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2017年 08月 29日

東信のアサギマダラなど(2017/8/19.24)

8月19日の残りの蝶ですが、最初にアサギマダラを24日の分も含めて載せます。

前日にはたくさんのアサギマダラが吸水に来ていたそうですが、この日はせいぜい4頭くらいしか吸水していなかった。

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ニコンD500 ニッコール70-200



天気があまり良くなく、雲が厚かったせいかもしれない。

いつものようにヒヨドリバナに吸蜜に来ていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


撮影していて感じたのは、いつもよりヒヨドリバナで吸蜜するメスが多い。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコン1J5 1ニッコール10-30


それに小さな個体が目に付いた。

これについては写真家の海野さんも8月27日の小諸日記でふれられていて、今年は少しおかしいとのことです。


8月24にも撮影に来たけど、その時はアサギマダラの数はさらに少なくなっていた。

それでも、少し移動した場所では、かなりの数のアサギマダラがいて、ヒヨドリバナで吸蜜していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


ここではマルバダケブキで吸蜜する個体も多く、ヒヨドリバナよりはカラフルなのでまた違った雰囲気の写真が撮れた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


キベリタテハはいないので少し移動する。

前の記事で、クジャクチョウを撮影した場所にはヒョウモンチョウもいて、マツムシソウで吸蜜していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


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ニコンD500 ニッコール70-200


そのうち地面に降りて草の間に潜るような仕草をしたので、産卵かもと思って追跡する。

期待した通り草の中で尾端を曲げるけど、その様子がうまく撮影できない。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ひとしきり産卵動作をした後は、ハクサンフウロで吸蜜したり、葉の上で翅を開いて休んだ後、また産卵動作を開始する。

それを見ながら撮影していたら、ようやくはっきりと産卵の様子を撮影することができた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


産卵が撮影できたのに満足して車に戻りかけると、スジボソヤマキチョウが地面で吸水していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


近づくと飛び上がって笹の葉の上に体を少し傾けて休んでいる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


少し驚かせて飛び立つところを撮影する。

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ニコン1J5 ニッコール10-30


ゴイシシジミの多い場所に来たので、その様子も撮影した。

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ニコン1J5 ニッコール10-30


ちらちらと飛んでは葉の裏の様子を見ている。

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ニコン1V2 ニッコール10.5


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ニコン1V2 ニッコール10.5


そのうち止まって産卵を始めた。

ところが、やれ広角だ、やれストロボだといろいろやってみたけれどろくな写真が撮れなかった。

シンプルにかがみこんで撮影した家内の写真が一番出来が良かった。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200




by dandara2 | 2017-08-29 22:07 | 産卵 | Comments(4)
2017年 08月 14日

中信の高原で-3(ウラギンスジヒョウモン:2017/8/5)

8月5日は再び中信の高原に行く。

現地で新潟のtomatsuさんと落ち合う約束だが、少し早めについたので撮影を始める。


アザミの花にアカセセリが止まっていた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


今度は性標の中の銀色の線もちゃんと写すことができた。

ヒメヒカゲも止まって翅を少し開いていた。
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ニコンD500 ニッコール70-200



tomatsuさんがそろそろお見えになるかなと思って戻り始めると、シダの上でジャノメチョウが交尾していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


撮影して横を見るとヒメヒカゲが止まっている。

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ニコンD500 ニッコール70-200


撮影していたら、tomatsuさんの車が着いたのが見えた。

合流して、今見つけたジャノメチョウとヒメヒカゲを撮影してもらう。

アカセセリは飛んで行ってしまっていたけど、そのうち見つかるだろうと花の多い場所に行く。

そこではヒョウモン類が多く、目につくのはウラギンヒョウモン

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


ヒョウモンチョウは2日に比べるとたった3日の間に鮮度が落ちている。
吸蜜していたので飛び立つところを狙っていたら、ウラギンヒョウモンが飛んできて、驚いて飛び立った。
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ニコン1J5 1ニッコール10-30


この日は先日はあまり見なかったウラギンスジヒョウモンが多かった。
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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


ウラギンスジヒョウモンは最近数が減ってきているので、この機会に集中して撮影しておくことにする。

2頭が仲良くアザミで吸蜜していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


うーん、ぜいたくな瞬間だなと思いながら連射。
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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


そのうち1頭が飛び立った。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


せっかくなので、ウラギンスジヒョウモンの飛び立ちも撮影する。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


別のところではヒョウモンチョウと一緒に吸蜜していたので、どちらかが飛び立つだろうと狙ってみる。
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ニコン1V3 1ニッコール70-300


そのうちウラギンスジヒョウモンが飛び立った。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


なかなかお目当てのスジボソヤマキチョウが現れないので、移動しようと車のところに行ったらエルタテハがタイヤで吸汁していた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


撮影しながらふと見ると、黄色い蝶がひらひらと飛んでいる。

もしかしてと思って駆け寄ると、やっぱりスジボソヤマキチョウだった。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


時間はまだ11時ちょっとすぎだけど、とりあえず目的としていた蝶は全て撮れたので、渋滞が始まらないうちに失礼することにした。

tomatsuさんはもう少し残られて、ヒヨドリバナに来ていたスジボソヤマキチョウをじっくり撮影されたようだ。




by dandara2 | 2017-08-14 12:34 | 飛翔 | Comments(8)
2014年 08月 03日

東信の高山蝶2(ミヤマモンキチョウ:2014/7/29)

7月29日、ミヤマシロの撮影ができたので、本来の目的のミヤマモンキを撮影するために山を登ることにする。

ここに来る途中では、ヒョウモンチョウの多い場所を通る。
ハクサンフウロに止まっていたので撮影するけど、モニターで確認したら前翅後角近くの黒点が融合してコヒョウモンみたいに見える。

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あれ、ここにはヒョウモンがいるはずなんだけどと思いながら、ミヤマシロのポイントまで歩く。
そのすぐ近くで撮影したヒョウモンは明らかにコヒョウモン。
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自宅のPCで確認するけど、最初のヒョウモンはコヒョウモンではなくてヒョウモンチョウと判断する。(ご意見をお願いします)

以前もそうだったけど、ここは混生地なので判断が難しい。(微妙にすみ分けているように思うけど)
他の場所に比べて、前翅の黒点が融合したヒョウモンチョウの比率が高いように思う。

ミヤマシロのポイントでイブキジャコウソウに来ていたのはヒョウモンチョウ。

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いよいよ山を登り始めるけど、途中にはクロヒカゲとヒメキマダラヒカゲが多い。
両種とも敏感で、きちんと止まってくれないので、歩きながら飛翔を撮影する。

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足元のウツボグサに黄色い蝶が止まっているのでびっくりして足を止める。
一瞬ヤマキチョウかと思って喜ぶけど、スジボソヤマキチョウのようだ。

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小飛して近くのウツボグサにとまった。ちょっとだけ翅を開閉したけど、その瞬間がうまく写っていた。
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標高が上がると、コヒョウモンモドキが現れて登山道を飛び始める。

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山頂直下ではイブキジャコウソウで吸蜜してくれた。
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外縁の斑紋が薄くて、見慣れたコヒョウモンモドキとは違った印象を受ける。
コウリンカでも吸蜜してくれた。
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いよいよミヤマモンキのポイントだけど数が少ない。
そうかと思うとモンキチョウだったりする。
それでも先着して撮影されていた方が、吸蜜してますよと教えてくれる。

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雄も雌も、その場所に一株だけ咲いていたコウリンカで吸蜜することが多かった。
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ちょっと危ない場所に咲いていて、かがみながら、身を乗り出して魚露目で撮影するときには、一歩間違うと10mはまっさかさまと言う感じ。
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ここで不思議だったのはモンシロチョウがいたこと。

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2000mを超える場所で、ハクサンフロウで吸蜜している個体はとても新鮮で、下界で見るそれとはまったく違って見えた。



by dandara2 | 2014-08-03 10:42 | 吸蜜 | Comments(20)
2013年 07月 19日

東信のヒョウモンチョウ3種(2013/7/14)

ミヤマシロの生息地にはコヒョウモンも多く生息している。
ついついミヤマシロやミヤマモンキに気をとられて撮影がおろそかになるけど、今回は少しまじめに撮影した。
コヒョウモンはほとんどハクサンフウロで吸蜜して、他の花には興味を示さなかった。
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二コンD800 シグマアポマクロ150

この個体は黒斑が発達して紋同士がかなり融合している。
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家内撮影 二コン1V2 二コン55-200

少し離れた場所にはヒョウモンチョウがいるので、比較のために裏面もきちんと撮影しておいた。
・・家内の写真の方が特徴が良くわかるので、そちらを載せておきます。
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 家内撮影 二コン1V2 二コン55-200

ミヤマシロの撮影を終えられた浅間の煙さんが戻ってこられたので、一緒にヒョウモンチョウのポイントに移動した。
ここでは、やや標高の高いところにコヒョウモン、少し下るとヒョウモンチョウが生息している。
ヒョウモンチョウは最近数が減っていると言うことだけど、いつもはベニヒカゲを撮影に来て、擦れたヒョウモンチョウしか撮影していないので、今回はきちんと撮影したい。
ヒョウモンチョウにはやや早いのか、個体数は少なかったけど、無事ハクサンフウロで吸蜜する翅表と裏面も撮影できた。
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家内撮影 二コン1V2 二コン55-200

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二コンD800 シグマアポマクロ150

この個体は、前翅翅表、後角付近の二つの黒紋が融合していて、コヒョウモンかなと思うけど、他の特徴からヒョウモンチョウだろう。
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二コン1V1 二コン55-200

このあたりが難しい。

駐車場に戻ると、「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさん、「ネイチャーKENDAMARUの歳時記」のネイチャーKENDAMARUさん、「風任せ自由人」のmaximiechanさん、「チョウの玉手箱」のcactussさん、それに朝お会いしたtheclaさん、maedaさんらが休んでおられた。

浅間の煙さん、theclaさんから少し離れた場所にコヒョウモンモドキがいるという話を聞いた。
山頂では撮影したことがあるのだけど、この時期にその場所に行ったことがなかったので確認に行くことにする。
着くと山形ナンバーの採集者がネットをしまうところだった。
これはもう駄目かなと思いながら探し始めると、葉の上に休む1頭を発見。
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二コンD800 シグマアポマクロ150

天気が悪いためか、羽化間もないためか短距離を飛んですぐに止まる。
変化の少ない写真しか撮れなかったけど、薄日が際始めると、ようやくアザミで吸蜜を始めてくれた。
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二コンD800 シグマアポマクロ150

気温が上がった関係か翅を閉じるようになったので、裏面もきちんと撮影することが出来た。
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二コンD800 シグマアポマクロ150

昨年までは、別の場所の大きなコヒョウモンモドキを撮影していたので、ここのコヒョウモンモドキは随分小さく感じた。
車の所に戻ると、車の周辺にもコヒョウモンモドキがいてタイヤに止まったり、吸水したりしていた。
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二コンD800 シグマアポマクロ150

ここにはウラジャノメもいた。
ウラジャノメはもう何年も撮影していなかったので、喜んで撮影しようとするけど、敏感で、近づくと飛び立ってなかなか撮影できない。
かなり真剣に追いかけて、ようやく撮影できた。
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二コンD800 シグマアポマクロ150

by dandara2 | 2013-07-19 09:03 | 吸蜜 | Comments(12)
2010年 11月 10日

小畦川便り(私なりの区別点)

このところ蝶鳥ウォッチングのyodaさんが熱心に蝶の区別点について書かれている。
生態写真を撮っていると、図鑑で記述している区別点が必ずしも役に立つとは限らないので、こういった企画は有用だと思う。
先日書かれた、ヒョウモンチョウとコヒョウモンの裏面の区別点について、私なりの意見を述べたが、口ではうまく言い表せない点があるので、参考までにここに載せておくことにする。
ただ、ここに書く内容は、あくまで自分で撮影した写真の区別用に使っているもので、十分な検証がなされているわけではないことをお断りしておく。
また、北海道のものについては、写真がないのでこれが適用できるかどうかはわかりません。

裏面の区別に使用するのは図鑑などに書いてある点は除いて次の2点になる。
①の矢羽根の開き具合と②のラインで
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ヒョウモンチョウ

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コヒョウモン


 ヒョウモンチョウ・・・鈍角に開く。
 コヒョウモン  ・・・鋭角になり、あまり開かない。

 ヒョウモンチョウ・・・直線
 コヒョウモン  ・・・山形の曲線

写真を見比べてもらえばわかると思う。
それぞれについて、もう少し写真を載せてみる。
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ヒョウモンチョウ

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コヒョウモン

なかには①の開き方がどちらか迷う場合があるが、②と併用すれば区別できると思う。
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コヒョウモン

ついでにヤマキマダラとサトキマダラの区別について
これも図鑑などに示されているのは省いて
後翅裏面の3つの小紋について
一般にこの紋のズレ方で区別するように書いてあるが、一体どれ位ずれているとヤマキマダラなのかの記述がわかりにくい。
ここにラインを引いてあるものもあるが、ラインの引き方が曖昧なのであまり役に立たない。
図のように紋の外側の黒い部分を、前の二つについて定規などを当ててみて、その延長が3番目の紋にかかっていればサトキマダラ。
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サトキマダラヒカゲ

外を通ればヤマキマダラと判断できると思う。
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ヤマキマダラヒカゲ

なおこれは、関東産のみについてしか検証していない。

再度言うけど、これはあくまで個人で工夫しているもので、まだ十分な検証がされていない。
諸兄のご意見を聞かせていただければ幸いだ。

また、最終的な判断はこれらに加えて、図鑑などに記述されている区別点も加味して、総合的に判断する必要があるのはいうまでもない。

by dandara2 | 2010-11-10 22:29 | 近似種との区別 | Comments(10)
2010年 06月 29日

ヒョウモンチョウの逆襲

6月27日の日曜日は、遠征を計画していたけど雨で中止。
それでは何処に行こうかと土曜日の夜は天気予報と地図をぎりぎりまで見ていたけど、どこも傘マークがあってこれと行った決め手がない。
この日は孫のお楽しみ会で、家内はそちらに行くようだ。
A公園のミドリシジミを観察してから、そちらに行こうかとも思ったけど、忙しいと却下されてしまった。
朝5時に起きて天気予報を見ていると、山梨だけ曇りマーク。
そう言えば、昨年自分の課題だったヒョウモンチョウの翅表が、♀は撮影できたけど♂はまだだったなと思いつき、これを撮影しに行くことにした。
後で聞くと、孫は家内に会ったとたんに「ジージは?」と聞いたらしい。
家内が「ジージは来れないんだよ」というと、下を向いてがっかりしていたけど、「今日はトータンとカータんもいるから、サクラ大丈夫だよ」と言ったとか。
何かかわいそうなことをしてしまったかな。
そのせいかどうか、行った場所はガスの中でたいした成果がなかった。
一応目的の♂の翅表は撮れたけど、ついでにと目論んでいたアサマシジミは姿を見せず。
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標高が高い場所なので、発生が遅れ気味の今年はまだ発生していないのか、数が減ってしまったのか、天候のせいなのか全く不明。
午後からは晴れる予報だったので、天候の影響を排除して生息を確認しようとかなり粘ったため、この場所以外には他の場所の様子を見ることも出来なかった。
結局日が射すことは一度もなかった。
アザミにヒョウモンチョウとキアゲハが来て仲良く吸蜜していた。
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キアゲハが吸蜜する場所を変えて上に移動すると、ヒョウモンチョウはそれに驚いて飛び立った。
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けれども、飛び上がったヒョウモンはまだお腹がすいていたのか、飛び去らずにアザミの周囲を飛びまわっている。
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再度花のところに飛んでくると、今度はそれに驚いたキアゲハが逃げ出した。
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わずか1秒間のドラマだけど、単なる飛翔写真とは違った写真が撮れて、他にほとんど成果のない一日のうれしいご褒美となった。

下に降りると天気は回復していたので、オオムラサキの様子を見に行くことにするが、全く姿を見ることが出来なかった。
まだ発生していないのかと思ったら、遊びに来ていた親子が今そこに1頭吸汁に来ていたと教えてくれたので見に行くと、いるのはスズメバチだけだった。
かなり翅の痛んだトラフシジミの夏型がハギの葉に産卵行動をしていたのを撮影できたのが唯一の成果。
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やっぱり孫のお楽しみ会に行ってあげたほうがよかったかなと反省しながら帰宅する。

by dandara2 | 2010-06-29 09:56 | 産卵 | Comments(14)
2009年 07月 13日

ヒョウモンチョウ撮影(ついでにアイノも)

この日(7/12)は、課題のヒョウモンチョウを撮影に山梨県に出かける。
来週からちょっと長期に海外に遠征に行くので、そろそろそのための準備をしないといけないのだけど、自分が撮影すると手を上げた種類の写真はほったらかしというわけにも行かない。
ヒョウモンチョウは3人で協力して撮ることになっているけど、他の2人もなかなか苦戦しているようだ。
他にも撮影しなくてはいけない蝶はあるのだけど、それらの多くは多化性で帰国後でも何とかなりそう。
でもヒョウモンチョウはこの時期だけの発生なので、少なくともチャレンジだけはしておかなくては。
見直してみると、♂は何とか在庫がありそうだけど、メスのちゃんとした裏表が撮れていない。
撮影予定場所について車を止め、ふと見上げるとゼフが何頭も卍飛翔をしている。
時間からすると、アイノかジョウザンだけど、色合いからするとアイノかな。
比較的低いところに止まったので、70-300のテレ端で撮影。
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思ったより青みが強いので、ジョウザンかなと思っていたけど、家のPCで確認するとアイノのようだ。
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離れたところで開翅している個体は、目で見ると緑色が強く、明らかにクリソ系の輝き。
ただ、テリ張り位置が高く翅表が撮影できない。時々風が吹いて葉が揺れるので、葉が下を向いたときに撮影してみた。
思ったよりはぶれないで撮れたようだ。
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その後ヒョウモンチョウのポイントへ。
着いてみてびっくり・・・何もいない。
ここには、ヒョウモンチョウもアサマシジミも結構いたはずなのに・・時期を外したのだろうか、それとも採集圧!!? 
たしかに、いつも撮影しているときよりは10日間くらい遅いし、いつも咲いている花はすでに実になっている。天気も悪くて雲も厚いけど何もいないとは・・・・^_^;
なおも周囲を探すとようやくヒョウモンチョウの♀を発見。
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今回初めて実戦に投入するD5000のバリアングルファインダーを使って上からフラット撮影にチャレンジしたみた。
使い勝手はまあまあで写真の質も良いけど、バリアングルでの応答性がやや遅いかな。
この個体、すぐに翅は開くのだけど逆に閉じないので裏側は撮れなかった。
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その後いくら待っても♂もアサマシジミも現れないので、ここはあきらめてオオムラサキの様子を見て帰ることにする。
着いてすぐ、吸蜜する♀の写真が撮れたけど、樹液にはあまりオオムラサキが来ていない。
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その後♂も見つけたけど、開翅シーンは撮影できなかった。
樹液ポイントで撮影していた熟年のご夫婦の話では、今年はとても数が少ないということだった。
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あまり良い写真が撮れないので、暗いのを承知でパスト連射にチャレンジ。
出来上がった写真は真っ黒だけど、レタッチで無理やり明るくすると翅表の紫は無理だけど何とか写っている。
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その他の写真としては、ツバメシジミの飛翔がまあまあに撮れていた。
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自宅に帰ってみると、玄関前に荷物がおいてある。
開けてみると、ナショナルジオグラフィックのバッグ。
近所の生き物」のUrabeさんが使わないと言うのでいただくことにしたものだ。
わざわざ自宅まで届けてくれたようだ。今度の海外遠征で使ってみたいと思っていたので大喜び。
urabeさん、有難うございます。
早速D5000と一緒に記念撮影する。
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(このブログは基本的に自分の撮影に関する日記なので、こうしたことは忘れないように記録しておくことにしています。自慢しているみたいに見えて気にさわった人がいたらごめんなさい)

by dandara2 | 2009-07-13 19:34 | 吸汁 | Comments(26)
2007年 07月 01日

実家近くのアサマシジミ

土曜日は所用があったので、帰りが遅くなり19時30分に家内の実家の甲府に向けて出かける。
先週の土曜日(23日)に圏央道が中央高速とつながったので、それを利用していくが随分楽になった。
笹子のあたりはかなりの雨で、暗いこともあって慎重に運転して途中食事をして21時30分頃に着いた。忙しかったので少々疲れた。
日曜の朝は6時に起きると雨が降っていたが、9時過ぎには上がったので近くにクロヒカゲモドキを探しに行くが見つからなかった。まだ早いのかも知れない。
薮の中ではヘリグロチャバネセセリを見かける。
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また、ツマグロヒョウモンの配偶行動を撮影するがすっかり定着して何の違和感もない。
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オオムラサキはいくつか新鮮なものを見かけるが樹液の出ている適当な木が見つからなかった。
日が射すようになったのでどうしようかと思ったが、ここで粘ってもたいしたものは期待出来そうにないので、アサマシジミを探しに移動することにする。
ところがいざポイントに着いてみるとガスの中。アサマシジミの姿は見えない。
ヒョウモンチョウは朱色の翅がよく目だって静止しているものをいくつか見つけることが出来た。
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ガスが巻いてくると翅を閉じて静止するがじっくり見るとなかなかきれいな色合いをしている。
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アサマシジミを探してゆっくり歩くとようやく草の間に静止する♀を見つけることが出来た。やれやれと一安心。
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さらにゆっくり探していてる、ススキの葉の裏に蛹のようなものが見える。最初はジャノメの蛹かと思ったが近づいてよく見ると金色に光る突起が見える。
全ての突起が金色に光っているので、ヒョウモンチョウの蛹のようだ。初めて見る蛹だが、色合いも薄く何か品があるように感じた。
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草の間にはアヤメがいくつか咲いていて、そこにヒメキマダラセセリが吸蜜に来ていた。横から吸蜜するので受粉の手助けをするわけでもなく、完全な蜜泥棒と言った感じだ。
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そうこうしているうちに明るくなってきた。日が射すまでには行かないが活動する昆虫の姿が多くなってきたと思ったらチラッと動く影。待望のアサマシジミの♂だ。
あまり活発ではないので、広角で撮影してみる。少し翅を開いたので良い感じになった。
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少し離れた所ではもう一頭の♂が翅を開いている。ようやく目的の写真が撮れてほっとするが、結局♂を見かけたのはこの2頭のみだった。
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またガスが上がってきたので帰ることにする。

by dandara2 | 2007-07-01 23:59 | | Comments(26)
2006年 08月 31日

今が旬のタテハ類

 今日はさわやかな一日、越冬するクジャクチョウやキベリタテハなどは今が旬、きれいなうちに十分撮影しておこういうことで長野に出かける。
 朝8時少し過ぎに出かけて、10時頃に目的地に着く。さすがに花も少なくなり、蝶の個体数も少ない。高原の蝶はそろそろ終わりのようだ。
 間伐材がつんである場所に数頭のタテハがいたが、モデルになってくれたのはエルタテハだった。
 思わず力が入って近寄りすぎたが、その分ファインダーいっぱいに広がって、ピントを合わせている間も迫力満点だった。
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 その後はたいしたものはいなかったが、ベニヒカゲがアザミで吸蜜しているのには驚いた。ベニヒカゲは後でタテハ類を撮影した草原にもまだたくさん飛んでいた。
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ヒョウモンチョウの多かったところにはまだくたびれたヒョウモンチョウがいくつも飛んでいる。マツムシソウに吸蜜に来ているがさすがにカメラを向ける気になれない。(と言いつつしっかり撮影していた)
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 何気なく見ていると、小刻みに飛んで笹の下に潜り込むのがいる。どうも産卵をしているようだ。
 俄然その気になって後をつけるが、ワレモコウを確認するとその近くの笹の間に潜り込んで産卵をする。
 姿を確認するのも難しいような草の間なのでピントを合わせるのがすごく難しい。それでもこんなチャンスは滅多にないので絶対ものにしようと追いかけると、何度か産卵してくれたので、いくつかはファインダーで産卵するところを確認することが出来た。
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 ふと横を見ると、ウラギンヒョウモンが似たような飛び方をしている。ひょっとしてこれも産卵!? と思って後をつけると案の定草の間に潜り込んで産卵をはじめた。
 こちらも写真を撮るのは難しい。3枚ほど写真を撮るとどこかに飛んでいってしまった。家で写真を確認すると両種とも不十分ながら何とか写っていた。
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 これが今日一番の収穫だろうと思うととてもうれしい。
 その後のんびり歩いていくと、ヒヨドリバナでアサギマダラが吸蜜していたので、飛翔写真に挑戦。
 花に飛んでくるところを狙って撮影すると何枚かはピントのあったのが撮れた。
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 その後明るい草原に出たので昼食を取りながら目の前のアザミに来るタテハ類を撮影する。
 シータテハがアザミで吸蜜していたので環境を入れて撮影する。開放的な環境でとても気持ちが良い。
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 ここにはクジャクチョウもいたが、今年は満足に写真を撮っていなかったので少し気合いを入れて撮影した。
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 ここまででキベリタテハ以外のタテハが撮影出来たので、キベリ狙いで車をおいておいたところに移動する。
 どうもキベリは御花畑は好きではないようだ。駐車場に着くと、案の定車の横に止まっている。近づくと逃げられたがしつこく後を追いかけると路上で吸水をはじめたのでゆっくりと、設定をいじりながら撮影してみる。
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 結局はたいした写真は撮れなかったがこれで目的としていたタテハは全て撮影出来、産卵シーンの撮影というおまけまで付いたので大満足で帰宅した。

by dandara2 | 2006-08-31 23:48 | 産卵 | Comments(34)
2006年 03月 04日

ヒョウモンチョウとコヒョウモンの区別

 今日は良い天気だった。風がやや冷たかったが勤務から帰った15時過ぎに自宅前の河原を歩いたが何もいなかった。明日は晴れて気温も上がるとか、でも仕事です。(T_T)
 今日は本体サイトにムラサキツバメをUPしました。
 ムラサキツバメを自宅近くで初めて撮影してから2シーズン経ちましたが、冬のオフシーズンに格好の撮影目標となったのでけっこういろいろな写真が撮れました。
 中でも生態図鑑などを見てあこがれていた集団越冬が撮影できたのは収穫でした。
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ただ残念な事に、この写真を撮影後、この木は伐採されてしまいました。
 来週は104種類目になるヒョウモンチョウのUPの準備をしていますが、そのためにヒョウモンチョウとコヒョウモンの区別点をまとめてみましたので、例によって掲示板をご覧下さい。
 翅表はほぼ図鑑通りの区別点ですが(前翅基部のは余りよい区別点ではないけど付け加えてみました)、裏面の食い込み方の区別点はオリジナルです。
 案外安定していて、裏面だけの場合はけっこう使えそうです。
 表面の区別点は個体変異も多く、特にヒョウモンチョウでは♂は斑紋も小さめでわかりやすいですが、♀は前翅肛角近くの2つの斑紋が融合気味の個体が多く、コヒョウモンと区別するときに苦労します。
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ヒョウモンチョウ配偶行動:真ん中のが♀、その上下が♂です。

 わからないときに案外目安となるのが、前翅の形状でしょうか。ヒョウモンチョウは直線的でコヒョウモンは丸っぽいです。
 もっとも発生期がヒョウモンチョウは7月中旬、コヒョウモンが8月上旬になる場合が多いので、そんな点から区別することも出来ると思います。
で、区別点を書いておいてなんなんですけど・・・・・下の蝶はどっちでしょう。
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 多くの特徴はヒョウモンチョウなのですけど、前翅1b室の基部の2つの斑紋が融合するのはコヒョウモンの特徴です。
 雑交個体かなと思っていますけど(ここは混生してます)、皆さんのご意見はいかがでしょうか。

by dandara2 | 2006-03-04 23:39 | Comments(20)