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2016年 07月 14日

ミヤマシロチョウとミヤマモンキの配偶行動(ミヤマシロチョウ:2016/7/10)

7月10日は東信の山に ミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウを見に行く。

最初にミヤマシロチョウについて。

ミヤマシロチョウのポイントに着くと、顔見知りの皆さんがいらしたがミヤマシロチョウはあまり数が多くない。

なかなか撮影できずにいたけど、ハクサンフウロに吸蜜にきている個体を撮影できてほっとする。

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ニコンD500 ニッコール70-200


この日はミヤマシロチョウの観察会があるらしく、たくさんの人が案内されてきた。

そのうち皆さんがカメラを向けているので見に行くと、羽化直後の個体が止まっていた。
一緒に撮影させてもらう。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

観察会の案内の人が、笹の間にあった蛹を見つけてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


これも喜んで撮影させてもらう。

時間も11時半くらいになるので、きっとここで昼食後解散かなと思って、その間少し離れた場所でミヤマモンキなどを探してみようかと思ったけど、この日は出てきてくれなかった。

うろうろしていたら、牛糞にミヤマシロが来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


集団吸水などは撮影したことがあるけど、牛糞にきているのを見るのは初めて。

ただ、あまり好みでないのかすぐに飛び立った。

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ニコンD500 ニッコール70-200


観察会にきていた人たちが解散したようなので、もう一度戻ることにする。

ミヤマシロが吸蜜に来そうなウツボグサの近くで昼食を食べていたらミヤマシロが飛んできた。

急いで見に行くと、なんと2頭が吸蜜している。

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ニコンD500 ニッコール70-200


これで少しは写真が撮れたような気がしたので、ミヤマモンキの撮影に移動しようかと思ったら、この日来ていたNHKのカメラマンが食樹の近くでカメラを構えている。

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なんでも"さわやか自然百景"の取材だとか。

見るとミヤマシロの交尾拒否。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ラッキーと思ってカメラを構えるけど、NHKのカメラを見るとマイクが付いている。
気になったので、隣にいるディレクターみたいな人に(写真に写っている人ではありません)、写真を撮りたいんだけどシャッターの音がしても大丈夫ですか、と確認をすると、かまいませんよということだったので、それでも遠慮をしながら撮影。

ただ、3頭が絡むことがあったので、その時は申し訳ないなと思いながらも連射。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


でもちょっと距離があったかな。もう少し近づけばよかった。


家内はもう少しだけ近づいていた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


そのうちカメラマンの人が、"あっ、お腹に無理やり差し込んでいる"とつぶやいた。

自分のアングルと距離ではよくわからなかったけど、家内がちょうどその瞬間を撮影していた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


結局無理だったみたいで、その後あきらめたようだ。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

家内が、"交尾はしないの"と言うから、"無理だよ、交尾拒否しているもん"と返事をする。

その数分後、あっけなく交尾が成立。

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ニコンD500 ニッコール70-200


エーなんで~ という感じ。

カメラマンに"スクープ映像ですね"と言ったら"あはは"とうれしそうにしていた。

気になったので、帰宅後ミヤマシロの交尾拒否の写真を見直したら、交尾拒否の場合、腹部は開いた後翅の下に隠しているようだ。

このメスの場合は腹部を後翅の上に出しているので、あるいは交尾拒否ではなかったのかもしれない。

手元にある図鑑や写真集で調べてみたけど、交尾に至る過程の詳細がよくわからないのが残念だ。



by dandara2 | 2016-07-14 09:35 | 配偶行動 | Comments(18)
2015年 07月 26日

東信のミヤマシロとミヤマモンキ(2015/7/20)

7月20日はkazenohaneさん、naoggioさんと東信の山へミヤマシロとミヤマモンキの撮影に行ってきた。

昨年の7月にミヤマシロなどを撮影したいというkazenohaneさんと来たことがあるのだけど、その時は天気が悪くなにも撮影できなくて敗退した。
それで今年のリベンジを約束した。

今年は天気は何とかなりそうだけど、肝心のミヤマシロチョウがものすごく少ない。
越冬巣などは昨年の1/10位とか。

ここ数年、過剰なくらいの個体数がいたから、食樹のメギなどが丸坊主になってしまうような状況も発生していた。

その反動だろうけど、振幅を繰り返しながらも落ち着いてくれるとよいのだけど。

ミヤマシロを探していたら、雌にアタックする雄を発見。
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雌の翅は雄に引っかかれて鱗粉が剥げて薄くなってしまっている。

しばらくして雄もあきらめたけど、その後マルバダケブキで吸蜜していた。
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せっかくなので、広角でも撮影。
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反対側の翅は痛んでいなかったので、そちら側でも撮影。
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せっかくのシーンなのに、なんということのない写真になってしまった。
もう少し考えて撮影すればよかったかなと反省する。

別の所でゼフなどを撮影されていたnaoggioさんとYさんがお見えになったけど、ミヤマシロはピタッと姿を消してしまった。

探しているときに、ミヤマモンキの雄がニガナで吸蜜していた。
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全く蝶の姿がなくなってしまったので、やむを得ずに山を登ることにした。

山頂目前になって、ヒメシジミがきれいなブルーを見せてくれた。
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そういえば今年はまだヒメシジミを撮影していなかった。

厳しい傾斜の所にミヤマシロチョウが飛んできた。
急いで飛翔を撮るけど、危うくバランスを崩すところだった。
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出来の方はもうちょっと粘れればなーと言うところだけど、蝶と一緒に空中に飛び出しては元も子もないので、まあ仕方ないか。

山頂についてしばらくは、キアゲハやモンキチョウ、それにツマグロヒョウモンの雄などがいて高山らしい雰囲気がない。
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草の間にウラナミシジミを見た時には絶句してしまった。
自宅近くでもまだ見ていないのに、これはいったいなんなんだろう。

温暖化で低山の蝶がどんどん高所に生息範囲を広げ、高山の蝶は行き場を失って絶滅してしまうというのが温暖化による高山蝶絶滅のシナリオらしいけど、その現実を目の当たりにしているような感じがした。

それでもようやくミヤマモンキがイブキジャコウソウで吸蜜しているのを撮影できた。
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この個体は、その後ハクサンフウロで吸蜜などもしてよいモデルになってくれた。
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前翅の黒点が気になる・・・

こちらは別個体。
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痛んでいるけど、前翅の斑紋は本来のミヤマモンキチョウで、何かほっとする。

ところが、吸蜜中にモンキチョウの雄が絡んできた。
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今年はモンキチョウをどこでも良く見かける。
今後どうなっていくんだろう。

山頂にもミヤマシロがやってきて、吸水を始めた。
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この個体はハクサンフウロでも吸汁してくれた。
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何とか写真も撮れたので下山する。

途中ではフタスジチョウが絡んできて、指に止まって吸蜜してくれた。
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飛び立つところを撮ろうと思って指を振っても飛び立たないくらい夢中で吸汁していた。

車に戻る直前に、気にしていたゴイシシジミのポイントを見ると数頭が飛んでいる。
葉の裏側に潜り込んで吸汁をしているようだ。
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はっきりとはしないけど、両方の触角を結んだ線の真ん中よりやや右側に卵が写っている。
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別の個体が産卵したものだろう。

kazenohaneさんの一年越しのリベンジが成功してその後4人でお気に入りのチーズやさんによって遅めの昼食を食べた。
楽しい一日をありがとうございました。

by dandara2 | 2015-07-26 22:48 | 配偶行動 | Comments(8)
2015年 07月 14日

梅雨の晴れ間に1(ミヤマシロチョウ:2015/7/12)

7月12日は東信の山にミヤマシロチョウとミヤマモンキを見に行ってきた。

車を置いて歩き始めるとすぐにゴイシシジミがちらちらと飛んでいる。
ここではいつも目にすることができるけど、いつも先を急いでいるのであまりカメラを向けたことがない。
今日はそれでもカメラを向けてみた。
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すぐに葉の裏側に隠れてしまったけど、家内の撮った写真を見るとどうも産卵をしていたようだ。
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家内撮影

飛び立つときも尾端は曲げたままだ。
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家内撮影

さらに少し歩くと、ミヤマシロチョウが飛んできた。
下の車を止めたあたりで撮影したことはあるけど、この場所でミヤマシロチョウを見るのは初めてなので、喜んで撮影。
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家内撮影

落ち着いて吸蜜しているので、広角で背景を考えながら撮るゆとりがあった。
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撮影していると、maximiechanさんがいらした。
前日もいらして、ミヤマモンキの交尾を撮影したとか

ミヤマシロはおとなしく吸蜜してくれているので、BMCで飛び立ちを狙う。
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撮ってモニターで確認した時には、ほぼイメージした写真が撮れたと思ったけど、帰宅して見てみると、もう少しかな。

さらに移動して本来の撮影ポイントに着くけど、個体数が少ない。
それでも何とか撮影はできた。
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家内撮影

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家内撮影

期待したミヤマモンキが飛んでこないので、maximiechanさんとはお別れして、ミヤマモンキの撮影ボイント
に行く。
(ミヤマモンキはたくさん撮影できたので、それは次回)

その後車の所に帰る途中で、ヒメキマダラセセリが多い場所に来た。
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家内撮影

平地にはいない蝶だからと思いつつ、いつもだとあまり熱心には撮影しないけど、今回はミヤマシロやミヤマモンキが撮影できていて、時間的にもゆとりがあったので、ちょっと真面目に撮影しようと、飛び立つところを狙ってみた。
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驚かせたりはせず、自発的に飛び立ったところを撮影できたので、自然な感じの写真が撮れた。

by dandara2 | 2015-07-14 11:40 | 飛翔 | Comments(16)
2014年 07月 31日

東信の高山蝶1(ミヤマシロチョウ:2014/7/29)

7勝29日は東信にミヤマモンキ・ミヤマシロを見に行ってきた。

撮影した枚数が多いので、最初はミヤマシロチョウから。

今年はなぜかこの地域についていなくて、ややフライング気味だったのと、天気が悪かったのが原因だけど、すでに2回嫌われている。

今年はミヤマモンキはあきらめようかと思ったけど、その気になれば時間だけは自由になる身になれたので、少し時期が遅いかなと思ったけど3度目の正直で出かけてみた。
平日だから孫の世話がある家内を置いて一人で出かける。

先日のタカネキマダラ撮影で足が筋肉痛になってしまったけど、中2日おいてかなり楽になってきた。
それでもなるべく楽をしようと、あまり登らなくてすむ、昨年両種を撮影した場所にまずは行ってみた。

最初は何もいなくて、あれれ と思ったけど、そのうち日が射してくるとぽつぽつとミヤマシロが飛び始めて、ウツボグサで吸蜜を始めた。

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そしてちらちらと周囲を飛ぶようになってきたので飛翔も撮影。

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アザミで吸蜜したり、交尾拒否をしたりする個体を撮影できて、ミヤマシロに関しては十分満足できた。

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これでミヤマモンキが撮れれば山登りをしなくて済むなと思いながら探してみるけど、全く姿がない。

時間も10時を少し過ぎた程度だし、今日の目的がミヤマモンキなので、このまま帰るわけにもいかなくて、仕方なく山を登ることにした。

太ももの筋肉痛は大したことはないけど、何となく違和感を感じる。
下りが心配だけど、とにかくゆっくり登る。

ようやく目的の場所に着くと、同好の方が2名撮影されていた。
挨拶をして仲間に入れてもらう。


目的のミヤマモンキはいるけど数が少ない。

ミヤマシロの方は下で十分に撮った気がしているので、カメラを向ける気があまりしなかったけど、アザミにとまったところは絵になる。

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この場所では雄大な山を背景にした飛翔が撮りたいと思っていたのだけど、そのチャンスはなかった。
(花に止まってばかりで飛んでくれなかった、おなかすいていたのかな~)

その代わりに、魚露目で撮影。

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ここに来なくては撮れない写真が撮れて満足。
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ミヤマモンキの方も多少は撮れたけど、それは次回。



by dandara2 | 2014-07-31 07:51 | 吸蜜 | Comments(12)
2013年 07月 16日

東信の高山蝶(2013/7/14)

7月14日の日曜日は、東信にミヤマシロチョウ、ミヤマモンキの撮影に行く。
3連休の中日と言うことで、渋滞が気になったけど、行きはある程度混んでいたけど、帰りはいつも位の混雑だった。
朝、6時ちょっと過ぎに家を出て、途中のお気に入りの道の駅で朝食と、野菜や果物などの買い物をして9時少し過ぎに駐車場に着く。
曇りで、半袖では肌寒い位の気温。

最初にミヤマシロチョウのポイントに行くと、ミヤマシロチョウが木の間に休んでいる。
その内薄日が差すようになると、チラチラと飛び始めた。
取りあえず撮影してほっとしていると、「フィールドノート」のtheclaさん、「蝶の観察記録」のmaedaさんがいらしていた。

聞くと、すでに登山してミヤマモンキを撮影し、下ってきてミヤマシロを撮影したとのこと。
天気があまり芳しくないので、移動されるところだった。
お二人と立ち話をしていると、「浅間暮らし2013」の浅間の煙さんもいらした。

やはり天気が今一なので移動されるところとのこと。
こちらがこれから撮影を始めるとお話しすると、親切にも再度ポイントまで戻っていただけるとのこと。

昨年はミヤマシロが大発生をして、食樹にはたくさんの卵塊が見られたけど、今年はその影響でメギが丸坊主になってしまっている。(背景の木)
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一部には新しい芽吹きがあるけど、今年の母蝶は無事に産卵できるんだろうか、メギが立ち枯れたりしてしまわないだろうかといろいろ気になる。

成虫自体はそこそこの数がいて、いろいろな花で吸蜜をしていた。
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家内撮影

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飛翔も撮影するが、またまた露出がおかしい。
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何とか調整をしてみられるようにはなったけど、自宅でじっくり原因を追及しないといけないようだ。

ミヤマシロチョウがほどほど撮影できたので、ミヤマモンキを撮影しに山を登ろうと思って浅間の煙さんに挨拶をして移動を始める。
歩き始めてすぐにミヤマモンキが飛んできて、ハクサンフウロで吸蜜した。
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家内撮影

その後、すぐ隣にあるタカネナデシコでも吸蜜を始めた。
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吸蜜時間は短かったけど、タカネナデシコでの吸蜜は初めて撮影できたのでうれしい。
ここでチャンスがあるならと言うことで、登山は中止してもう少し粘ることにする。
その後も何度かチャンスがあったけど、なかなか思うようには撮影できない。
ようやく吸蜜してくれたこの個体は、前翅の裏側にモンキチョウのような黒点があるので、最初はモンキチョウかなと思ってしまった。
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ただ飛び立ったときには前翅の翅表はミヤマモンキのものだった。
この個体は近くに咲いていたクモマニガナ?でも吸蜜した。
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飛び立ったときに偶然翅表を撮影することが出来た。
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ピンボケだけど、完全なミヤマモンキチョウだ。
気になったので帰宅後、藤岡大図鑑でも調べてみた。
これほどはっきりした個体はいなかったけど、いくつかそれらしい個体の写真もあったので納得。

他にもいくつかの種類を撮影したけど、それは次回。

当日お世話になった方々、ありがとうございました。

by dandara2 | 2013-07-16 10:16 | 吸蜜 | Comments(20)
2011年 07月 30日

ツマジロウラジャノメ撮影(2011/7/25)

7月25日は「還暦からのネイチャーフォト」のmustachioさんご夫妻とツマジロウラジャノメの撮影に出掛けた。
mustachioさんはほとんど独力で220種以上の蝶の撮影をされている方だけど、やはりここにきて単独ではなかなか撮影が思うように行かなくなってきたと言うことで、昨年あたりから少し撮影のお手伝いをさせていただいている。
先日お世話になっているSさんからお話を伺った中に、ツマジロウラジャノメ、ミヤマシロチョウの情報があり、シーズン中に様子を見に行きたいと思っていたので、単独行であり、人間的にも信頼できると言うことで、mustachioさんにポイントについては非公開でと言うことの了解をいただいて一緒に出掛けてきた。
歩き始めるとすぐに林道横に何かの動物の白骨が見えてきた。
多分鹿だろう。
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雪崩にやられたのか、猟師に撃たれて解体された残りなのかわからないけど、ちょっと不気味。

しばらく歩くと、大きな崖の所で目的のツマジロウラジャノメが見つかった。
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今までこのチョウを目的に出掛けてきたことはなく、林道歩きの途中で見かけることが多かったけど、今日の目的はこのチョウなので見つかってほっとする。
最初は飛び回るだけだったけど、そのうち崖に生えているキリンソウで吸蜜する個体が出てきた。
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ファインダーを覗くと翅の裏が何となく赤い。目にまで赤いアイシャドーをしている。
どうしてかなと思ったけどすぐに原因がわかった。
崖に生えているクルマユリコオニユリで吸蜜をしているのだ。その時に花粉がついてしまうようだ。
赤いユリで吸蜜するシーンは初めて見た。
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今年は、ツマベニチョウ、ナガサキアゲハなどで、蝶が羽に花粉をつけている写真を撮影することが出来たけど、ここでも撮影できるとは思わなかった。

最初のうちは高い場所のキリンソウで吸蜜することが多かったけど、12時をすぎると低い場所でも吸蜜することが多くなってきた。
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いつもだと何枚か撮影できれば満足して場所を移動してしまうけど、今日はこれを撮りに来ているので結構な枚数を撮影する。
まだ♀は発生していないのか、撮影できたのは♂のみだった。
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同じ場所にはミヤマシロチョウもいたが、まだ新鮮な個体だった。
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本来ならこちらがメインになるはずだけど、今日は目的が違うのでついつい脇役的な存在になってしまうが、キリンソウで吸蜜する姿は初めて撮影することが出来た。
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クガイソウで吸蜜する姿は見慣れた感じだ。
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吸蜜するミヤマシロチョウにスジグロシロチョウが絡む姿も撮影することが出来た。
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ミヤマシロは湿った路上に降りてきて吸水しそうになるのだけど、なぜか落ち着かず撮影のチャンスはなかった。
ミネラルがお気に召さなかったのかな。
仕方ないので吸水しそうになる所を追いかけて撮影する。
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ツマジロウラジャノメもミヤマシロも充分撮影できたので引き上げにかかるけど、そうだせっかくミヤマシロが目の前を飛んでいるのだから飛翔にもチャレンジしておくことにする。
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mustachioさんが歩き始めた所を少しの間追いかけただけなので思い通りの写真というわけにはいかなかったけど、モニターを確認すると何とかピントがあったものもあったので一安心。
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ここにはヤマトスジグロシロチョウもいたので、一応証拠写真を撮影しておく。
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また、久しぶりにフタスジチョウも見かけるが、落ち着いて止まらず撮影が難しいので、こちらも飛翔を押さえておくことにした。
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スジボソヤマキチョウが時々出ていて、ヤマキチョウかと思って気にしてみるけど全部スジボソヤマキチョウだった。
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アサギマダラも多く、この個体はどこかでマーキングされたものだろう。
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何とか目的の蝶を撮影できて、満足して帰路についた。
mustachioさんお疲れ様でした。

by dandara2 | 2011-07-30 11:12 | 吸蜜 | Comments(12)
2008年 07月 28日

ミヤマシロチョウ、マーキング調査

7月27日は蝶類保全協会のミヤマシロチョウ調査に参加してきました。
ミヤマシロチョウを捕獲して翅にマークを付け、それを再捕獲することによって一定の地域の個体数を推定する方法で、同時に何ヶ所かでマークするペンの色を違えることによって、移動距離も推定しようと言うものです。
高校の授業では必ず教える方法ですが、実際に自分の手でやるのは初めてでかなり面白かった。
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最初調査地に着いたときにはガスが多く、マークできるかどうか危ぶまれたけど、調査開始の10時が近づくとガスが晴れてきた。それぞれがグループに分かれて調査ポイントに移動。この日最初にマークしたのは交尾拒否行動をしているペアだった。一度に2頭もマークできるというおいしいスタートだった。
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ここのポイントでは結局21個体にマークして、そのうち12頭が再捕獲だった。他のグループは再捕獲率がもっと高かったけど、ここでは気になるポイント調査をしようと言うことで少し移動したせいだろう。
食樹のヒロハノヘビノボラズがあったので、ここにいれば産卵が確認できるかもと思って気にしていたら、狙い通り食樹の回りを執着して飛び回る♀がいた。
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そっと見守っているととやがて葉に止まった。昨日マークされた個体だった。赤い色のマークと言うことはこの付近でマークされたものなので、あまり遠くには移動しないようだ。
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やがて向きを変えて尾部を何度か上げたり下げたりする動作をはじめた。いよいよ産卵するようだ。
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産卵は数卵産むたびに腹部を元に戻してからまた産卵するような動作をしていて、尾部を曲げっぱなしで産むわけではないようだ。
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また、クロマメノキの周囲を飛び回るミヤマモンキの♀がいた。
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これも産卵するだろうと様子を見ていると、こちらも産卵をはじめたが、産卵時間は例によって1.2秒なのでその瞬間を撮影するのは難しい。
それでも何とか写し止めることが出来た。
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ここにはヒョウモン類もたくさん飛んでいたが、かなりの部分がコヒョウモンモドキであちこちで求愛と交尾拒否行動を観察することが出来た。
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また、ヒョウモンチョウ
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ギンボシヒョウモンが見られた。
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ギンボシヒョウモンはかなり高いところでないと観察できないので、少し注意して撮影し、飛翔などにも挑戦する。
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調査は12時に終了し、解散後は「フィールドノート」のtheclaさんなどとご一緒してホシチャバネセセリの撮影に行く。
最近数が減ってきているので、どんな様子かと思って楽しみにしていたが、そこそこの数が観察できた。
ただ、着いて10分もしないうちに雨が降りはじめたので十分に撮影というわけにはいかなかった。今度じっくり撮影に来よう。
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マーキング調査に参加された皆さん、特に土曜日は午前、午後と2回のマークで結構大変だったようだ。お疲れ様でした。会を主催されたNさん、いろいろありがとうございました。
そうそう、ここでは「my蝶あるばむ」のgrassmonblueさんにお会いした。最初いただいた名刺には本名が書かれていたので、すぐにはブログが思い浮かばなかった。現地では撮影した写真などを拝見し、家で名刺のアドレスにアクセスしてああそうだったのかと気がついた次第です。失礼しました。

by dandara2 | 2008-07-28 23:43 | 産卵 | Comments(24)
2008年 07月 24日

信州遠征(ミヤマシロ・コヒョウモンモドキ)

20日のこの日はミヤマモンキ以外にミヤマシロチョウも見に行ってみた。
ミヤマシロチョウは来週にマーキング調査があって、そちらに参加の予定なので今回はついでの感じだけど、良い写真が撮れればそれはそれでラッキーだ。
最初にミヤマモンキを撮影した山頂ではミヤマシロはほとんど姿を見せないけど、代わりにオオミドリシジミが姿を見せてくれた。
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2年前にもここの小ピークでオオミドリを撮影したが、かなりの確率でゼフが吹き上げられてくるのだろうか。
今度はそんな視点で撮影してみることにしよう。
ちょっときつい斜面をようよう下って、次の登りにはいる。こちらは直登ではないのでかなり楽だ。
それでも息を切らして稜線に着くと、下からガスが吹き上げてきてチョウの姿は全く見えない。
ミヤマモンキを無事撮影していて多少余裕があったのでここでお会いしたKAZさんのカメラとその日撮影した写真を拝見したりしながら軽い昼食を摂る。
最初に姿を見せてくれたのはコヒョウモンモドキ。なぜか私の登山靴にまつわりついて吸汁している。こうしてみてみるとこの靴ももう3年くらい履いているので少し傷んできたなー。
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コヒョウモンモドキはその後イブキジャコウソウで吸蜜したり
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ガレ場で吸水したりしてくれて良いモデルになってくれた。
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ふと見ると窪みでコヒョウモンモドキが何かを見つけたようだ。近づいてみるとミミズ(平地のものとちょっと様子が違うけど)の死体から吸汁しているところだった。
これを撮影中に誰かに呼ばれたような気がして振り返ってみたけど良くわからなかった。後で聞くとbanyanさんや虫林さんがミヤマシロの素晴らしい広角写真などを撮影されていたようだ。
かなり残念な気がしたけど、このシーンはねらって撮れるものではないので、ミヤマシロの広角は次回にチャレンジすればいいさと自分を慰めた。
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ミヤマシロの方は同行したお二人がよい写真を撮られたのに自分は全く撮れていなくて少々あせるが、これもなんとかハクサンフウロで吸蜜するところ
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アザミで吸蜜するところを証拠写真程度ながら押さえることが出来た。
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下山路ではヤマキマダラヒカゲとヒメキマダラヒカゲが多かったけど、悪い癖が出てほとんど撮影しなかった。
これではいかんと1カットだけヒメキマダラヒカゲを撮影する。もっとどん欲にならないといけないかな。
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ちょっと前にドアがコトコトと長いことゆれるので何かと思ったら、岩手県北部で震度6強の地震があったようだ。被害の状況は今はまだわからないけど大したことがなければいいと思う。

by dandara2 | 2008-07-24 00:58 | 吸汁 | Comments(22)
2006年 07月 30日

東御市のミヤマモンキとミヤマシロ

関東も今日梅雨明けのようだ。
夏季講習もあと31日の月曜を残すのみとなり、気分的にかなり自由になったのでミヤマモンキ、ミヤマシロ狙いで出かけることにする。
朝3時に起きるつもりが寝たのが0時過ぎだったので寝坊して3時30分に起きる。
4時に高速のインターに入るとETCの割引があるので大急ぎで出かけて(こういう時にインターまで10分ちょっとというのは助かる)、現地の駐車場に着いたのが6時30分。
それから山を登り始めてポイントに着いたのが8時。下草は露で濡れているが早速ミヤマモンキが出迎えてくれた。
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8時30分を過ぎる頃から吸蜜が始まったが、動きが鈍いのでハクサンフウロに吸蜜に来た所をうまく撮影できた。
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♀はまだ新鮮なものも多いが♂はかなりすれてきている。
そのうち家内がマルバダケブキの花の写真を撮ろうとしたらそこで吸蜜していた新鮮な♀を見つけて写真を撮る。
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もしかしたらこの日一番の出来かも知れない。話を聞いて見に行った時は擦れた♂しかいなかった。
また、産卵行動も時折見られたが、敏感でなかなか近づけず、たいした写真は撮れなかった。
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そのうち、「蝶と里山の浪漫紀行」のM.Fさんと「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんが見えた。
M.Fさんとは一度ヒメギフの撮影でお会いしたことがあるのだが、kmkurobeさんとは今日が初対面。どんな方なのかと楽しみにしていた。
お会いするとお二人ともとても優しく親切で、次に行く場所のポイント情報などの他、いろいろなお話を聞かせていただくことができた。
このポイントでは、他にちょっと高い場所でゼフが数頭テリ張りをしていたが、ジョウザンと思われる個体は目線より上の位置でテリ張りをするので思うような写真が撮れない。
ふと近くを見ると葉の上でテリ張りをする個体を見つける。喜んで撮影するがこちらはオオミドリのようだ。2000mを超えるこんな高いところまで上がってくるのは意外な感じがした。
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シータテハもいて吸蜜をしていた。クジャクもいたが、痛んだ個体が多くカメラを向ける気になれなかった。
その後所用があるというkmkurobeさんと分かれてM.Fさんと別のピークに案内していただくことにする。
その途中、ミヤマシロの交尾個体に会うことが出来た。そこから次の目標のピークを背景に入れた広角写真を撮影することが出来た。
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そちらのピーク近くでは、ミヤマシロ、ミヤマモンキともかなりの数が見ることが出来たが、傾斜がきつい場所が多く撮影のチャンスは少なかった。
それでもやや広い場所ではミヤマモンキ、ミヤマシロがゆったりと飛んでいて、ミヤマシロがハクサンフウロで吸蜜している写真を撮ることが出来た。
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またコヒョウモンモドキもいて久しぶりにきれいな写真を撮ることが出来た。
その後下山するが、駐車場近くではミヤマカラスがアザミに来て落ち着いて吸蜜してくれたので、写真を十分撮ることが出来た。
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案内していただいたM.Fさんありがとうございました。

by dandara2 | 2006-07-30 14:20 | Comments(24)