2018年 09月 10日

晩夏の高原(2018/8/31)

8月31日は遅ればせながらキベリタテハとヤマキチョウを探しに出かけてきた。

撮影仲間のブログだと個体数は少ないし、時期的にも遅い感じだったので、シルビアの方に行こうかと迷ったけど、同時に撮影できるツマグロキチョウはまだ夏型だろうし、これから何回か出かけることもあるだろう。

キベリとヤマキはもう最後だろうから、撮影できなくても、行っておけば良かったと後で思うよりはいいかなと出かけてみた。

結果的には両種とも撮影できなくて、やっぱり今年の夏はもう終わりだなということを実感してきた。

キベリを探して歩いた林道では、シータテハが吸水していた。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


いくら待ってもキベリは出てこないので、もう少し先の方へ歩くと、少し開けたところで飛び回るギンボシヒョウモンを見つける。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そういえば昨年もギンボシヒョウモンの産卵を撮影したなと見ていると、スミレの周囲を探るように歩いている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そのうち腹端を曲げた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


何回かそんな仕草を撮影できた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ギンボシヒョウモンの産卵は他の場所では撮影できていないので良かったけど、キベリが気になってじっくりとは撮影できなかった。

キベリが出てこないとわかっていればもう少しじっくり撮影すればよかった。

花もほとんど終わっていて何も咲いていないけど、1か所だけ咲いていたアザミ(ヤツガタケアザミかな)にミドリヒョウモンと、ウラナミシジミが来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


ここでウラナミシジミを見るとは思わなかった。

ヒメキマダラヒカゲもいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


クジャクチョウが出てきてくれたけど、花が何もないので地面に止まっている所だけしか撮影できない。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


ヤマキチョウのポイントに移動すると、ここも花はほとんど終わっていた。

アサマフウロがたくさん咲いているけど蝶にはあまり人気がない。

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ニコン1J5 1ニッコール6.7-13


イチモンジセセリが来ていただけだった。
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ニコンD500 ニッコール70-200


近くにはメスグロヒョウモンもいた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


家内はミドリシジミを撮影していた。
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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


ヤマハンノキが食樹の関係で、山地のゼフの中では一番発生が遅い。

タムラソウが咲き残っていて、ミドリヒョウモンが来ている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


傷んだ個体が多い。

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ニコンD500 ニッコール70-200


オスがこちら向きで翅を全開してくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


後で写真を見直すと、後翅の同じ位置に擦れたような跡が見える。

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よく見ると前翅の一番下の性標(画面では一番上)と白いラインの入った性標の間の黒い斑紋にも同じように左右対称の白い点が見える。

どうやってついた傷だろう。
左右対称だからちょっと印象に残っていた。

tefteffさんの「秩父の蝶」を見ていたら、左右の翅に同じような傷がついている個体がいて、夏眠中についた傷だろうという記事があった。

傷の形状が違うから、同じ原因かどうかはわからないけど、そんなこともあるんだと興味深く拝見した。





by dandara2 | 2018-09-10 11:38 | 夏眠 | Comments(10)
Commented by 愛野緑 at 2018-09-10 14:11 x
ご無沙汰しております。
あれほど続いた猛暑も過ぎてみればもう夏も終わりですね。暑過ぎて成果がなかった気がします、出かけなかったからかな…。

ところで、スジボソヤマキは見られませんでしたか?
Commented by naoggio at 2018-09-10 14:13 x
せっかく行かれたのに残念でしたね。
今年は例年より発生が早かったので終わりも早かったのでしょうか?
私が行った時も昨年より花が少なく寂しい感じでした。
ミドリヒョウモンの擦り傷は面白いですね。
どうするとこんなことになるんだろう?
Commented by Farfalla65 at 2018-09-10 20:44
キベリタテハ残念でしたね。やっぱり今年は
早かったのでしょうか。花ももうお終いとは
寂しい限りです。それにしても、酷暑、集中
豪雨、台風、地震とあって、このところはす
っきりしない天気ばかりで蝶も気の毒です。
Commented by photobikers at 2018-09-10 21:01
キベリタテハ残念でしたね。本当に高山蝶は終わってしまったのですね。 行けなくとも皆さんの掲載を見て楽しんでいたので寂しくなります。 よく解りませんが、越冬高山蝶は発生場所で越冬するのでしょうか?
今日平地でもミドリヒョウモンが見られました。
フジバカマの下見にも行ってきたのですが、多分酷暑、集中豪雨、台風の影響で苗が育っていません。 今年のアサギマダラは期待できないようです。
Commented by ダンダラ at 2018-09-10 21:35 x
愛野緑さん、こちらこそご無沙汰しています。
とは言ってもブログの方は拝見しています。
今年の夏は暑かったですね。
蝶もどこでも変な感じですね。
スジボソヤマキは私が行った時には見られませんでした。
1週間前にはいたようなので、移動したのか採集されてしまったのか…
Commented by ダンダラ at 2018-09-10 21:39 x
naoggioさん、気温が高いからまだ見られるかと思ったのですが、そう単純でもないようですね。
花はかなりのものが終わりかけていました。
まあ、こんな年も自分の目で見られてよい経験にはなりました。
ミドリヒョウモンの傷も、ただ撮影しただけでは何も気が付かなかったと思いますが、なるほどと思いました。
これからはこの時期のヒョウモン類を見る目が少しは変わるかもしれません。
Commented by ダンダラ at 2018-09-10 21:41 x
Farfallaさん、いつもならちょうど良い時期のはずでしたが、今年はいつもとは違いますね。
蝶だけではなく、本当に大変な年ですね。
この場所は来年以降もちょっと心配です。
Commented by ダンダラ at 2018-09-10 21:45 x
photobikersさん、高原の蝶はもう終わりですね。
成虫越冬の蝶は、いろいろ工夫をするみたいですね。
ミドリヒョウモンなどは下の方に移動してくるようです。
アサギマダラはそんな感じですか。
アサギマダラの移動のメーリングリストにも入っていますが、普段はあまり注意してみたいないのですが、今年は少し気を付けてみるようにします。
Commented by yurinBD at 2018-09-11 11:54
キベリタテハ、ヤマキチョウは残念でしたが、ギンボシヒョウモンの産卵シーンを撮影され、お見事です!
この季節のスミレの様子も知りませんでしたが、お写真を通じて様子がよく分かりました。
クジャクチョウは登場したのですね、花での吸蜜シーンはよく見ますので、石の上というのも面白いのではないでしょうか。
ミドリシジミがこの時期にみられるというのも初めて知りました。
Commented by ダンダラ at 2018-09-11 21:30 x
悠凜さん、ありがとうございます。
今回は、行っておけばよかったと後悔したくないというのが主な理由だったので、撮影できなくてもやっぱりなという感じでした。(撮影できればいいにはきまってますけど)
ギンボシヒョウモンは標高の高い所がメインの生息地なので、手軽に産卵シーンを撮影することはできないので、ある意味キベリの静止写真を撮るよりは貴重かなと勝手に納得しています。
ミドリシジミは高標高地では8月下旬によく見かけますね。


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