2017年 05月 26日

ツツジと黒系アゲハ(カラスアゲハの異常型:2017/5/12.16)

5月12日と16日はツツジに来るアゲハを求めて再度群馬の山に行ってきた。

両日とも孫の母親が自宅で療養中なので、時間の制限は少ないけど、学校から帰ると一番にこちらに来るので、あまりがっかりさせないようにのんびりはできない。

12日は9日に行った時とツツジの様子はあまり変わらず、ヤマツツジが盛りで、オオムラサキツツジはこれからという感じだった。

この日は、9日に壊れたミヤマカラスアゲハしか撮れなかったので、その撮影が目的。

一応撮れたけど、ヤマツツジの咲いている場所は日陰になる場所なので、発色が難しい。

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ニコンD500 ニッコール70-200


それでも撮影している時の感じよりはいい色を出すことができたように思う。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


それでも何となくすっきりしないので、16日にも再度出かける。

さすがにこの日になるとヤマツツジは花も傷んできて、アゲハ類もオオムラサキツツジに吸蜜に来るようになった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


飛んだところも撮れている。
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ニコンD500 ニッコール70-200


オオムラサキツツジは日当たりの良い場所に咲くのでこちらの方が良い色が出てくれる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


花に潜り込んで顔が撮れないことが多いので、飛び立つところも撮影する。
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ニコン1V3 1ニッコール70-300


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ニコン1V3 1ニッコール70-300


ミヤマカラスアゲハも、新鮮な個体がいてモデルになってくれた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200



家内の撮影したこのミヤマカラスアゲハはかなり輝きが強い。
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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


こちらの個体はかなり暗めの感じだ。
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ニコンD500 ニッコール70-200


家内はツツジの周りを飛ぶミヤマカラスアゲハを良いアングルでとらえていた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


撮影していたら、派手なカラスアゲハが飛んできた。

後翅の赤紋列がやけに大きい。

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ニコンD500 ニッコール70-200


エッ異常型!! と思ってとにかくシャッターを押す。

その時には裏面に注意が行っていたけど、後で写真を確認すると後翅の翅表も結構すごい。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


形態的なことには疎いので、久しぶりに藤岡大図鑑を引っ張り出してみたけど、後翅の赤紋の大きな異常型はあったけど、翅表のこのタイプのものはなかった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この個体は一回しか吸蜜に来てくれなかった。

帰りがけにハルジオンの咲く空き地を見たらウスバシロチョウがたくさん飛んでいた。

翅を通して花が透けて見える写真を意識して撮影したけど、家内の方が出来が良かった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


12日にクモガタヒョウモンを見かけたのでゆっくり探してみるけど、クモガタは見つからなかった。

その代わり金色のウスバシロチョウを見つけた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


金色というのは少し大げさだけど、普段見かけるウスバシロチョウよりは明らかに黄色かった。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


ハルジオンにはサカハチチョウも来ていた。

カメラを向けたら飛び立ったので飛んだところが撮れた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


D500のピントの追尾性能は優秀で、うまくはまるとこんな感じできれいにピントを合わせ続けてくれる。


この個体はこの後花に止まって吸蜜を始めた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


それを撮っていたら、今度はダイミョウセセリがちょっかいを出してきた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ダイミョウセセリもテリハリをして、飛んでくるものには何にでもちょっかいを出してくるけど、ちょうどタイミングよく撮影できた。



※自然写真家で、日本チョウ類保全協会の会員でもある永幡 嘉之氏が "くらべてわかる昆虫" という本を「山と渓谷社」から出された。
専門的な本ではなく、子供たちが見つけた虫などを探すのに役立つ図鑑だけど、それだけに終わらない素晴らしい本だと思う。
私の写真も40枚くらい使っていただいたけど、こんな形で自分の写真が残るのはうれしいものだ。




by dandara2 | 2017-05-26 12:18 | 変異・異常型 | Comments(22)
Commented by HemlenK at 2017-05-26 13:12
いやいやすごいカラスアゲハですね(*_*)
ゴージャスと言うか、見事と言うか、美しい個体ですね(*^^*)
おめでとうございます。
他のミヤマカラスなども見事でいい日になりましたね(*^^*)
Commented by naoggio at 2017-05-26 14:26 x
素晴らしい写真の山ですが、やはりなんと言ってもカラスアゲハ異常型。
凄まじいですね。表を見るとミヤマカラスとのハイブリッドかと疑いたくなるような個体ですね。
写真の角度のせいかもしれませんが翅形もちょっと変わって見えます。
1度きりの訪花で裏表が押さえられて良かったですね。
ウスバキチョウ?やサカハチチョウも素晴らしいです。
Commented by cactuss at 2017-05-26 19:13
ミヤマカラスアゲハのツツジ吸蜜シーンはいい色が出ていますね。
カラスアゲハの異常型もすごいですね。初めて見ました。
今年は土日が天気が悪かったり、用事があったりで、いい時期に行くことができませんでした。
Commented by midori at 2017-05-26 20:18 x
カラスアゲハ(異常型)には驚愕です。
スクロールして何度か拝見しましたが...やはり、かなり変わってますね!?
1~3枚目、絶品ですね。(お気に入り!!)
とてもきれいです。
ウスバキチョウ(!?)、確かに黄色ですね。
この時期の“サカハチチョウ”も魅力です。
Commented by fanseab at 2017-05-26 21:24
皆さんコメントされているようにカラス♂の異常型が凄すぎます。しかも完品なのにビックリ。引きが強い・・・ではなく、やはりこまめに撮影に通われているご褒美なのでしょう。このバージョンで♀はどんな姿になるのだろうか?と想像にふけってしまいました。
Commented by nomu376 at 2017-05-26 21:53
ご無沙汰しています。
これは凄い異常型ですね。
こんなんおるんや・・・。
ええもん見させて頂きました〜。
Commented by yurinBD at 2017-05-26 21:56
凄いカラスアゲハを撮影されましたね!
驚きました~。貴重なお写真を有り難うございました。
ミヤマカラスアゲハのお写真も美しいです。
永幡さんの本にダンダラさんのお写真も掲載されたのですね!素晴らしいですね~。
是非購入して拝見したいと思います。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:06 x
ヘムレンさん、これってすごく変わってますよね。
撮影中は後翅裏面の赤紋ばかりが目につきましたけど、それ以上に表面の模様にびっくりしました。
ミヤマカラスも何とか撮影できてよかったです。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:12 x
naoggioさん、ありがとうございます。
おっしゃるようにミヤマカラスの血も入っているのかななんて想像してしまいますね。
あれっ! って思ってからはとにかくシャッターを押すばかりでしたのでいろいろ考える時間はありませんでしたが、飛び方も全く普通のカラスと違いませんでした。
翅形はよくわかりませんが、速い動きなので歪んでいるのかなって思います。
ウスバキチョウ? も変わってますよね。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:14 x
cactussさん、ミヤマカラスの色がうまく出なかったので、今年は何回かチャレンジしましたが、それのおかげでこんな出会いがあったようです。
週末天気悪かったですね。
連休後は何とか少し持ち直してみたいで、この週末は皆さん楽しまれるんではないでしょうか。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:18 x
midoriさん、ありがとございます。
こんなカラスもいるんだと、自宅で写真を見直してびっくりしました。
最初のヤマツツジでの吸蜜写真は、それまで2時間以上も全く写真が撮れなくて、待機していた場所をあきらめて移動したらミヤマカラスが来てくれました。
でも光線状態が難しくて、帰りの車の中では、これは出なおさないとだめだなと思っていたんです。
ウスバキチョウ(!?)、あまり見ないですよね。
私は初めてでした。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:23 x
fanseabさん、ありがとうございます。
貴殿にそういっていただけると、やっぱりかなりの異常型なんだなと実感できました。
今年はこの場所にはかなり通いましたが、一回一回はなかなか満足できる結果が出なくて、結局あと一回通ってしまいました。
おっしゃるように、足繁く通えばそれなりの成果が出るものですね。
♀ですか、斑紋がしっかりしているから、遺伝するのかもしれないですね。
どうなるのかな。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:27 x
nomu3さん、こちらこそ失礼しています。
でもブログは毎回拝見しています。
やっぱり変わってますか、そういっていただけるとなんかうれしくなりますね。
Commented by ダンダラ at 2017-05-26 22:31 x
悠凜さん、ありがとうございます。
今年は黒系アゲハのツツジ吸蜜をきちんと撮りたいと思ってしつこく通いましたので、こんなおまけがついてきてくれました。
もともとはミヤマカラスのきれいな吸蜜写真を撮ろうと思っていたのですが、今年は個体数が少なくかなり苦労しました。
永幡さんの本はよくできた本だと思います。
お手伝いできてよかったです。
Commented by 22wn3288 at 2017-05-27 13:26
ツツジの種類によって花の色が異なり、そけぞれに来るカラスアゲハもミヤマカラスアゲハも引き立っていいですね。
カラスアゲハの異常型は凄いの一言です。
数多く通われるご褒美ですね。
Commented by otto-N at 2017-05-27 20:11 x
異常型はほとんど正常型ほど美しくないのですが、このカラスアゲハの異常型の美しさにはただただ驚きました。
裏も表も斑紋が拡がっている感じがしますので、流れ紋の一種かもしれませんね。
遺伝子型としたら、まだ別個体がもいるかもしれませんし、♀がいたら驚きのゴージャスさでしょうね。
黒系アゲハのツツジ吸蜜、ただただ羨ましく拝見しています。
Commented by ダンダラ at 2017-05-27 21:55 x
旅友さん、おっしゃるようにツツジの色合いによってアゲハ類の見え方も微妙に違いますね。
ヤマツツジは葉があまり出ていないから、ひたすら赤、オオムラサキツツジは葉の緑が多いから花の色だけでなく、ずいぶん感じが違ってきますよね。
どちらも素晴らしいと思います。
異常型はほんとにご褒美といった感じです。
Commented by ダンダラ at 2017-05-27 22:00 x
otto-Nさん、ほんとにこのカラスアゲハの異常型はきれいですね。
これが目の前に飛んできたときには、一瞬目を疑いました。
おっしゃるように流れ門の一種のような感じがします、特に赤の部分が広がって一層きれいに見えるのだと思います。
ツツジと黒系アゲハはほんとに豪華な組み合わせで、撮影の時の楽しさもカタクリとギフに負けていない気がします。
こっちの方が頻度よく来てくれるので、より楽しいです。
まあ、撮れた時の嬉しさはギフの方が上ですけど。
Commented by Akakokko at 2017-05-29 12:49 x
異常型、凄過ぎますね。
南国蝶かと思いました。
今年の一番すごい個体になるのではないでしょか?
私もこんな個体を見て見たいです。
Commented by ダンダラ at 2017-05-30 09:43 x
Akakokkoさん、おっしゃる通りの感じですよね。
カラスアゲハの異常型ってあまり目にしたことがないので、撮影した写真を見てびっくりしました。
最初は後翅裏面の赤紋列が大きい個体とばかり思っていたので、翅表にまでこんな異常があるとは撮影しているときには全く意識していませんでした。
通っているといろんなことがありますね。
Commented by clossiana at 2017-05-31 14:55
う~む、これはすごい個体ですね。翅表も裏も。。こういうのがいるとなるとカラスアゲハのみならず、いつもちゃんと見ていないとダメですね。ダンダラさんは恐らく何でもきちんと撮られているからわかるのでしょうね。奥様の撮られたミヤカラの裏面や最後のダイミョウの写真もすごいです。
Commented by ダンダラ at 2017-05-31 21:41 x
clossianaさん、ありがとうございます。
この個体かなり変わってますよね。
異常型とかはあまり気にしてはいないんですけど、この個体は飛んでいるところを見ただけで、エーなんだこれ~という感じでした。
家内も、最近は動きのある瞬間を押さえることを意識しているようで、カメラの性能が特に優れているわけでもないのに頑張ってくれています。


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