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2017年 04月 17日

みちのくのヒメギフチョウ(2017/4/12)

4月12日は"美撮りに夢中"のmidoriさんの案内で、宮城県のヒメギフを探しにnaoggioさんと出かけてきた。

東北地方のヒメギフはまだ撮影したことがなかったので、昨年からmidoriさんにお願いしてあった。

久しぶりに新幹線に乗って出かけたのでちょっと新鮮な気分。

駅でmidoriさんと合流し、ポイントへ出かける。

移動中には小雨が降ったり、日が射したりどうなるかと思ったけど、現地は曇りで気温も低い。

何も飛ばないので、花を見て歩くとエイザンスミレが咲いていた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


久しぶりに見たのでうれしい。

足元のウスバサイシン(最近4つに分類されて、ここのはトウゴクサイシンと言うらしい)をひっくり返してみたら一発で卵が見つかった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


その後は時折日が射すものの、すぐに雲が広がって何も飛ばずひたすら待ち。
2か所あるポイントを見て歩いたり、二手に分かれて飛び出したら連絡をすることにして待ってみるけど何の連絡もなし。

とうとうまた一か所に集まって待つけど何もない。

最初は楽観的だった気持ちがだんだん悲観的になって、これはダメかなということで撤収しようかということになるが、midoriさんの"最後にもう一度だけ、もう一か所のポイントを見てみませんか"という申し出で(案内役はつらいですね)、そちらに移動したら、naoggioさんが「出た」と叫ぶ。

慌てて駆けつけて、カタクリに吸蜜に来ていたヒメギフチョウをなんとか撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200

ちょっと頭が隠れているけど贅沢は言っていられない。

少し顔を上げてくれた。
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ニコンD500 ニッコール70-200


ほんの少しの時間だけど吸蜜してくれてよかった。

この後地面に止まったので、きちんと開翅を撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


その後も何回か地面に止まったので、飛び立ちも撮影。
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ニコン1V3 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


あきらめかけていたヒメギフが撮れて、その場で三人で大喜びした。


車に戻りかけたら、落ち葉の掃除をしていたらミヤマセセリの幼虫がいて、回収しておいたら蛹になったというお話を聞いたので、その蛹を撮影させてもらう。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


ちょっとしたお土産をいただいた気分になった。



by dandara2 | 2017-04-17 15:20 | 吸蜜 | Comments(8)
2016年 05月 07日

白馬のギフ・ヒメギフ-1(2016/4/29.30)

4月29日から5月1日まで白馬に行ってきた。
いつもだと日帰りなのだけど、今回は贔屓にしている燻製屋さんの知り合いが、ここでペンションをやっているというので、そこに泊まることにした。

今回の目的は今年あまり撮れていないヒメギフチョウの撮影と、運が良ければイエローバンドにお目にかかればラッキーという感じ。

それに、前日の28日に発売になったニコンD500の様子見。

このカメラにはどのレンズをつけようかということで、今回は70-200(f4)のレンズに×1.4倍のテレコンをつけてみることにした。
200のテレ端でテレコンをつければ35mm換算420mm、最短撮影距離1mになる。

テレコンはずっと前に買ってはみたものの、動作が少しあいまいになるのと、やはり画質に満足いかないことがあったのでほとんど使ったことがない。
前日に付けて様子を見たら動作もスムースなのでこれなら使えるかなと思って実践で試してみることにした。

マニュアルを読む時間もなかったけど、ボタンなどの配置はD800とあまり違わなかったので、この旅行で使い方に戸惑うことはなかった。


29日は天気予報は曇りだけど、白馬に着いたら日が照っている。
しかもいつもだと人がたくさんいるのに誰もいない。

なんてついているんだと思って車を降りて、早速飛び出したヒメギフなどを撮影する。

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さあ時間も良くなってきたからこれからかなと思っていたら曇ってきてしまった。

結局この日はこれ以外には木の間で休んでいる個体を撮影したのみ。

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家内撮影

蝶以外では、うろうろ探しているときにカモシカに遭遇してびっくり。

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ここにもいるんだー。

仕方がないので、別のヒメギフ発生地に行って産卵状況などを確認する。

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思ったよりたくさんの卵を見つけることができた。
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翌30日は晴天の予報。
朝起きたらピーカンの天気。

現地に着いたら、車から見慣れた顔が出てくる。
霧島緑さんだった
挨拶をして、二手に分かれて探すことにする。

探し始めてすぐに電話・・・バンドがいるという。
近くにいらしたhirax2さんなどに声をかけて、急いで駆け付けると、バンドが止まっていた。

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ラッキー

お互い喜びを分かち合うが、そのあといくらもしないうちに雲が出てきてしまった。

怪しげな雲が、太陽の位置から離れようとしない。

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それでもと探していたら、目の前にトラフシジミが止まっている。
家内は逆光側に行って良い写真を撮っていた。

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家内撮影

そのうち翅を開いた。

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今年はトラフシジミの春型を撮影しそこなってしまうかなと思っていたので、この開翅はとっても嬉しかった。


2時間以上待たされて、ようやく雲がどいて日が射してきた。


歩いていたら、数頭のヒメギフが産卵したそうに飛び回っている。

そっと追いかけて産卵シーンを撮影する。

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これは別個体。

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この個体は産卵後近くの地面で休憩していた。

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後で写真を見ると、なんとなく後翅の黄色の斑紋列の色が少し濃いような気がする。

写真を拡大してみると、中にオレンジの鱗粉が混じっているようだ。

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ギフの血が混じっている個体だろうか。

70-200にテレコンをつけた描写も何とか使えそうだ。

そろそろ帰り支度ということで車の近くに行くと、シータテハがテリハリをしていた。

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近くの芝生の中のスミレにギフチョウが吸蜜に来た。

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最後にお土産をもらったような気がして気分よく宿に戻ることができた。

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by dandara2 | 2016-05-07 12:42 | 産卵 | Comments(20)
2016年 05月 02日

ヒメギフにはちょっと遅かった(2016/4/23)

4月23日は長野にヒメギフチョウを見に行く。

一週間前は個体数もそれなりで、カタクリや桜に吸蜜に来たりしていたようだけど、その日は新潟にギフの産卵狙いで出かけていた。

もう遅いかなと思ったけど、久しぶりに家内の実家に行って、90を過ぎた義母に会う用事もあったので出かけることにした。

着いてみると、カタクリは終わりでかろうじて桜が残っているだけだった。

家内は路上にとまっているスギタニルリシジミを撮影していた。

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家内撮影

ヒメギフもちらっと姿が見えたきり、証拠写真以下のものしか撮影はできない。

ウグイスが電線に止まって元気に鳴いていた。

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ウグイスの声は聞くけど、ほとんど姿を見たことはないし、ましてや鳴いている姿を見るのは初めて。
結構うれしかった。

昼近くなってようやくカタクリに来るヒメギフを撮影することができた。

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チャンスはこれだけ。

私が探している間に家内はテングチョウの産卵を撮影していた。

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家内撮影

もう一か所、はじめての場所を下見してから家内の実家に行くことにする。

この日の一番の収穫は、来る途中のSAで、薮内正幸さんの絵の入ったマグボトルが手に入ったこと。

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成果がなくて寂しい中、出かけてきてよかったなという気分にさせてくれた。



by dandara2 | 2016-05-02 18:18 | 吸蜜 | Comments(6)
2015年 05月 17日

白馬でハイブリッド(2015/5/10)

5月10日は白馬にヒメギフとギフの撮影に行く。
連休が終わったので、道路も少しは走りやすいだろう。

この日の目的は、カタクリ吸蜜のヒメギフを撮影すること。
今年は他の場所でもヒメギフを撮影したけど、サクラだったり、スミレだったりして、カタクリでの吸蜜は未撮影。
今年は白馬は雪が多いということだったのでまだ間に合うだろうと思った。

白馬に撮影に来る方の目的は、イエローバンドの撮影だろうけど、確実なものでもないので、出会えればラッキーくらいの感じ。

ポイントは気温が低く、活動時間までは少しかかりそうなので、勝手知ったる林の中に入り、まず山菜取り。
今まであまり見たことのない場所で、ギフとヒメギフを見つける。
最初に撮影したのは、ヤマトスジグロシロチョウの交尾。

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その後はいつもの場所に戻って探すけど、数は多くない。

飛んでばかりでなかなか止まらないけど、ようやく雌がスミレで吸蜜していた。

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食草を探す風情だったので、かなりの時間追いかけるけど、適当なウスバサイシンが見つからず、飛翔でも撮ろうかと手元のカメラに視線を向けたらいなくなってしまった。

その後もよい写真が撮れないので、今年は少し視点を変えようと、最初にギフ・ヒメギフを見かけた場所に戻る。

そこでは、福井のSAさんが撮影されていた。

しばらくして、一頭のギフが飛んできたけど、見た目にも白っぽく、一見ヒメギフのようにも見える。
カタクリに止まったところを見ると、前翅の特徴はギフチョウだが、後翅外縁の模様がギフにしてはオレンジではなく黄色だ。

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光線の加減では少しオレンジがかっても見える。

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もしかするとハイブリッドと思ってこの個体を追跡する。

幸いあまり活発には飛ばずすぐに止まってくれる。

カタクリの上に止まって吸蜜していて、普通だとがっくりするシーンだけど、この時は順光になって、外縁の色がきちんと見えるのでありがたい。

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家内撮影


後翅外縁の色はやはり黄色だ。
少しオレンジも交じっているようだ。
拡大してみると、黄色のなかにオレンジの鱗粉が少し混じっている。

このシーンなら、裏側からの光の影響もないから、後翅外縁の色が良くわかる。
間違いなくオレンジではなく黄色。
ハイブリッドと考えていいだろう。

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念のために正常なギフはこんな感じ。
今年の写真は良いのがなかったから昨年のもの。
少しバンドの遺伝子が入ってるかとも思わせる個体ですが。
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2014撮影

カタクリにも止まったけど、このカタクリ何となくおかしい。
やけに派手な感じ。

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家内撮影

花弁の数を数えてみたら7枚ある。

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普通は6枚だから、異常型だろうか。
カタクリもたくさん見てきたけど、はじめてみるタイプだ。

通常ではないギフチョウが、通常ではないカタクリに止まっている。
たぶん二度とはお目にかかれないシーンだろう。

このギフ、落ち着いてカタクリで吸蜜してくれたので、魚露目でも撮影することができた。

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撮影が終わってホッとして周囲を見てみたら、ヒメギフが飛んできて、ちょっと態勢が乱れた。
その瞬間、地面の笹の葉の下で何かが動いた。

なんだろうと思ってよく見ると、笹の葉の下でヒメギフが交尾していた。

そのままでは、笹の葉しか写らないので、笹の葉をそっとどけて撮影。

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後で考えてみると、葉をどかす前に自然の状況を撮影しておくべきだったし、もしかしたら近くに蛹の殻でもあったかもしれない。
それも探してみるべきだった…と反省することばかり。

その時はそんなことを考えもせず、このままでは写真にならないからと、指に乗せて近くの枝に止めて撮影。

交尾が終了する間際だったのか、雌が翅を屋根型にしてしまった。

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家内撮影

この日はびっくりした写真がもう一つあった。
このヒメギフの写真、右後翅亜外縁の黒点の内側がオレンジ。
反対側の同じ部分は黄色の地色。

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家内撮影

これって異常型???
まてよ、まてよ と思って、前後の写真や自分の撮った写真を見比べてみた。
飛び上がる寸前のこの写真は、特に赤くもない。

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家内撮影

結論、裏の色が透けて見えていた…光線の加減が右側が特に逆光のように見えなかったので焦ってしまったということか。

一応目的のカタクリ吸蜜のヒメギフの写真も撮れたし。

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ここでは、スギタニルリシジミがカタクリで吸蜜していた。

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スギタニルリのカタクリ吸蜜は私的には初めての撮影。

コツバメもカタクリに来ていた。

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この後、kmkurobeさんと一緒に少し移動してヒメシロチョウを見に行く。
車を置く間にkmkurobeさんがスミレに来るヒメシロチョウを見つけてくれていた。

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この日ご一緒した皆さんとはいろいろな話もでき楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。







by dandara2 | 2015-05-17 07:00 | 種間雑種 | Comments(16)
2015年 05月 07日

群馬のヒメギフチョウ(2015/4/30)

4月30日は群馬県にヒメギフチョウを撮影しに行ってきた。

cactussさんのブログで、すでに発生していることを知って出かけてみたけど、山麓の桜も散っていて、雌もすでに痛んでいた。

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予報では晴天のはずなのに雲が多い。

曇ってしまうと姿を現さないので、空を見上げる時間が多い。
ちょうど太陽の位置に雲がわいて5分と日差しが続かない。


たまに姿を現してもたいていは雄で、目の前を止まることなく通り過ぎていく。

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気温は高いので、飛翔のスピードも速いが、たまたま少しスピードを緩める瞬間があって何とか撮影できた。

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ようやく1頭の雌が吸蜜に来てくれた。

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吸蜜時間は少なくて、シャッターを押すのがやっとだけど、やれやれこれで少しは格好がつきそうだと喜ぶ。
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その後は止まりはするけど吸蜜個体はいなかった。

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ヒメギフが来ないかと思っていたスミレにミヤマセセリが絡んだのでとっさに撮影。

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止まる前からストローを伸ばしているようだ。

ミヤマセセリは今年あまりとっていないので、ヒメギフがいない間に撮影するけど、このミヤマセセリの周囲に転がっている糞は鹿のものだろうか。

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かなりの量があちこちに落ちていた。

最近シカの食害の話をよく耳にするけど、ここは大丈夫だろうか。
気になって周りをみると、立ち枯れた木も目に付く。
鹿の関係かどうかはわからないけど、何となく気になった。

その後山を下りてスギタニルリシジミの多い水場に行く。

ここでもミヤマシジミが飛んでいて、湿った地面で吸水していた。

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スギタニルリシジミは2.3頭が吸水していた

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早く過ぎ去った春を象徴するように桜の花びらが落ちていた。
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ここに来たら撮ろうと思っていたスギタニルリの飛翔に挑戦する。

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個体数が少ないので、チャンスは1度しかなかったけど、何とか写しとめることはできた。
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by dandara2 | 2015-05-07 15:58 | 吸水 | Comments(12)
2015年 05月 01日

桜とヒメギフ(2015/4/25)

4月25日は中信にヒメギフの撮影に行く。

カタクリは終わっているということだったので、出かけるのはよそうと思ったけど、昨年ここに来た時にはカタクリは咲いていてきれいな写真が撮れた。
すぐ近くには桜があったけどその時には咲いていなかった。

満開の桜に来るヒメギフの写真も撮りたいなと思っていたので、サクラとヒメギフ狙いで出かけることにした。

朝は桜には来ずに吸水する個体が多かった。

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家内撮影

桜には来ないので周囲を探していると、モミジイチゴに来ている個体がいた。
ヒメギフでは初めて見る。

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11時半を過ぎると桜で吸蜜する個体が出始めた。
ここで期待していた赤上がりのきれいな個体だ。
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なかなか思い通りの所には来ないけど、家内の撮ったこの写真は、ほぼイメージしたような写真だった。

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家内撮影

スイセンにも吸蜜に来る個体がいた。

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ヒメギフはフキノトウなどの黄色の花にも結構吸蜜に来るようだ。

1頭がサクラで吸蜜を始めたので撮影するが、よく見ると右前翅が羽化不全。

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あららー残念と思いながら撮影していると、突然もう一頭の雄が視界に入ってきた。
オオーと思って連射しまくり。

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家内撮影

さらにはもう一頭が割り込んできて、ギフのときと同じくごちゃごちゃ状態

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あっという間にバッファがいっぱいになって、その後は、少し休んでバッファが空いたら撮影、を繰り返す破目になり、最大4頭が絡んだらしいけど、そのシーンは撮り逃がしてしまった。

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カタクリがだめだから、産卵を撮りたいなと思いながら少し離れた場所を探していると、明らかに産卵したそうなメスが飛んでいる。

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この機会を逃さないようにと、ひたすらメスを追いかける。

脅かさないように、見逃さないように、障害物があるときは進路を予測してと、10分近くも追いかけて、ようやくウスバサイシンのある場所まで飛んできた。

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ただ、ここのウスバサイシンはすでに葉を展開し終わっている。

この雌は何とか産卵しようと周囲を飛び回り、ときには葉につかまったりするけど結局無理だった。

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近くにいた皆さんも様子を見に来たけど、産卵しそうもないのであきらめて他に行ってしまった。

ただ、母蝶は産卵したいわけだから、きっとどこかに産卵するはずと思って、あきらめずに見ていたら、ようやく展開した葉の裏側に回って産卵を始めた。

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家内撮影

この態勢は、ヒメギフだからできる態勢で、ギフには絶対無理。

葉の裏側なので、どうしても尾端まで写すことができない。

魚露目を使ってようやく撮影することができた。

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たまたま散歩の人が通りかかったので、面白い写真になった。

産卵された卵
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by dandara2 | 2015-05-01 19:30 | 産卵 | Comments(12)
2014年 05月 11日

白馬のルードルフィア2(2014/5/7)

5月7日はmidoriさんと、白馬に出かける。
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今回はできればバンドを撮影したいという狙いがある。

ポイントに着くと、連休中のすごい人手とは比べ物にならないくらい空いている。
それでも5.6人の人がいただろうか。

ギフチョウは新鮮なものもいたがノーマルタイプ、ヒメギフはやや痛んだものが多かった。
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なかなか止まらず、写真が撮れなかったけど、昼近くなってヒメギフチョウが背景の抜けたところで吸蜜してくれたので、良い感じの写真が撮れた。
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バンドが出てくれないので、場所を移動することにする。

新しい場所について、歩き始めたら、1頭のギフが飛んできて地面にとまった。
カメラを構えながらそっと見ると、イエローバンドだった。
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その後は一向に現れてはくれなかったけど、スミレに吸蜜する個体がいた。
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70-200のズーム使ったけど、このレンズを使うとついつい大きく撮影してしまう。
この時も、それとは意識していなかったけど、自宅で写真を見るといっぱいいっぱいの大きさだ。(ノートリです)
気を付けなければ。

ここでは、産卵も撮影することができた。
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その後、クロツバメシジミのポイントに寄りながら最初の場所に戻ることにする。

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ポイント戻ったら、ちょうど吸蜜の時間になったのか、朝はほとんど止まらないギフ・ヒメギフがカタクリに吸蜜に来てくれた。

ギフが吸蜜を終えて飛び立つところでは、左後翅とサイシンの間の空間の影の部分に、飛び散ったカタクリの花粉が小さく写っている。

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時間を追って吸蜜場所が移動して、最後の場所では、ちょっと痛んではいるけど、黄色味の強いヒメギフが豪華なカタクリ吸蜜のポーズをとってくれた。
右前翅の傷の具合を見ると、移動前に撮ったカタクリ吸蜜の個体と同じかもしれない。

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翅の切れたヒメギフが吸水に来ていた。

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ギフもヒメギフもなぜか吸水する個体は痛んだものが多いような気がする。

その後midoriさんの希望で、ヒメシロチョウのポイントに行く。

ツクシで休む春らしい写真が撮れた。
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枯草の間に止まるヒメシロチョウを撮影していると、雄が求愛に来た。

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興奮した雄は口吻を目いっぱい伸ばしている。
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一方雌の方は翅を細かく震わせて、拒否の姿勢を示していた。

少し離れたところでは、雄が雌を探して飛び回っている。

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草の間に潜り込むようにしてゆっくり飛んでいるので、飛翔を撮ろうと思うけど、カメラは車においてきてしまった。
仕方なく、なれない望遠ズームで撮影するけど、思ったよりはピントの合った写真が撮れた。

止まっている雌を見つけた雄はその周りを飛び回る。

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奇跡的にピントがばっちりのものがあった。
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望遠での飛翔撮影は、場合によっては有効かもしれない。

飛翔を撮ろうと思ってカメラを替えたら、皮肉なことにスミレに吸蜜に来た。
さすがに置きピンではピントの自信がなかったので、18-55のうち、55mmに変え、AFにして撮影。
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ゆっくり吸蜜してくれたので、何とか撮影することができた。

夫婦二人の場合だと、ここまで熱心に撮影はしないけど、おかげさまで収穫の多い一日だった。

midoriさん、ありがとうございました。

また、kmkurobeさんにはいろいろアドバイスをいただいた。ありがとうございました。



by dandara2 | 2014-05-11 15:01 | 配偶行動 | Comments(16)
2014年 05月 09日

白馬のルードルフィア1(2014/5/4)


5月4日は連休中だけど、行きも帰りもほどほどの込み具合だろうと予想して白馬に出かける。
目的はもちろんバンド、それにヒメギフ。

ヒメギフの方は新規ポイントの探索が空振りに終わったので、それをきちんと撮りたいなと、どちらかと言うとバンドよりは比重が重い感じ。

現地に着くが、薄雲があって気温も低い。
それでも9時30分位になってようやく飛び出した。
かなり傷んだ個体だった。
そうこうするうちに、少し離れたところでギフかヒメギフが飛んで下に降りた。
撮影に来ていたSさんが、「バンド」と手招きしている。
行ってみると新鮮なバンドだった。

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ただ枯草の間に降りているので、きちんと写真が撮れない。
そのうち飛び立って、とうとうこの日はこれ以外にはバンドに会うことはできなかった。

ヒメギフがスミレで吸蜜を始めたので、そちらの撮影に集中する。
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産卵衝動に駆られたメスのヒメギフを見つけたので、この雌が産卵するまで追いかけることにする。

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時々ウスバサイシンに絡むけど、何か条件に合わないらしくなかなか産卵しない。
30分位ひたすら追いかけて、とうとう産卵を始めた。
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ところが、産む位置が悪く、尾端と卵がきちんと見える位置にカメラを構えられない。
アングルを変えても同じ。
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飛び立った後葉を確認してみると、きちんと産卵されていた。
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家内撮影

後で聞くと、この間にバンドが2回ほどあらわれたらしいけど、それを覚悟でひたすら追いかけたので仕方ない。
バンドは次の機会に撮影することにしよう。

近くのスミレにギフが吸蜜に来たので撮影するが、バンドと間違うくらいのきれいな個体だった。

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劣性のバンド遺伝子と言うのがあって、それがホモ(両親からもらった遺伝子が両方同じ)だとバンドになるらしいけど、ヘテロ(両親からもらった遺伝子のうち、片方が正常タイプ、もう片方がバンドタイプ)の個体かななんて想像してみる。

もちろん、遺伝だから、ヘテロであれば、優性の形質が出るわけで、優性ホモかヘテロかは外見からはわからないはずだけど、なんとなく、バンドの形質を持っているのかな、なんてことを想像させる綺麗な個体だった。

その後はこれと言った進展もなく、わずかにカタクリに来たギフとヒメギフを撮影する。

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ギフチョウ 家内撮影

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ヒメギフチョウ

ヒメギフチョウの時は、枯草の間のカタクリで吸蜜したので、マクロレンズを枯草の間に突っ込んで撮影した。
これより下がったら枯草が手前に来て、ギフを隠してしまうというぎりぎりのアングルだった。

桜がたくさん咲いている場所では、散り敷いた桜の花びらの間でヒメギフが吸水していた。
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家内撮影

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そろそろ帰ろうかと思って車に乗ると、ヒメギフが現れる。
そんなことを何度か繰り返すけど、そのうちの一頭は綺麗な個体で、左前翅の軽い斑紋異常のある個体だった。

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トラフシジミも現れて吸水を始めた。

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家内撮影

斑紋の中にオレンジが入った豪華な感じの個体だ。

そのうち開翅もしてくれて、思わぬ副産物も撮影することができた。
角度の関係で、家内の撮ったものの方が色が強く出ていた。
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家内撮影

バンドのきちんとした写真が撮れなかったのは残念だけど、渋滞も大したことはなく、気分良く帰ることができた。



by dandara2 | 2014-05-09 09:56 | 産卵 | Comments(18)
2014年 04月 17日

ヒメギフチョウ初撮影(2014/4/16)

4月16日はmidoriさんにお誘いいただいて、長野県のヒメギフチョウを見に行く。
今年はヒメギフの新しいポイントを知りたいと思っていたので、うれしいお誘いだ。

着いた場所は村を上げて、カタクリとヒメギフチョウを保護している場所だった。
カタクリの群生地はロープで仕切られていて中に入ることはできない。
残念だけど、新潟とは違って少ないカタクリの群生地だからこれも仕方ないのかな。

30分ほど周囲の様子を見たりしてポイントに戻ると、遠くをちらちらとヒメギフが飛び出した。
そのうち近くに来て、カタクリに止まってくれた。
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少し遠いけど、今年初めてのヒメギフはうれしい。

近くでも吸蜜してくれたけど、イノシシからカタクリを守るためか、周囲を針金のネットで覆っていて、それが画面に入ってしまう。
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それも現実かとは思うけど、なんとか針金が入らないようにして撮影。
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ちょっと画面が窮屈になってしまったけど、赤の上がった、赤城のヒメギフのようなきれいな個体だった。

少し離れた切り株の、ひょろりと伸びた枯草にヒメギフが止まっている。
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羽化後間もない雄のようだ。

翅を開いたので、背景にカタクリ群落を入れて撮影してみた。
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そしたらそこに雄が飛んできた。
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止まっていた個体もたまらず飛び出した。
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この後、この個体はカタクリで吸蜜したりしていた。
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じっと見守っていると、雄が飛んでくるので、絡んだところをすかさず連射。
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たくさんのカタクリの間で絡んでくれたので、写真的にもよいシーンが撮れたような気がする。
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別の所に移動するために、昼ごろで切り上げたけど、今年初めてのヒメギフを十分楽しむことができた。

midoriさん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2014-04-17 17:35 | 配偶行動 | Comments(22)
2013年 05月 09日

赤城姫(2013/5/5)

5月5日のこどもの日は帰りのラッシュがありそうだけど、翌日はまだ休みなので比較的近場の赤城にヒメギフチョウを見に行った。

ゆっくりゆっくり登って山頂に着くと予想に反して撮影の方はあまり見えていなかった。
昨冬新宿の保全協会の写真展でお会いしたという方にご挨拶をいただいた。
お顔は覚えていたのだけど、名前を失念してしまっていてどぎまぎ。
家内によれば、「新宿でお会いした○○です」とご挨拶されたとか。
肝心の○○のところが、動転していて聞きそびれてしまった。
大変失礼をしてしまいました。申し訳ありませんでした。
最近生徒の名前もすぐには覚えられない。蝶だとどこで何を撮影したかは大体覚えているんだけど。
何か申し訳なくて、その日は一日ちょっと元気がでなかった。

気を取り直していつも撮影する場所に落ち着くけど、いつもなら飛び出す時間になっても何も出てこない。
日射しは申し分ないのに、風がちょっと冷たいせいだろうか。
今日はヒメギフチョウがなかなか止まらないことを想定して、1V2は飛翔専用にした。
いつも魚露目をつけている1V1に55-200の望遠をつける。
使い勝手がやや心配だけど、魚露目の出番はほとんどないだろう。

飛んでいるのはミヤマセセリばかり。
それでもアカネスミレ(?)で吸蜜してくれるのでカメラを向ける。
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ニコン1V1 ニコン55-200

家内の撮影したこの写真はちょっとユーモラスだけど豪華だ。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン55-200

それでも少し暖かくなった10時頃に待望のヒメギフが飛び出した。
時間が時間なのでなかなか止まらない。
飛翔の射程距離にも近づいてくれない。
飛翔は難しいと判断して、使い慣れた1V2に望遠をつけ直す。

辛抱強く待っていると、斜面のスミレで吸蜜してくれた。
ちょっと遠いけど、取りあえず証拠写真を撮影。
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ニコン1V2 ニコン55-200

この個体はその後ミツバツチグリ(?)でも吸蜜した。
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ニコン1V2 ニコン55-200

ヒメギフは黄色の花にも来るけど、ここでは初めて観察した。

その後は気温も上がり、ヒメギフは結構出るものの飛び回るばかりでなかなか止まらない。
たまに地面に止まったかと思って近づくとすぐに飛び立ってしまう。

ようやく1頭がアカネスミレに来てくれた。
近づくことが出来たので、D800で撮影。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150

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ニコンD800 シグマアポマクロ150

これでようやくきちんと撮影できたかなと満足する。

先ほどの吸蜜個体が飛び去ってしまうと、また止まらない個体ばかり。
仕方なく飛翔を撮るけど、斜面がきつく立ったままでしか撮影できないのでヒメギフが地面に張り付いたように写ってしまう。
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ニコン1V2 タムロン10-24

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ニコン1V2 タムロン10-24

それでもピントがあった写真があっただけでも良いか。

いつも通り立ったままおにぎりを食べ、時間を見ると12時近い。
ふと見ると、1頭が雄に終われて地面に降りた。
もしかして交尾かと急いで近づくが違っていた。
この個体はスミレで吸蜜してくれた。
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ニコンD800 シグマアポマクロ150

多少枝が邪魔だけど、花の配置も良くこの日一番の豪華な写真になった。

吸蜜タイムまでもう少し粘ろうかと思ったけど、ある程度写真も撮れ、帰りの混雑も気になるし、スギタニルリシジミの様子も見たいので下山する。

スギタニルリのポイントに着くと渓流にほとんど水がない。
昨年は渡れないほど水があったのに・・・
スギタニルリの数も少なく、1,2頭が飛んだり、吸水しているだけ。
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家内撮影 ニコン1V2 ニコン55-200

ここでは魚露目で撮影しようと思っていたので早速カメラを近づける。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

小さな流れを入れて撮影したかったけど、なかなかこれと言ったところに止まってくれない。
倒れた木の下で吸水していたので、無理矢理カメラを近づけて撮影。
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ニコン1V1 ニコン18-55+魚露目

レンズの影が入ってしまったけど、倒れた木が面白い効果を出してくれた。

by dandara2 | 2013-05-09 09:50 | 吸蜜 | Comments(20)