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2012年 07月 23日

コヒョウモンモドキ(2012/7/17)

上高地に行った翌日の火曜日は休みを取ってあって、ゼフィルスとコヒョウモンモドキ狙いで出かける。
ゼフに関しては遅かったようで、オオミドリシジミは個体数は多かったけれどすべてが痛んだ個体ばかりだった。
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新鮮な個体はいないかと探した結果、アイノミドリシジミの雌が路上に降りてきてくれた。
開翅しないかと待っていたけどその気はなし。
そのうち道ばたの葉の上に移動して雰囲気的に開翅しそうだったので、「開けごま」と声に出して唱えたら本当に開いた。
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少し離れたところで動く影が見えたので、行ってみるとゼフの雌が翅を開いている。
大きな赤紋が見えたが枝の間。
取りあえずシャッターを押して、回り込もうとしたら飛ばれてしまった。
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このあたりでメスアカを見かけた記憶がなかったので、メスアカかなと思いつつ、もしかしたら赤紋の発達したアイノかな、自宅でゆっくり確認しようと思い他のゼフを探す。

少しして、yodaさんがお見えになったので、ここはゼフはもう遅いですねと話しながらアイノの雌がいましたよと、2枚の写真を見せたら、これは赤紋が大きいのでメスアカですねと指摘された。
やっぱりメスアカだったかと思うと同時に、メスアカ雌の開翅はフィルム時代に撮影したきりでデジタルでは始めてなので、痛んだ個体ではあるけれどラッキーという感じだ。

さてここにいてもゼフに関してはこれ以上は期待できないのでどうしようかと思ったけれど、ここにはコヒョウモンモドキも多い。
コヒョウモンモドキも最近数が急激に減ってきているし、写真もそれほど満足のいく写真はなかったように思うので、あれこれ五目狙いで移動するよりはじっくりコヒョウモンモドキの良い写真を撮影することにした。
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雌の飛翔はゆっくりで、すぐにオカトラノオに止まるのを良いことに飛翔写真も撮影。
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時々吸蜜中の雌に雄が絡んでいる。
尾端を曲げる雄もいたので撮影したが、後で見ると家内の撮影したこの写真の方が迫力があって素晴らしい。
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(家内撮影)

さらには、そこに割り込んできた雄の飛翔まで撮れている写真もあった。
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(家内撮影)

また、ここにはメスグロヒョウモンもたくさんいたので、こちらの写真もこの際きちんと撮っておくことにした。
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裏面はウラギンスジヒョウモンやオオウラギンスジヒョウモンと紛らわしくて、何気なく撮った写真では判別に注意しなくてはいけないこともある。
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けれども表面は独特で区別はつけやすい。
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撮影していると家内が「メスグロヒョウモンが交尾している~」と呼んでいる。
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(家内撮影)

見ると少し高い位置なので、近くの枯れ枝を拾って脅かすと、さらに高い位置に飛んでしまう。
どうもこのヒョウモンは驚くと高いところに飛んでいく習性があるようだ。
さんざん脅して、追いかけて、ようやく藪の中の目線の高さに降りてくれた。
家内は藪に入れずあきらめたが、無理矢理藪こぎをして近づいて撮影。
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撮影したときには、目線の高さ、距離も50cm位だったので、やった-と言う感じで撮影したのだけれど、後で見てみると、家内の撮影したものとそんなに違いはない。
さんざん棒でつついて追いかけて、藪こぎをした苦労は何だったのかという感じ。
後はミドリヒョウモンも多かった。
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その後別の種(ミヤマシロではありませんが・・)の新鮮な個体狙いで別の場所に移動したけれど、こちらはフライング。
1週間位早い感じだった。

by dandara2 | 2012-07-23 10:32 | 配偶行動 | Comments(22)
2010年 07月 20日

長野遠征(2010/7/18:ウラジロミドリ他)

ようやく梅雨が明けた7月18日は 「還暦からのネイチャーフォト」のmustachioさんと、ゼフィルスとキマダラモドキ狙いで白馬に行って来た。
この時期何処に行くか迷うところだけど、今回はmustachioさんの未撮影の蝶を中心に回ることにした。
午前1時に待ち合わせをして出かけたが、夜中なので高速道路は空いていて2時間半で白馬についてしまった。
安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんと待ち合わせの5時まで仮眠をとって(寝られなかったけど)その後最初のポイントへ。
ポイントでは蝶山人ご夫妻、「探蝶逍遙記」のfanseabさんなどと合流する。
叩き出して最初に飛び出したのがウラミスジシジミ、来る時の車の中で、ウラミスジシジミはいるけれども個体数が少ないので撮影できるかどうか判らないと話していたのに、あっけなく撮影できてしまった。
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その後、本命のウラジロミドリシジミが飛び出す。
まだ♂が多いようで、♀はあまり見かけなかった。
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しばらく待っていると、♂が翅を開いてくれた。
このチョウ独特のブルーの翅表はいつ見てもきれいだが、角度の関係で後翅が光らなかったのはちょっと残念だ。
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ハヤシミドリシジミもそこそこの数がいたが、まだ♂が多かった。
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ハヤシミドリもやがて翅を開いてくれたけど、こちらはやや痛んでいたし、ウラジロミドリ同様後翅がうまく輝いてくれなかった。
なかなか難しい。
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ここについて1時間半くらいで一応目的とする蝶はすべて撮影できた。
その後も様子を見るけれども、だんだん高所に上がるようになってしまったので、次にフジミドリが撮影できたという林道に行ってみる。
ここでは少し時間が遅かったのか、フジミドリは見ることが出来なかったが、ジョウザンミドリシジミのテリ張り時間には滑り込みセーフで間に合った。
ただ、角度が悪くこれも思い通りの写真は撮れず。
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林道を降りていると、アイノミドリが吸水しているのに気がつかず蹴飛ばしてしまったらしい。
同行の方の大声にも一体何が起こったのかわからなかったが、指差された先を見るとアイノミドリがひっくり返って気を失っている。
そのうちもぞもぞと動き出したので、何とか撮影。
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昼食後皆さんと別れ、クロツバメシジミ、ミヤマシジミを見に行く。
クロツバメシジミはたくさん飛んでいたが、やや時期が遅く痛んだ個体が多かった。
気温も高くなかなか止まらないが、なぜか赤い実(種名は調べていない)に止まる個体もあった。
吸蜜をしているわけでもないので、単に止まっただけだと思うけど、写真写りは良い。
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こちらはややしぼみかけた実に止まる個体。これもストローを伸ばしてはいない。
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ミヤマシジミの方は発生を始めたところのようで新鮮な個体が多かった。
食草のコマツナギで吸蜜する♂。
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同じくコマツナギで吸蜜する♀。花穂に産卵する♀もいたけど、うまく撮影できなかった。
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最後にキマダラモドキポイントに移動。
例年より個体数が少なく、1.2頭を見かけただけだったけど、この個体は林の薄暗いところに止まったまま微動だにしなかった。
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そのおかげで、本日の最後の課題も無事撮影。
フジミドリが撮影できればパーフェクトだったけど、活動時間が厳密に決まっているミドリシジミ類の場合は掛け持ちはなかなか難しいと感じた一日だった。
色々お世話になったkmkurobeさん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2010-07-20 18:39 | 静止 | Comments(22)
2009年 07月 07日

信州遠征(ゼフィルス編)

7月5日は「Nature Diary」の虫林さんと3時に甲府で待ち合わせて白馬に出かけた。
現地に5時30分位について、朝食をとっていると「蝶と山・てくてく写日記」のbanyanさんと「ヘムレンのNature Photo」のヘムレンさんがいらした。
そうこうする内に「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんがいらしてポイントに案内していただく。
最初に出てきたのはウスイロオナガシジミ、なかなかお目にかかりにくい蝶なのでラッキー。
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みんなで十分撮影した後、小飛したさきではマメコガネとのツーショットが撮影できた。なかなか面白いシーンだけど、お互いは無視していた。
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その後少し移動した先では、エゾミドリシジミが叩き出されて、下草でモデルになってくれた。
これも叩き出しをしない私にはなかなか撮影しにくい蝶だ。
開翅してくれないかとずいぶん待ったけど開翅せず、その後♀だということがわかってチョン。
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撮りたかったウラクロシジミは出てこなくて、移動しようとしたら田んぼの上を飛ぶゼフを発見。
止まったところを見たらウラミスジシジミだった。
こちらも今日撮りたいと思っていた蝶だったので、大喜びでみんなで撮影する。
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そばの花に止まっていたので、翅表狙いでパスト連射もしてみるがうっかりISOを、オオヒカゲのときの設定の800に設定したままになっていて、画質は甘く、ノイズだらけの画像になってしまった。
こうして見るとルーミスかムラサキシジミの♀の感じかな。
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その後、banyanさん、ヘムレンさんと別れてウラジロ、ハヤシを求めて昨年撮影したカシワ林のポイントに移動。
kmkurobeさんの話では、カシワ系はまだ出ていないとのことだったけど、この強力メンバーで何とかしてしまおうと着いてすぐ叩き出し。・・私は監視役(^_^)
程なく1頭が下草に降りてきた。止まったところを見るとハヤシだった。開翅しないかと見ているとチラッと開いてくれたが♀だった。
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次に叩き出されたのは♂だという。朝露を吸っているが、前翅の欠けたところからチラッと緑色が見えている。結局開翅することなく飛び立ったしまった。
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ウラジロはいくら叩いても出てこない。やはり少々早かったようだ。
その後クロシジミなどを撮影してから、アイノ、メスアカなどのクリソ系ゼフを求めてbanyanさんたちが先行している場所に移動。
ここで「蝶の玉手箱」のcactussさんとお会いする。
環境が変わってあまりよくないようだ。
それに時間的にもそろそろアイノのテリ張りは終わり。変わってジョウザンミドリシジミがテリ張りを始めていた。
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ウスイロオナガ、ウラミスジなどなかなか撮れない種類が撮れてうれしいが、もう少し緑色の翅表も撮りたい感じだった。
ゼフ以外にも貴重なシーンを撮影できたが、それは次回で

by dandara2 | 2009-07-07 11:11 | 静止 | Comments(20)
2009年 06月 01日

ミズイロオナガシジミの開翅とベニシジミ異常型

5月30日の夕方に所用で甲府に行く。
31日は「Nature Diary」の虫林さんと一緒に甲府市のいくつかのポイントを回った。
最初にゼフ狙いで出かけた場所では、車が着くとすぐに木の上を飛んでいるアカシジミを発見。止まったところをそっと叩き棒(そう言えばこれを使うのは今回が始めて)で叩くと、地面に降りてきた。
早速撮影するが、良く見るとこのアカシジミ、ストローを伸ばしているようだ。
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その後は近くの雑木林を叩いてみると、ウラナミアカシジミが降りてきた。
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虫林さんの姿が見えないので、探しながら歩いていると、離れたところで手を振って呼んでいる。
なにか見つけたようだ。今日の目的のオオミドリかクロミドリだろうか。
行ってみるとミズイロオナガシジミだった。
ところがこのミズイロオナガシジミは、しばらくすると開翅してくれた。
ミズイロオナガの開翅は今年撮りたかったもののひとつなので大喜びで撮影する。(写っているのは虫林さん)
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このミズイロオナガは、我々の大接近の撮影にもよい子でモデルになってくれただけでなく、ちょっと飛んでもすぐに開翅するというとってもよい子だった。
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開翅も充分撮影できたので、半開翅も撮影した。閉じていた翅をじわっと開く瞬間は何とも言えない緊張感がある。
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近くではヒメジャノメも開翅していた。ヒメジャノメは裏面はあまりインパクトが強くないけど、翅表はかなりインパクトがあると思う。
ちょっと見つめられているような感じがしてしまう。
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その後シルビアシジミの撮影をしようと言うことで移動する。
ところが、時期がやや遅かったのかミヤコグサはたくさん咲いていたけど、シルビアの姿はなかった。
ミヤコグサの間を飛び回っているのはモンキチョウ、ベニシジミくらい。
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たまにシルビアかと思って良く見ると、ルリシジミかツバメシジミ。
写真はルリシジミの飛翔。
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チラチラと飛び出すベニシジミにいい加減飽きてきた頃、虫林さんがこのベニシジミ小さくてやけに黒いと指さす。
ファインダーで覗くと、黒い紋が流れて明らかな異常型だ。
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この翅表はどうなっているのかと思うけど、翅を開く気配はない。
それで虫林さんに飛ばしてもらって、パスト連射をして翅表を確認する。
「ベニモンカラスみたいな表ですよー」と見てもらった後、またシルビアを探しに行くが影も形もない。
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いい加減疲れた頃虫林さんが大声で呼ぶ声が聞こえる。
お、シルビアがいたかな、まさかさっきのベニシジミじゃないよな。などと思いながら大急ぎで戻ると、ベニが翅を開いたという (^^ゞ
翅を開いたベニの表は予想を超えた渋い美しさがあった。
先週のギフの葉表・葉裏産卵に引き続いて、虫林さんにはとんでもないものを見つけてもらったなと思いながら十分に撮影する。
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虫林さん、色々お世話になりました。
おかげさまで今週も天気には恵まれない中、良い成果が上げられました。

by dandara2 | 2009-06-01 22:36 | 異常型 | Comments(22)
2009年 05月 29日

ウラナミアカシジミの樹液吸汁

5月23日の土曜日は、例によって勤務終了後近くへ蝶の撮影に出かける。
今回は赤系ゼフィルスの撮影が目的。
車を置いてすぐのところがポイントなので周辺を見てみると、下草に一頭のウラナミアカシジミが止まっていた。
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羽化してすぐに下草の中ででも傷つけたのだろうか、前翅の支脈が折れた形跡があって変な影が出来ている。
蝶を始めたころに出た写真集(野外ハンドブック蝶:山と渓谷社)に比較的珍しいゼフィルス(キリシマミドリシジミ)のところに同様な写真があって、撮影者とは別の人が解説文を書いていたのだけれど、そこには「羽化直後の蝶が網の中で暴れるとこんな傷がつきやすい」といったことが書いてあった。
そのときには、「じゃ、この蝶は飼育品を撮影したのかな、生態写真としてはいんちきだな」と思ったことがあったけど、ほんとにそんな事をするのかというのがずっと気になっていた。
それにこれではまるで裏切りじゃないか、共同執筆者なら写真を載せる前にそっと知らせるべきじゃないのかと思っていた。
このウラナミアカシジミを見て、野外でもこんな傷がつくことがあるということがわかったけど、あのゼフの写真は本当のところはどうだったんだろう。
もし、ちゃんとした野外品なのに、自分の写真集の中にそんなコメントを書かれたとしたら、撮影者はどれだけ傷ついただろうか。

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この近くには樹液の出ている木があるのだけど、周囲にはアカシジミやウラナミアカシジミも多い。
期待して行ってみると、赤い影が動くのが見えた。
ウラナミアカシジミがいて、何と樹液で吸汁しているようだ。
やや高い位置なので70-300の望遠側で撮影するが、4~5分の間吸汁していた。
ゼフィルスが樹液で吸汁するのははじめて見たが、どこかに記録があるのだろうか。

by dandara2 | 2009-05-29 09:26 | 吸汁 | Comments(24)
2008年 07月 13日

信州遠征(ウラジロミドリシジミ編)

7月13日の日曜日の朝2時、「蝶の観察記録その2」の霧島緑さんと待ち合わせて信州に向かった。
このところ素晴らしいゼフィルスの写真を撮っている「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんと5時に会いウラジロミドリシジミのポイントへ向かう。
今回はkmkurobeさんに、「"叩き棒"が折れたが長野まで行かないと買えないから買ってきて欲しい」、と頼まれたのを良い機会に自分用の叩き棒(磯玉網)を購入した。
消耗品だから安いもので良いと言うことだったけど、自分の場合は多分そんなに使わないだろうからちょっと高いが短くたためるものにした。
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ところが現地では、3人で叩いても仕方ないから一人は見張り役をと言うことで、結局叩き棒デビューはならなかった。
叩いても足手まといだと思われたのかもしれない (^^ゞ
実戦投入は冬のルーミス撮影かなー。
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早朝叩いてみると、かなりの確率でウラジロミドリシジミが飛び出し歓喜した。
やや色が濃くて一見ミズイロオナガシジミみたいのが♀だろうか。
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この♀は撮影しているとじわっと翅を開いてくれた。最初は♂♀の区別が頭になかったのでどんなきれいなブルーが出てくるかと思ってどきどきしたけど、地味な黒色で多少がっかりした。
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けれどkurobeさんが♀の開翅だーと喜んでいたのでこれはきっと貴重に違いないとまじめに撮影した。
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♂の裏側は真っ白でほんとにウラジロミドリだ。実はウラジロミドリシジミは初めての撮影になる。
こちらもじわっと翅を開いてくれたが、間からのぞくブルーは深いブルーでものすごくきれいだった。
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やがて翅を開いてくれたが、他のfavoともまた違う色合いのブルーで、写真にするのは難しいけど感激ものだ。
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こちらは別個体、個体によって若干色合いや輝きも異なるようだ。もちろん角度が違うから同じにはならないけど、見た目の印象もかなり違っていた。
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北アルプスを背景にした写真も撮れて最高の出だしになった。
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by dandara2 | 2008-07-13 23:16 | 開翅 | Comments(20)
2007年 08月 09日

オオゴマは不作か、採集圧か、数はすくなかった。

6日から8日まで岐阜に行ってきた。今回は息子夫婦と一緒の旅行なので、そうそう勝手ばかりも出来ないので、真ん中の7日だけ家族と別れて単独行動をとることにした。
最初の写真は8ヶ月になる孫です。上下の歯も生えてきましたが、まだ寝返りをうつ程度なので連れて歩くには一番楽です。旅行の間熱も出さずいい子でいてくれました。
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チョウの方ですが、前回来た時よりも蝶の数が少なく、歩いても歩いても見かけるのはヒメシジミとキバネセセリのみと言った感じ。
オオゴマは数が少なく、昨年みんなで撮影したポイントには採集者が張り付いていてとても撮影どころではなかった。蝶の数の何倍もの採集者が入っていたようだ。
それでもなんとか吸蜜する♀を見つけ撮影することが出来た。
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ニコンD200、マイクロニッコールVR105、1/2000、f6.3、ISO640、絞り優先、中央部重点平均測光

ここに来るまでの間にはオオゴマを全く見かけることが出来なかったので、ここで粘ることにして待機していると、多分同じ雌が戻ってきて吸蜜したり静止したりして良いモデルになってくれた。
やがて食草の周囲を飛び回るようになったので、産卵するとにらんで様子を見ることにした。
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ニコンD200、マイクロニッコールVR105、1/750、f6.3、ISO640、絞り優先、中央部重点平均測光

そのうち産卵をはじめたけど、かなりゆっくり産卵してくれたので枚数だけはたくさん撮ったけど、あとで見ると光線状態がきつく、出来の良い写真は少なかった。
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ニコンD200、マイクロニッコールVR105、1/1600、f6.3、ISO640、絞り優先、中央部重点平均測光

その他のチョウはビックリするくらい少なくて、前回たくさん見かけたウラキンは全く見かけず、フジミドリは♂を数頭見かけたのみ。
そのうちのいくつかは採集者のネットに入ってしまったようだ。
こんな光景を見るとネットマンに話しかける気にもならず、夫婦で歩いている時にはあまり行けない上の方を探索することにした。
いくつかのポイントらしいものを見かけるがオオゴマ自体は見かけず、沢筋に残雪が見られるようになり、本格的な登山になりそうになってきたので戻ることにする。
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ここまで来る間に撮影出来たのは、アイノミドリと思われる個体。川の中の石の上でテリ張りをしており、遠くからだけどコンデジの望遠側で撮影してみた。
やや露出オーバー気味でピントも不満足だけど何も撮れないよりはましかな。
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CAMEDIA SP-550UZ、プログラムAE、1/640,f5.6、ISO100、焦点距離504mm(35mm換算値)

また、帰る寸前にオオゴマシジミのポイントを再度除くとエゾミドリがテリ張りをしていた。
最初は後ろからだったので全く羽が光らず、そろそろと回り込んでようやく翅が光っている場所で取りあえず撮影、もう少しと思った時には飛ばれてしまって、やや甘い写真になってしまった、残念。
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ニコンD200、マイクロニッコールVR105、1/320、f6.3、ISO640、絞り優先、中央部重点平均測光

by dandara2 | 2007-08-09 20:14 | 産卵 | Comments(24)
2007年 07月 16日

白馬のジョウザンミドリ

天候が怪しかったが、「蝶と里山の浪漫紀行」の蝶狂人さんから「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんが見つけられた林道の情報をいただき見に行ってきた。
現地に着いてみると霧雨が降っており空振りかなと思ったが、今日はフィールドの様子が見られればいいやという気持もあったので車を置いてゆっくり歩き始める。
歩き始めてすぐに目の前のイタドリで翅を広げているジョウザンミドリを発見。止まっている場所が微妙に高いので取りあえず背伸びをしながら撮影し、その後家内にイタドリをそっと引き寄せてもらって撮影する。
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多少翅が痛んでいるようだが、それでもきれいな輝きを見せてくれた。
その後霧雨も上がり空が明るくなると開けた空間に多数のジョウザンミドリが飛び交いはじめるが、こうなると静止をしても短時間で、なかなか思い通りの写真が撮れない。
活動時間帯やテリ張りの位置からジョウザンミドリとは思うのだが、やはり裏面の写真も押さえておきたいのだが、なかなか思うようなポーズを取ってくれない。しかし後で見ると家内の撮った写真に理想的な写真があってジョウザンミドリと確認できた。
ウーン素晴らしい。
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たくさんのジョウザンが飛び回っている中に1頭、明らかに翅色が金緑色をした、たぶんアイノと思われる個体が飛んでいたが、テリ張り位置が藪の中の2m位の高さの枝先、しかもこちらからは陰になって見えない。
どうしようかと思ったが、ぐしょぬれになって藪こぎをしても撮影できそうもないので諦めてその素晴らしい輝きを眺めるのみだった。
ここではやや痛んでいるがアサマシジミも見かける。♂もいて翅表も見せてくれた。
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11時をすぎるとぱたりと姿を見せなくなったので別の場所に移動することにする。
移動途中はヒョウモン類が多く、シシウドの花には群がるようにメスグロヒョウモン、ミドリヒョウモンが吸蜜に来ていた。
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また、ここではミドリヒョウモンが配偶行動をしていたが、その気のない♀の気を引こうと♂が一生懸命♀の前を飛んでいる様子がそれなりに表現出来て、ピントは甘いものの気に入った写真になった。
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林縁なので他の草原性の蝶はほとんど見かけないが、1頭ギンボシヒョウモンも来ていた。
この時期メスグロヒョウモンが多く、追飛をしていたペアを見つけてとっさにマクロレンズのピントリングを回して手動に切り替えて撮影したが、何とかうまく撮影できた。
こんな時にはピントリングを回すだけで何の前操作なしでマニュアルフォーカスに切り替えられるレンズはありがたい。
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ウラクロシジミを期待して移動した場所はガスの中で、林道がふさがれていて中に入れないので諦めるが、道端をヒメシジミが飛んでいた。
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余談になるが、家内がジョウザンを撮影中に体がゆらっと揺れて、地震かと思ったが木も電信柱も揺れていないので、立ちくらみかと思ってちゃんと健康診断に行こうと思ったそうだ。
帰りの高速に乗ったら深度6強の地震で日本海側の上信越道が不通になっていて、関越道をサイレンを点滅させた車両が何台も新潟方面に走っていった。
家でテレビを見たら死者まで出る大変な地震が起きたとのことで驚いた。
貴重な情報を教えていただいた「蝶狂人」さん、ありがとうございました。

by dandara2 | 2007-07-16 23:32 | 配偶行動 | Comments(26)
2007年 06月 23日

チョウセンアカシジミ撮影行(1)

今日は休みをとって、朝3時に起きて山形にチョウセンアカシジミを撮影に行く。
4時5分前にはインターを入り、ポイントに着いたのが8時ちょっと過ぎ、約370Kmの行程だ。
撮影ポイントの前に人家があるが、ちょうどそこの人が外に出てきたので挨拶をして近くを見回すと、朝露に濡れる草の上にちょこんとチョウセンアカシジミが止まっていた。
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やれやれこれで何とか無駄足だけは防げたと安心するが、午前中は不活発なので取りあえず静止シーンを撮影したあとは近くの別の場所に他のゼフィルスを探しに行く。
前回来たのは2005年だけどその間に下草が伸びてやや薄暗くなっている。時期もやや早いのかゼフィルスはウラナミアカシジミがたくさんいたほかは期待したウラミスジシジミ、ウスイロオナガシジミともに撮影出来なかった。
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その代わりウラギンヒョウモンとメスグロヒョウモンがたくさん飛んでいた。
ウラギンヒョウモンはやや小振りで下草の間を熱心に飛び交っていたが、まだ♀は出ていないようだった。
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メスグロヒョウモンは♀も出ていて時々追飛をしたりしている。
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そのうち家内が呼ぶので行ってみるとメスグロヒョウモンが交尾している所だった。今年撮りたいと思っていたシーンだったので喜んで撮影するが、やや位置が悪いので、手で引き寄せようとすると意外に活発に飛んで高い位置に止まってしまった。
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またミドリヒョウモンもいたが数は少ないようだった。
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空き地にはヒメシジミも飛んでいたが、前回はボロばかりだったのでその点でも今年は少し時期が早いのだろう。
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一通り歩き回ったので、昼食を食べてから15時前の活動期に来ようと再度念のために様子を見に行くと、羽化したばかりの♂と思われる個体が幹を伝って上にうがってくる所だった。この個体は小飛して地面近くの葉に止まったので、位置を確認して車の方に移動する。
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歩いている道すがらにもぽつぽつとチョウアカがいて、そんな個体を撮影しながら歩くが、そのうち1頭の♂がわずかに翅を開くような仕草を見せる。
開翅は今回是非撮りたいと思っていたので、しばらく様子を見ているとようやく翅を開いてくれた。ちょっと傷んでいるが開翅シーンが撮れて満足だ。
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近くの枝ではエゾミドリと思われる個体が止まっていたが、ちょっと高くて撮れないので、家内にそっと枝を引き寄せてもらって撮影する。
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ところがそのあと、ボロのチョウセンアカを見つけて「こんな所にもボロのチョウアカがいるよ」と家内に話をすると、「でもブルーよ」という話。
何のことかわからず家内の目線の先を見ると30cmくらい離れた所に、きれいに翅を開いたゼフィルス。あわててカメラをかまえると垂れたストラップの急な動きで逃げられてしまった。クー残念。
その後蕗の葉に止まっているチョウアカの♀を見つけ、様子を見ているとやはりじわっと翅を開いてくれた。正午前後から翅を開いて活動に備えるのかも知れない。
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午後からは、配偶活動、交尾、産卵などを撮影出来ればと思いながら町の中を散策することにする。

by dandara2 | 2007-06-23 23:58 | 交尾 | Comments(24)