2018年 09月 15日

小畔川便り(AF設定の見直し:2018/9/6)

9月6日、朝起きたら、北海道で大きな地震があったとニュースで報道されていた。

北海道全体で停電になるブラックアウトも起きたらしい。

それから1週間以上たつけど、まだまだ大変な状況のようだ、お見舞い申し上げます。


D500の露出関係の調整はほぼ納得できたので、この日はAFの機能の確認をしてみることにした。


河原にはキアゲハが多いし、天気さえよければしばらくは同じ状況だろうから、安心していろいろ試すことができる。

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ニコン1J5 1ニッコール6.7-13


今までは一度ピントを合わせると、多少体が前後に動いたり、蝶が飛び立ったり、花が風で揺れたりしてもピントを合わせ続けてくれるようにAF-Cと言うモードを使っていた。

そして、風で蝶がフォーカスポイントを外れても、その周辺のフォーカスポイントを利用してピントを合わせ続けてくれるように、フォーカスポイントを72点にしていた。

前は25点にしていたけど、最近は72点で特に不都合は感じていない。

ただせっかくキアゲハがキバナコスモスで吸蜜していて、結構せわしなく移動したりもしているので、花から飛びあがった時にフォーカスがついていくのはどのモードが一番いいかをきちんと検証しておきたいと思った。

撮影中に細かにモードを変えると、どのモードで写したかわからなくなるので、この日は3D-トラッキングというモード一本に絞って撮影。

D500を購入して2年になるけど、このモードで撮影したことはなかった。


マニュアル本によると、このモードの特徴は、被写体が動いても全てのフォーカスポイントを使ってピントを合わせ続けてくれるのと、ピントを合わせながらでも構図を変えられるという特徴があるという。

早速川原に出てみて撮影する。

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ニコンD500 ニッコール70-200


吸蜜していたキアゲハが飛び立ったけど、なんとかピントが来ている。(拡大するとちょっと複眼からはピントがずれている)

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ニコンD500 ニッコール70-200


次のアゲハも同様。
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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


この場合は複眼のピントは外していない。

キバナコスモスでキアゲハが吸蜜しているけど、背景のピンクのコスモスがきれい。

まず画面中心に蝶の複眼を入れてピントを合わせて撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そのままシャッターを半押ししながらカメラを少し横に振ってみた。

右側のコスモスがきちんと画面に入ったところで撮影。(いずれもノートり)

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ニコンD500 ニッコール70-200


カメラを動かすと、フォーカスポイントがちかちかと少し動くのが気になったけど、ピントは大丈夫だった。

この機能はかなり便利。

その後も飛び立つときのピントを確認してみると、かなりの確率でピントはあっていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


キャプチャーモードのように、蝶が飛び立ってからシャッターを押しても、飛び立つ前から写っているというわけにはいかないけど、撮影中に蝶が飛び立つということはよくあるので、その時にきちんと写っていると嬉しい。
もちろんそのためにはシャッタースピードなどの問題もあるけど、それは今回とは別の問題
今回はすべて1/1600で撮影したけど、もう少し速いシャッタースピードの方が良かったみたいだ。

下の写真では翅がぶれている。(他の写真の複眼のピンボケもこれが入っているかもしれない。)

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200



アゲハ以外には、タテハ類も撮影。

ヒメアカタテハ

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ニコンD500 ニッコール70-200


キタテハは地味でついついカメラが向かないけど、この時は気を引き締めなおして撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


オオスカシバが同じ花に来た時にはちょっとビビったようだ。
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ニコンD500 ニッコール70-200


この写真ではオオスカシバの方にピントが勝手に行っている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ツマグロヒョウモンのメスもいた。

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ニコン1J5 1ニッコール6.7-13


自宅に帰って写真を見ると、ほぼピントはあっているけどそうでないものもいくつか見られた。
この中にはブレの問題もいくつかはありそうだ。

撮影中に画面を振ると、フォーカスポイントが細かに動いて、ときには他の場所に行ってしまうこともあって多少気になる。

別のマニュアル本を調べると、3D-トラッキングはピントを合わせた位置の色情報を記憶してピントを合わせ続ける機能のようだ。

これって、スポーツなどでユニフォームなどにピントを合わせ続けるには良いけど、今回のような花がたくさんある中で、蝶の複眼にピントを合わせ続けるにはどうかなという気がしないでもない。

それでフォーカスポイントが細かに動いたりしたのかな。

次には別のモードで試すことにする。





by dandara2 | 2018-09-15 12:22 | 機材 | Comments(8)
Commented by fanseab at 2018-09-15 16:27
小生もD500を購入した直後、野鳥を対象に複数のAFモードの性能比較をしたことがあります。しかし、「これがベストだ!」と思えるモードは無く、結論は出せませんでした。どのモードでも一旦対象にピントが食いつけば、モードによらず結構しっかりと追尾してくれますが、その食いつきの再現性が無くて悩ましいのです。
Commented by ダンダラ at 2018-09-15 19:34 x
fanseabさん、野鳥で試されたんですね。
私も室内では何度か試したことはありますが、やはり実戦で試すのが一番ですね。
でも遠征した先で試すのはとてもできないので、今回のように自宅前で、しかも動きが派手なアゲハ類で撮影できるのは願ってもないチャンスだと思ってやってみました。
今までは、マニュアル本に書いてある内容をそのまま真似してみましたが、やはり自分の撮影対象である蝶でやってみると、本に書いてあることとは少し違う感じでした。
まだいくつか確認が必要な設定がありますが、蝶の姿が多く、遠征の必要もない今の時期が最適ですね。
Commented by photobikers at 2018-09-16 10:18
色々参考になります。蝶が数多くいてくれると色々なカメラ側の操作がテストできるのがいいですよね。
私はシングルモードしか使ったことが無いので、蝶が細かく動いているときはフォーカスしない事が多々あります。
マニュアルを読むよりダンダラさんのテスト結果を見たほうが参考になります。 次のテストも期待しています。
Commented by ダンダラ at 2018-09-16 17:13 x
photobikersさん、おっしゃる通り今の時期は遠征するにしてもそう遠くではないし、自宅近くでも秋の蝶が多くなってきているので、こんな感じで忙しいシーズンではできないようなチェックもいいですよね。
カメラが違うと参考にならないこともあるかと思いますが、お役に立てば幸いです。
Commented by yurinBD at 2018-09-16 23:00
冒頭の広角で撮影されたキアゲハのお写真は背景の空とキバナコスモスも美しく、素敵な蝶景ですね。
キアゲハは裏翅の青と赤の斑紋が美しいですね~♪
吸蜜中に正面から捉えられたお写真は可愛らしさを感じます。
私もカメラの機能を十分に使っていない気がしますので、設定をいろいろ変えて実験してみます。
Commented by ダンダラ at 2018-09-17 21:16 x
悠凜さん、ありがとうございます。
ここは近所の方がコスモスの種を撒いて、草を刈って手入れをしてくれていますが、少し人の生活圏よりは離れているので、いつもゆったりと気分良く撮影できます。
カメラの機能って、自分が普段使う以外の所ってよくわかりませんよね。
いつもだとシーズンオフになって色々試すのですが、ここは毎回同じような写真になるので、飽きの来ないように色々試しています。
Commented by naoggio at 2018-09-18 11:03 x
ダンダラさんがD500を導入された頃のブログでやっと納得のゆくカメラと出合えたとおっしゃっておいででしたが、
あの頃はAF-Cで撮っておられましたっけ?
3D-トラッキングなんていうのもあるんですね。写真を拝見すると充分実用可能なように見えますね。
最近の1眼レフはすごいです。
私のミラーレスにもコンティニュアスのAF機能はありますが、追従が遅すぎてとても蝶の撮影には使えそうもありません。
色々な機能があってもどれも中途半端で、結局使いこなせていないのが現状です。
Commented by ダンダラ at 2018-09-18 18:59 x
naoggioさん、購入後は両方を試しましたが、AF-Cでの撮影になったかと思います。
3D-トラックキングは16日に同じシーンで153点と両方試したんですが、シャッターを押すまでに若干時間がかかるので、使わないことにしました。
その時のことはその日のブログに書こうと思います。
ミラーレスは若干時間がかかるかもしれませんね。
でも新しいものはどうなんでしょうね。


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