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2014年 04月 19日

ホソオチョウ(2014/4/15.16)

4月15日は孫が学校から帰るまでの間に行けるところと考えて、コツバメの公園に昨年から発生し始めたホソオチョウの様子を見に行く。

昨年までは日曜日しか動けなかったので、貴重な休日にわざわざホソオチョウを見に行く気にはなれなかったけど、今年はこんな形で動けるし、どんな感じで発生しているのか確認しておくことも必要かなと思った。
朝は片付けなどをして、10時近くなって出かける。

発生場所に行ってみると、ちらちらとたくさんのホソオチョウが飛んでいる。
ただ飛んでばかりでなかなか止まらないので、まずは飛翔を撮影しておくことにする。

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そのうち雌も出てきた。
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雌は少し飛んでは止まるので、静止も比較的簡単に撮れる。
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家内撮影

春型の個体は雌雄とも前翅に赤紋が入り、他の季節の個体よりはきれいだ。

雄はある程度飛び古して、翅の赤紋が退色してしまった個体が多かったけど、家内の撮影した個体は比較的新鮮だった。
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家内撮影

スミレの紫が効いて良い感じ。

家内が、変な組み合わせで交尾しようとしているペアがいると呼んでくれた。
見ると雄同士が腹部を曲げている。
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雄の数が多く、まだ雌は少ないのでこんなことが起こるのだろうか。

産卵しそうなメスがいるので、しつこく追いかけるとやがて産卵を始めた。
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家内撮影

この時期の雌はウマノスズクサの茎をよじ登ることができなくて、草の間の低い場所に産卵する。
ごちゃごちゃしてせっかくの産卵がうまく撮れないので、思い切って魚露目を草の間に突っ込んで撮影した。
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雄が雌に絡んだので交尾かなと思って様子を見に行くと、雌の背後に雄が止まっているけど、雌の尾端は雄とは反対側。
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これは交尾はしそうもないなと思いながら、どうなるのかなと思って様子を見ていた。
すると雄は何とか頑張って雌と向かい合うような型をとった。
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おっ、これはもしかするとと思ってさらに様子を見る。
すると最後には交尾が成立した。
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最初の形は交尾拒否の形ではなかったようだ。

マクロでもきちんと撮りたいと思って撮影しやすい位置に止まってもらった。
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翌16日は、長野でのヒメギフ撮影の後、早めに移動してもう一度ホソオチョウを見に来る。
かなり長距離の移動だったので、着いたのは15時過ぎ。

ポイントに入るとまだ飛び回っている。

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やれやれ何とか撮影してもらえるかと一安心。

例によってなかなか止まらなかったけど、ウマノスズクサの茎に止まってカラスノエンドウのワンポイント付きの写真が撮れた。
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少し色あせているのが残念。

その後移動してツマキチョウの場所へ。
菜の花に産卵行動をとる雌がいたので、何とかツマキも撮影することができた。
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midoriさんは両種とも今年初撮影とのこと、ヒメギフ以外にもプラスαがあってよかった。



by dandara2 | 2014-04-19 23:37 | 交尾 | Comments(16)
2013年 08月 15日

狭山丘陵、夏の蝶(2013/8/5)

自宅の窓から見える関越は、今日(8/15)の9時でも下りはノロノロ。
お盆中は毎日こんな状態で、遠出をする気にはなれません。

少し前になるけど、8月5日には近くの狭山丘陵にホソオチョウなどの観察に出かけた。
以前はここには数は少ないけどジャコウアゲハもいたけど、ここ数年はホソオばかりなので、そんな様子も見ておこうと思いました。
ボイントに着くとたくさんのホソオの雄が飛び回っていた。
優雅に飛んで、飛翔には絶好の被写体だけど、目測だからそう簡単にピントが合うわけもなく、今回もピンボケ、フレームアウトの山を築いてしまった。
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雌の数は少なくて、4.5頭ほどを見かけただけ。
殆どがぼろで一頭だけが何とか被写体になってくれた。
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最初は新鮮個体のように見えたので、交尾しないかと様子を見ていると、盛んに飛び回っている雄は近くに来ても気が付かないことが多く、また雄が近くに来ると、それまで葉に止まっていた雌は突然はじけるように飛んで雄を避けていた。
この様子を見て、交尾済みの雌ということが分かったので、少し脅していやいや飛ぶところを飛翔撮影。
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もちろん、すぐに解放してあげました。

家内が撮ったこの写真、自宅で見たらイネ科の草に産卵しているようだ。
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家内撮影

この近くには食草のウマノスズクサはたくさんあるけど、止まっている周囲にはない。
イネ科の葉にウマノスズクサが絡まっているならわかるけど・・・こんな例は初めてだ。

1卵産卵した後、2卵目を産卵しようとしているところのようだ。
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家内撮影 (上の写真の拡大)

残念ながら2卵目が産卵されるところまでは撮影していなかった。

雄はまったく止まらなかったけど、12時を過ぎるころから静止する個体や吸蜜に来る個体が見えるようになった。
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ホソオチョウがまったく止まらないときに近くの雑木林を覗くと、アカボシゴマダラがエノキの1m位の幼木の周りを飛んだり止まったりしていた。
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そのうち産卵体制をとっていたけど、どうも産卵はしなかったようだ。
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振り返ってみると、この日狭山で撮影した蝶ははホソオ、アカボシとも放蝶された蝶ばかりだ。
在来種はヤマトシジミとキタキチョウ位。
この時期に平地でシャッターをたくさん押せるのはいいけど、なんか違うんじゃないという気もしてくる。

by dandara2 | 2013-08-15 10:29 | 産卵 | Comments(10)
2012年 08月 20日

ホソオチョウ(2012/8/15)

8月15日、ようやく孫も帰ってのんびり。
ただ高速は相変わらず渋滞がひどいので、近くの狭山丘陵にホソオチョウの発生を確認に行く。
この近くではブドウ狩りもやっているので、次に孫が来た時の下調べもかねておく。
朝は自宅でのんびりして昼近くに着いたけれど、たくさんのホソオチョウが飛んでいた。
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吸蜜時間にならないのか全く止まる気配がないので、ひたすら飛翔写真。
ゆっくり飛んでくれて、ウスバシロ蝶のように敏感に飛翔コースを変えるわけでもないのにやっぱり歩留まりは悪い。
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チャンスがあるとついつい近づきすぎてしまうのが原因のようだ。
設定距離を変えてみるけど、たくさんのチャンスがない場合には全部没と言うことにもなりかねない。
飛翔写真はやっぱり難しい。
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ほとんどが雄だったけれど、雌も少ないながら見られた。
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路上で吸水する個体もいくつか見られる。
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この個体は鉄の釘のようなものにかなり長いこと止まっていたけれど、吸汁しているわけではないようだ。
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12時半を回るようになると吸蜜する個体が出始めた。
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(家内撮影)

雌を追いかけていた家内が、「交尾した~」と呼ぶので駆けつける。
産卵しそうな感じに見えたので追いかけていたら交尾したとのこと。
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近くには数頭の雌がいて産卵植物のウマノスズクサを探していたので追いかけるが、このあたりにはウマノスズクサが見つからない。
雌は葉の形が似たママコノシリヌグイのあたりを飛び回っては食草を探している。
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最初は視覚で食草を探しているというのがよくわかる感じだ。

近くにはお気に入りの紅茶や春茶を売っているショッピングセンターがあるので、そこで買い物をして遅い昼食をとって帰宅した。

by dandara2 | 2012-08-20 09:42 | 飛翔 | Comments(13)
2011年 08月 22日

狭山丘陵のホソオチョウ(2011/8/14)

自宅の窓からは関越高速道路が見えるのだけれど、お盆の間は早朝からひどい渋滞で、車がノロノロとしか動かず、ひどい時には止まってしまっていた。
ここでこんな渋滞だと、50Km離れた長野などに行く上信越道との分岐まで、いつもなら30分位でつくのにどのくらいかかるかわからない。
ついつい出掛けるのがおっくうになってしまう。
8月14日は近くの狭山丘陵にホソオチョウの様子を見に行った。
車の中からも♂が飛んでいるのが見える。
車を降りて草地に足を踏み入れるとすぐに、♀が吸蜜しているのが見えた。
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少し傷んでいるけど、とりあえずファインダーに捉えることが出来てほっとする。
♂は飛び回って止まらないので、飛んでいる所を狙うことにする。
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ゆっくり飛ぶのでついつい近づきすぎてしまうことが多く、後で見てみると意外とピンボケが多かった。
これはピントのあった数少ないショット。
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暑いせいか♂はほとんど止まらず、静止シーンを撮るチャンスは少なく、止まっても開翅することはほとんどなかった。
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(家内撮影)

♀の姿は少ないけれど、吸蜜と飛翔以外にも交尾、産卵シーンなどをとりたいと思うがなかなかチャンスがない。
そのうち家内が、「産卵している」と呼ぶので大急ぎで駆けつける。
見ると草の間の15cm位の丈の低いウマノスズクサに産卵していた。
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(家内撮影)

産卵位置の丈が低いので腹這いになって撮影するけど、下は草なので撮影はしやすい。
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かなりの数の卵を産み付けていたけど、食草が足りるのかなと心配になる。
気をつけてみると近くに同じような高さのウマノスズクサが何本かあったので、これ以上産み付けられなければ足りるかも知れない。
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少し違う場所の様子も見ようと移動すると、茶畑の中に何本ものウマノスズクサが生えている。
そしてそこには、産卵する個体。
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交尾しているペアなどが見られた。
上はコンデジの広角だけど、下は魚露目での撮影。
こういった画像を見ると虫の目レンズにのめり込む人の気持ちがわかるような気がする。
少し画質が甘いのが残念だけど、この非日常的な感覚はちょっと快感ですね。
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これで、産卵、交尾、飛翔とある程度のシーンが撮れたので、近くのアカボシゴマダラの吸汁・産卵ポイントを見に行くことにする。
吸汁する個体は見られなかったけど、産卵態勢をとる個体が見つかった。
5.6m位の木の3m位の高さの細い枝に尾端をつけてゆっくり移動していた。
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葉の表面でも尾端を曲げていたけど、産卵したかどうかは良くわからない。
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暑いのでほどほどに切り上げて、近くのショッピングモールに行って昼食を取り、お気に入りの紅茶などを買って帰った。

by dandara2 | 2011-08-22 19:28 | 産卵 | Comments(8)
2011年 04月 25日

小畦川便り(ツマキ・ギンイチ、ホソオチョウ:2011/4/24)

4月24日は自宅前のツマキチョウとギンイチの状況も気になるし、狭山のホソオチョウの写真も撮りたいと言うことで、遠征は止めて自宅付近の蝶の観察をすることにしました。
ホソオチョウは、春に出てくる個体は前翅に赤紋が発達してきれいですが、もう二十数年前に東大でホソオチョウが発生した時に撮影したきり、デジタルでは撮影したことはありませんでした。
ポイントに着くと、二人の方がかがみ込んで撮影しているので様子を聞くと、ホソオチョウが交尾しているとのこと。
早速お仲間に入れてもらって撮影しました。
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周りを見ると別の♀が飛んでいますが、あまり鮮度が良くありません。
少し歩いてみると、きれいな♀が飛んでいたのでこの個体を集中して撮影することにしました。
止まったところを見ると背景に花が咲いているので、それを入れるようにして撮影。
目的の前翅の赤紋もはっきりした個体で、これでもう帰っても良いかなと言う感じです。
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少し飛んで止まったところが、青空が入る位置だったので広角で撮影。
なかなか良い感じになりました。
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その後は飛翔も撮影、いつもとは違ってちょっと広角風に撮影してみました。
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♂もいましたがやや鮮度が悪く、個体数も少なく2頭しか見かけませんでした。
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ここには二人の採集者がいましたが、いずれも若い人でした。
採集者とはあまり話をしないのですが、話をしてみるとなかなかの好青年でした。
一人のMさんはネットに加え、カメラ、ビデオといろいろ楽しんでいるようで、私のブログも見ていただいているようで、家内に「あそこにいるのはダンダラさんですか」と話しかけたようです。
ブログに載っていた私の後ろ姿に感じが似ていたそうです。(あたりまえか)

撮影していると、「蝶の観察記録」の霧島緑さんがお見えになって、少し歓談しました。
聞けば午前中にギンイチモンジセセリの産卵を撮影したとか。
わが家の前の川原にもギンイチがいるのですが、ここに来る前に少し見てみたところでは見つけることが出来ませんでした。
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そこで、もう一つの目的である自宅前のツマキ、ギンイチの撮影のために戻ることにしました。
ホソオチョウの撮影に来る前に、少しだけ歩いてみたのですが、ツマキは元気に飛んでいて相変わらず止まる気配はないのでひたすら飛翔写真。
9時前後にちょっとだけ吸蜜シーンの撮影のチャンスがありました。
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ムラサキハナナの花の色がやけにくどい感じですが、RAW現像ソフトの癖なのか、どうもきちんとした色が出ません。
このあたり、そろそろソフトも考え直してみる必要がありそうです。
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ホソオの撮影から帰って14時頃に川原に出てみると、♀も出てきていて盛んに追飛をしているので、追飛シーンの撮影に重点を置くことにしました。
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見ていると、♀を追いかけてそれに並んだり、前の方に出たりしているようですが、交尾に至ったケースを見ていないので、どういう手順で交尾に至るのか不明です。
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1頭の♀を2頭の♂が追いかけているシーンは、ちょっとピントが甘いですが、迫力も出てまあまあの写真になりました。
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♀は自宅のほんとに目の前で吸蜜していたので、広角で撮影しました。
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ギンイチモンジセセリは♀が1頭だけいたけど、今年は川原の様子も少し変わったような感じで、これから無事に発生を続けて行かれるのか、少し心配な状況です。
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家に帰ろうとして歩いていると、自宅まであと20m位のところの植え込みの中のエノキに、アカボシゴマダラの幼虫がいて、盛んに葉を食べていました。
ついにわが家の前にも来たかという感じですが、この幼虫この後どうなるでしょうか。
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by dandara2 | 2011-04-25 23:14 | 配偶行動 | Comments(28)
2010年 08月 15日

狭山丘陵のホソオチョウとアカボシゴマダラ(2010/8/14)

8月14日はピント位置を調整したD300sと70-300のズームの確認、飛翔用に戻したD300の使い勝手などをみに、ちょっとだけ足を伸ばして狭山丘陵にホソオチョウとアカボシゴマダラを見に行く。
ここなら渋滞は関係ないので安心だ。
車をおこうとしたら、家内がアサギマダラが飛んでいると言う。
アカボシゴマダラも飛んでいる時はアサギマダラみたいに見えるよと言いながら車を降りて確認するとアカボシゴマダラだった。
♀の個体で近くのエノキにからんでいる。産卵するようだ。
じっと見守っていると、葉の間に止まって尾端をこすりつけているようだけど、位置が悪くて確認は出来ない。
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ニコンD300s ニコン70-300

ひらひらと飛び立って結構大きなエノキの茂みの間に入っていって産卵行動をしている。
こちらも位置が悪くてうまく写真が撮れない。
アカボシゴマダラと言うと幼木に産卵するというイメージがあったのだけど、この時は高さ3m位の位置に産卵していた。
木の大きさとしては10m位はあるだろうか、結構大きな木だ。
そのうち尾端を曲げたまま枝づたいに移動を始めた。
幹に尾端をこすりつけているので、幹にも産卵するのかと思ってみていたけど、産卵はしなかったようだ。
途中でふっと飛び立って葉の先で翅を広げて休んでいたが、やがて高さ10m位の樹冠の方に飛び去っていった。
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(家内撮影)ニコンD90 シグマ70-300

ふと見るともう一頭の♀が同じようにエノキの葉の茂みに潜り込んでいったので見ていると、こちらも暗い茂みの間でエノキの葉にちょんちょんとさわりながら飛んでいるが、やがてまた幹に止まった。
そして、先ほどの個体と同じように尾端を曲げて幹にこすりつけながら移動を始めた。
少し瘤のようになったところでしばらく静止したりしているので、あるいは産卵しているのかも知れないが、暗いのと遠いので確認は出来なかった。
この個体も葉の所までは行かずに飛び立った。
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ニコンD300s ニコン70-300

荷物を取りに行っていた家内が戻ってきて、ホソオチョウが吸水しているという。
アカボシゴマダラは飛び去ってしまったのでそちらの様子を見に行った。
家内が撮影した写真を見ると尾端に水滴がついている。
ポンピングでもしていたのかと思って撮影した一連の写真を見てみるが、かなり長いこと水滴はつきっぱなしになっているようだ。
尾部も変な具合に持ち上がっているし、もしかしたら水滴がうまく排出できなくて尾部を持ち上げていたのかも知れない。
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(家内撮影)ニコンD90 シグマ70-300


私が見に行った時にはすでにこんな格好はしていなかったが、2頭の♂が吸水していた。
そのうちもう一頭が飛んできて吸水している個体の近くに降り立った。そんなに強い集合性があるようには見えなかったが、この時は3頭の吸水集団になった。
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ニコンD300s ニコン70-300

この日はたくさんの♂が飛んでいるので、飛翔用に設定し直したニコンD300とコンデジのカシオFH100とで撮り比べてみる。
この日はニコンの方が出来が良かった。
背景が適度にぼける分、蝶が浮き上がってきれいに見える。
それにしっかりもてるので、蝶の方にカメラを向けやすかった。
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ニコンD300 シグマ17-70

コンデジは手の先でカメラを持つ感じになるので、位置が安定せず、傾いていたり蝶がきちんと画面に収まらないことが多かった。
また、背景がうるさくて、蝶が埋没した感じになってしまう。
やはり飛び立つ瞬間を狙うのが正解なのかも知れない。
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カシオFH100

でもどうして迫力のある写真が撮れると、背景に家内がからんでくるんだろう。
あるいは人間がいるから迫力が出るのかな。
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ニコンD300 シグマ17-70

♂は新鮮なので、修理から上がってきたD300sできちんと静止画も撮影してみる。特に不具合はないようだ。
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ニコンD300s ニコンマイクロ105

コンデジでも同じ個体を撮影。
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カシオFH100
春型のきれいな模様の個体も今度は撮影しておこうと思った。

今日15日はコンデジの飛翔に納得が行かないので自宅前で再度撮影。
ほんとはギンイチモンジセセリがそろそろ出ていないかと思ったのだけどまだのようだ。
飛んでいるところは撮影できなかったけど、わが家を背景に飛び立つところは撮影できた。
背景の処理が難しいけど、やっぱりこの使い方が一番あっているのかも知れない。
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カシオFH100

ピントを調節したD300sと70-300の組み合わせは、拡大してみるとまだシャープさに納得がいかないけれど、微妙なブレとかあったり、マクロの105と比較するのが無理なのかも知れない。
でももう少し調整してみるつもり。

by dandara2 | 2010-08-15 18:31 | 産卵 | Comments(12)
2009年 08月 27日

狭山丘陵のホソオチョウ(2009/8/23)

8月23日の日曜日は、天気は良くありませんでしたが近くの狭山丘陵の様子を見に行きました。
途中、圏央道に新しくできた(と言っても1年位になるのかな)狭山SAによってみました。
家からだと圏央道に乗って10分位のところにあるので立ち寄ったことはありませんでしたが、今日は時間的にもゆとりがあったので様子見です。
地元の産物を確認したりして思ったよりも楽しいSAでした。
ホソオチョウは丁度端境期なのか、3♀1♂を確認しただけでした。
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♀は産卵場所を探して飛び回っていましたが、結局産卵にはいたらず写真は撮れませんでした。
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♂の方は新鮮な個体がじっと止まっていました。全く飛ぼうとしなかったので羽化直後かも知れません。
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ジャコウアゲハの方が数が多く、珍しくキツネノマゴで吸蜜していましたが、何しろ花が小さいのでちょこちょこと落ち着かず、飛び上がった所が撮れました。
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周囲を歩いてみたら、ウラナミシジミが吸蜜に来ていました。
これから数が多くなるのでしょうが、自宅付近では昨年は姿を見なかったので喜んで撮影しました。
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翅表は良く見るとかなり毛深いです。
寒がりなのかなとも思えますが、この毛深さのおかげでこの種の仲間としては一番北の方まで分布を広げることが出来たのかも知れません。
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あと、アオバセセリも見かけました。道路の下の薮の中で吸蜜していて近づくことは出来ませんでしたが、昨年の冬に幼虫観察などをしていたので、無事に発生しているんだなと懐かしい気がしました。
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そうこうしているうちに、昨年お会いした金谷さんがいらっしゃいました。
聞くとすぐそこでアカボシゴマダラを見たというので行ってみましたが、姿はありませんでした。
この夏に石垣島に行った時の写真などを拝見しながら色々話を伺いましたが、今日はイチモンジセセリの卵を撮影に来たとのことでした。
小雨が降ってきたので引き上げようとしたら、親切にも車で送っていただき、駐車場で卵の撮影セットを見せていただきました。
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自作の小道具などもあり、実演までしていただきました。
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カメラのメモリーに入っていた卵の写真も見せていただきましたが、シャープに撮影されているのには驚きました。
きちんと撮影するには、やはりこのくらいの用意をしなくてはいけないのですね。
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実際のセットを見せていただき勉強になりました。ありがとうございました。
(お名前と写真はそのまま載せても良いという許可をいただいています)

夫婦で道草」のほうに、スイスでの撮影記を追加しました。今回はスモールアポロの撮影になります。
(写真は家内"さくら"の撮影したものです)

by dandara2 | 2009-08-27 00:06 | 静止 | Comments(16)
2008年 09月 11日

狭山丘陵のホソオチョウ(2008/8/29)

9月の観察の前に、8月29日にもホソオの観察をしていたのですが、他の観察日記に隠れて載せるチャンスを逃していました。
この日は予報に反して天気がよいので午後からホソオチョウのその後の様子を見に行って見ました。
8月23日は天気が悪くて数頭のホソオを見かけただけだったので、青空の見える今日はどのくらいの個体が飛び交っているのか興味があったけど、ポイントに着いてみると数頭の雄が飛んでいるのが見えるが、期待したほどの数でもなくなんだか拍子抜けの感じ。
天気が良く、気温も高いので♂は♀を探して飛び続けるのみでほとんど止まらない。
1頭だけあまり飛び回らない個体がいて、エノコログサに止まったり、小飛して翅を開いてくれたのがいたけど、やや傷んでいて発生のピークは過ぎた感じがする。
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今回は単にホソオの静止写真や飛翔写真を撮るのではなく、ジャコウアゲハとの関係、あるいはホソオ自身の生態的地位がどう言ったものかを多少は見極めたいという気があったので、そちらに注意しながら探してみることにした。
まず、先日ホソオチョウの卵とジャコウアゲハの卵が同時に産み付けられていたウマノスズクサを見てみると、既に孵化した後のようで卵殻だけが並んでいた。
ジャコウアゲハも孵化したようだが、近くに幼虫が数頭見える。ところがホソオチョウの方は1頭の幼虫も見かけられなかった。
近くにはいくつかの孵化した後の卵塊が見られたので、ざっと見てみるが同様に幼虫を見つけることが出来なかった。
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代わりに見つけたのがハエトリグモ。これが犯人かどうかは良くわからないが、幼虫の生存率はかなり低いようだ。
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幼虫を探してみるが、ウマノスズクサ自体が減っていて、丈の短い草が少数残っているだけで、そこに色々な令の幼虫がしがみついていた。
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近くを探すといくつかのホソオの蛹が見つかった。
基本的には帯蛹で、食草や近くの枯れた茎などについていることが多い。
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ただ、帯糸はあまり丈夫ではなく、尾端のみでぶら下がっている蛹も見られる。
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探す範囲を広げてみたら、ホソオの幼虫がいない茎にジャコウのかなり成長した幼虫がついているのを見つける。
枝を触ってみたらくるりと回る。アレッと思ってみると茎の下の方をかみ切ってしまっていた。
ジャコウの幼虫は成長するとこういったことを良くするけど、何で貴重な食草を根元から切って枯らしてしまうのだろう。理解できない習性だ。
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幼虫の観察はとりあえず止めて、成虫の観察に切り替えるが、ジョロウグモの巣にかかった個体がいた。
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♂の飛翔を見ていたら、変な動きをするのが見えたのでアレッと思ってよく見るとシオカラトンボにつかまったところだった。
シオカラトンボは近くの枯れ枝にとまって獲物を食べ始めたようなので、慎重に近づいて撮影する。
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ホソオはこれらの天敵につかまる確率はかなり高いものと思われるけど、ジャコウの成虫は大きすぎてこられの捕食者には少し手に余るのではないかと思われた。
ただ、ガードレールにあるジャコウの蛹を見るとかなりの確率で寄生されているようなので、ジャコウにとってはこちらの脅威の方が大きいようだ。(この写真は同地で別の時期に撮影したものですが、中央の1つを残して他は全て寄生されているようです。)
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♀も2頭ほど見かけたけど、意外に敏感で撮影は出来なかった。
昨夜はここにも激しい雨が降ったようで、西の空に黒い雲が見え始めたので近くのブドウ園で狭山のブドウを購入して帰る。

by dandara2 | 2008-09-11 22:55 | 天敵 | Comments(8)
2008年 09月 07日

狭山丘陵のホソオチョウとクロコノマ

予報では週末の天気がぱっとしない。
新学期が始まって最初の1週間は何かと忙しく、遠出をする元気もないので再度ホソオチョウの様子を見に狭山に行くことにする。
狭山ではアカボシゴマダラも出ているようなので、「西久保田んぼへようこそ」の霧島緑さんに連絡してお会いすることにする。
現地について霧島緑さんに挨拶をすると、カメラを持った方が2人ほどいて、挨拶をすると「和らぎの部屋」のヒルさんとその義兄のKさんだった
ヒルさんは花がメインとかで家内が花の写真を撮っていることをご存じだった。またKさんは蝶の写真をかなり撮っておられて、その場で素晴らしいアルバムを色々見せていただいた。また、名刺代わりにいただいた写真はヒメアカタテハの異常型で「月刊虫」にも載ったというすごい写真だった。
実はブログにはまだ載せていないけど、8/29にもここに観察に来ていて、それなりに面白い写真が撮れているのだけれど、その時にはまだ残っていたウマノスズクサも完全になくなっていた。時期的に越冬蛹が出来る時期だとは思うけど来年はどうなるだろうか。
例によって♂はほとんど止まらないし、止まってもあまり良い写真は撮れないので飛翔写真の練習をする。
他のチョウに比べるとゆっくり飛ぶからその分楽に撮影できるかと思うと、やっぱりピントのあった写真はそんなに簡単には撮れない。
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この写真を撮ったときに家内に「写っているぞ」と言ったら、それを聞いていた仲間が笑っていた。
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♀も見かけたが数は少なかった。
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そのうち家内が、今そこに行った♂が止まったけど交尾したみたいと言うので見に行くと、確かに交尾が成立していた。
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これで何とか来た甲斐のある写真が撮れたので、霧島緑さんにクロコノマチョウの幼虫などを見せてもらうことにする。
移動した先で、ススキの株から霧島緑さんがクロコノマチョウの幼虫を見つけて教えてくれた。
もう終令だろうか、きれいな緑色の幼虫だった。
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雑談しながら付近を歩いていると、家内が大きなヒカゲチョウが飛んでいると言うので見ると、クロコノマの夏型だった。
これは予想外だったのでうれしい。
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アカボシゴマダラの方は今回は見つけられなかったけど、前日に霧島緑さんがホソオの丘で撮影されているとのことなので、これからまだチャンスがあるかもしれない。

by dandara2 | 2008-09-07 23:58 | Comments(16)
2008年 08月 23日

狭山丘陵のホソオチョウ

このところ息子夫婦が夏休みで泊まりに来ていて、孫の世話でかかりっきり。
普段共稼ぎなのだから、時間があるときくらいべったりスキンシップをすればいいのにと思うけど、自分たちがのんびりする方が先に立つように見えてしまう。
自分が子育てをしているときもそんなもんだったかな。寝てくれるとほっとする。
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昨日は「近所の生き物」のURさんから、狭山丘陵でホソオチョウが発生しているとの情報をいただき、家族を近くのアウトレットにおいて一人で様子を見に行ってきた。
天気は曇天で、着いたときには何もいなかったので場所を間違えたかと思ったけど、茶畑を飛んでいるジャコウアゲハがいたので様子を見ているとウマノスズクサに絡んでいる。
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ジャコウの撮影をした後ウマノスズクサを見たらホソオチョウの卵がついていたので、やはりここが発生地かと安心する。よく見るとジャコウアゲハの卵もついているようだ。
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その後探していると草の中に静止している♂を見つける。近くにいた愛好家と思われる人に「いましたか、ここでは20年前に発生したけどまた発生してしまいましたね」と話しかけられる。
お名前を聞くと、静岡昆虫同好会のUSさんだった。
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天気が良くなるとあちこちから飛び出すと言うことだったけど、この日は全く飛ばず仕方なく先ほど見つけた♂をマクロでも撮影し、
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飛び上がったところを飛翔撮影。
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その後USさんが♀を見つけてこちらも無事撮影できた。
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♀も飛翔を撮影するが、♂と違ってあまり飛ばずなかなか難しかった。
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USさんの友人の「Hirokou's Field Notes」のHirokouさんともお会いして自己紹介。アドレスなどを教えていただく。
付近を探すと、広い草原に丈の低い雑草が生えていて、中にウマノスズクサが点々と生えている。そのどれにも幼虫がついている感じだった。
個体数はかなり多そうだが、本来生息しているジャコウアゲハとの関係はどうなるんだろう。
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待たせてある家族も気になるので1時間ほどで切り上げたけど、出来れば再度観察に来たいと思った。

by dandara2 | 2008-08-23 18:28 | 飛翔 | Comments(28)