2016年 06月 25日

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)

ヒサマツミドリを撮影した後は天気が悪く撮影に出られない。

それでも23日は14時を過ぎたら明るくなってきたので、家内のニコンD5500の設定を少しいじって、その様子見に出かけてみる。

今回のD5500の設定の見直しでは、ダイナミックAFというものを生かした設定にしてみた。
要は、ピントを合わせた被写体が動いても、周辺のフォーカスポイントを生かして、ピントを合わせ続けるもので、D500で設定したものだけど、D5500にもフォーカスポイントの数は少ないながら同様の機能があることに気が付いた。
今回は、21点のフォーカスポイントを利用する設定にしてみた。

少し前のニコンにはついていない機能のようでD800にはなかったし、ミラーレスのニコン1シリーズにもついてない。(ミラーレスはフォーカスの仕方が違うから当然だけど)

D500ではすごく使える機能だけど、D5500ではどうなんだろう。

春先にモンキチョウを撮影しに足しげく通った場所に久しぶりに来てみたら、雑草が茂ってすごいことになっていた。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18431457.jpg

草の間のアカツメクサにモンキチョウが産卵にきていた。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18431422.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200


春先にはアカツメクサには見向きもしないで、カラスノエンドウに産卵していたので、カラスノエンドウはどうなっているのかと見ると、この時期には枯れて茶色になっていた。
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オリンパス TG-4


産卵しそうなモンキチョウにピントを合わせてシャッターを押す。

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ニコンD5500 ニッコール55-200

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18431094.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200

秒5コマはちょっとまだるっこしいけど、きちんと写っているようだ。

モンシロチョウが産卵植物を探して飛んでいるが止まらない。

フォーカスポイントに蝶が入った瞬間にシャッターを押す。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18431429.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200


ファインダーではピントが合っていたかどうかはわからないけど、結果はオーライ。
ジャスピンだ。

その後の写真も蝶には一応ピントが来ている。(複眼ではなくて尾部だけど)
小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18431449.jpg
拡大して見ると、最初の写真でピントが合っていた位置が、蝶のとんだ方向に追随しているので、フォーカスポイント内では機能がしっかり働いているようだ。(頭の位置はフォーカスポイント外に移動)


24日にはD500用のメモリーカード(XQD)のカードリーダーが届いた。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18431076.jpg

発売が遅れていて、ようやく手に入った。
それまでは、カメラを直接PCに接続してデータを落としていたけど、データを落とす間の30分とかはカメラの電源を入れっぱなしなので、うっかりするとバッテリー切れになっていたりして焦ったことがあった。(データは無事だけど)
これでようやく安心して、データを落とせる。

D500には右のXQDカードを使用しているけど、読み込み速度が440MB/秒、書き込み速度が400MB/秒。

D5500や1V3に使っているSDカード、マイクロSDカードの読み込み速度が95MB/秒、書き込み速度が90MB/秒なので、圧倒的に速い。

秒10コマでシャッターを押しっぱなしにしていても、書き込みが遅くなるようなことはないので、ストレスがたまらなくていい。

25日は朝方は雲があるけど雨が落ちていないので、また川原に出てみる。

家庭菜園のラベンダーにジャコウアゲハが来ていた。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18430118.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18430197.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200


蝶が移動してもフォーカスはしっかりしているようだ。
小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18430179.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200


撮影していたら、もう一頭が吸蜜に来た。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18425467.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200


ジャコウアゲハが2頭もラベンダーで吸蜜とは豪華だ。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18425457.jpg
ニコンD5500 ニッコール55-200


ツマグロヒョウモンも新鮮なオスがアカツメクサで吸蜜していた。

小畔川便り(ジャコウアゲハ:2016/6/23.25)_f0031682_18425419.jpg

設定がかなりしっかりしてきたので、家内が使ってもきちんと撮影できそうだ。



by dandara2 | 2016-06-25 19:00 | 機材 | Comments(8)
Commented by yurinBD at 2016-06-26 07:35
おはようございます。
ジャコウアゲハとラベンダーの組み合わせは初めて見ましたので、とても新鮮に感じました。
この季節はオカトラノオでジャコウアゲハをよく見ますが、ラベンダーも長い房状の花ですので、ジャコウアゲハは好むのかもしれませんね。
ダイナミックAFの追随性はとても良いようですね、飛翔の撮影には威力を発揮しますね!
私ももう少しカメラの機能を活用できるように研究してみます!
Commented by kazenohane at 2016-06-26 08:23
おはようございます。
ラベンダの花を訪れるキアゲハは、見たことがありますが、
ジャコウアゲハも来るんですね。
この蝶の持っている神秘的な感じとラベンダの花がよく似合っています。
動く蝶に対して、AFが追随してくれる機能は、ありがたいですね。
ピント合わせの煩わしさから解放される分、構図に集中できます。
Commented by ダンダラ at 2016-06-27 07:47 x
yurinさん、私もラベンダーでの吸蜜は初めて撮影しましたが、ちょうどこの横の土手にウマノスズクサの群落があるので、そんな関係でしょうか。
手元の写真を見ると、ジャコウアゲハは結構いろいろな花に来るようですけど、淡い色合いの花を好む感じですね。
Commented by ダンダラ at 2016-06-27 07:52 x
kazenohaneさん、ここのラベンダーは花の色合いも淡くて良い感じでした。
花がきれいだと、撮影にも熱が入ります。
久しぶりにニコンの一眼タイプを購入したわけですけど(ニコンD800以来だから4年ぶり)、その間にいろいろと機能が進歩していて、撮影がほんとに楽になりましたね。
Commented by 22wn3288 at 2016-06-27 08:21
ジャコウアゲハもモンシロチョウも綺麗に写っていますね。
D5500も良さそうですね。
D500は更に良さそうですが。
Commented by さっちゃん♪ at 2016-06-27 18:07 x
こんばんは
D5500にもダイナミックAFが付いているのですか
それはいいですね  モンシロチョウもバッチリですね
今回私もダイナミックAF153を使ってみたら
トラフの飛翔をゲットできました。
ちょっと楽しみが増えた感じがしています^^
Commented by ダンダラ at 2016-06-27 18:38 x
旅友さん、ありがとうございます。
レンズがそれなりのレンズなので、細かなところを見れば不満もありますが、大体思ったような絵ができるようになりました。
D5500と55-200の組み合わせは、軽いので持って歩いてもあまり負担になりません。
家内の場合は、もともとお付き合いで写真を撮っているので、この点が一番重要です。
その割にはきれいな写真が撮れるので、気に入ってきたようです。
Commented by ダンダラ at 2016-06-27 18:46 x
さっちゃん♪さん、はいついていました。
今発売されているニコンのカメラには、フォーカスポイントの数はいろいろあっても、大体ついているみたいですね。
後は、シャッタースピードとかISOの設定とかをうまくすれば、チャンスを逃すことは少なくなりますね。
この辺は、その人の工夫ということで、作品の質にも影響してきますね。



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