2012年 11月 10日
11月3日は息子夫婦には泊まってもらい、引っ越しのことや、その他多少気になっていた点などを話し合った。 4日は息子たちを駅まで送りに行く前に、近くのムラサキシジミのポイントを見に行く。 ふと見ると、1頭がアラカシの葉の上でストローを伸ばしてアブラムシかキジラミの排泄物を吸っている。 この個体はその後小飛して少しだけ開翅してくれた。 鱗粉の密度がやや薄いのか、ブルーの輝きが弱いような感じだったのが残念だけど、雄の翅表の輝きは個性があって面白い。 ここではこの個体しか姿が見えないので、少し移動すると別の個体がマテバシイの葉の上に止まっていた。 後翅裏面の斑紋のはっきりした個体だ。 この個体もストローを伸ばしてマテバシイの葉から何かを吸汁しているようだ。 息子たちを駅まで送ってから、昨日ヒメアカタテハを撮影した場所に行ってみる。 産卵シーンがきちんと撮れなくて何か消化不良の感じが残るので今日はきちんと撮影したいし、昨年はたくさんいたウラナミシジミが見つからないので別の場所を探してみるのも目的。 昨日ヒメアカタテハの産卵を撮影した場所に寄ってみるが、雄がテリ張りをしているだけで雌は見つからない。 ウラナミシジミが咲き残りのアカツメクサで吸蜜していた。 もう少し歩いて、この春アカツメクサのたくさん咲いていた場所に移動する。 移動した先では、一度刈られたアカツメクサが良い具合に伸びて花をつけていた。 その花にはチャバネセセリが吸蜜に来ていた。 ヒメアカタテハも来ていたが、ここには撮影しやすい場所にヨモギがないので産卵シーンは難しそうだ。 魚露目でアカツメクサの咲いた明るい雰囲気が出るように撮影してみる。 自宅で写真を確認してみてがっくり・・やけに像が甘いし、周囲が流れている。。 カメラを肩から提げて持ち歩いているうちに、カメラが体にこすれて絞り値が開いてしまったようだ。 この時は、念のためにリコーのGR-DⅢでも撮影しておいたので、被害は最小限で済んだけど・・ 撮影の前に必ずチェックする習慣をつければいいのだけど、蝶相手だとそんな時間がないことも多いし… このあたり簡単には動かないようにするとか、もう少し何とかならないものかな。 近くで撮影していた家内が来て、ウラナミシジミが産卵しているというのでそちらに行ってみる。 クズとは違う豆科(ヤブツルアズキかな)の花穂に産卵しているようだ。 とっさに撮影するけど、産卵したかも知れない卵が撮影できない。 家で写真を確認していたら、家内が隣に卵が写っているという。 良くわからないので拡大してみると、確かに3卵ほどが確認できた。 他の個体が産卵したものだろう。 次の産卵を狙って雌をみていると、それに雄が絡んできた。 草の間なので背景がいまいちだけど、一応証拠写真は押さえることが出来た。 12日から18日までは修学旅行の引率でハワイ。 26日は引っ越し。息子たちは12月初旬に今我々が住んでいるところに引っ越してくる。 その荷造りなどもあり、休日は自宅近くでしか写真が撮れそうもない。(それも出来るかな) 写真は我が家の玄関前から引っ越し先を撮影したもの・・目と鼻の先です (^_^;) それでも重いものがあるので、業者に頼むことにしました。こんな距離でもそれなりに費用はかかるものですね。
by dandara2
| 2012-11-10 08:26
| 産卵
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Comments(12)
D800フルサイズにシグマ150㎜マクロの
相性はどうですか? 写真を拝見する限り画質もよく よさそうなレンズだと思いますが。 まだ、フルサイズカメラは導入しませんが たとえばD600を買ったときのレンズは どれがいいのかと、いろいろと考えることが 楽しいです。
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himeoo27 at 2012-11-10 20:31
上から4コマ目の裏面の白紋が強いムラサキシジミ
面白いですね!私のフィールドでも探してみます。
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Sippo5655 at 2012-11-10 21:31
お引越し準備、大変でしょうが頑張ってくださいね♪
ご同居なさるのですね! 何かと賑やかになりそうですね(*^-^*) ムラサキシジミ、この表の深い色合い・・・本当に美しいですね! そういえば最近、会っていません。 どこかで会えるかなあ。 ウラナミシジミ、産卵も、そして卵も撮影できて、良かったですね! このチョウはいろんな豆科植物に産卵するのですね。 ・・・ってツバメシジミやキタキチョウも同じかな^^; ヒメアカタテハはこういう環境がとてもお似合いな気がします~♪
ムラサキシジミの紫が輝いて綺麗ですね。
普通に見られるといっても、本当に美しい瞬間を撮るのは難しいです。 ウラナミシジミの産卵も撮れそうで撮れないシーンですね。 85mmマクロにケンコーテレコンもいいですね。 何倍でしょうか?
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ダンダラ
at 2012-11-11 13:09
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HOUNOKIさん、D800+シグママクロ150の相性はよいと思います。
画質もシャープで申し分ないです。 なによりも、ニコンのマイクロ105の場合はよくフォーカスが迷って最短距離かなんかでフリーズしてしまうのですが(発売後すぐのレンズのためかもしれません)、シグマの場合はそうしたフリーズはないので楽です。 欠点は重いことでしょうか。カメラとレンズ合わせて2.2Kgあるので、一日首にかけて歩くとかなり負担です。
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ダンダラ
at 2012-11-11 13:23
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himeooさん、ムラサキシジミの裏面の模様は時々こういったタイプがありますね。
季節型というわけではなくて、夏でも秋でも出るようなので個体変異なんでしょうか。 写真写りは良いので探してみてください。
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ダンダラ
at 2012-11-11 13:40
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Sippoさん、間に一軒おいた別の部屋なので同居という感じでもなくて、いわゆる味噌汁の冷めない距離という感じになるかと思います。
孫が来年から小学校に入るのですが、学童保育の時間的な問題とかがあって、嫁が会社を辞めるかどうかで悩んでいた時に、たまたま同じフロアの部屋が空くという願ってもないことが起きたので少々無理をして購入しました。 ウラナミシジミやヒメアカタテハはこの時期カメラを向ける気になりますね。
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ダンダラ
at 2012-11-11 13:48
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旅友さん、ムラサキシジミのオスはきれいですよね。
この時期にはカメラを向けたくなりますね。 このオスは期待したよりも紫の輝きが弱いタイプだったのですが、撮影の向きを工夫して何とかあらが目立たないようにできました。 ウラナミシジミの産卵は難しいですね。今頃になると食草も痛んでくるのでなおさらですね。 ケンコーのテレプラスは1.4倍です。2倍も持ってはいるのですが、D300sではAFがきかなくなるので、使っていません。 D800やD600では2倍のものでも使えるので、重さとか考えると150mm位のマクロにするよりもそのほうがいいかもしれないですね。
ムラサキシジミの青が目に沁みます。ヒメアカタテハの魚露目の写真は、すごくきれいです。
ウラナミシジミの産卵シーンにはその鮮明さが素晴らしいな。D800の解像力には脱帽。 ご引っ越し準備も整って新しいお宅も楽しみですね。。
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konty33 at 2012-11-11 23:08
ムラサキシジミの開翅をゆっくり観察できる時期が来ましたね。
今朝、近所を探してみましたが、葉陰に隠れている個体ばかりで開翅してくれませんでした。 ヒメアカタテハの魚露目の写真がとっても良い感じです。 こんなに近くによっても逃げられないとは・・・お呪いでもあるのですか? ハワイですか・・・・羨ましいです。
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ダンダラ
at 2012-11-12 09:09
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虫林さん、ヒメアカタテハの魚露目の写真はオリジナルを見るとかなり出来が悪いんです。
レタッチでシャープネスをかけているのでごまかせていますけど… ウラナミシジミの産卵写真のシャープさはD800の特徴ですね。 なんでもないような写真でも、拡大するとびっくりすることが多いです。 その分好い加減に撮影するとあらが目立ってしまいますけど。 引っ越し、ありがとうございます。いろいろうまく行くといいんですが。
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ダンダラ
at 2012-11-12 09:14
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kontyさん、ムラサキシジミはこれからが楽しみですね。
ムラサキ3兄弟の中では一番きれいなので、これからその美しさを何とか頑張って引き出したいと思います ヒメアカタテハの魚露目写真お褒めいただきありがとうございます。 没写真寸前なので、もう少しシャープにきちんと撮りたいと思います。 近寄ることに関しては、みなさんそれぞれマスターしていらっしゃると思いますが、ひたすらそっと近づくだけです。 一度近づけると後は急な動きさえしなければ逃げませんね。 |
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