「ほっ」と。キャンペーン

タグ:マルバネルリマダラ ( 2 ) タグの人気記事


2011年 01月 13日

サイパン(リュウキュウムラサキ以外の蝶:2010/12/21-23)

リュウキュウムラサキ以外でサイパンで撮影できた蝶の写真について載せておきます。
見る機会が多かったのがマルバネルリマダラ。
ホテルの敷地内にいたので、蝶を探しに出るたびに目撃しました。
現金なもので、マルバネは以前石垣島でも撮影していたので、それほどの感激はなく、何気なく見ているだけでしたが、しきりと目の前の木に絡んでいるので、何をしているのだろうと注意してみてみました。
f0031682_10505567.jpg

このときはそのまま飛び去ってしまったのですが、翌日ホテルの違う場所で同じように木に絡んでいるマルバネを見かけたので、やはり注意をしてみていたら、新芽の先端に止まったかと思ったら尾端を曲げました。
えっ、産卵と思ってあわてて撮影しました。
f0031682_10515146.jpg

今まで南の蝶はほとんど撮影対象に入っていなかったので、マルバネルリマダラの植樹のガジュマルという木も良く知りませんでした。
マルバネが絡んでいる木を見たとき、良く園芸店で目にする植物だなとは思っていたのですが、これがそうなのでしょうか。
ただ、飛び去った後の葉も撮影はしてあるのですが、卵があるかどうかがはっきりとはせず、いまひとつ確信が持てないでいます。

滞在の最後の日に、空港に行こうと荷物をまとめて部屋を出たら、部屋のすぐ外の木に一頭のマルバネがまとわりついて飛び回っていました。
部屋が2階にあったので、飛び回るマルバネを上から撮影するという願ってもないシチュエーションになりました。
このマルバネはまるで別れを惜しむかのように何度も飛んでくれたので、望遠での撮影にもかかわらずピントのあった写真が撮れました。
f0031682_1052452.jpg

一番多かったのはヒメシルビアシジミ。
先日行った沖縄でも、撮影に入った公園の芝生にちらちらと飛んでいましたが、こちらではちょっとした草地があればたくさん飛んでいて、日本のヤマトシジミ以上でした。
ただ、小さくてほとんど止まらないので撮影は簡単ではありませんでした。
こんなときにはパスと連射が有効なので、まずは飛び立つところ。
f0031682_10534497.jpg

それに飛び回っているのがこちらに来たところで、パスト連射。
f0031682_1054925.jpg

複数が絡むシーンも多かったので、それを狙っていたのですが、うまくピントが合いませんでした。
散歩に出たときに見つけた市場(2時から開場)の横の草地で撮影してみましたが、市場の様子はうまく入らず市場に来た人たちの車を背景に入れるのが精一杯でした。
f0031682_10543514.jpg

ここではシークワーサーみたいな柑橘類が9個ほどで1ドル。
ホテルのチップ程度の値段ですが、1年かけて栽培し収穫したことを考えると申し訳ないような値段でした。
花にも来ていたので撮影したけど、マクロできちんと撮ったのはこの写真くらい。
f0031682_10551011.jpg

リュウキュウムラサキを探して歩いているときに、道端の草に止まっていた蝶がいた。
クロマダラソテツシジミにちょっと似ているなと思ったけど、肛角のオレンジ紋がより鮮やかだ。
帰ってから調べてみると、やはりクロマダラソテツかな。
f0031682_10564325.jpg

この蝶はサイパン唯一の繁華街のガラパンを歩いていたときにも、駐車場の横で見かけた。
日本のクロマダラに比べるとサイパンの個体のほうが断然美人。
違う種類だとうれしいけど・・・
ソテツがあったのかどうかは確認しなかった。
f0031682_1057428.jpg

ここでぶらぶら歩いていてふと横を見ると、チラッと鮮やかな紫色がプランターに植えてある木の葉の裏に隠れたような気がした。
覗き込んでみると、つんと飛び立って、プランターに捨ててあった柑橘類の皮に来ている。
f0031682_10573559.jpg

羽の先端がきれいなブルーだ。最初まだら蝶の仲間かなと思って撮影していたけど、羽の形がどうもタテハチョウだ。
南の蝶の図鑑は持っていないけれど、斑紋の特徴からヤエヤマムラサキのメスのような気がする。
f0031682_10582328.jpg

石垣で撮影したヤエヤマムラサキはこんなに紫が出ていないし、逆にこの個体は前翅端に白斑もないけど、白斑が出ない個体もいるようだし、ブルーが強く出る個体もいるようだ。
もし違っていたらご教示ください。

あと見かけた蝶といえば、シロオビアゲハ位。
Ⅰ形のタイプしか見かけなかった。
f0031682_1133524.jpg
サイパンは蝶の種類は少ないので、あまり面白くはないかもしれないけど、日本と共通の種も多く、それぞれ少しずつ色鮮やかで、それなりに楽しめた。

by dandara2 | 2011-01-13 11:08 | 海外 | Comments(12)
2009年 12月 31日

久しぶりの八重山(2:石垣:マダラチョウ)

12月24日は朝9時に「蝶館カビラ」の入野さんと会い、いよいよ八重山での撮影に出発。
来る時に心配した天気も今日は大丈夫そうだ。
撮影のみで採集はしないと言うことから、この時期限定のとっておきの場所に案内してくれるという。
そこはフジバカマ(我々が見ているフジバカマと違うので、別の種類と思うが詳しい種名は不明)が咲いていて、この花の咲く2週間は多くのマダラチョウが集まるという蝶の楽園だ。
f0031682_1233247.jpg

車を降りて周りを見ると、チョウの温室に行っても見られない位の密度でマダラチョウが群れている。
この写真では左上から、ツマムラサキマダラ♂、ツマムラサキマダラ♀、リュウキュウアサギマダラ、スジグロカバマダラ、ツマムラサキマダラ♂などがいる。
f0031682_12334477.jpg
こちらの写真では、画面中央にツマムラサキマダラ、それにスジグロカバマダラ、リュウキュウアサギマダラなどが見られる。
実際にはこれ以上の密度でチョウがいるのだけれど、なかなか写真では表現できない。
まさかこの時期にこれだけのチョウを見られるとは思わなかったので夢中で撮影した。
f0031682_12343233.jpg

以前来た時にもたくさんいたリュウキュウアサギマダラは、ここでも一番数が多かったけど凡人の悲しさで撮影枚数はそれほど多くなかった。
f0031682_12355311.jpg

でもこれを見ると南に来たという気にさせてくれる。
f0031682_12362170.jpg

次に多かったのがスジグロカバマダラ。
実は前に来た時にはこのチョウは撮影できなかった。と言うか1頭も見かけなかった。
八重山に来た方の話を聞くと、どなたもスジグロカバマダラは多いという話をされるのだけれど、どうしてなんだろうと不思議でならず、とっても残念に思っていたので、今回はようやくスジグロカバマダラに会えたのでうれしかった。
f0031682_12371615.jpg

やっぱりきれいなチョウですよね。しかもこの時は交尾個体に2組も巡り会えてなおさらうれしかった。
f0031682_12374518.jpg

そしてここで初めて会った2種類のルリマダラ。
最初はどれがどれやら分からず、入野さんがあれはツマムラサキマダラ、あっちはマルバネルリマダラと教えてくれる。
ルリマダラ類は吸蜜中はほとんど翅を開かない。それでも独特の裏面を見ているだけでもうれしくなる。こちらはツマムラサキマダラの♂。
f0031682_12382318.jpg

♀の裏面は随分違っていて、なれないと他のマダラチョウかと思ってしまう。
f0031682_12401469.jpg

ツマムラサキマダラはゆっくり飛ぶので、翅表の紫がチラチラと光ってとてもきれいだ。
飛翔にも挑戦したけど、うまく翅表の紫が写っている写真もあった。
f0031682_12404822.jpg

こちらはその中でも一番きれいに光っていた写真。
f0031682_12411559.jpg

そして迷蝶のマルバネルリマダラ。これを目当てに八重山に来る人もいると教えてくれた。
こちらもゆったりと飛ぶので飛翔を撮影するが、飛翔高度がツマムラサキマダラよりは高く、裏面しか撮影できなかった。
f0031682_12414171.jpg

吸蜜もやや高い所が多く、近くからはなかなか撮影できなかったが、2頭並んで吸蜜しているこの写真は両方ともマルバネルリマダラでめったにないチャンスだと思う。
f0031682_1242739.jpg

めったにないチャンスと言えば、入野さんが、「アッ翅を開いた」というので見ると、吸蜜に来ていたマルバネルリマダラがゆっくりと翅を開閉している。とっさに数枚撮影できたが、「マルバネルリマダラの翅表が撮れるなんて」と感心された1枚になった。ビギナーズラックというやつだろうか。
f0031682_12424319.jpg

ここにはアサギマダラもいたけど、どうしてもカメラを向けることは少なくて、ある意味貴重な記録写真だ。
f0031682_124362.jpg

ここにはマダラチョウ以外の蝶もたくさんいたけど、それは次回。

そう言えば、今日は大晦日。
ブログ仲間や蝶好きの皆さんのおかげで今年も充実した1年になりました。
ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。

by dandara2 | 2009-12-31 12:49 | 吸蜜 | Comments(44)