11月27日の日曜日は休日出勤。
26日と28日は帰宅後14時半過ぎにムラサキツバメとアカボシゴマダラの様子を見に行く。
日没まで2時間程度しかないこの時期、すっかり夕日の感じになっていて活動する蝶は見かけない。
アカボシゴマダラの蛹は、大きく傷ついた蛹の方は心なしか腹部側の色が茶色になってきたような気がする。
もう一方の蛹は新たな傷はついていなかった。
ただ、反対側は以前の傷の色が黒くはっきりし心持ち大きくなっている。
これは、しみ出た体液が黒く変色したために起こったようだ。
終齢幼虫も特に変化はないが、静止位置の葉を見ると新たに摂食したような後はない。
このまま越冬態勢にはいるのか、結局越冬できずに死んでしまうのか、こちらも継続して観察していこう。
ムラサキツバメの方も、特に変化はなく同じ場所に静止していた。
26日はクヌギの葉で静止している個体を撮影できたが、アラカシの葉の個体は静止位置が悪く、無理に撮影すると飛ばしてしまう恐れがあるので撮影しなかった。
28日に撮影したときに葉に横になっていた。
クヌギの葉の個体とは70cm位しか離れていないのに合流する気配はないし、クヌギの方の個体は横になっていることはなかった。これは何が原因なのだろう。
葉の材質とかが関係あるような気がする、あるいは色だろうか。。
26日にはムラサキツバメの近くの葉に静止する2頭のムラサキシジミを見つける。
緑色の葉に静止しているが、後ろには茶色の枯れ葉があるので、これに因ってきているのだろう。
28日に確認したときには、この枯れ葉が風で動いてしまい、枯れ葉との位置がかなり離れている。
もしこれを最初に見つけたなら、ムラサキシジミの静止位置について今までの観察結果と異なっていて悩むことになったかも知れない。