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2014年 01月 04日

八重山撮影行(四日目:タイワンヒメシジミ:2013/11/21)

シロウラナミシジミとテツイロビロウドセセリを撮影した日は西表に一泊した。
西表に泊まるのは40年ぶり近くなるけど、今回泊まるのはこぎれいなコテージタイプの宿だった。
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ただ一緒なのは、40年前も今回も、室内の壁にはヤモリが止まっていて我々を歓迎してくれた。ヤモリを撮影しようとしたら、気配を察したのかささっとベッドの間に隠れた。
夜中にペロッと顔をなめられるかなと楽しい創造をしたけど、そんなこともなくそれっきり姿を現さなかった。

翌朝、宿の横が海だったので、何かいるかなと思ってそちらに行ってみた。
残念なことに、海岸は砂浜ではなくて、転んだら大けがをしそうなサンゴの岩場。
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ふと見ると、マサキウラナミジャノメが飛んできた。
こんな海岸べりの岩場にいるのは意外だったので、かなり傷んではいたけど、何とか海を入れて撮影。
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マサキウラナミジャノメ

近くの花でも吸蜜を始めたけど、なんという花かわからないのが残念。
→イソマツだとyoda-1さんに教えていただきました。
2007年にはレッドデータブック入りした植物のようです。
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その後宿を離れ、タイワンヒメシジミのポイントに移動。
タイワンヒメシジミは、これまでは通りすがりの証拠写真的なものしか撮れていないので、できれば今日はその生態を現すような写真を撮りたいと思う。

ポイントに着いたけど、風が強く曇り。
タイワンヒメシジミは、イネ科の草に止まっている。
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タイワンヒメシジミ

これはこれでいいのだけど、今日はもう一味違った写真が撮りたい。

そのうち雲が切れて日が射してきた。
タイワンヒメシジミは、草の間から這い出てきて日光浴を始めた。
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家内撮影

そのうちセンダングサに止まって吸蜜をする個体も出始めた。
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家内撮影

センダングサに止まっているタイワンヒメの所にミツバチが吸蜜に来た。
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タイワンヒメの小ささがよくわかる写真が撮れた。

少し離れたところにいた家内が呼んでいる。
タイワンヒメシジミが産卵しているという。
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家内撮影

大急ぎで駆けつけると、確かに食草のタヌキノコマツナギに止まっている。
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大喜びで撮影するけど、小さくてきちんと撮影できたかよくわからない。

食草の前に寝転んで、産卵体制をとるたびにとにかく撮影。
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何枚かは手ごたえを感じる写真を撮ることができた。
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タヌキノコマツナギに止まったから産卵するかと待っていると、吸蜜を始めたりする。。
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それはそれで喜んでシャッターを押すけど、窮屈な姿勢で待っているので、早く産卵してくれと言いたくなる
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家内撮影

それてもこの個体はこの一角の食草から離れず、かれこれ30分近くもモデルになってくれた。

時間を見ると、そろそろ13時。
船の時間を見ると14時過ぎの便があって、その次は16時過ぎになる。
シロオビヒカゲも気になるけど、タイワンヒメである程度の写真が撮れたので、せっかくここまで来たのだから、早めに石垣に帰って、お土産とか、アクセサリーとか、家内のために買い物の時間をとることにした。

車に戻る途中で、少し違うウラナミシジミ系がいる。
よく見るとオジロシジミだった。
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オジロシジミ

以前一度しか撮影のチャンスがなかったので、今回密かに狙っていた蝶だった。
撮影できたのは道路の上と言う色気のないところだったけど、思わぬところでの出会いに喜んで撮影。

石垣では、ホテルに荷物を置いて、お気に入りのお店に行って買い物を楽しむことができた。
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by dandara2 | 2014-01-04 23:24 | 産卵 | Comments(14)
2010年 01月 06日

久しぶりの八重山(4:西表・竹富)

12月25日は西表島に出かける。
石垣島を出た時は曇天で、水平線の向こうは明るくなっていたので楽観していたら西表は雨。しかもかなりの降り。
車の中で入野さんから、「今日はタイワンキマダラ、シロオビヒカゲ、シロモンクロシジミ、シロウラナミシジミ、テツイロビロウドセセリ、タイワンヒメシジミなどの石垣島では撮影できないか、しにくい蝶の撮影を予定している」と教えてもらったけど、この雨の中その中の1種でも撮影できるのだろうかと心配になる。
最初のポイントではタイワンキマダラとシロオビヒカゲを探す。
傘をさしての探索だけど、チョウの姿はまったく見えない。
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あきらめかけたところで薄日が射してきて、待望のタイワンキマダラが姿を見せた。
ところがまったく止まらない。飛んでいるところをでたらめにシャッターを押したらかろうじて姿が映っていたが、証拠写真にも物足りない程度の写真しか撮れなかった。
シロオビヒカゲは姿も見せてくれなかった。
次に移動した場所はシロモンクロシジミのポイント。
恥ずかしながら最近の情勢には疎いので、どんなチョウなのか想像もつかない。
ここでも最初は姿が見えなかったがようやく1頭が姿を見せてくれて、何とか写真が撮れた。
今まで見た蝶とはなにかイメージが違って目つきが変だ。
聞けば肉食だという(幼虫がカイガラムシを食べるらしい)、ゴイシシジミと似ているけど、ゴイシシジミは肉食とは思わせないかわいさがあるけど、こいつは何となくそんな雰囲気を漂わせている。
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シロモンクロシジミ

シロモンクロシジミの名前の由来はその翅表にあるようだ。
標本にして上から眺めてつけた名前なんだろうな。
ここでは数頭のシロモンクロシジミが現れて撮影させてくれたが、個人の庭の一角なので迷惑にならないように遠慮しながらの撮影だった。
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シロモンクロシジミ

その後シロウラナミシジミとテツイロビロウドセセリのポイントに行く。
雨は相変わらず降ったり止んだり、「この天気ではテツイロは出てくれないかな」との言葉通り、かすりもしなかった。
ゴアテックスの靴を履いていたにもかかわらず、靴下が濡れてそこから水が入り、靴の中はぐちゃぐちゃ。
昔大雪山に行って降られた時にはパンツまでぐっしょりだったなと思いながら薮こぎをするが、さすがにそこまでは大丈夫だった。
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シロウラナミシジミは足元から飛び出した一頭を唖然と見送るのみで撮影できず。
ここではシロオビヒカゲも飛び出したけど、同様に見送るのみ。
マサキウラナミジャノメが飛び出して近くに止まってくれたので、慎重に慎重に近づいたけど、とりあえずの1枚を撮ったら無情にも飛んでしまった。
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マサキウラナミジャノメ

そろそろタイムアップ
最後に寄ったタイワンヒメシジミのポイントでは、また濡れた草の中に踏み込んで、傘の先で草をなでながら歩くと、小さな小さな、小指のツメにも満たないようなタイワンヒメシジミが飛び出して、今日最後のモデルになってくれた。
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タイワンヒメシジミ

入野さんは船の時間を遅らせて撮影しようと言ってくれたが、ある程度の写真が撮れたので大急ぎで桟橋に行って帰りの船に乗った。
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タイワンヒメシジミ

宿ではコインランドリーで大洗濯、靴はドライヤーで乾かすのが大変だった。

普通ではとても成果が期待できないような雨の中を探し歩いて、貴重な写真を撮れたのはほんとに入野さんのおかげだった。
二日間ありがとうございました。


翌日は竹富島に行く。
蝶に関しては、「普通種しかいないけど、数は多いですよ」とのことだったし、以前来た時には寄らずにいたので、ここまでつきあってくれた家内の観光も兼ねて出かける。
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今日も曇天で晴れは期待できないけど、雨は降らないようだ。ただ気温が低い。
最初にビジターセンターによって竹富島の案内図を購入する。
うれしいことに「アイヤルミチ(蝶の道)」が出ている。昨日入野さんに教えてもらったのと同じ道だ。
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ビジターセンターでは「御獄(オン)」と言うのがあって、神聖な場所だから立ち入らないようにと教えてくれた。
また、前日のフジバカマのポイントでも、そこで会った地元の人が「お墓にカメラを向けないように」と家内に言っていたというので、途中立ち寄った久間原御獄(クマーラオン)でも入り口の鳥居のところから手を合わせるだけにした。
言われてみると、なにか不思議な気配を感じる場所だった。
天気が良くないので、最初は蝶の気配はなかったが、そのうちポツリポツリとリュウキュウアサギマダラが現れ始めた。
撮影していると、後ろから自転車で来た女性が「すみませーん」と言いながら通り過ぎていく、後を見ていると蝶が一斉に飛び出して花吹雪のようになっている。
急いでその場所に行って蝶が収まるのを見ていると、ネムノキだろうかたくさんの蝶がとまっている。
天気が悪くて気温が低いのが幸いしたのか、貴重な写真が撮れた。
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ここでは、他にスジグロカバマダラもいて、良いモデルになってくれた。
(この写真は昼食後別の場所で撮影したもの)
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ルリシジミに似たのがいるなと思って撮影したらヤクシマルリシジミらしい。ずっと前に宮島で撮影したのがどっちだったか分からなかったけど、帰って調べたらサツマシジミだった。
と言うことは、これも私的新種。ちょっとうれしい。
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ヤクシマルリシジミ

海岸について見るとハマヒルガオが咲いている以外は何もない。
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ふと足元を見ると珊瑚のかけらが沢山ある。
案内図を見ると、ここは星砂の浜でもあるらしい。
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帰ろうとしたら、小さな蝶が素早く飛んできた。
ツバメシジミのようだけど、何となく感じが違う。とりあえず撮影して宿で調べるとオジロシジミのようだ。
珍しくはないようだけどこれも未撮影種。ヤッターと喜んだ。
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オジロシジミ

チョウ以外の虫も撮影したので載せておきます。
オオシママドボタルは結構あちこちで見かけた。
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オオシママドボタル

センダングサの花にとまっているすごくきれいな虫を見つけて撮影し、後で入野さんにメールで聞いてみると、八重山だけに生息するイヌビワオオハマキモドキということだった。
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イヌビワオオハマキモドキ

結局竹富島で晴れたのは昼食を食べている時だけ。
晴れてきたので、 さあ! と喜んででかけたらまた曇ってしまった。昨日から天気には恵まれないようだ。
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by dandara2 | 2010-01-06 19:15 | 静止 | Comments(8)