2013年 08月 09日

高原の蝶(ベニヒカゲ:2013/8/7)

8月7日は東信の山にベニヒカゲ、キベリタテハなどを撮影しに行く。
いつもだと、運転中とか、車を置いて登山道に入る直前などにキベリタテハが出てくるのだけど、今年は出てこない。
時期が少し早かったかなと気になりながらベニヒカゲのポイントへ。
ベニヒカゲも飛んではいるけど雄ばかりで、気温も高く、メスを探して飛ぶばかりで、なかなか止まらず撮影には苦労する。 

あまり写真が撮れないので、何とか飛翔で押さえようとするが、草の間を雌を探して飛ぶので苦戦した。
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10時を過ぎるころにようやく吸蜜写真が撮れ始める。
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家内撮影
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ベニヒカゲも多少の写真が撮れたので、少し周囲を見ると、キアゲハがアザミに吸蜜に来ている。
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自宅近くでも撮れる蝶だけど、高原を飛ぶキアゲハはやはり少し雰囲気が違う。

日陰に咲いているアザミにはカラスアゲハが吸蜜に来た。
カメラを向けてシャッターを押したときに何かが横ぎった。
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コンマ何秒かの瞬間だけど、1V2の秒15コマの連射では合計3枚の写真が撮れていて、日陰のせいでカラスアゲハの色も飛ばずに素敵な写真が撮れていた。(そのままではシルエットなので、レタッチでなんとか救った感じだけど・・)

キャンプか何かの燃えカスのあるところにはタテハが来ていた。
クジャク蝶はいつもだとアザミに来て翅を開いてくれるのにこの日はここにしか集まっていなかった。
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気温が高すぎたのかな。

エルタテハも同様ここに吸汁に来ている。
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小屋の梁に来ていたこのエルタテハは。やけに翅の白い部分がくっきりしていて、別の蝶の裏面を見ているようだった。
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なかなかキベリタテハが見られないので移動しようとしたら、ようやく1頭やや小ぶりの個体を見つけることができた。
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日陰で吸汁していたので、翅の色が飛ばず、新鮮な個体特有の黄色もきれいに出すことができた。

移動しようとして駐車場に来たら、なんだか色の薄いシロチョウが目の前を横切る。
びっくりしてみるとミヤマシロチョウ。
止まった背景にはアイスクリームの模型が。
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広角で背景も入れようとしたら飛んでしまった。
こんな下でミヤマシロチョウを見たのは初めて。
生息地が拡大するとうれしいけど。

その後ムモンアカを求めて移動することにする。

by dandara2 | 2013-08-09 09:32 | 飛翔 | Comments(16)
Commented by yoda-1 at 2013-08-09 12:51
カラスアゲハ雌♀のこの緑色がいいですね。
子供時代の憧れが蘇ります。
さっそくの新鮮キベリが、これまた綺麗に撮影されていますが、日陰撮影が基本なのでしょうか。しかしキベリもエルタテハも人工物が好きですよね。
このところご無沙汰しているベニヒカゲもじっくり撮影したくなりました。
Commented by clossiana at 2013-08-09 17:38
カラスアゲハとベニヒカゲの写真は面白いシーンですね。
滅多に見られるシーンではないのに、しっかりと撮られているのは流石です。
ミヤマシロがアイスクリームの看板のところまで降りてきたのはびっくりですね。
翅があるのですから、いてもおかしくはないとはいえ、現実にあの近くでは見たことがありません。仰られていますように生息地が拡大したのなら嬉しいですね。
Commented by otto-N at 2013-08-09 22:08 x
ベニヒカゲは、北海道の後翅の紅紋の未発達な個体しか、きちんと撮ってません。身びいきですが、シンプルな北海道型のほうが好きですが、こちらのもしっかり撮らないと、思ってます。渋滞がなければ行きたいところですが、お盆が過ぎても大丈夫なことを願ってます。
Commented by himeoo27 at 2013-08-09 22:26
新鮮なキベリタテハの季節到来ですね!
暦通り秋が到来したようで寂しさの中に艶やかさ
を感じました。
Commented by ダンダラ at 2013-08-10 07:18 x
yodaさん、この日はカラスアゲハを撮影するために別の場所に行くつもりだったのですが、ここで撮影できてラッキーでした。カラスアゲハなどの黒系アゲハはどちらかというと木陰近くの花を好んで吸蜜に来るのでこんな感じになりますね。
でも雌の多彩な色が出て良かったです。
キベリもエルもこういったところが好きですよね。一瞬キベリが花に止まったのですが、獲りそこないました。
Commented by ダンダラ at 2013-08-10 07:23 x
clossianaさん、カラスとベニの組み合わせは本当に偶然で、しかも一瞬のことだったので、撮影しているときは、あれ! 何かが横ぎったな、ベニヒカゲみたいだったけど…という感じで、モニターで確認するまではこんな風に写っているとは分かりませんでした。
ミヤマシロ、私もこんな下で確認したのは初めてです。
この後数百メートル追いかけたのですが、いつもとは違う生息地のほうに飛んでいきました。
そちらに食草があるのかはわかりませんが、あの移動力ならかなり広い範囲の食草を探すことができそうです。
来年どうなるでしょうね。
Commented by ダンダラ at 2013-08-10 07:29 x
otto-Nさん、北海道ではベニヒカゲはここのもの以上にシンプルなんですか。
あまり意識しなかったので知りませんでした。後で図鑑で確認してみますね。
お盆の渋滞は嫌ですよね。今朝6時に自宅の窓から関越道を見たらすでに渋滞で、ほとんど止まっていました。
ベニヒカゲはお盆過ぎでも例年ならOKですが、今年はどうでしょう。
でもこの撮影地ではメスはこれからでしたから、ぎりぎり間に合うかな。
Commented by ダンダラ at 2013-08-10 07:33 x
ヒメオオさん、そろそろキベリの季節ですね。
この日は3頭ほど見かけましたが、今年の発生数はどうなんでしょうね。
季節の進み方が早くて、もう秋の蝶を撮影してしまいなんだかやることがなくなりそうで寂しいです。
Commented by HOUNOKI at 2013-08-10 08:48 x
ベニヒカゲ、いろんなシーンが撮れてますね。
明日、もういちど場所を変えて、
ベニヒカゲの再戦に行ってきます。
カラスアゲハとベニヒカゲの写真は、
不思議な色調に仕上がっていますね。
実際とは、違うかもしれませんが、
大好きな写真です。
Commented by ダンダラ at 2013-08-10 14:05 x
HOUNOKIさん、カラスアゲハの写真、気に入っていただけてうれしいです。
私も偶然とはいえ、よいチャンスをものにできて喜んでいます。
カラスアゲハの色調はかなり緑がかっていて、日陰の色温度の関係もあると思いますが(今回は修正していません)、日向で撮影した写真もかなり緑が強いので、そういった個体のようです。
右前翅に傷があるので、それがはっきり分かる日向での写真は没扱いにして掲載しませんでした。
ベニヒカゲはこれからがベストシーズンなので、よい写真が撮れるといいですね。

Commented by banyan10 at 2013-08-10 23:21
ここでカラスは珍しいと思いますが、綺麗な雌ですね。
ベニヒカゲとのツーショットは貴重ですね。
今日行ってきましたが、雌は発生初期でした。
Commented by 22wn3288 at 2013-08-11 07:53 x
カラスアゲハとベニヒカゲのコンビ、素敵なシーンですね。
こんなこともあるのだな、と感心して拝見しました。
ミヤマシロチョウは多く発生したのでしょうね。
Commented by cactuss at 2013-08-11 21:11
カラスアゲハとベニヒカゲが1枚の写真に写っているのは何か不思議な感じですね。
同時期に同じ場所にいることが少ない組み合わせだからでしょうか。
ミヤマシロチョウもどんどん増えていきますね。これが本来の姿なのでしょうか。
Commented by ダンダラ at 2013-08-12 09:26 x
banyanさん、ここではカラスは毎回1.2頭は見ることができますが、たしかに多くはないですね。
雌が発生し始めましたか。雌が発生すれば撮影もずいぶん楽になりますよね。
お盆の渋滞がなければもう一度くらいは見に行きたいものです。
Commented by ダンダラ at 2013-08-12 09:29 x
旅友さん、このツーショットはほんとにこんなこともあるんだなという感じがします。
ファインダーをのぞいていてベニヒカゲが近づいていることにはまったく気が付きませんでしたので、シャッターを押したら飛び込んできた感じで、これもこんなこともあるんだなという感じがします。
ミヤマシロチョウは来年が心配だと思いましたが、こんなことがきっかけで分布が広がればうれしいことです。
Commented by ダンダラ at 2013-08-12 09:33 x
cactussさん、確かにカラスアゲハの多い場所ではあまりベニヒカゲは見ませんね。
この場所ではカラスアゲハは毎回少しは撮影できますが、こんなことはたまたまおこったということで、狙って撮れるものではないですね。
機械の進歩のおかげで、そんなチャンスをものにできました。
ミヤマシロチョウは、個体数が多くなれば新しい発生地を求めて移動するんでしょうか。
以前の調査でも雌は雄よりも移動範囲が広かったようですね。


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