2017年 12月 09日

小畔川便り(秋色の蝶たち:2017/12/2)

12月2日は午前中は晴れ、12℃くらいまで上がったかな。

アラカシの葉で越冬中のムラサキツバメの5頭集団はそのままだけど体が起き始めている。

f0031682_10513480.jpg

ニコン1V3 1ニッコール70-300


越冬中のウラギンシジミの背景にサザンカが咲いていたので、それが入るようにして撮影。

f0031682_10521412.jpg

ニコンD500 シグマアポマクロ150


歩いていたら、ちょっと見掛けない蝶の姿が。

何だろうと思って近づくとアカボシゴマダラだった。

f0031682_10521310.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


まだ羽化して間もない感じ。

見慣れた夏型とは少し違う感じだ。

f0031682_10520378.jpg

家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200



背景に茶色くなってきた雑木林を入れようと広角で近づいたら逃げられてしまった。


ムラサキシジミがツバキの葉に止まった。
枝に黄色くなったイチョウの葉が引っ掛かっていたのでそれを入れてみる。

f0031682_10520377.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


下の地面にはイチョウの葉が一面に積もっている。

f0031682_10513486.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


このイチョウの葉のところに止まってくれないかなと思って様子を見ていると、願いが通じたのか下に降りて翅を開いてくれた。

喜んで広角で狙うけど、ちょっと位置が悪い。

f0031682_10513435.jpg

ニコン1J5 1ニッコール10-30


少し離れてから、そっと横に移動し、カメラを持ち替えてマクロで撮影する。

f0031682_10520392.jpg

ニコンD500 シグマアポマクロ150


とりあえず押さえたので、広角で撮ろうと思って近づいたらまたしても逃げられた。

体が温まったみたいで、その後木の上に上がってしまった。

別のムラサキシジミがクヌギの葉に止まった。

f0031682_10505341.jpg

ニコン1V3 1ニッコール70-300


この個体が止まった葉はまだ少し緑が残っている。

f0031682_10505294.jpg

家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


この微妙な色合いがきれいだった。


マテバシイの葉に止まるムラサキシジミを見つける。

f0031682_10513570.jpg

ニコンD500 シグマアポマクロ150


10頭だったムラサキシジミの集団は6頭になっていた。

f0031682_10520298.jpg

ニコン1V3 1ニッコール70-300


帰りがけにムラサキツバメを見てみると、1頭が集団を離れていた。

f0031682_10505333.jpg

ニコン1V3 1ニッコール70-300

日の当たるところに出てきていた。

f0031682_10505210.jpg

ニコン1V3 1ニッコール70-300


開翅しないかと思ってみていると、小飛して少し高い所に止まって翅を開いた。

f0031682_10505393.jpg

ニコン1V3 1ニッコール70-300


オスだった。

最初に見たアカボシゴマダラの色合いが気になったので、手持ちの写真と比べてみた。


これは春型

f0031682_10521369.jpg

6月3日撮影


これは夏型

f0031682_10521495.jpg

9月11日撮影



これが今回のもの。

f0031682_10520382.jpg

12月2日撮影 ニコンD500 シグマアポマクロ150



白い部分が少し広がって、後翅の赤紋も薄くなっている。

そういえば以前にも秋に羽化した個体を撮影したことがあったなと思ってストックを見てみたら、2011年の11月1日に撮影したものは今回のものよりもさらに白っほかった。

f0031682_10521377.jpg
ただ後翅の赤紋はより鮮やかだった。




by dandara2 | 2017-12-09 11:08 | 終見日 | Comments(14)
Commented by himeoo27 at 2017-12-09 21:15
黄色く色づいた銀杏の葉に
ムラサキシジミ雌の表翅の輝き
綺麗ですね!

アカボシゴマダラの色合い
季節差が良くわかって興味深く
拝見しました。
Commented by mikiosu at 2017-12-10 04:08
こんにちは。
このアカボシゴマダラは翅の色合いもさりながら、複眼がオレンジ色ですね。2011年11月の個体もオレンジ色に見えます。自分がこれまでみたオレンジ色の複眼のアカボシゴマダラ3個体もすべて秋のものです。これはちょっと興味深いですね。単なる偶然でしょうか…。
Commented by banyan10 at 2017-12-10 10:11
落ちたイチョウの上のムラシは一度だけ観察したことがあります。広角は難しいですが、綺麗ですね。
アカボシは春型でも赤紋は少し残っている個体の方が多いと思います。成長した環境の違いによるのでしょうかね。
Commented by 22wn3288 at 2017-12-10 10:31
黄色いイチョウの葉に止まるムラサキシジミは綺麗ですね。
コントラストがとても良いと思います。
アカホシゴマダラ 一見南方かと思うくらいです。
Commented by fanseab at 2017-12-10 21:10
12月2日のアカボシ画像、結構遅い記録でしょうね。この時期に羽化する個体はご指摘のように春型ほどではないにしろ、白紋が発達し、赤紋は縮退傾向にあります。♂♀により白化傾向は異なり、♀の方が全般に白化しやすいですね。比較画像を見たところ、12月2日のは♂、11月1日(2011年)は♀で、この傾向に沿うものと思われます。
Commented by さっちゃん♪ at 2017-12-10 21:20 x
こんばんは
12月に羽化したてのアカボシゴマダラですか?(驚
イチョウの葉とムラサキシジミの開翅の色合い
初冬の温かな日差しが見事に表現されとっても素敵な写真ですね
Commented by ダンダラ at 2017-12-11 09:40 x
ヒメオオさん、ありがとうございます。
イチョウの落ち葉は数日で輝きを失ってしまうので、なかなかムラサキシジミとの組み合わせも難しいですが、うまく撮れました。
この時期のアカボシにはびっくりですが、興味深いですね。
Commented by ダンダラ at 2017-12-11 09:44 x
みき♂さん、なるほど複眼の色はおっしゃる通りですね。
気が付きませんでした。
以前、羽化直は黄色っぽくて時間が経つと黒くなるという話を聞いたような気もしますが、秋のものが黄色っぽいなら何かが関係しているのかもしれないですね。
Commented by ダンダラ at 2017-12-11 09:48 x
banyanさん、イチョウの葉に止まってくれると明るくてきれいですよね。
この時期にとか撮れないので、期待しているのですが、なかなかチャンスはないですね。
アカボシの春型の赤紋については、特に多いという印象は持っていませんが、おっしゃるように環境の違いにもよるのかもしれませんね。
Commented by ダンダラ at 2017-12-11 09:51 x
旅友さん、ありがとうございます。
おっしゃるように、ムラサキシジミと黄葉したイチョウの葉との組み合わせはきれいですね。
きれいな花の少ない時期ですからなおさらですね。
アカボシゴマダラは、まずいたのにびっくりですが、何か感じが違うなと思いながら撮影しました。
背景にある要因にまで思いをはせると興味深いです。
Commented by ダンダラ at 2017-12-11 09:54 x
fanseabさん、11月は幼虫がいたり終齢幼虫がいたりで、この後羽化するのかなと思いながら見ていますが、さすがに12月になっての成虫はびっくりでした。
白化傾向の雌雄差、なるほどそうなんですね。
疑問点が解消しました。
ありがとうございます。
Commented by ダンダラ at 2017-12-11 09:56 x
さっちゃん♪さん、12月のアカボシはびっくりですよね。
サンデー毎日の身分になって、こんなチャンスにも巡り合えるようになりました。
イチョウとムラサキシジミの組み合わせは、このシーズンには狙っているのですが、なかなかうまくいきませんでした。
これも時間ができたおかげだと思います。
Commented by clossiana at 2017-12-13 09:51

先日は久々にお目にかかることが出来、楽しい時間を過ごさせて頂きまして、ありがとうございました。さて今シーズンはムラシの10頭集団がダンダラさんとfanseabさんのフィールドで相次いで見つかりました。こういうこともあるのですね。先日のダンダラさんのお話では“集合性の有無は同種他個体(仲間)の姿を見て集まってきたのかどうかである”と仰られていました。私も賛成なのですが、更に“集合することのメリットとは何か?”も課題であると考えております。
Commented by ダンダラ at 2017-12-13 16:14 x
clossianaさん、先日は楽しいひと時をありがとうございました。
お二人にムモンアカについて気になっていたことをお話しし、現場の様子もお聞きして納得できました。
ここで、ムラツムラシの集合の様子を見ていると、両種は少し様子が違うような気がしています。
直接話が聞けないのですが、ざっくりいうとムラツは仲間を認識しているけど、ムラシは枯れ葉のパターンを認識の材料にしているのかなという感じです。
集合はあくまで結果なのかなと。
ルーミスはムラシタイプのように思います。
まあこれはあくまで私の感想で、科学的な根拠はありませんが、なるべく主観にとらわれない客観的な事実を積み上げていきたいと思っています。


<< 小畔川便り(ムラサキシジミはド...      小畔川便り(サザンカでの吸蜜-... >>