2017年 06月 23日

オオヒカゲ(2017/6/18)

クロミドリシジミを撮影した後は移動してオオヒカゲを撮影する。

ポイントに着いてすぐに、蛹があると教えていただいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


翅の部分の色が少し変わってきているようだ。

この日は、D500の露出の設定を1/2000 F6.3 のマニュアルにしてみたのだけど、蛹のある所が暗い場所だったので、ISOが設定してあった上限の6400になって、それでも露出不足で写真が黒くなってしまい、修正しても画面が荒れてしまった。

D500のマニュアル本を読んでいたら、あるプロカメラマンが露出の設定はマニュアルか絞り優先ですると書いてあって、マニュアル設定がおすすめだとあった。

普段は絞り優先で撮影しているので、マニュアルを試してみたのだけど、今回の条件ではあまり有効な設定ではなかった。

シャッタースピードをもっと遅くすればよいのだろうけど、それでは、下に書いたような絞り優先の設定の方が使いやすくなってしまう。

絞り優先でも、シャッタースピードの下限(1/1250)を設定しておくと、露出不足の場合は設定したISOの上限まで感度を上げて、それでも露出不足になる場合は、シャッタースピードが設定した下限よりもさらに遅くなるので、露出不足で写真が黒くなるということがほとんどない。
もちろんその場合は手ぶれの恐れが増えるけど。

下限のシャッタースピードが1/1250と速いのは、撮影中に蝶が飛び出しても動体ブレをなるべく少なくして撮影したいから。

良く、レンズとか、本体に手ぶれ防止機能が付いているから、低速でもぶれないということが売りになっている場合があるけど、私の場合は動体ブレを防ぎたいので、遅いシャッター速度でも手ぶれしないという機能には、今のところあまり魅力を感じない。

こんなことは、自宅前の明るい川原ではわからず、オオヒカゲのような暗い場所で試してみて初めてはっきりした。

オオヒカゲは結構たくさんいて、草の間に止まっていることが多く、歩くとパラパラ飛び出してくる。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


葉かぶりが多く、なかなか撮影しにくいけど、時々は木の幹に止まってくれる。
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ニコンD500 ニッコール70-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


家内が2頭のオオヒカゲが葉に止まっていると教えてくれた。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


ある程度撮れたので、周囲を歩いてみる。


木漏れ日の当たる葉の上にオオヒカゲが止まっていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


少し向きを変えたので、翅を開くかと思ったけどこれ以上は開かなかった。
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ニコンD500 ニッコール70-200


少しは速いシャッターが切れそうなので飛び立ちを狙ってみる。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


コントラストがきついけど、何とか写っていた。
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ニコン1V3 1ニッコール70-300


最初のフォーカスポイントをもっと下に設定しておけばよかった。
すぐにでも飛び立ちそうだったので、カメラをいろいろいじっているゆとりがなかった。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


日陰の木の幹に止まっているものでも撮影してみるけど、やはり眠い写真になってしまった。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


この後シルビアシジミを見に行くけど、端境期なのか発生はしていなかった。

ミヤマシジミはギリギリ雌が残っていてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


産卵しそうなメスがいたので少し追いかける。

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ニコンD500 ニッコール70-200


つぼみの部分で産卵態勢をとった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


秋に来ると、株の根元に潜り込んで産卵して撮影しにくいのだけど、この時期は違うんだと実感できたのは良かった。

ちょっと違和感のあるキチョウが飛んでいたので、念のため撮影しておく。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ツマグロキチョウの夏型雌のようだ。
かなりわかりにくい。

早い時間に撮影が終わったので、のんびり帰宅することができた。





by dandara2 | 2017-06-23 16:27 | 産卵 | Comments(8)
Commented by yurinBD at 2017-06-23 21:40
この時期にはオオヒカゲの蛹を見ることができるのですね、貴重ですね~。
オオヒカゲはかなり暗い場所にいるのですね、撮影が難しそうですがブレもなく綺麗に撮られておられ流石です!
表翅の模様が独特ですが、これを撮るには飛翔中なのですね、難易度が相当に高そうですがお見事です!!
Commented by ダンダラ at 2017-06-23 22:01 x
悠凜さん、オオヒカゲのいる場所は日陰が多いですが、基本的には湿地に生えるスゲが食草ですので、ものすごく暗いというわけではなく、撮影にはそれほど支障はないと思います。
あくまで、今回の設定が間違っていたので苦労したという話です。
開翅は、絶対に開かないというわけではなく、条件が合えば開いてくれますが、朝早い時とか、木漏れ日が当たっている場所とかで開いてくれる場合が多いように思います。
あまり気温が高いと開いてくれないような気がします。
Commented by mikiosu at 2017-06-24 04:05
こんにちは。
オオヒカゲの飛び立ちの開翅シーン、素晴らしいですね。先日自分もチャレンジする機会がありましたが、没写真の山を築いてしまいました(汗)。それでもオオヒカゲはそんなに速く飛ばないので何枚か撮れていました。大きな翅がたわむような感じで面白かったです。
Commented by ダンダラ at 2017-06-25 08:21 x
みき♂さん、ありがとうございました。
貴殿の飛翔写真を拝見しましたが、どれも素晴らしいですね。
確かに早くは飛びませんが、ヒカゲチョウの仲間なので、飛ぶ軌道が安定せず、飛び立つ瞬間以外は簡単には撮影できないように思います。
それに、他の人がいると飛翔撮影は迷惑にもなるのでなかなか難しいですよね。
Commented by fushiginomori at 2017-06-25 20:25
オオヒカゲ、妖しい雰囲気の蝶ですね。
さすがに綺麗に撮影されていますね。
私は北海道で撮影しましたが、暗い林道でしたから画質も悪くまともな写真とは言えません。
翅の裏の網目を綺麗に撮ってみたいとは思っているのですが…。
Commented by naoggio at 2017-06-26 08:11 x
オオヒカゲ、だいぶご無沙汰なので羨ましく拝見しました。
シャッター速度の下限設定をしていらっしゃるんですね。
飛び立った所がいつもブレずに撮れているのでどうしてかなと思っていましたが。
カメラの設定については結局高感度性能とのせめぎ合いですね。
M4/3の場合APSやフルサイズと比べて宿命的に高感度に弱いという特質があるのでどうしても手ぶれ補正に頼る事が多くなります。
E-M1Ⅱ ではかなり改善されましたがまだもう一息といった所でしょう。
なのでダンダラさんがM4/3よりセンサーサイズの小さいNikon 1 シリーズでアクティブな蝶を高画質で撮られているのでいつも感心しています。
1J5 ではさらに裏面照射型センサーの恩恵も期待できそうですね。
ツマグロキチョウの夏型のミヤコグサ吸蜜、いいですねえ。
撮影を早くやっつけてのんびり帰る・・・これまた最高です。
Commented by ダンダラ at 2017-06-26 10:50 x
fushiginomoriさん、オオヒカゲは他のヒカゲチョウとはまた違った雰囲気がありますね。
いる場所は薄暗いので撮影には苦労しますよね。
長生きの蝶で、これから秋までは撮影のチャンスがありますから、ぜひチャレンジしてみてください。
Commented by ダンダラ at 2017-06-26 11:04 x
naoggioさん、シャッター速度に関しては記事の通りです。
おっしゃるように、この設定はカメラの高感度性能が高くないと難しいですね。
それに、そういった設定方法が付いていないといけないので、ちょっと前までは夢のような機能でした。
ニコン1V3の画質は、D500などに比べるとかなり劣っていて、数年前にはこれをメインカメラで使っていた時には、フォーカスの遅さと画質の悪さでかなり苦労しました。
海野さんも、一時1V3をメインに使って"里山に飛翔する蝶たち"という写真集を出されましたが、小諸日記の中でも画質の悪さに言及されていたように思います。
もっともB5サイズの写真集ですから、そういった欠点はあまり目立たず、BMC機能による飛翔の写真の素晴らしさが目立ちました。
私も大いに刺激を受けました。
1J5は、画質の点では全く問題がなく、とっても重宝しています。


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