2011年 09月 20日

小畦川便り(ツマグロヒョウモンの交尾:2011/9/19)

この連休は前半の2日間は勤め先の文化祭、昨日の19日は午後から墓参り。
今日20日は代休だけれど、台風15号の影響で雨が降っている。
19日の午前中は天気も良かったので、墓参りに出掛ける前に、この前から自宅の散歩用に引っ張り出してきたD70にタムロン70-300をつけたものと、飛翔・魚露目用にD300,18-55のセットと、コンデジを持って自宅前を散策してみた。
川原にはコスモスが咲き始めていて、そのコスモスにツマグロヒョウモンが来ていた。
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ツマグロヒョウモンも雄はなんて言うことのないヒョウモンだけど雌は絵になる。
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もう少ししたらもっと華やかになるだろう。
川原なので、背景がすっきりして魚露目向きの写真が撮れる。
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魚眼レンズの方がいい絵になるんだろうけど、それ用に魚眼レンズを買ったり、もう1台カメラを持ち歩くのはいやなので、飛翔用のレンズの先端に取り付けるだけの魚露目で十分だ。

日陰の土手には彼岸花が咲き始めていた。
今年は草刈りが入っていないので彼岸花が草の間で咲いて気がつかなかったけど、もうそんな時期なんだ。
アゲハが来るかなと思ったけど姿はなかった。
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キクイモも咲き始めていた。
この花も昨年は花が咲く前に刈り取られてしまって寂しかったけど、今年はきれいに咲いている。
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ふと見るとアゲハが2頭同じ花に来ている。
とっさに撮影するがすぐに飛んでしまった。
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後で見ると、アゲハとキアゲハのようだ。こんなシーンは珍しい。

ツマグロヒョウモンが来ていないかと探すと、雌が一頭吸蜜に来ていた。
花の高さが目線より上なので撮影が難しい。
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歩いていたら草の間からツマグロヒョウモンのペアが飛び出した。
交尾個体は初めて見るので喜んで追跡するけど、敏感でなかなか近づけない。
やっと止まったと思ったら植栽されたツツジの葉の上。
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ちょっとごちゃごちゃしているけど、とにかく証拠写真は押さえることが出来た。

このままでは色気がないので、広角で周囲の風景を入れ、ジョギングの人が通り過ぎた瞬間にシャッターを押してみた。
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ウーン、あまり大したことはありませんね。

こんなチャンスは滅多にないので、色々なシーンを撮影することにする。
タムロンの70-300の具合を見るにも丁度良いチャンスだ。
雌雄が同時に翅を開いている所を撮りたいと思うけど、なかなかそんなチャンスはない。
雌が翅を開いていると雄が閉じたまま。
でもこの写真は背景が比較的すっきり処理できたので、一連の写真の中では一番のお気に入りだ。
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いつもの癖で何度もシャッターを押そうとするけど、D70はバッファが小さいのか3枚も連写するとすぐにシャッターが押せなくなる。
ちゃんとしたカメラを持ってくれば良かったと後悔するけど仕方ない。
それでもようやく両方が翅を開いている所が撮れた。
雌雄で斑紋が違うチョウの交尾って撮影できるとすごくうれしい。
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あまり出来は良くないけど、これ以上のチャンスはなかった。

一応両方が閉じた所も撮影。
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結構頑張ったけれども、ツマグロのペアはあまりオープンな所には止まってくれず気に入った写真はほとんどなかった。
路上に止まったペアの所に雄が飛んできて絡んだ。
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この写真では、絡んでいる雄の腹部が見えないけど、何とか交尾しようとペアの方に無理矢理曲げているためだ。

そのうち、16日の金曜日から一人で泊まりに来ている孫が家内と遊びに来た。
一通り撮影も完了したので、孫に手にのせてごらんと言ったら何度がチャレンジして無事に手乗りになった。
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その後散歩して、冬にムラサキシジミが見られる公園に行くと、1頭の♀が飛んでいた。
写真は撮れなかったけど、アラカシの新芽には食痕が見られたので、今年の冬も何とか観察できるかも知れない。
そこでは、丈の低い木の茂った葉の中でヒメジャノメが絡んでいた。
真っ暗だったけど、それでもと思ってカメラをつっこんで撮影してみた。
ノイズだらけだけど、何とか数枚の写真が撮れていた。
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ジャノメの仲間の飛翔はランダムで難しいので、少しでも飛んでいる写真が増えてうれしい。

少し遅くなったけど、新宿近くにある墓に彼岸のお詣りも済ませた。
墓参りに行く電車の中で孫は寝てしまい、墓参りが終わって電車に乗るころに目が覚めた。
・・・しゃあないか。
その後別の用で出掛けていた息子夫婦と池袋で夕食を食べた。
休みで店が混んでいて、大したものはなかったけど。

by dandara2 | 2011-09-20 17:22 | 交尾 | Comments(18)
Commented by 虫林 at 2011-09-20 19:11 x
ほのぼのとしたした写真が並んでして癒されました。
とくにお孫さんとチョウとのツーショットはうなってしまいました。
コスモスとツマグロヒョウモンの組み合わせはGyorome8かな。よくぞそこまで近接
できましたね。僕のレンズですと、周辺の画質が問題かなと思いましたが、ダンダラ
さんのをみるととてもいいですね。多分、製品によるクオリティにバラツキがあるの
か、装着するレンズとの相性が良いのかもしれませんね----。
Commented by ダンダラ at 2011-09-20 20:55 x
虫林さん、ありがとうございます。
自宅前の川原もこれからしばらくは絵になります。
魚露目の写真は周辺の画質が使えないのはこのレンズの場合も同様です。
円周魚眼なので丸く写っているので、四角い画面にするためにかなりトリミングしています。
それでも背景までに距離があるとこんな感じで広々と写るので面白いですね。
このレンズは、取り付けるレンズに相性があるようで、持っているレンズではこの18-55以外は使い物になりませんでした。
難しいですよね。
Commented by himeoo27 at 2011-09-20 21:23
ツマグロヒョウモン交尾撮影おめでとうございます。
下から3番目の♂が交尾ペアにちょっかい出すシーンが面白いですね!
裏面も表面も鮮やかで♂♀とっても綺麗です。
Commented by ダンダラ at 2011-09-21 08:45 x
himeooさん、ありがとうございます。
交尾個体へのアタックの写真ですが、何枚も撮ったのに絞りすぎていたので結構ぶれぶれが多く、何とか使えるのがこの写真だけでした。
それでも結構良い写真だったので良かったです。
慣れないレンズなので、どこまで絞ったらどんな具合になるのかわからずついつい絞りすぎてしまいます。
Commented by naoggio at 2011-09-21 13:55 x
1~3枚目、どれも素敵な写真ですね。
殊に3枚目は遠景や雲の様子がのんびりしていてお気に入りです。
中学1年の夏休み、和歌山県で初めてツマグロヒョウモンを見た時の感動が蘇りました。
♀は本当に裏も表もきれいなので希少種だったら大変な人気でしょうね。
交尾もオス、メス共に新鮮できれいです。
本当にアゲハとキアゲハですね。そう言えば見たことのないツーショットです。
お孫さん、蝶のことを怖がったりいやがったりしませんか?
Commented by ヘムレン at 2011-09-21 17:45 x
ツマグロヒョウモンとコスモスはよく似合いますね。
交尾・・・ナイスです。
♂もまだ綺麗な個体ですね。独特な裏面がいい感じです(^^)Y
Commented by ダンダラ at 2011-09-21 20:55 x
naoggioさん、この一角は少しだけ田んぼだとか川原だとかがあってのんびりした感じの所です。
ツマグロヒョウモンはきれいなヒョウモンですね。
30年前に南の島で見た時にはいかにも南方へ来たなと感じたものでした。
それがまさかわが家の前で見られるようになるとは想像もしませんでしたが。
孫はカブトやクワガタのような力の強い昆虫は痛くていやみたいですが、チョウは好きみたいですね。
というか、ジージの好きな蝶々という感じのようです。
Commented by ダンダラ at 2011-09-21 21:00 x
ヘムレンさん、おっしゃるようにツマグロヒョウモンとコスモスはよく似合いますね。
きれいなチョウなので、きれいな花に来ているのがぴったりです。
ツマグロヒョウモンが自宅前で初めて観察できたのは2005年ですけど、今回交尾を初めて撮影できて喜んでいます。
これからしばらくはきれいな姿を見せてくれると思います。
Commented by clossiana at 2011-09-23 07:29
ツマグロヒョウモンの交尾。。お孫さんが手乗りにされたりしていますが、よくこんなに大人しかったものだとびっくりです。実は私も先週ですがこの蝶の交尾ペアに遭遇したのですが大変に敏感で近づこうとすると、すぐに飛び立ってしまい最後は手の届かない梢の向こうへ飛び去られました。数メートルくらいで撮るのが精一杯でしたから不思議です。私の場合はきっと殺気が充満していたのでしょうね。
Commented by chochoensis at 2011-09-23 08:58
ダンダラさん、=ツマグロヒョウモン=の交尾写真・・・始めて拝見しました、素晴らしいですね。
交尾写真・・・今年から新たな目的が出来たのですが、なかなかチャンスに恵まれません。素晴らしいです。
Commented by ダンダラ at 2011-09-23 23:11 x
clossianaさん、ツマグロヒョウモンのペアは最初は敏感で撮影距離までもう一歩という所で逃げられました。
ただ、こんなチャンスは滅多にないのでしつこく追いかけたら、リードする雌が疲れたのかだんだん逃げなくなりました。
この場所は川原なので、高い木とかがなかったのが良かったのかも知れませんね。
孫が手を出す頃はおとなしく手に乗ってきました。
Commented by ダンダラ at 2011-09-23 23:18 x
chochoensisさん、私も初めてツマグロヒョウモンの交尾を観察したのでうれしかったです。
そうですか、生活史からさらに細かな生態の方へも観察の幅を広げられたのですね。
チョウの一生の中で、交尾は普通一回しか行わないので、観察の機会はなかなかありませんけど、産卵は観察の機会が多いですし、交尾拒否もよく観察できますし、目の前で起こることを良く見ると面白いことが多いですよね。
Commented by 22wn3288 at 2011-09-24 08:23 x
ツマグロヒョウモンの雌は絵になりますね。
コスモスでの吸密はとくに綺麗です。
交尾写真の数々感心致しました。
Commented by ダンダラ at 2011-09-24 09:30 x
22wn3288さん、ありがとうございます。
ほんとにツマグロヒョウモンの雌はきれいですよね。
これからの季節、遠出も少なくなりますので、身近な蝶を改めて見直したいですね。
交尾ペアを見つけたときは、これはきちんと撮影しなくてはと集中して撮影したつもりだったのですが、結果はごらんの通りで、今ひとつ物足りない物になってしまいました。
結構難しかったです。
Commented by 桐鳥ローランド at 2011-09-24 19:57 x
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。
環境も写しこむ魚眼レンズは味わいありますね。
Commented by ダンダラ at 2011-09-24 21:12 x
桐島ローランドさん、はじめまして。
ブログ拝見しました。
楽しい雰囲気のブログですね、時々お邪魔させてもらいます。
多摩川でもホソオチョウが出ているのですね。
こちら方面のことは良く知らなかったので参考になりました。
魚眼は同じ被写体でも全く次元の違う写真になって面白いですよね。
Commented by konty33 at 2011-09-25 22:01
ツマグロヒョウモンの交尾は豪華に見えて良いですね。
それにしても魚露目の画像は構図も画質も素晴らしいです。
こんなに近づくのも大変だと思いますが、そうでもないのでしょうか?
この秋に機会があれば試したくなりました。
Commented by ダンダラ at 2011-09-25 23:01 x
kontyさん、ありがとうございます。
ツマグロヒョウモンの雌は単独でも豪華ですけど、その交尾は模様が違うこともあって目をひきますよね。
メスグロヒョウモン、ウラギンシジミなど雌雄で斑紋の違うものの交尾は是非撮影したいと思っているのですが、メスグロヒョウモンは以前撮影できましたけど、翅を閉じているので思ったほどのインパクトがありませんでした。
今回は翅を開いてくれたのでその点では思ったイメージの写真になりました。
魚露目の写真はチョウから1.2cmまで近づきますけど、レンズ先端が小さいし手を伸ばして撮影するので意外とチョウは驚かないようです。
もちろん落ち着いた状態でないと近づくのは難しいですけど、それはマクロの撮影でも似たようなものですね。


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