2018年 04月 20日

小畔川便り(ツマキチョウの交尾成立まで:2018/4/8)

4月8日は薄曇りで、気温も13℃位、北風が冷たい。

午後からは孫のピアノの発表会があるので、日が射せばツマキが飛ぶかなと思って、9時半位から川原に出てみる。

雲が多いので何も飛んでいない。

薄日が射した10時頃に数頭のツマキが飛んでいたので、その場所を見てみると、足元でオスがメスにアタックしていた。

急いでカメラを向ける。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


どうも羽化直後のメスにアタックしているようだ。
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ニコンD500 ニッコール70-200


交尾が成立するかなと思いながら撮影するけど、メスの尾端にオスの尾端が接触するけどうまくいかない。

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ニコンD500 ニッコール70-200


そのうちあきらめてしまった。

草の間で他のオスには見つけにくそうだったし、交尾が成立しなかったのは、メスの止まり方に問題があるのではないかという気がしたので、メスをそっと手に載せて、オスがよく巡回している場所のカラシナの葉に止めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


また雲が出てきてツマキが飛びそうもないので、周囲の様子を見てみることにする。

オスが川岸の葉に止まっていた。

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ニコン1J5 1ニッコール6.7-13


広角で近づいても動く気配はない。

10時半くらいから雲が薄くなって切れ間も見えてきたのでツマキチョウの所に戻る。

ほどなくモンシロチョウが飛んできて、ツマキに絡んだ。

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ニコンD500 ニッコール70-200


それからすぐにツマキのオスが飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


メスの周囲を飛んで、その後メスに求愛を始める。
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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


メスの横に並ぶようにして止まった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


カメラとは反対側だったので、急いでオスの側に移動する。

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ニコンD500 ニッコール70-200


もう交尾が成立していた。
交尾成立にはこんな感じで、オスがメスの横に並ぶことが必要なようだ。

シャッターを押していたらすぐに別のオスが飛んできて、交尾ペアにアタックした。

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ニコンD500 ニッコール70-200


交尾したオスは翅を開いて、飛んできた雄を拒否する。
メスの横に並べないようにしているのかな。

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ニコンD500 ニッコール70-200


新しいオスは何とか交尾しようとして腹部を割り込ませたりしている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


何度もしつこくアタックをしていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


5分近くしつこくアタックしていたけど、さすがにあきらめて飛び去った。

交尾も落ち着いたようなので、周囲を見るとセリバヒエンソウで吸蜜するオスがいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ツマキチョウはこの花が好きなようで良く吸蜜に来る。

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ニコンD500 ニッコール70-200


また交尾個体のところに戻って様子を見ていると、banyanさんがお見えになったので、交尾ペアのことをお教えする。

しばらく様子を見ていたけど、特に動きはなく、11時半前に交尾がとけた。
時間もちょうど良かったのでここで失礼をして帰宅した。






by dandara2 | 2018-04-20 07:50 | 交尾 | Comments(10)
Commented by clossiana at 2018-04-20 14:16 x
この一連の配偶行動は圧巻ですね。交尾に至るプロセス、交尾が成立しない場合の要因、交尾干渉個体に対する防衛行動、等々が一目瞭然で拍手喝采です。一番の勝因は恐らく羽化直後の♀個体を移動させたことなんでしょうね。そのお陰で交尾も成立しやすくなり、同時に撮り易くなったのだと思います。
Commented by nihon-burari at 2018-04-20 22:05
石仏について
石仏とは、石や岩盤に掘られた仏像の名称。
岩盤に掘られたものは磨崖仏と呼ばれています。
石仏の中に地蔵菩薩や阿弥陀如来、千手観音があります。
また、縁結び、子孫繁栄を願って作られた道祖神なども
石仏に含まれます。
詳しくお知りになりたい方は石仏に関する書籍やインターネットで
”石仏“と検索していただければ、より詳しく知ることができます。
Commented by ダンダラ at 2018-04-20 22:05 x
clossianaさん、ありがとうございます。
おっしゃるように、ここにきて交尾関係の一通りの写真が撮影できて、自分でもちょっとびっくりです。
フィールドが自宅前のというのが一番の理由だと思いますが、色々失敗を恐れずに気になったことを試しているのがいいのかなと思っています。
Commented by ダンダラ at 2018-04-20 22:10 x
nihon-burariさん、ブログですから、ここを利用してご自分のブログの宣伝をするのはご自由ですが、単に足場にされるだけというのは、正直あまりいい気持ではありません。
他人のブログに対する配慮というものが少しは欲しいですね。
Commented by banyan10 at 2018-04-21 18:13
当日はお世話になりました。
交尾成立までの貴重な画像、ペアに絡むシーンもいいですね。
僕なら宣伝だけの書き込みはすぐに削除しそうですが、しっかり対応するのも偉いですね。
Commented by ダンダラ at 2018-04-21 23:10 x
banyanさん、当日は交尾が見られてよかったですね。
あの後も何日か様子を見に行っていますが、ツマキの交尾シーンはあれが最後でした。
書き込みの件、そういう方法も考えましたが、ご自分のブログを見てほしくて仕方ないんだろうなと思ったので削除はしませんでしたが、ちょっと失礼ですよね。
次からは削除しようと思います。
Commented by 22wn3288 at 2018-04-22 07:44
ツマキチョウの交尾の情景、経過が分かっていいですね。
交尾成立後も他の♂がアタックする様子も、自然界の厳しさを現しているようですね。
ほかの種類でも見られますが。
Commented by yurinBD at 2018-04-22 08:16
ツマキチョウの交尾の様子、交尾に至るプロセス、交尾後の防御を含めてよくわかりました。
雄が雌の横に並ぶという観察も素晴らしいですね!
Commented by ダンダラ at 2018-04-22 14:05 x
旅友さん、ありがとうございます。
ツマキの交尾までの一連の動きがわかって、他のオスが近づいた時の、交尾しているオスが羽を広げる意味も分かったような気がしました。
色々な蝶でこんな観察ができると素晴らしいですね。
Commented by ダンダラ at 2018-04-22 14:08 x
悠凜さん、ありがとうございます。
いつもだと交尾中のペアだとか、交尾中のペアのところに他のオスが飛んできたところとかは撮影出来たりするんですけど、最初からというのはなかなか撮れないのでラッキーでした。
自宅前なので、思いついた時に出かけられたのが良かったんでしょうね。


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