2011年 08月 31日

今年はキベリタテハの当たり年!(2011/8/24)

お盆は開けたけれど色々所用があって動けず、8月24日になってキベリタテハとベニヒカゲをミニ東信に出掛けた。
ポイントが近くなって、車を走らせていると崖にキベリタテハの姿が何頭も目につく。
今まではこの道でそれほど多くの個体を見かけたことはないのだけど、今年はキベリが多いようだ。
路上に車を止めて撮影を始める。
日射しが強く難しい条件で、たくさん撮った割に良いものが少なかったけれど、これは比較的色が出た方だ。
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複数の個体が絡んでいることもあった。
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とっさのことでピントがうまく合わないけど、何とか状況証拠だけは撮影することが出来た。

車をおいて歩き始めるが、いつも見かける場所には姿はなかった。
途中撮影しておいて良かったと思いながら歩く。
アザミにエルタテハが来ていた。
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昨年はマツムシソウで吸蜜していて、エルタテハの吸蜜が撮れたと感激したけど、吸蜜はそれほど珍しくはないのだろうか。

いつもキベリタテハを見かける場所について探すと、キャンプの炊事場の灰のある場所で2頭のキベリが吸汁していた。
水気があるようにも思えないけど、どうやって吸っているのだろう。吐水吸い戻しと言うのを撮影したことがあるけど、キベリでもやっているのだろうか。
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上には鍋などを置くために鉄棒が何本か渡してあるので、アングルが自由にならないけど、光線がうまく当たっているので鉄棒の間から撮影してみた。
黄色の縁の色もあまり飛ばなくてすんだようだ。
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炊事場の屋根にも止まっていたので、軽くストロボを当てて撮影。
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キベリタテハは無事撮影できたので、次にベニヒカゲを撮影しようと歩き始める。
思ったほどには個体数は多くはなかった。
チラチラ飛んでばかりいるけど、ようやくアザミで吸蜜する所を撮影。
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(家内撮影)

また、アサマフウロで吸蜜するシーンも撮影できた。
この花は蜜の量が少ないのか、止まってもすぐに飛んでしまうので結構難しい。
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あまり止まらないので、飛んでいる所にもチャレンジ。
花の間を追いかけるわけにはいかないので、あまりチャンスはなかったけど、それでも何とか写っていた。
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ここにはクジャクチョウがたくさんいたけど、日射しが強いからかほとんど翅を開かない。
開翅すればきれいなクジャクチョウも、翅を閉じていれば真っ黒でカメラを向ける気になれない。
ようやく開翅する個体がいたので、それをしつこく追いかけてきれいな翅表を撮影することが出来た。
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もし、クジャクチョウが数の少ない高山蝶であれば、クモマツマキチョウ以上に必死で追いかけるかも知れないな。

ベニヒカゲの飛翔を狙っていたら正面からクジャクチョウが飛んできた。
とっさに撮影するが、速度が速くてあっという間に置きピン位置より近くに来てしまう。
横をすり抜ける時に押した1枚に手応えを感じたけど、後で見ると見事にピントが合っていた。
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タテハがまともに飛んでいる所を撮影し、きちんと写っていると嬉しい。

家内は地面に向けてカメラをかまえている。
何がいるのかなと思ってみると、ヒョウモンが絡んでいるようだ。
近づいてみるけど、飛び去ってしまった。
家内の撮影した写真を見ると、地面に止まったギンボシヒョウモンの♀に♂が絡んでいるシーンが見事に写っていた。
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(家内撮影)

自宅のPCで良く見ると、絡んでいるのはウラギンヒョウモンのようだ。上にいるのはどちらの種類か良くわからない。
大分長いこと絡んでいたようで、たくさん写真が撮ってあったけど、上の写真から46枚目の写真ではギンボシヒョウモンが絡んでいるので、3頭のうち上にいた個体はギンボシヒョウモンのようだ。
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(家内撮影)

もっと早く気がついて駆けつければ良かった。
コヒョウモンもいて、ササの間に潜って産卵していた。この撮影は難しい、証拠写真がやっと。
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一通り撮影できたので、ヤマキチョウでも探しに行こうと場所を移動した。
車に向かって歩いていく途中では、シータテハがいて湿った地面で吸水していた。
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家内が撮影したこの写真は、トンボとのツーショットでなかなか良い感じ。
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(家内撮影)

自分が見かけたとしたら、はたしてカメラを向けただろうか。
人の撮った写真を見るのは勉強になる。

移動した先ではヤマキチョウはいなくてスジボソヤマキチョウが出迎えてくれた。
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ここにはカラスアゲハやミヤマカラスアゲハが吸蜜していたので、こちらの撮影に切り替える。
時期的にやや遅く、新鮮な個体はいなかった。
先日「探蝶逍遙記」のfanseabさんがストロボ使用の見事な写真を撮られているので、ストロボも試してみることにした。
こちらの♂はストロボ使用。
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こちらの♀は自然光。ちょっと翅が傷んでいたのが残念。でもおかげでブルーが少しだけ余計に見えている。
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こちらのミヤマカラスはストロボ使用。
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随分頑張ったけど、なにしろきれいな個体が少ない。
最後にアサギマダラを魚露目で撮影してここは終わりにした。
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下りの道にあるお気に入りのチーズ屋さんで、ワインとチーズを買ってからキマダラモドキのポイント移動。

簡単に撮影できると思っていたら、草が茂って何だか様子が違う。
かなり探したけど、それらしいのが3頭ほど飛び去るのを目撃したのみで1枚も撮影できない。
そうこうするうちに、家内から電話。
それらしいのが止まっているけど、これがそうかしらと言うことだった。
急いで駆けつけると、確かにキマダラモドキが葉に止まっている。
しかも開翅している。
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何枚も撮影してから、贅沢にも裏からも撮影したいなと思うが、一向に翅を閉じない。
家内に裏から撮影したか聞くと、最初に見つけた時に撮影したという。
いくら呼んでも来ないから、一杯撮影したとか。
後で見てみると、キチンと撮れていて、ツリフネソウまで写っているというすばらしさ。
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(家内撮影)

いつものことだけど、またやられてしまったなと言う感じ。
やっぱり自然の神様に愛されているのは私ではないようだ。

by dandara2 | 2011-08-31 18:00 | Comments(14)
Commented by maximiechan at 2011-08-31 19:48
大変見応えのある記事ですね。これだけだくさんの蝶に出会えると嬉しいですね。
クジャクチョウやヒョウモン類の飛翔は見事です。
今年は確かにキベリは多いと私も感じています。
加えて、いつものことながら、奥様の大活躍・・・流石です。
チーズ屋さんはもしかして、下り道の左側にあるお洒落な店ですか?私も寄ったことがあります。
Commented by ダンダラ at 2011-08-31 22:37 x
maximiechanさん、ありがとうございます。
この日は特に時間的な制約もなく、ゆっくり楽しもうと思っていましたので、気持ちよく撮影できました。
キベリは今年は多いようですね。
家内は飽きっぽい私と違ってじっくり取り組むタイプで、それがよい結果を生んでいるのかも知れないです。
チーズ屋さん、そのお店です。
ここでは、途中の道の駅でプラムを買ってトイレの洗面所で洗って山で食べたり、お昼用にクルミおはぎを買ったり、ついでに色々な野菜類を買ったりと楽しみの多い場所で大好きです。
Commented by naoggio at 2011-09-01 16:06 x
東信のキベリ、今年は数が多かったんですね。1度くらい行けばよかったです。
14日にチャンスがあったのですが観光をしてしまいました。
クジャクの飛翔、お見事です。バッチリピントが合ってますねえ。
奥様が撮られたシータテハとトンボの写真も素晴らしいですね。芸術的です。
そしてキマダラモドキ(♀ですかね)の開翅もいいですね。裏も表もきれいな蝶です。
Commented by banyan10 at 2011-09-01 17:37
僕も普段は見ない場所で複数を見たので当たり年の印象ですね。
キャンプ場の方で撮影しているのですね。
キベリの時期はあまり歩いて撮影したことないのですが、途中でエルなどに会える可能性もあるのでいいですね。
クジャクの飛翔、キマモの雌の開翅と素晴らしいです。
Commented by chochoensis at 2011-09-01 19:53 x
ダンダラさん、キべり・エルタテハ・クジャクチョウで驚いていたら、コヒョウモン産卵・キマダラモドキ開翅・・・凄いです!=ブログ=の写真が綺麗なのにビックリしています。
以前から、=写真=が素敵なので、ため息をついています、コヒョウモンの産卵・・・卵が見えますね・・・素晴らしい。
Commented by ダンダラ at 2011-09-02 07:48 x
naoggioさん、ありがとうございます。
キベリはまだ間に合うと思いますので、時間がとれれば出かけられてみてはどうでしょう。
飛翔は久しぶりにまじめに撮りましたけど、クジャクなどのタテハは難しいですね。
たまたまこちらに向かってきてくれましたので撮影することができました。
家内の撮影した写真は、チャンスが長く続いたこともありますが、迫力があって良い写真になったと思います。
Commented by ダンダラ at 2011-09-02 07:51 x
banyanさん、キベリは今年は多いようですね。
私は大体こちら方面で撮影することが多いです。
それほど数が多い場所ではないですが、おっしゃるようにタテハも狙え、ベニヒカゲも狙えますので。
Commented by ダンダラ at 2011-09-02 07:53 x
chochoensisさん、お褒めいただきありがとうございます。
写真のことをほめられると素直にうれしいです。
コヒョウモンの卵は気がついていませんでした。
原画で確認してみましたが、確かにそれらしいのが写っていますね。
この見にくい写真で気がつかれるとはさすがchochoensisさんですね。
Commented by 22wn3288 at 2011-09-02 09:37 x
キベリタテハ、ベニヒカゲ、クジャクチョウなど、またキマダラモドキも、皆素晴らしい写真ですね。
これらを一日で撮れるのはとても良い環境なのでしょうね。
楽しませて頂きました。
Commented by ダンダラ at 2011-09-02 12:04 x
22wn3288さん、ありがとうございます。
ここは比較的手軽にこれて、高山蝶なども生息しているのですが、保護・監視が行き届いているのか、採集者にも煩わされることがなくて好きな場所です。
ゆったりと一日撮影することができました。
Commented by 6422j-nozomu2 at 2011-09-03 18:40
いつも精力的に活動されていますね。モドキの開翅などかなり羨ましいです。いよいよ蝶シーズンも後半ですね。お互い秋の蝶頑張りましょうね。
Commented by ダンダラ at 2011-09-03 21:02 x
ノゾピーさん、ありがとうございます。
キマダラモドキは草が茂ってきて少し心配しましたが、元気な姿を撮影できてほっとしました。
ベストシーズンも終わりかけて、寂しくなってきましたね。
でも確かにこれからは秋の蝶達の出番ですね。
良い写真が撮れるように頑張りましょう。
Commented by konty33 at 2011-09-03 23:30
見応えのある写真の数々と奥様の飛翔撮影の技術にはビックリです。
特にシータテハとトンボの組みあわせは芸術的で感動的です。
キマダラモドキ♀開翅は何と贅沢な・・・・。かなり羨ましく拝見しました。
Commented by ダンダラ at 2011-09-04 07:08 x
kontyさん、ありがとうございます。
ヒョウモン類の飛翔は、かなり長いことギンボシヒョウモンの♀をめぐって♂が周囲を飛び回っていたので、望遠ズームしかついていない家内のカメラでも撮影することが出来ました。
シータテハとトンボの写真は、そんなシーンを見つけ、カメラを向けるセンスに少々ビックリしました。
私だとなんだ裏側かと見過ごしてしまったかも知れないので、少しは芸術的な写真と言うことも意識しないといけないかなと反省をしました。
こうして家内の写真を見ていただいて、お褒めいただくことが家内の励みにもなると思います。ありがとうございます。


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