


下に降りたのかな。


12月4日は晴れで、気温も20℃位と暖かい。

9時半くらいに出かけてみると、4頭のムラツ集団は飛び出して1頭もいなくなっていた。

近くのサザンカに吸蜜に来ている個体がいた。

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ニコン1V3 マイクロニっコール85


きっと4頭のうちの1頭だろう。
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ニコンD500 ニッコール70-200


移動して別のサザンカのところに行くと、ここにもムラツが来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この個体は吸蜜というわけではなかったようだ。

クヌギの幹にはルリタテハの越冬タイプが来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


さすがに高温期型は見かけなくなった。


12月5日は晴れで、気温も昨日ほどではないけれど18℃くらいある。

11時くらいに、黄葉したクヌギのところに行くと、ムラサキツバメのメスが飛んできて翅を開いた。

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ニコン1V3 マイクロニっコール85


撮影していて、ふと横を見るとクヌギの枯れ葉にムラサキツバメの集団がある。

エッと思ってカメラを構える。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


4頭の集団のようだ。

昨日来た時にはいなかったけど、気温が高かったので午後になって集まったのかな。

撮影していたら1頭が飛び出して、同じ木の別の葉に止まった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


せっかくの4頭集団が3頭になってしまった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


雲が多く、これ以上は期待できないので帰宅する。


昼食を食べ終わると日が射してきた。

さっきの集団が気になったので、もう一度出かける。

見ると、なんと6頭の集団になっていた。

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ニコン1V3 マイクロニっコール85


ここでムラツのこんな集団を撮影するのは初めて。
気になって戻ってきてよかった。

この先どうなるだろう、楽しみだ。




by dandara2 | 2018-12-15 21:37 | 越冬 | Comments(6)
Commented by otto-N at 2018-12-15 23:17 x
12月4日は暖かすぎましたね。都下のポイントでも9時半にムラツは全部出払っていました。
午後になっても帰って来ず、暖かくなると飛び出して別な場所に新たに塒を作るような気がしますが、新たな塒を見つけるよりも塒がなくなることがほとんどなので珍しい例ですね。
遠いので観察が不十分ですが、によって塒の場所が変わるようです。 驚いたのは千葉の公園で毎年必ず集まったあのカクレミノには今年は1個体も来なかったとのことです。
今年はどうかなと塒を探すのもこの時期の楽しみですね。
Commented by Farfalla65 at 2018-12-16 10:00
4頭の越冬集団、午後になると増えて6頭、
おもしろいですね。そろそろ散りだす頃で
すが6頭は多いですね。
サザンカの赤にムラサキツバメの情景は素
敵です。幼虫も見つかって、幼虫で冬越し
するもの、成虫で寒さを耐えるものさまざ
まな蝶の世界は興味が尽きません。
Commented by himeoo27 at 2018-12-16 19:39
直ぐにでも落葉しそうなクヌギの葉に集まった
ムラサキツバメの集団、今後の同行が興味深い
です。
続報が楽しみです。
Commented by ダンダラ at 2018-12-16 20:58 x
otto-Nさん、4日は確か練馬で夏日になりましたね。
ここのところ寒いですから、うそのような感じです。
ムラツはこの日は観察中には戻ってきませんでしたが、翌日には戻っていました。
この記事の集団とは少し離れていますので、別の個体が集合したようです。
ここではマテバシイの数もそれほど多くはないので、これでも記録的な数かなと思います。
Commented by ダンダラ at 2018-12-16 21:02 x
Farfallaさん、根気がないのであまり長い時間は観察していませんが、午後12時を過ぎるとぽつぽつと元の巣に戻ってくるようですね。
サザンカにムラサキ兄弟は良く似合うと思いますが、なかなか撮影はさせてくれません。
今年はもうチャンスはなさそうな感じです。
これから寒くなるので、越冬も大変ですよね。
一冬観察すると、春先に見る蝶がいとおしくなります。
Commented by ダンダラ at 2018-12-16 21:04 x
ひめおおさん、この集団は10日経った今でも観察できますが、ここにきて少し様子が変わってきました。
もう少し観察して、またまとめていきたいと思います。


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