2018年 01月 18日

小畔川便り(ヒメアカ初見・ムラサキシジミの吸汁:2018/1/9-11)

1月9日は気温が15℃以上に上がった暖かい日。

この日は孫の小学校の始業式で、給食がなくお昼を食べに帰ってくるので、午前中にいつもの公園と川原に行ってみた。

川原には蝶の影がなくて、公園では越冬中のウラギンシジミ。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


テングチョウを観察する。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


残念ながら他の蝶は出てこなくて、12時少し前に帰宅する。

この日は、浅間の煙さんが12時半過ぎからお見えになったようで、その時にはムラサキシジミが出てきたようだ


浅間の煙さんから、ムラサキシジミの越冬場所にテープで目印を付けたと教えていただいたので、10日は孫が学校に行くのとほぼ同じ時間の、朝7時半に公園に行ってみる。

目印はすぐ分かった。

浅間の煙さんにも言われていたし、公園の管理の人や散歩の人に不審に思われるといけないので、テープを外してムラサキシジミを撮影する。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


テングチョウの様子を見ると、朝から日がよく当たっている。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


この時間帯の様子は、こんなことでもなければわからなかった。
浅間の煙さん、ありがとうございます。

一度帰宅して、昼頃に買い物ついでにもう一度来てみた。

気温は12度以上あって、陽射しもあるのでサザンカの周辺を見ていると、家内がムラサキシジミが飛んでいるという。

そのうちサザンカの花のところに降りてきたけど、きれいな花ではなくてしおれた花のところに止まった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


この写真には写っていないけど、すぐ隣にはきれいな花が咲いているのに、なんでこんなところに止まるのかと思いながら、開翅を期待して待っていると少しだけ翅を開いてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


帰宅して写真を見ていたら、枯れた花びらに止まったムラサキシジミがストローを伸ばしているのに気が付いた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


よく見ると、花びらのところどころに白い粒のようなものが見える。
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ニコン1J5 1ニッコール10-30


以前ムラサキツバメやムラサキシジミの口吻の先が歯状感覚子というものになっているということを教えていただいたので、もしかしたらこれを使って結晶した蜜をなめに来ているのかなと思って翌日撮影しに行くことにした。


11日、最初に昨日のムラサキシジミの越冬個体を撮影。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


その後、ムラサキシジミが来ていたぱさぱさに乾いた花びらを撮影する。
モニターで確認すると、あちこちに小さな白い結晶のようなものが見えた。

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オリンパス TG-4


念のためになめてみたけど、味はよくわからなかった。

きれいな花の蜜ではなくて、こういったものを吸汁するのは、冬では水分の多いものは体内で凍ったりして、越冬という点では不利になるのかなと勝手に推測する。

この日はそれほど暖かくはなかったけど、川原をぶらぶら歩いていたら、ちらっと動く影。

見るとヒメアカタテハだ。
ヤッターと思いながらとりあえず証拠撮影。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


結構敏感で、近づくと逃げられながら、なんとかアップの撮影もできた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


翅を開いているところも撮影できたけど、傷のない新生蝶のようだ。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


例年、1月中か2月早々には出てくるけど、今年は結構早い記録だ。
寒いはずなのに意外な感じ。
蛹になって冬越ししていたものが、9日の暖かさでその後に羽化したのではないだろうか。

いつも不思議に思うけど、出てきたヒメアカタテハはすぐにいなくなってしまって、モンキチョウのようにその後継続して観察ができない。

どこかに移動してしまうのか、成虫は耐寒性が弱くて、夜から朝の霜が降りるような低温には耐えられないのか。
どっちなんだろう。



by dandara2 | 2018-01-18 10:00 | 初見日 | Comments(6)
Commented by 浅間の煙 at 2018-01-18 20:36 x
先日はマーキングテープの廃棄処理をして頂き有難うございました。
まだ塒のムラサキシジミは健在なのでしょうか?
毎年、そちらでは冬のヒメアカタテハが羽化?している様で貴重なフィールドだと思います。
Commented by ダンダラ at 2018-01-18 22:01 x
浅間の煙さん、いろいろありがとうございました。
教えていただいたムラサキシジミは、今日も見てきましたがまだそこにいました。
ただ、隣の枯れ葉が上にかぶさってきて見えにくくなり、撮影がしにくくなってしまいました。
ヒメアカタテハは本当に早く出てきてくれますが、モンキチョウと違って一過性の感じなので、春が来たとは喜べない感じです。
Commented by 里山の蝶頼り at 2018-01-19 09:44 x
ムラサキシジミの山茶花での吸蜜は此方ではまったく見られません。 映像を拝見すると、マテバシイ・ウバメガシ・サザンカですよね。 此方にもまったく同じ環境があるのですが、まったくサザンカにムラサキシジミが寄り付きません。 DNAの違いでしょうか?  此方では、いまだにムラサキ兄弟の通年観察を続けています。 今季お邪魔することがかないませんでしたが、来季お邪魔したいと思います。
Commented by ダンダラ at 2018-01-19 20:06 x
里山の蝶頼りさん、ムラサキシジミがサザンカに来るのは他の場所でも耳にするので、そちらではもっと吸汁しやすいものがあるんでしょうかね。
サザンカでの吸蜜は11月中旬位が多いですが、来てくれるには、天気とか気温とか結構微妙な条件が必要で、昨年は3回しかチャンスがありませんでした。
良さそうな条件の時があればご連絡しますので是非お出で下さい。
Commented by 霧島緑 at 2018-01-20 09:13 x
ムラサキツバメの越冬個体が見られなくなってしまったのは残念です。唯一ムラサキシジミが生き残っているのが救われますが、昨シーズンとは随分違いますね。
一方、ヒメアカタテハの新成虫には驚きです。様々な条件が影響しているのでしょうが、このヒメアカにとって、これからの寒さは過酷ですね。
本年もよろしくお願いします。
Commented by ダンダラ at 2018-01-20 15:25 x
霧島緑さん、こちらこそよろしくお願いします。
例年のことですが、この時期まで生き延びる個体は少ないですね。
特に今年は個体数が少ないです。
ヒメアカタテハは、これから散発的に出てくると思いますが、本格的に蝶の撮影が楽しめるまでにはもう3週間か1か月くらい先ですかね。


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