2010年 04月 07日
4日の日曜日は前日の予報よりも雲が多く肌寒い。 これではギフは無理なので、トラフの開翅狙いで先日の公園に再度でかける。 静岡でのトラフの開翅の経験から、ちょっと肌寒い位の時に日が射すと開翅するらしいと言うことが分かったので、これで日が射せば開翅が見られるだろうという計算。 ポイントに着いてみると、「蝶の玉手箱」のcactussさん、「ヘムレンのNature Photo」のヘムレンさん、「蝶鳥ウォッチング」のyodaさんが見えていて、アセビの花に静止するトラフを教えてくれた。 動きそうもないので、別の場所の様子を見に行くが、何も見つけることは出来ずにもとの場所に戻ってくる。 すると最初に見つけたトラフはアセビの花の方に手で移動したと言うことなのでとりあえずそれを撮影。 もう一頭が最初に止まっていた位置のすぐ下の葉の間にいたと言うことで、夜はこんなところで過ごすのかも知れない。 あるいは、見ている間に少し翅が伸びたようだとも言うので、羽化したものが羽を伸ばしていたのかも知れない。 空を見上げても雲の切れ間は出来そうもないので、トラフが翅を開く条件を少し試してみることにする。 まず、花に静止しているトラフにLEDの懐中電灯で光を当ててみるが、翅を開く気配はない。 そこで、手の上に載せて少し暖めながら懐中電灯の光を当ててみる。 すると、わずかではあるが閉じていた翅を少し開いてくれた。 この写真ではほんとにわずかしか開いていないが、これより前ではもう少し開いてくれた。 その様子はcactussさんやyodaさんのブログで見ることが出来る。 先行されていた皆さんがトラフを見つけてくれてあったので、悪条件の中でも無事トラフを撮影でき、開翅の条件も少し試すことが出来てそれなりに楽しい一日だった。 cactussさん、ヘムレンさん、yodaさん ありがとうございました。
by dandara2
| 2010-04-07 23:24
| 静止
|
Comments(20)
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yoda-1 at 2010-04-08 12:31
ダンダラさま。ダンダラ奥様。
当日、御世話になりました。 開翅ショーがすごく勉強になりました。 活動できるときは、人影で逃げまくる蝶も、寒いと固まっているのも面白いと思いました。 最後は、YODAが独断で息をふきかけてしまいましたが、たぶん口臭に耐えきれずに、飛んで逃げたのだと思います。
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himeoo27 at 2010-04-08 19:38
生物実験のようで楽しそうですね!
光、気温、風、湿度、気圧等々の条件変化により活動を変えているのでしょうか?とても興味深いです。
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ヘムレン
at 2010-04-08 20:25
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cactuss at 2010-04-08 20:40
先日はお世話になりました。
開翅したのは光によるのか、ダンダラさんの体温によるものか、あるいは皆さんの熱意が伝わったのか、不思議ですね。
面白い実験ですね。他の蝶ではどうなるのかも興味深いです。
ところでこのLEDライト某雑誌の付録についていたものと同じタイプですね。私もフィールドで持ち歩いているので、今度試してみます。
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6422j-nozomu2 at 2010-04-08 21:34
色々な実験って興味があります。LED懐中電灯は値段も安いし、購入して、朝方のゼフで是非試してみたいと思います。光よりか温度に反応している可能性も否めませんが。(笑)
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kenken
at 2010-04-08 22:27
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春型のトラフを狙って撮れるとはえぇもんです。
この条件なら、ストロボを空焚きすると開翅するような気がしますね。
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yoda-1 at 2010-04-09 08:57
kenkenさま。
僭越ながら、ご報告させてください。 http://yoda1.exblog.jp/10348226/ 上記リンクの写真10(本日追加)が、ダンダラさんの手の上の画像で、フラッシュ使用時のものです。 フラッシュの刺激でも全く歯が立ちませんでした。
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ダンダラ
at 2010-04-09 22:52
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yodaさん、楽しい撮影会でしたね。
開翅は、ゼフなども早朝日が当たると開翅するので、LEDの光で太陽と間違えてくれるかなと思ったのですが、ちょっと気温が低すぎましたね。 少しでも日が射せば間違いなく開翅したのに残念でした。
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ダンダラ
at 2010-04-09 22:54
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himeooさん、たまたま懐中電灯があるのを思い出したので試してみました。
寒い中、少しでも翅を開いた時は感動ものでしたよ。 トラフも寒いから日が射して気温が上がれば、日光浴をしたくなるんでしょうね。
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ダンダラ
at 2010-04-09 22:57
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ダンダラ
at 2010-04-09 22:59
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cactussさん、ブログの記事から当日はおいでになると思っていましたが、トラフを見つけておいていただいて、無事撮影できて良かったです。
開翅したのは、多分両方の条件があったと思いますが、充分開翅しなかったのは温度が低かったからなのかなと思っています。 おっしゃるように気温が上がればLEDは無くても平気だったかも知れないけど、翅を開く刺激にはなったのではないでしょうか。
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ダンダラ
at 2010-04-09 23:02
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furuさん、多分おっしゃっている雑誌の付録と同じものです。
と言うか、私もこの付録に惹かれてその雑誌を購入しました。 付録の割に良くできていますよね。 ある程度気温がある時に、これをポチッとやると翅を開くかも知れないですね。
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ダンダラ
at 2010-04-09 23:05
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ノゾピーさん、なるほど早朝のゼフには良いかも知れないですね。
叩き出して低いところに降りてきた時に試してみるのも面白いかも。 温度が高くても、薄暗ければ開かないだろうし、その逆でもダメだろうし、やはり両方の条件がうまくマッチすることが必要なんでしょうかね。
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ダンダラ
at 2010-04-09 23:07
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kenkenさん、皆さんの情報のおかげで、この時期のトラフはほぼ確実に撮影できる感じになりました。
ストロボについては、瞬間的な光ではどうかなと思いますが、試してみる価値はあるかも知れないですね。
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ダンダラ
at 2010-04-09 23:11
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yodaさん、実際の情報ありがとうございます。
この時は光よりも、気温の低さが開翅しなかった主な条件のように思うので、温度が十分な時に同様なことをしてみる必要があるかも知れませんね。 私もストロボ光では開かないと思いますが、どうなんでしょうかね。
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chochoensis at 2010-04-12 06:41
開翅の実験・・・面白そうですね、蝶の体が温まる条件があるんですね、太陽光で温まるほかにもこういう方法があったなんて、おどろきました。
今年は=トラフ開翅=が一回も撮影できていないので、試してみる価値がありそうですね。自宅近くの公園では朝の気温が低い時間帯に出掛けて、9時ごろ太陽熱で暖められた時に完全に開いた経験から、そういう時間帯ばかり狙っていました・・・間違っていたのですね。
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たにつち
at 2010-04-15 00:06
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ご無沙汰しております。
トラフの春型・・今年こそ、、と毎年思いつつ、、ついギフの方向へ脚が向かってしまいます(^^; ぜひとも、翅表も撮影したいものですね。 条件があわないと見られませんか。。参考になりました。
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ダンダラ
at 2010-04-16 12:39
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chochoensisさん、このときはうまくいきませんでしたし、開翅したとしても写真にはなりにくかったですが、たぶんこんな条件の時に開翅するだろうなという感じを確認するには有意義でした。
ただ、こんな条件の時にはトラフ自体が見つからないのが難点で、このときはたまたま他の方たちが見つけておいてくれたので実験できましたが・・・
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ダンダラ
at 2010-04-16 12:42
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たにつちさん、こちらこそご無沙汰しています。
トラフの開翅撮影は難しいですよね。 ついでに狙えるものではないので、他を犠牲にしてそれに集中しないといけないですが、この時期なかなかね。 でも、それに集中すれば案外撮影できるのかもしれないですね。 |
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