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2014年 01月 13日

八重山撮影行(5日目:シジミチョウ類:2013/11/22)

西表から帰った翌日は、また蝶館カビラの入野さんにお願いして石垣島の蝶を撮影することにする。
ただ、朝から今にも降りそうな生憎の天気。
入野さんと会って最初のポイントに行ったら降り始めてしまった。

天気が悪かったにもかかわらず、入野さんの案内のおかげで、それなりの数の写真が撮れたので、最初にシジミチョウの写真を載せていきます。

車を降りてすぐの草むらにはヤマトシジミがいる。
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ヤマトシジミ

ここまで、ヤマトシジミとわかっていてカメラを向けることはなかったけど、沖縄以南に特有のアワユキセンダングサで吸蜜していたので、ここでしか撮れないヤマトシジミの写真だなと思ってカメラを向ける。

少し離れたところにはホリイコシジミもいた。
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ホリイコシジミ

雨が本降りになってきたので、雨宿りしながらどこに行こうかと相談する。
何か撮影したいものがありますかと言うことだったので、今回はウラナミシジミ系の蝶をきちんと撮影したいと話をしたら、ちょうど良い場所があって、雨も降っていないようだということでその場所に移動した。

今までウラナミシジミ系の蝶は、行き当たりばったりに撮影していて、区別もよくわからない。
一つ一つ入野さんに確認しながらの撮影になった。
多かったのはルリウラナミシジミ。

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ルリウラナミシジミ

尾状突起も長くて、裏面の模様も素晴らしい。
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この後移動した場所では、翅表も撮影することができたけど、本当にきれいな瑠璃色に輝いている。
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ルリウラナミシジミ♀

追飛している写真では、雌雄の色の違いも分る写真になった。
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雌の色が淡いし、もう少しピントが来て、センダングサの花もきれいだったら最高なんだけど、まあ仕方ないか。

アマミウラナミシジミも多かった。

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アマミウラナミシジミ

翅表はルリウラナミシジミに比べると、それほどの輝きはないけど、それでも撮影できるとうれしい。

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アマミウラナミシジミ♀

ヒメウラナミシジミも見られた。
今まで、この3種が野外ではよく見分けられなくて、撮影に偏りが出ていたけど、今回ようやくきちんと区別がつくようになったので、ヒメウラナミシジミもそれなりの写真が撮れた。
これは雄。

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ヒメウラナミシジミ♂

翅表は渋いブルーだ。
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ヒメウラナミシジミ♂

地味なオスに比べて、雌の裏面は個体によってはきれいな金色で、他のウラナミシジミとはまた一味違っている。(最初のプロローグに出したものだけど、比較のために再掲します)
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ヒメウラナミシジミ♀(家内撮影)

よく見ると、花の下の方にハナグモがいるけど、この個体は無事に飛んで行った。

ここにはオジロシジミもいた。

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オジロシジミ

他の場所では海岸の近くで見る印象だったけど、そうでもないらしい。
個体数は多くはなかった。

帰りがけに、ヤクシマルリシジミも姿を見せてくれた。
翅を開きそうだったので、チャンスを待っていたら飛んでしまった。
これは家内の撮影してくれたもの。

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ヤクシマルリシジミ(家内撮影)

ちょっと悔しかった。

最初の場所に戻ってみると、ホリイコシジミがいて、求愛をしていた。
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ホリイコシジミ(2枚とも家内撮影)

この時私は少し離れたところで、イワサキタテハモドキなどを探していて、一連の求愛行動は家内が撮影した。

ホリイコが交尾しているとの声に大急ぎで駆けつけて、私も無事に交尾シーンを撮影することができた。
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このペアの所には別の雄も飛来して、翅表のブルーを撮影できた。
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すぐ横で撮影していた家内の写真の方が、ピントはともかく、雄の翅表の輝きがより美しく撮影されていた。
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家内撮影

絡んでいる雄にピントが合っているのが、考えてみればすごい。



by dandara2 | 2014-01-13 17:06 | 交尾 | Comments(18)
2013年 12月 02日

八重山撮影行(2日目:与那国・石垣島)

19日はシロミスジの撮影1本に絞って前日行かなかった別のポイントに行くことにした。
ただ、せっかく与那国に来たので宿を早めに出て島の両端の灯台も見に行くことにした。
こちらは島の西端、日本最西端の地、灯台を背景に蝶を撮ろうと思ったけど何もいなかった。
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風が強く、天気もあまり良くなかったせいだろうか。

島の東端は与那国馬で有名らしく、灯台の周囲の小さな点がその与那国馬だ。
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写真のヤマトシジミの先に写っている東屋の床は馬の糞だらけで、とても座って休もうという気にはなれない。
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ヤマトシジミ

ここも風が強く、これといった蝶はいなくてクロマダラソテツシジミとヤマトシジミを見かけただけだった。
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クロマダラソテツシジミ

シロミスジを求めて入った場所はなかなか良い雰囲気で、シロミスジがいるのではないかという期待を抱かせる。
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目の前を横切って止まったのはリュウキュウムラサキだった。
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リュウキュウムラサキ

翅を開かないかと期待したけど、開いてくれなかった。

ここにもリュウキュウミスジがいて、そのつど確認しながら歩くと、明らかにリュウキュウミスジとは違うミスジが葉に止まっていた。
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シロミスジ

「いた、シロミスジ」と思わず声が出てしまう。
やっぱり本物が出てくれば、一目でそれと分かった。

喜んで撮影しながら、シロミスジの特徴である裏面が撮影できないかなと考える。
そうしたら、ふっと飛び立って2m位の高さの所に翅を閉じて止まった。
やった~と思って撮影するけど、高いのでアングルが悪い。
しかも手前には藪があって近づきにくい。
逃げるなよと念じながら藪をかき分け、倒木の上に乗り、カメラを頭の上に持ち上げると何とか全身が写るようになった。
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シロミスジ

ミラーレス機はファインダーから目を放すと、画像が自動的に液晶に表示されるので、こんな時には随分助かる
手前の小枝が邪魔だけど贅沢は言っていられない。
ゆったり止まっていて動く気配がないので、魚露目で撮影しようと藪と格闘していたら流石に飛ばれてしまった。
それでもやっとシロミスジが撮影できて大満足。

帰りがけに家内が、「あのアサギマダラ、かなり小さい」と言うので追いかけるとヒメアサギマダラだった。
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ヒメアサギマダラ

車を返す直前に何気なく寄った草地ではオオゴマダラが吸蜜していた。
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オオゴマダラ

今回の旅行前までは、オオゴマダラの満足な写真が撮れていなかったのでこれも大喜び。

午後の便で石垣島に着いた。
空港からホテルに行く途中でタクシーの運転手さんにバンナ岳の話をすると、途中だから寄りますかという話。
バンナ岳には最終日に行く予定だったけど、天気がどうなるかわからないし、時間も14時半位だったので、場所の様子だけでも見ておこうと、30分だけ寄り道することに。

蝶園に行くと、茶色のタテハが飛んでいる。
イワサキタテハモドキだ。
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イワサキタテハモドキ

それに小さなホリイコシジミもいた。
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ホリイコシジミ(家内撮影)

小さな蝶で花弁の一枚に載ってしまっている。

少し痛んだホリイコシジミは尾端を曲げて産卵体制をとっていた。
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これをみて、カタバミじゃないからやっぱりホリイコだと確信する。
でもこの葉、ランタナではないようだ。
後で確認すると、イワサキタテハモドキと同じ食草のキツネノマゴ科のシソモドキと言うらしい。
蝶館カビラの入野さんの話では、ホリイコは産地によって、キツネノマゴ科のシソモドキなどを食べるグループと、ランタナを食べるグループがあるということだった。

家内は翅表を撮影していた。
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ホリイコシジミ(家内撮影)

ここでダイナミックに飛んでは花を訪れていたのは、ウスキシロチョウの雌だった。
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ウスキシロチョウ(家内撮影)

ハイビスカスに来たので、秒15コマの連写で飛び立つところを狙ってみたら、うまく翅表が撮れていた。
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ウスキシロチョウ

あっという間に30分が過ぎてタクシーに戻る。

ホテルに入る時に目の前の公園を見るとちらっとオオゴマダラの影が見えた。
荷物を置いてカメラを持って公園に行ってみる。
オオゴマダラを探すと、公園に植えられているホウライカガミの周辺を飛んでいる。
もしかして産卵??!! と思って見ていると、腹を曲げて産卵を始めた。
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オオゴマダラ

1卵産むのに動作がゆっくりなので撮影は楽だった。
食草を探すと、すでに生み付けられた卵も見つかった。
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ふと見ると、この株の根元には説明の看板まであった。
この近くに産卵してくれたら面白かったのに。
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by dandara2 | 2013-12-02 16:26 | 産卵 | Comments(18)