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2016年 06月 10日

小畔川便り(ミドリシジミ卍飛翔:2016/6/4)

6月4日はミドリシジミを撮影に行った。


目的は開翅ではなくて、卍飛翔の撮影。

まあ、開翅を含めて他のシーンも撮れればラッキーということで9時半位に現地に着く。

ポイントに近づいたら、採集者が2名、ここでは初めてだ。
挨拶をしてみるとそれぞれ良い方ではあったけど、これでは止まっているミドリシジミはいそうもないなとがっかりする。

少し離れた別の場所に行ってみると、ミドリシジミはいなかったけど、イチモンジチョウがいて、産卵しそうな雰囲気でスイカズラの周囲を飛んでいる。

落ち着かないので、食草に止まって産卵態勢をとるところを何回か撮影した。

その中のワンシーンに産卵後の卵まで写っているのがあった。

食草のところに飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

食草にとまる。
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体を曲げて産卵しているみたい。
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葉の裏側に移動した。
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撮影中は卵には気が付かなかったので確認はしなかったけど、前後の写真を拡大してみると、赤い矢印のところに産み付けられた卵が見える。

飛んできたところの拡大

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食草の下側に回ったが、赤矢印のところに卵が見える。
(上の写真の同位置には何もない)
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ミドリシジミは全く見られないので、嫌気がさしてきて昼食を食べたら帰ろうかと思ったけど、ネットの届かない高さにはミドリシジミもいるだろし、目的は卍飛翔だからその時間まではとりあえず残ることにする。

もう一度ポイントに戻り、栗の花を見上げていた家内が、ミドリシジミがいるという。
花の陰でよくわからないけど、ちょっとだけ翅の先が見えている。

採集者の人も周囲の木を叩きに来たけど、我々のいるところは遠慮したのか叩きには来なかった。

そのうちどこかに移動して行ったので、やっと落ち着いてミドリシジミを探すことが出来た。


家内が葉の陰で何かを吸っているというので見ると、鳥の糞か何かを吸汁しているようだ。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

クリの花に吸蜜にきている個体もいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

望遠で撮影した後は、広角でも撮影する。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

そうこうするうちにスクランブルの時間が近づいてきて、飛び出したオスが低い位置で少しだけ翅を開いてくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

ちょっと傷んでいたけど、この日唯一の開翅だった。

16時ころから卍飛翔が始まった。

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ニコン1V3 ニッコール10.5 1/4000 f5.0 ISO 3200

D500を常用することにしたので、この日から飛翔用のカメラをそれまでの1V2から1V3に変えることにした。

1V2は1400万画素で、秒15コマで撮影していたけど、1V3は1800万画素あり、秒20コマにした。
秒30コマ、60コマもあるけど、それだとバッファがすぐいっぱいになってしまうので(40コマ分位のバッファ量みたい)、2秒間位撮影できるこの撮影速度が、撮影距離を調節しながら撮影できるから、ちょうどよいかなと思った。

ファインダー部を外し、グリップだけをつけたので、少し身軽な感じになった。

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16時半を過ぎると太陽が木の間に隠れてしまうので、暗くて苦労するけど何とか撮影することが出来た。

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最初はどうなるかと思ったけど、何とか目的の撮影はできて、ほっとして帰宅した。



by dandara2 | 2016-06-10 16:00 | 産卵 | Comments(6)
2015年 06月 10日

小畔川便り(ミドリシジミ:2015/6/1-8)

6月に入ってからは自宅近くのミドリシジミのポイントに何回か通った。

このポイントは公園とかではなくて、本来の湿地にハンノキが生えている場所。
ただ、高圧線がある関係で、何年かに一度ハンノキの一部、高圧線の下の部分が伐採される。

これは昨年(2014年)の伐採状況。
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2014/6/3 撮影

ハンノキは根元から伐採され、ヒコバエが30~40㎝に伸びている。
奥の高圧線の左側のこんもりした部分は2009年に伐採された部分の木が伸びたものだ。

これは今年の状況、木が成長して、同じ位置からだと一部の木しか写らないので、上の写真の手前の高圧線の足元から同じ方向を撮影した。
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たった1年で、ハンノキは2.5mくらいの高さに成長している。

昨年はヒコバエでミドリシジミの産卵がなかった(以前の観察から、当年枝には産卵しないことが分かった)ためか、今年の発生数はやや少なく、さらに下草が繁茂して中まで入ることができず、撮影は結構苦戦した。

大した写真は撮れていないけど、ハンノキの伐採からの記録と言う意味で載せておきます。
来年以降はどのように変わっていくでしょうか。

6月1日にはまだミドリシジミは発生していなくて、栗の花にはウラゴマダラシジミが吸蜜に来ていた。
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ルリシジミもいたけど、これはウラゴマダラシジミに求愛をして振られてしまった個体。
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すねて? むこうを向いている。

ウラナミアカシジミも来ていた。
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ウラナミアカがこの鮮度だと、やはりちょっと早かったようだ。

6月4日にはミドリシジミの発生を確認した。
まだ個体数は少ないが、栗の花に来ている個体。
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葉で吸汁する個体。
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17時ころには卍飛翔も確認できた。
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ただ、卍飛翔は少なく、3回目撃したのみ。
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この場所は、伐採された周囲の木が大きく成長していて、17時には日が陰ってしまうので、卍飛翔にうまく日が当たらず、きれいな緑色が出なかった。

7日は午前中は別の場所にオオミドリ探し(成果なし)、夕方から再度見に行くけど、なぜか卍飛翔は2.3秒しか続かず撮影できない。

16時30分を過ぎると、テリハリをし翅を開く。
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比較的低い枝でテリハリするのを家内が撮影した。
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家内撮影

1J5はインターバル撮影ができるので、それも試してみたがうまくいかなかった。
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下から見上げるときに蝶が確認できるように、チルト液晶を開こうとするのだけど、一脚の雲台に液晶が当たって、うまく開かない。
雲台を変えてみよう。


8日は朝7時位に開翅狙いで行ってみたけど、すでに日が当たりすぎて暑く、うまく撮影できなかった。
そういえば、以前も6時過ぎに行ったけど、すでに日が当たって、これでも遅いと思ったことをすっかり忘れていた。
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苦戦続きのフィールドだけど、個体数が徐々に増えてきているので、卍飛翔とテリハリ、それに産卵狙いでもう一回くらいはチャレンジしようかと思う。

ただ、以前勤務していた学校から、理科の担当者が入院したとかで、急に講師の依頼があって、しばらくの間はその仕事をしなくてはいけなくなってしまった。
管理組合の理事の仕事が終わって、ようやく完全にフリーの身になったと思ったのに、なかなか思い通りにはいかないものだ。

by dandara2 | 2015-06-10 10:43 | 配偶行動 | Comments(8)
2014年 06月 23日

小畔川便り(ミドリシジミ飛翔:2014/6/19)

6月19日にもミドリシジミの撮影に行く。
16日の撮影で、卍飛翔のピントが全く合わなかったのでその撮りなおし。

16時を過ぎると、雌がひこばえの上に出てくる。

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下から上がってくるように見えるものもいるし、周囲の木から降りてくるものもいた。

この日は、OA型の個体をいくつか見かけた。

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ここでは一番多いはずなのに、今までは見かけなかった。
B型のタイプの発生が若干早いような印象を受ける。

この個体は、弱いけれど、AB型のようだ。
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これで、一通りの雌のタイプは撮影できた。

この雌は新芽に尾端を曲げているが、産卵することはなかった。

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この日は少し雲が多かったので、16時50分位から卍飛翔が始まった。
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距離の設定はいろいろ考えずに今までに使い慣れた設定にする。

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くるくる回るので、たとえ距離の設定があっていてもジャスピンのものは少なかったけど、それでも前回よりはかなり良くなった。
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距離が近い分、1頭だけしか写っていないものもあった。
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テリ張りも少し近い場所でしてくれたので、前回よりは生き生きとした写真が撮れたように思う。

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雌のすべてのタイプが撮れたし、産卵体制の写真も撮れたので、これでここでの撮影は終わりにすることにした。



by dandara2 | 2014-06-23 16:02 | 飛翔 | Comments(4)
2014年 06月 20日

小畔川便り(ミドリシジミ産卵:2014/6/16)

6月16日と19日にもミドリシジミの撮影に行く。
孫の学校があるから、両日とも一人で出かけた。

ここに来るのは今シーズン5回目。
かなりしつこいけど、なぜかと言うとこの撮影地が今年行ってみたらハンノキが伐採されていた。
たぶん高圧線の関係で、あまり木が大きくならないようにとのことだろう。
切られた株からはひこばえが育ってきている。

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5年前の2009年にも画面の奥のこんもりした部分が伐採された。

ハンノキが切られてしまったので、当然ここに産卵された卵は生育できずに、今年の発生数は少なめだった。

切られた木では羽化する個体がいないから、翅表撮影は難しいけど、5年前の経験から、雌がこのひこばえにやってくるので、雌の翅表は撮りやすいのと、今年伸びた新芽に産卵行動をとるのが分かっている。

5年前には、その年に伸びた新芽には産卵体制はとるものの産卵はしなくて、前年に伸びた枝に産卵していた。
今年はどうなのかその様子も知りたいと思った。

それに、開けた空間ができたので、雄の卍飛翔も撮りやすい。
ひこばえの成長とともに、毎年条件が変わるので、今年可能性のある写真は全て撮影しておきたい。

16日は産卵の確認がメインのテーマ、それにチャンスがあれば卍飛翔も撮影したい。

朝早く出かけても能率が悪いことが14日の観察でわかったので、この日は15時30分位に現地に着いた。
探すと、いくつかの個体がハンノキの新芽でじっとしている。

一頭の所にはアリもいて、時々この個体にちょっかいを出している。

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アリが来ると嫌がって少し位置を変えたりするけど、飛び立つようなことはなかった。
アリもすぐに離れて、攻撃するようなしぐさはなかった。

待っている間に飛翔撮影に備えて距離の確認をする。
近くの適当な距離の葉にピントを合わせると、いつもの設定よりもやや遠めに設定する感じ。
確認したのはファインダーを覗きながらの距離だけど、実際の撮影では手を伸ばすからもう少し近くなるんじゃないかなと思ったけど、とにかく2頭の卍飛翔なので、レンズ先端からの距離を確認して、今日はこれで試してみることにする。

そんなことをしていたらちらっと動く影。
雌の産卵だ。
新芽の先端に止まって腹部を曲げている。

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少しして枝を下りて、葉の生えている部分でしばらく腹部を曲げている。
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別の写真では産卵管が伸びているのが写っていたけど、卵は確認できなかった。

17時過ぎには卍飛翔も撮影したけど、後で確認するとすべてピンボケ。
蝶の姿も小さいし、この距離設定はやはり駄目のようだ。

17時30分を過ぎると、テリ張り場所が少し低くなって、望遠の射程内に入るようになった。
止まるとすぐに翅を開くので、低い位置にとまった個体を狙って撮影する。

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飛び立つ瞬間も撮れた。
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この個体は目よりも少し高いところで開翅。
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思い切って近づいて魚露目で狙ってみた。
手を上に延ばしながらの撮影で、日も木々の間に隠れてしまって薄暗くなり、撮影した写真は全てブレブレ。
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これが一番まともなものだったけど、テリ張り中の個体を手持ちの魚露目で撮影できたのは何かうれしかった。




by dandara2 | 2014-06-20 13:51 | 産卵 | Comments(12)
2014年 06月 18日

小畔川便り(ミドリシジミ日周行動観察: 2014/6/14)

6月14日は朝からミドリシジミの日周行動を観察することにする。
6時ちょっと前に家を出て、7時前にポイントに入る。

着いてすぐに下草に止まる雌のミドリシジミを見つけたけど、開翅することなく上に上がってしまった。

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下草を見てもいないので、柳の木の場所に行くと、8時だというのにすでに雌が吸汁している。
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家内撮影

雲一つない晴天で、湿地なので湿気が多く、立っているだけで汗が噴き出てくる。
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レンズも曇って、かなり像が甘い。

柳の木をたたくと、いっぺんに5.6頭の個体が飛び出し、またすぐに柳の木に戻る。
雌ぽかりかと思ったけど、少ないながら雄も交じっていた。

11時頃には車に戻りながら、少し離れた場所の栗で吸蜜する個体も撮影する。
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12時少し前にポイントを離れ、自宅で所要を片付ける。

14時30分に再度自宅を出てポイントに向かった。
今度は駐車場をポイント近くの有料駐車場に変えてみる。
長靴をはいて、15分くらい歩くのは、途中坂があったりして結構疲れる。

15時20分くらいにポイントに着くとすぐにA型の雌が開翅しているのが目についた。
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午後は自分は飛翔撮影の予定だったので、開翅は家内に任せて、ひたすらスクランブルが始まるのを待つことにする。

開くと、「アッ開いたー」、「何色?」、「青いー」
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家内撮影

こんな会話をしながら目はハンノキの梢を眺めている。
そしたら「開いたー」、「何色?」、「まっさおさお」、「????」

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家内撮影

撮影した写真を確認すると、「ゲゲッ、雄じゃん、前に回ってくれたらきれいに光ったのに (T_T)」
「草が邪魔で、前に行けなかったの (ーー゛)」

16時少し前の出来事でした。

この日は天気が良すぎて、スクランブルが始まったのが17時過ぎ。(やや雲があったこの前は16時過ぎ)

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17時半を過ぎると、スクランブルをしても持続時間が短くなり、撮影チャンスがなかなかない。

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頑張った割に使える写真は撮れなかった。

その代わり、少し下の方の枝先でのテリ貼りが多くなってきた。
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18時過ぎまで観察して帰宅した。

もし早朝は下草にいるのだとしたら、いつ下に降りてくるのだろう?
という疑問があったのだけど、この日の観察ではわからなかった。

18時過ぎにはテリ張り位置が少し下になるとは言ってもごく一部の個体。
この後下草に降りてくるのか、それとも下草にいることが多いのは、発生初期のころの羽化直後の個体が上がってくるころの話なのだろうか。

このあたりの生態に詳しい方がいたら、ぜひ教えてほしいと思います。



by dandara2 | 2014-06-18 10:40 | 吸蜜 | Comments(2)
2014年 06月 15日

小畔川便り(ミドリシジミ:2014/6/12.13)

6月12日、午前中降っていた雨が14時ころには止んで日が射してきた。

それまで家でのんびりしていたし、下草はびっしょりだし、どうしようかと思ったけど、出かけなければ何も始まらないと思い直し、ミドリシジミの絡み狙いで出かける。

ポイントについてそれほど経たずにミドリシジミのスクランブルが始まった。
始まったからと言ってすぐには撮影できない。
ノイバラが行く手を阻むし、足元はぬかるみ。

全部で3回の撮影チャンスがあったけど、そのうち2回でなんとかそれらしい写真を撮ることができた。
1回目、ノイバラの上をくるくる回っているのを発見。
意を決して踏み込んで、カメラを頭の上に持ち上げながら撮影。
少し遠かったかなと思っていたけど、思ったよりはピントがあって撮れていた。

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それから15分後、今度は開けた場所の胸の高さ位の絶好の位置でスクランブル。
これは撮れたなと思っていたけど、位置が良かった分近づきすぎてピンボケばかりの写真が多かった。
かろうじて数枚がピントが合っている。

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それでも何とか手ごたえを感じて帰宅することができた。

翌日は孫の母親が遅く出勤するということで、朝の面倒を見なくて済むので、家内と一緒に早めに出かける。

今まで、ミドリシジミの開翅を撮るのに早朝出かけたことはなかった。
早く出なくてもそれなりに撮れていたし、近くのミドリシジミのために朝から頑張る気になれなかったからだ。

でもブログを見ると、皆さん早朝から撮影されているので、早朝にはどんなおいしい写真が撮れるのか一度試してみようという気になってきた。

この日は朝からピーカンのすごい天気。
これってちょっとまずいんじゃないと思いながら出かけてみる。
結果は惨敗で、下草で翅を広げている個体はいなかった。

と言うか、いくら探してもミドリシジミ自体がほとんど姿を見せない。

仕方ないので、藪漕ぎをして個体数の多そうな場所に行ってみると、まだ9時くらいなのに柳の木で雌が吸汁している。

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木をゆすってみると、ぱらぱらと5.6頭が飛び出し、またすぐに柳の木に戻る。
すごい湿気で、レンズとフィルターの間が曇ってしまう。

そのうち、ようやく雄が現れて少しだけ翅を開いた。
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家内撮影

それっと撮影しようとすると、画面が暗くて、シャッターが落ちない。
カメラを抱いて藪漕ぎをしている間に設定が狂って露出補正が-3.0、それ以外にも何かトラブルの感じ。

ほんと、1V2はこの手のトラブルが多い。
最近は肝心のときになると、シャッターチャンスを逃すことが多くて、いつもカメラに悪態をつく。
お遊びカメラとしては素晴らしいけど、プロの道具としては使えないかな。
ホームランを打った瞬間を撮影しようとしたらシャッターが落ちない…では話になりませんからね。

と言うわけで、これは家内の撮影したものです。
家内は1台だけカメラを持っているので、あんまりトラブルはないようだ。
私のように首や肩からデジイチを3台ぶら下げて、背よりも高いヨシやノイバラの中を藪漕ぎするのはかなり大変。

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家内撮影

翅を閉じたところをよく見ると、尾端の下の葉の上に3滴ほど水滴が見える。
翅を開いているときの写真には写っていないので、翅を閉じた時に排出したものだろう。
お腹も少し大きいようだし、羽化間もない個体なのかもしれない。

午後には所要があるので、10時過ぎには帰ることにする。
帰りがけに栗の木を覗いてみると、吸蜜している個体がいた。

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思った写真が撮れなかった気分が少しだけすっきりした。
でも風呂に入ったら、足はひっかき傷だらけ。

早朝だとほんとに開翅が撮りやすいのかは、ポイントの状況にもよるだろうし、確認は後日かな。





by dandara2 | 2014-06-15 13:12 | 配偶行動 | Comments(16)
2014年 06月 12日

小畔川便り(ミドリシジミ:2014/6/9)

6月3日には自宅近くのミドリシジミの発生を確認しに行く。
まだ発生はしていないようだったけど、代わりに新鮮なウラナミアカシジミが何頭か飛んでいた。

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例年だと、ウラナミアカシジミがかなり擦れてからの発生になるのでまだ早いのだろう。

帰りがけに道を歩いていると、道路の側溝の中で何かが動いた。
立ち止まって覗き込むと、新鮮なミズイロオナガシジミだった。
何かの拍子に側溝に落ちてしまったのだろう。

手を伸ばして側溝の外に出そうとするけど、飛び回って手には止まらない。
そのうち自分で外に飛び出して、近くにあったガクアジサイの花にとまった。
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これはめったにないチャンスと喜んで撮影した。
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その後は天気がすぐれず、5.6.7.8と雨模様。
出かけることが多かったのでよい骨休めにはなった。

9日に小康状態になったので、再度ミドリシジミの様子を見に行く。
着いてすぐに、葉の表に黒い塊が見える。
たぶんミドリシジミの雌が翅を開いているのだろうと近づくとその通りだった。

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青い鱗粉が少し散っているので、一応B型と言うことになるのかな。
この場所ではきれいなB型は少ない。

数枚シャッターを押したら飛び出して近くの葉にとまったので、裏面も撮影。

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雄はいないかと探すけど見つからない。
代わりに、下草の上で翅を開くA型の雌を発見。
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ここはA型の頻度が高い。
よく見ると、少しだけ青い鱗粉が散っているので、厳密にはAB型と言うことになるのだろうか。

落ち着いて翅を開いているので、慎重に近づいて魚露目でも撮影する。
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翅を閉じたところをマクロでも撮影。
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やはりきれいなボケの写真は蝶が浮き出るようで気持ちがいい。

その後も様子を見ると、翅型から雄ではないかと思われる個体を発見。

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ちょうど日が出てきてしまったのでこれでは開翅は無理かなと思いながら様子を見る。

しばらく見ていたら電話が入って、急いで帰宅しなければならなくなったので、心残りだけどこの日の観察はここまでにした。

10日は雨は降らなかったけど所用で出かけ、11日、12日と天気が悪い。
農業の方でも雨による被害が出始めたようだ。
天気が回復したらまた様子を見に来よう。



by dandara2 | 2014-06-12 09:45 | Comments(12)
2013年 06月 14日

ミドリシジミ他(2013/6/9)

9日の日曜日は朝からミドリシジミの様子を見に行く。
昨年は8時半にポイントに着いてちょっと遅かったので、今年は早めに出かけようと言うことになっていた。
平日と同じ5時に起きて、外を見るとピーカンで、気温もかなり高い。
ポイントに着いたのが7時位。すでに暑い。ちょっとやばいかなと言う感じ。

着いたらすぐに目の前に止まっている個体がいて、しめしめこれで翅を開いたら楽勝だなと思う。
開いてみたら、O型のメス。
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ニコンD800

完全なO型は少ないので、これはこれでうれしいのだけど、今日の目的と違っているので何となくテンションが上がらない。

その後はいくら探しても見つからない。
試しに木を揺すってみると上の方から飛び出すけど、高いところを飛び回って全く降りてくる気配がない。
気温が高すぎるようだ。

あきらめずに探していると、ようやく1頭が足元に降りてきて翅を開いた。
私の所からは角度が悪いので、そろそろと前の方に移動するけど、もう少しというところで頭上に上がってしまった。
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 家内撮影 ニコン1V2

探していると、アサマイチモンジが葉に止まってアブラムシかキジラミの排泄物から吸汁を始めた。
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ニコンD800

アサマイチモンジはここでは初見。
埼玉では数が少なくなっているので貴重な記録かも知れない。
アサマイチモンジやイチモンジチョウの写真が少ないことに気が付いていたので(特にイチモンジチョウ)、今年は意識して撮影しようと思っていたのでちょっとうれしい。

家内の撮った写真は結構迫力がある。
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家内撮影 ニコン1V2

午前中の成果はこれだけ。
気になっていた別のポイントも見てみたけど姿がなかった。

昼食後、一休みして、15時位にスクランブル狙いで再度出撃。
歩き始めるとミズイロオナガシジミがいた。
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ニコン1V1 魚露目

ミズイロオナガは今年未撮影なので喜んで撮影。
ミドリシジミも静止している。
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家内撮影

家内の写真は柔らかい感じで、収差の影響かも知れないけどこれはこれで良い感じ。

16時半位になるとあちこちでミドリシジミがスクランブルをしているけど、みんな高所で降りてこない。
どうも気温が高すぎるようだ。

ゴマダラチョウが樹液に来ていた。
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ニコン1V1

隣にはクワガタもいて良い雰囲気だ。

さらには、ノイバラの葉の陰でキタテハが交尾していた。
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ニコンD800

いくら待ってもスクランブル撮影のチャンスはなく、17時過ぎに日が山の陰に入ったので撤退。
今日は朝の開翅から、午後のスクランブルまで楽勝と思っていただけにかなり凹んだ。

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翌月曜日は、少し気温が低い。
例によって勤務後、再度出かけてみることにする。
歩き始めると、ミズイロオナガが足元から飛び立って近くの草に止まった。
手前の草が邪魔だけど、一応カメラを向ける。

そのうち翅を開き始めた。オッと思って見ているが手前の細い草に翅が当たってこれ以上は開けないようだ。
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ニコンD800


その内飛んで行ってしまった。
アカシジミが何かを吸汁している。
f0031682_8461392.jpg
ニコン1V2

平地性ゼフはこういった感じで葉の表面から何かを吸汁するケースが多いようだ。
ウラナミアカシジミもいて、同じように吸汁しているようだ。
f0031682_847715.jpg
RICOH GRⅢ

スクランブルは昨日よりも低いところに降りてきてくれたけど、雲が多く、日も落ちてしまったのでこんな写真しか撮れなかった。
f0031682_8482127.jpg
ニコン1V2

ストロボを使う手もあるのだろうけど、真っ黒な背景に蝶だけ浮かび上がる写真は好みじゃないから、またの機会にチャレンジするしかなさそうだ。

by dandara2 | 2013-06-14 08:51 | 交尾 | Comments(10)
2013年 06月 10日

ミドリシジミ・卍飛翔(2013/6/8)

6月8日の土曜日は、勤務後ミドリシジミの様子を見に行く。
ポイントに着くのは15時過ぎになるので、撮影目標は雄同士の卍飛翔。
着いて様子を見ると、ハンノキの枝先にちょこんと止まっている。
f0031682_9364714.jpg
ニコンD800 シグマアポマクロ150

今年も無事に発生しているようだ。

この観察場所は数年前にハンノキが伐採されて、ひこばえにたくさんの雌が産卵に来たり雌の多型が撮影できたりと絶好の撮影場所だったけど、ここのところは木が成長し、下草にはバラの木が繁茂してだんだん撮影しにくくなってきた。(腕とか、足とかバラに引っかかれて傷だらけ)

天気は明るい曇りで気温はそれほど高くない。
この時間帯にも雄は結構な頻度で開翅する。
と言うか、テリ張りをするときには基本的に開翅するのだけど、開翅位置が高いので撮影はしにくい。
この個体は低いところで開翅してくれたのでうまく撮影できた。
f0031682_938761.jpg
家内撮影 ニコン1V2 ニコン55-200

私も同じような位置から1V1に同じレンズをつけて撮影したけれど、ピントを翅に持って行かれて複眼にきっちりピントが来ていなかった。
1V1は1000万画素、1V2は1400万画素。この画素数の違いでターゲットマークの大きさも1V2のほうが少し小さい。
ターゲットマークは小さい方が良い。
微妙なところでカメラも進化しているようだ。それとも腕が悪いのか・・・これも微妙

16時半近くなると卍飛翔が始まった。
高いところで始まって、徐々に降りてくるのを狙って撮影するのだけど、明るい広場に降りてきてくれないとうまく撮影できない。

そんなチャンスはあまりなくて、この日は2回ほど撮影することが出来た。
こちらはやや高い位置での卍飛翔。カメラを頭の上に差し上げて撮影。
f0031682_9392927.jpg
ニコン1V2 タムロン10-24 以下同様
f0031682_940244.jpg

f0031682_941034.jpg

こちらは胸の位置位まで降りてきてくれた。
f0031682_9405243.jpg

f0031682_9411799.jpg

絶好のチャンスなのにピント位置が微妙に狂っていて、ジャスピンはなかった。
くるくる回るので、難しいと言えば難しいけど。

by dandara2 | 2013-06-10 09:45 | 飛翔 | Comments(16)
2012年 06月 21日

ミドリシジミ吸汁(2012/6/18)

18日の月曜日は文化祭の代休、どこに行こうかと考えたけど、16,17と家内が山梨の実家に孫を連れて泊まりに行き、17日はサクランボ狩りを楽しんで帰宅は夕方。
私も17日の帰宅が遅く少々疲れ気味。
それで近くのミドリシジミを見に行くことにした。
朝は少し休んでポイントに着いたのは8時半過ぎ。
カメラに三脚をつけた方とすれ違ったので、今日の撮影は終了かなとちょっといやな予感が・・
しかも長靴と長竿を忘れてきてしまった。(やる気あるのかなと自問自答)
これは足場の良いあそこしか撮影ポイントはないな~、撮影できるかな~と考えながらポイントへ。
探し始めるとすぐに下から飛び上がって、眼より下で開翅する雄の姿が。
f0031682_8353131.jpg
ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/1000 f8 ISO1000

ラッキーと思いながら少し遠目から撮影。家内に声をかけながら近づくがすぐに飛び上がってしまった。
モニターで確認すると何とか撮影は出来ているようだ。ただ少し距離があったので眼にピントがきっちりというわけには行っていなかった。
開翅は結局このときのワンチャンスだけ。来年はもう少し早く来ようね-と夫婦で反省。

この後は野バラに引っかかれながら足場の悪い場所を探すけど姿はなくて、再度足場の良いところに戻ったら家内が撮影中。
見ると葉の上でアブラムシかキジラミの出した汁を吸っているようだ。
f0031682_838368.jpg
 ニコンD300s マクロ85 +テレコン 1/400 f10 ISO1800 (家内撮影)
 
喜んで撮影するが、少し落ち着いたところでコンデジでも撮影。
f0031682_8404431.jpg
リコーGR-D3 1/330 f4 ISO200

そのうちに、もう1頭が降りてきて近くに止まったので、2頭が並んで吸汁している写真も撮ることが出来た。
f0031682_8431336.jpg
ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/250 f10 ISO1000

ここでは何頭かの個体がかわりばんこに降りてきては静止したり吸汁したりしている。

そのうち雌も降りてきて開翅した。
弱いながら赤紋とブルーの鱗粉ののったAB型だった。
f0031682_8451546.jpg
ニコンD300s シグマ70-300(300) 1/640 f8 ISO1000 (家内撮影)

きちんとしたAB型だったらうれしいけれど、こういったタイプもある意味貴重かも知れない。
この雌はその後地面で吸水を始めた。
f0031682_846518.jpg
ニコンD800 シグマアポマクロ150 1/400 f10 ISO1000

近くの葉に止まったので、コンデジにLEDライトをつけて撮影。
f0031682_8491484.jpg
リコーGR-D3 1/176 f4 ISO200 +LEDライト

言われなければ分からない位の自然な感じに撮れる。
10時を過ぎて活動も一段落したので、15時過ぎのスクランブルと、樹上での開翅を長竿につけたコンデジのインターバルタイマーで撮影することにして、取りあえず帰宅することにした。

車の方に歩いていたら、路上でウラギンシジミが吸水したそうに飛んでいる。
なかなか止まらないけど、ようやく止まったので遠くから1V1で撮影。
f0031682_8503640.jpg
ニコン1V1 タムロン70-300(300) 1/250 f7.1 ISO220

距離は3m弱あったと思う。それなりには写っているけど、望遠があるとついつい無精になって近づくのをサボってしまう。
このあたりが望遠レンズを使う欠点と言えば欠点かな。
それにISO100-800 の自動設定にしたのだけど、これだと多くの場合シャッタースピードが1/250になってしまうようだ。
次回からは設定を見直すことにする。

撮影して通り過ぎようとしたら体にまとわりついてきた。
飛翔用のカメラで撮影するけど、近すぎるのとあちこちに飛び回るのでうまくピントが合わない。
隣にいた家内の方にもまとわりついたのでようやく撮影することが出来た。
f0031682_855208.jpg
ニコンD300 タムロン10-24(21) 1/2000 f7.1 ISO800 (以下同じ)
f0031682_8574273.jpg
f0031682_8581383.jpg

家内の手に止まったので、大慌てで1V1のレンズを魚露目に変えて撮影。
f0031682_8581896.jpg
ニコン1V1 ニコン18-55(40) +魚露目 1/80 f18 ISO200

立ってレンズを交換するのは意外とやりにくい。長い望遠レンズは手に余る。
魚露目のついたレンズを落としてしまって一瞬焦ったけど何ともなかった。
しゃがみ込んでレンズを下に置きながらようやく交換できたけど、このあたりが今後の課題かな。
手で吸汁しているウラギンは落ち着いていて、背景に散歩の人が入るまで待つゆとりがあった。

その後キタキチョウが吸水していた。
f0031682_9056100.jpg
ニコン1V1 タムロン70-300(260) 1/250 f7.1 ISO200

意外に敏感で、近づくと飛び立つ。
それでもすぐ戻ってくるので、それならばと飛翔写真を撮ることにする。
f0031682_92467.jpg
ニコンD300 タムロン10-24(22) 1/2000 f7.1 ISO800

撮影距離を50cmに設定し、ボディの記録面の位置の印から50cmってこの位かなと目測しながら撮影。
いつもの飛翔写真は、およその距離をあわせて後は連写だけど、蝶も移動しているのでピンボケになったりピントがあったりいろいろ。
ところが、こういったシーンでは正確な距離感が要求されて、それが狂っているとすべてがピンボケになってしまう。
結果は少し目測距離が違っていて後ピンの写真が多かったけど、何枚かはまあまあの写真を撮ることが出来た。
まだまだ修行不足のようだ。

帰りにお気に入りの道の駅によって久しぶりに買い物をして気分良く帰宅。
ウラギンとキタキチョウで意外と時間を使ってしまい、結局その後のミドリシジミのスクランブル時間には家で写真を確認することにしてしまった。
このあたりもまだまだ修行不足というか意欲不足という感じ。

by dandara2 | 2012-06-21 09:15 | 吸汁 | Comments(14)