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2013年 12月 19日

八重山撮影行(3日目:西表:2013/11/20)

11月20日は「蝶館カビラ」の入野さんに案内していただき西表を訪ねる。
今回の目的はシロウラナミシジミとテツイロビロウドセセリの撮影。
西表はデジタルカメラで撮影するようになって、2009年の12月、2011年の5月と今回の3回目だけど、前の2回とも撮影できなかった。
特にテツイロビロウドセセリは、活動時間が夕方になってからと言うこともあり、日帰りの撮影行では難しい。

そこで今回は、西表に一泊して何とか撮影しようと思った。
石垣港で入野さんと落ち合い西表へ。
最初は近くの林道にリュウキュウウラボシシジミを見に行く。
林道を歩いて目についたのはヤエヤマイチモンジの数の多さ。
林道のあちこちで吸水している。
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ヤエヤマイチモンジ♂

また、雌の数も多くて、やはり路上に止まったり葉状に止まったりしていた。
これだけ雌雄で斑紋が違うと、わかってはいても戸惑う。
これが与那国にもいたら、シロミスジと混同して大いに悩んだところだ。
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ヤエヤマイチモンジ♀

また、今回はヒメアサギマダラの数も多かった。
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ヒメアサギマダラ

数が多いので飛翔にも挑戦したけど、これと言った写真は撮れなかった。
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ヒメウラナミシジミは、八重山では数が多い蝶らしいけど、今までなぜか縁がなかった。
尾状突起がないので、壊れたウラナミシジミの類と思ってカメラを向けなかったのかもしれない。
不勉強の結果かな。
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ヒメウラナミシジミ

今回はきちんと撮りたいと思っていたので、この林道で撮影できたのはうれしかった。
これも入野さんのアドバイスのおかげだろう。

リュウキュウウラボシのポイントまで行くと、小さな蝶が飛び出して我々を迎えてくれた。
今回出迎えてくれたのはこの1頭のみ。
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リュウキュウウラボシシジミ(家内撮影)

ネットマンが何人か入っていたので撮影できたのは運が良かったのかもしれない。
帰りがけにはリュウキュウムラサキの雄が路上で吸水していた。
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リュウキュウムラサキ

リュウキュウムラサキはサイパンで雌雄を撮影してはいたけど、雄の翅表をきちんと撮るのは今回が初めて。
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この蝶も角度によって、色を出すのが難しいんだなと言うのが勉強になった。

シロウラナミシジミのポイントに行く途中で、タイワンキマダラのポイントにも寄る。
着いて早々に路上で吸水するタイワンキマダラを撮影。
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タイワンキマダラ

きれいな個体も撮影できたけど、何となく像が甘い。
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ここで昼食後外に出ると、センダングサにタイワンキマダラが吸蜜に来ていた。
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後翅が壊れているのが残念だけど、今まで撮影していないシーンなのでうれしい。

ここではクロマダラソテツシジミも吸蜜していた。
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クロマダラソテツシジミ

クロマダラはどこでも元気な姿を見せてくれた。

シロオビヒカゲをどうするか考えたけど、シロウラナミシジミを確実に撮影したいので、あえて寄らずにシロウラナミのポイントに行く。
ボイントについてすぐにシロウラナミを撮影することができた。
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シロウラナミしシミ (家内撮影)

家内が交尾個体を見つけてくれた。
よろこんで撮影するが、角度があまり良くない。

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もう少しフラットになってくれないかと指でいじると、小飛して小枝の先にとまった。
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近づいて撮影すると、雌が驚いたのか飛び立とうとするが雄はそのまま。
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ブレブレだけど雌の翅表が撮影できた。
この時には入野さんが、飛翔するシロウラナミの素晴らしい写真を撮影された。

アメリカハナグルマで吸蜜する個体もいた。
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結構珍しいとのことだった。

残るはテツイロビロウドセセリだけ。
入野さんが帰る船の時間が近づいてくるが、親切にも帰りの船に乗る港を変更してくれた。
これで30分は余計に時間がとれる。
それでもそろそろ時間かなと思う頃にようやく現れてくれた。
食草の周りをぶんぶん飛び回っている。
とにかくシャッターを押す。
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テツイロビロウドセセリ

ブレていても写っていれば、零敗は免れるから。
そのうち、産卵を始めてくれた。
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やっと撮影できた。

やれやれこれで、港に送って行った後、もう一度出直さなくても済むという安堵感が広がる。
明日は、タイワンヒメシジミを確実に撮影し、その後はどうしようかなと思いながら宿に向かった。



by dandara2 | 2013-12-19 10:18 | Comments(8)