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2013年 11月 28日

八重山撮影行(1日目:与那国島)

この時期、勤め先の担当学年が修学旅行でハワイに1週間ほど行くので授業がない。その間休みを取って八重山に行くことにした。
最初の目的地は与那国。撮影目標はシロミスジ。もしかしたら迷蝶にもお目にかかれるかも知れないなと虫の良いことを考える。

17日の朝家を出ていよいよ与那国へ。
途中乗り継ぎ便が遅れたりして、与那国に着いたのは18時半過ぎ。
18日はレンタカーで島内を回るけど、車で30分も走れば島の西から東までいけてしまう位の小さな島だ。
自転車で回っている人もいた。自転車だと3.4時間で島を1周できるらしい。

おおよそのポイントは、与那国ホンダで車を借りる時に、オーナーの奥様から聞くことが出来た。
オーナーは蝶の採集家で、この時は台湾に採集に行っているとかでお会いすることは出来なかった。
最初に訪れた場所にはクロボシセセリがたくさんいた。
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クロボシセセリ

以前来た時には一頭しか見かけなかったけど、今回はあちこちでたくさん見かけることができた。
その場所には大きめのミスジチョウの仲間がいた。
リュウキュウミスジのようだったけど、大きさは倍近くある。
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リュウキュウミスジ

何しろ今回の与那国の目的がシロミスジだから、もしかしたらと言う期待が膨らむ。
そっと近づいて撮影するけどやっぱり違いそう。

少し移動すると、良さげな林道がある。
歩きはじめると、クロテンシロチョウがたくさん目についた。
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クロテンシロチョウ(家内撮影)

ゆっくり飛んでくれるので飛翔も撮影。このチョウは飛翔の撮影しやすい蝶だ。
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目の前を白い活発な蝶がよぎる。タイワンシロチョウだ。
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タイワンシロチョウ

飛び立つときに裏面も撮影することができた。
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家内撮影

次ににとまった場所に近づくと、なんだか見慣れない蝶が止まっている。
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おっ、未撮影種と喜んで撮影したけど、タイワンシロチョウの雌だった。
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今回の撮影行では、ウラナミシジミ類などを見てもとっさには名前が浮かんでこなかったりして、南の蝶に関しては全くの初心者と言うことを痛感した。

そのうち、真っ白なシロチョウが飛んできた。すわカワカミシロチョウかと思って喜んで撮影するけど、後で調べるとナミエシロチョウの雄のようだ。
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ナミエシロチョウ
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家内撮影

今年はカワカミシロチョウも含めて迷蝶の姿は少ないらしかった。

この林道では他にオキナワビロウドセセリ、ツマベニチョウ、タイワンクロボシシジミ、スジグロカバマダラなどが目についた。
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オキナワビロウドセセリ

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ツマベニチョウ

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タイワンクロボシシジミ(家内撮影)

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スジグロカバマダラ

ヤエヤマカラスアゲハもいたけど、後翅にはいっぱい花粉が付いていた。
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ヤエヤマカラスアゲハ

色合いからするとハイビスカスの花粉だろうか。

その後ヨナグニサンの展示をしているアヤミハビル館に行く。
どこかのブログで、アヤミハビル館の横にはホリイコシジミがいるというので、ヨナグニサンとともにホリイコが撮影できればいいと思った。

着くと、アメリカハナグルマの花に小さなシジミが止まっている。
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ファインダーで覗いても小さくてよくわからない。
でも多分これがホリイコだろうと撮影しているところに、アヤミハビル館の館長さんが来られたので、話をしながらホリイコを撮影したというと、ここにはヒメシルビアはいるけど、ホリイコは見ていないという。
近くにランタナもあるけど、発生していないようだとのこと。

後でホリイコを撮影してみれば、確かに裏面の色合いが違っているけど、その時はまだ実物は見ていなかったので、ブログの情報からてっきりそうだと思い込んでしまった。
ブログの人も間違えたんだろう。
初日はとにかくこんな具合だった。

ヨナグニサンの羽化したのがいるから見ないかと言われて館内に入る。
案内された場所にはヨナグニサンの標本がいくつも展示されていた。
生きたヨナグニサンはどこにいるのかなと思っていたら、館長さんが手前のヨナグニサンに触ると翅が動いてびっくり。
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この写真で、手前と一番奥が生きたヨナグニサンで、他のものは標本だとか。
昼間は不活発で夜になると活動を始めるらしい。

館長さんから与那国の蝶のポイントを教えてもらい、そこに行ってみることにした。
行く道すがらにはアサギマダラがとても多かった。
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教えられたポイントにはシロミスジはいなくて、わずかにアカタテハがテリ張りをしているだけだった。
がっくりして車に戻る道筋にタイワンアオバセセリがいて少し元気をくれた。
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タイワンアオバセセリ

この日撮影した蝶は23種類、どれも既撮影の種類ばかり。
翌日の午後には与那国を離れないといけない。
果たしてシロミスジが撮影できるのか、その日撮影した写真をハードディスクにバックアップしながら不安になる。


by dandara2 | 2013-11-28 23:12 | Comments(12)
2010年 01月 08日

久しぶりの八重山(5:石垣島)

八重山での撮影も今日12月27日が最後。
天気もまあまあそうなので、何処に撮影に行こうか考える。
西表のリベンジにしようか、それともまだ歩いていない石垣のポイントにするか。
いろいろ悩んだ末、今回は少しでも多くの場所を見て歩くと言う「下見」の原点に戻って石垣島の別の場所に行くことにする。
入野さんが地図に印をつけてくれた場所を重点的に歩くが、新しい場所を歩くのはわくわくしていい気分だ。
ただ、フジバカマのポイントを経験してしまうと、何処でも蝶が貧弱に見えてしまう。
この日のハイライトは赤紋の発達したクロアゲハに会えたこと。
南に来たら是非見てみたいと思っていたので、遠くに飛んでいるクロアゲハの後翅がやけに赤いのを見たとたん、これだとカメラをかまえて駆けよった。
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このクロアゲハは産卵しようとしているところのようで、小さなミカンの木の周囲を探るように飛んでいる。
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そのうち産卵を始めた。赤いクロアゲハだけでもうれしいのに、それが産卵しているシーンが撮れるなんて最高だ。
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近くには♂もいてセンダングサで吸蜜している。
随分ずんぐりした尾状突起だ。
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裏面も本土の♀位の赤さがあるように思った。
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もう一頭別の雌も吸蜜に来ていた。後翅の赤紋のところの白色の入り方が違うようだ。
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もう一つのハイライトはコウトウシロシタセセリに会えたこと。
普通種なのかどうかは知らないけど、以前から撮影したいと思っていたので、家内が「変なセセリがいる」と言うので見に行って、後翅の白いのを見た時には大喜び。
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この後、センダングサに吸蜜に来てきれいな写真を撮らせてくれた。
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それに、タイワンシロチョウもいた。ナミエシロチョウかと思って何気なく撮って、モニターで確認して斑紋が違うのに気がついた。
近づくとすっと逃げて撮影チャンスは少なかったけど、一応きれいに撮れて満足。
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ここにはヤエヤマムラサキもいたけど、♀はぼろぼろだった。飛んでいると言うことは卵を守っているわけではないと思うので、鳥に襲われてかろうじて逃げてきたと言うことだろうか。
見た目のひどさほどには飛び古しているわけではないのかも知れない。
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ここには♂もいてテリ張りをしていた。この個体も鳥に襲われたようだ。
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一応の撮影が終わったけど、ツマベニチョウの良いのが撮れていないような気がして、初日のハイビスカスの場所に行ってみる。
車を止めたらすぐにツマベニチョウが吸蜜に来てくれて、何とか翅表も写った写真を撮ることが出来た。
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これ以外にも証拠写真程度に撮れた蝶はいくつかあるけど、それらのきちんとした写真は再度チャレンジすることにして八重山を後にした。

最後にいくつか泡盛を購入した。
赤い瓶にはアカショウビンの絵が描いてある。アカショウビンはバンナ岳の散策路で、目の前を矢のように通り過ぎた。それを記念して購入してみた。
もう一本の請福というのを正月に飲んでみた。43度とけっこう強いけどまろやかでおいしいお酒だった。
泡盛にはあまりなじみがなかったけど、ファンになりそうだ。
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by dandara2 | 2010-01-08 19:11 | 産卵 | Comments(20)