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2010年 02月 28日

ヨーロッパ撮影記(10:エズ・ビオット)

8月5日 今日は前日にファーブルさんにエズ村にはぜひ行ってみると良いと言われていたので、エズ村への半日観光ツァーに出かける。
ツァーとはいっても参加者は我々二人だけ。
ニースの町の様子がよくわかるけど、ほんとにきれいな町と海だ。有名な観光地になる理由がよくわかる。
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途中モナコ公国に入り、自動車レースで有名なモンテカルロの道を走ったり、カジノなどを見学した。夜ともなると有名人や富豪が集うそうだ。
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その後はモナコ大公の住まいのお城を見学してからエズ村に着く。
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ここではサボテン植物園に行くが、行く途中ではお店は眺めずに反対側の草ばかり見てしまった。
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ここにはゼラニウム(Pelargonium)を食べる例の帰化蝶がちらちらと飛んでいた。
ヨーロッパではあちこちにゼラニウムが植えられているので、このチョウもいろいろなところで見かけた。
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植物園ではサボテンの花も終わり蝶はほとんどいない。
山頂の広場にはヒメアカタテハが飛んでいた。
何も写真が撮れそうもないので降り始めるとキアゲハがテリ張りをしているのを見つける。
何とか広角でエーゲ海を入れた写真を撮ろうとがんばってみるが、思ったよりは良い雰囲気の写真が撮れた。
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ふと気がつくと周りの観光客がいつの間にか集まって同じように写真を撮っていた。
サボテンばかりでほかに撮るものなんてないもんね。
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海を背景に飛んでいる写真も撮ることが出来たけど、後ろからなにか追いかけているようにも見える。
拡大してみると、ウラナミシジミ系のチョウのようだ。
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ホテルの玄関に車が着いた時にファーブルさんから電話があり、職場近くの公園にヨーロッパフタオがいて交尾までしているという。
これから来られるかということだったけど、運転手の都合がつかず断念。
明日はどうかと聞くと、昼休みなら出られるというので、運転手と交渉してツァーではなく個人で人と車を借り切って案内してもらうことにする。
もう少し電話が遅ければ運転手とも別れてしまい、どうやってその場所に行くか途方に暮れるところだった。
翌、8月6日 11時30分に車で迎えに来てもらって、ガラス工芸で有名なビオット村近くでファーブルさんと会う。
ポイントは疎林の中にカシ類が点在している場所だった。
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昨日交尾を撮影したという場所に行って見上げるとヨーロッパフタオが上を飛んでいる。
とても撮影できるような感じではない。時間も昼休みの間と限られているし、トラップでおびき寄せるしかないだろう。
3日にファーブルさんと会った時に、フタオのトラップ用にエビを数匹もらっていたのだけど、その時点ではもうファーブルさんに案内してもらう予定もなく、自力では撮影のチャンスがなさそうなので、臭いが発生しないうちに処分してしまった。こんなことなら捨てるんじゃなかったと思うが仕方ない。
他にトラップに使えそうなものはないかと考えて、オオムラサキが熟したプラムに来ていたことを思い出し、夜の果物用に市場で買っておいた、小さくて香りが良くて甘い緑色のプラムとバナナを用意してみた。
それらを、ここぞという木の幹に塗ってみると、5分もしないうちに♂が飛来して吸汁を始めた。
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夢中になって吸汁しているので後は撮り放題。ちょっと暗かったので、ファーブルさんにディフューザーを借りて撮影。なかなか良い感じに写っている。
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吸汁が十分撮影できたので、テリ張りと飛翔にも挑戦するが、いずれも条件が厳しく良い写真は撮れなかったが、それでも何とか翅表の写った写真を撮ることができた。
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これでアポロとフタオと目的としていた蝶が撮影できて、南仏に来た目的はほぼ達成することができた。
そうこうする内にファーブルさんは会社に帰っていかれた。
忙しい昼休みにわざわざ案内していただいて感謝。ありがとうございました。

by dandara2 | 2010-02-28 11:58 | 海外 | Comments(16)