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2016年 08月 11日

ゴマシジミとムモンアカ(ゴマシジミ:2016/8/6)

8月6日はnaoggioさん、町田のSさん、虫林さんとともにゴマシジミの撮影に行ってきた。

草木も眠る丑三つ時の午前2時半に家を出る。
最近はこの時間に車を運転することはほとんどないので、一日活動した後の帰りが少々心配だ。
撮影がうまくいけばその時点で帰ることにする。
やっぱり年ですね。

ゴマのポイントでは、我々以外にも、ka-koさんご夫妻、ヒサマツの時にもお会いしたSAさんなどがお見えになっていた。

見ると朝露に濡れたゴマシジミがちょこんと止まっていた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

開翅までにはまだ早そうなので、一通り周囲を見て回るとセセリが止まっている。
前翅の第4室が黒く汚れているように見えたので、やったースジグロチャバネセセリだーと喜んで撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


後でみなさんに判定してもらうと、ヘリグロチャバネセセリではないかという意見。
その場ではそうかと納得したんだけど、自宅で写真を見ると、やっぱりスジグロかなという気がしてきた。

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上の拡大

この両種のメスの判定は難しいですね・・・どっちだろう。

家内の姿が見えないので、一人で探しに出かけて、来るときに見かけたクマに遭遇したのかと心配になって電話をすると、青いかもしれないゴマを見張っているという。

なんでもSさんがこの個体は青いですよと言うお話だったので、開翅に備えて見張っているのだという。
確かに裏面は白っぽくいかにも青そう。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


日差しが強く開翅しそうもないので、最初はnaoggioさんが帽子で日陰を作ったら翅を開き始めた。

おおーということでみんなで取り囲んで一斉に撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


SAさんが、乳白色のビニール傘を持参されていて、その後はこれで影を作って撮影する。

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ニコンD500 ニッコール70-200


昨年もこれと同じくらいの青ゴマを撮影したけど、その時は飛び立つときに翅表が撮れただけ。
今回はじっくりと撮影することが出来た。

広角でも撮影したけど、背景が抜けていないので大した写真にはならなかった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


かなりの枚数を撮影したので、飛翔にもチャレンジすることにした。

先ほどの個体ほどには青くはないけど、他所で見れば青ゴマだと喜びそうな個体が飛んでいる。

草の間を低く飛ぶので難しかったけど、何枚か撮影することが出来た。

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ニコン1V3 ニッコール10.5

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ニコン1V3 ニッコール10.5


周囲の様子を見るとアカセセリがちょこんと止まっていた。

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ニコン1V3 ニッコール10.5


新鮮な個体だった。
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ニコンD500 ニッコール70-200



そのうちゴマの活動が活発になり、メスの姿も見られるようになってきた。

この個体は翅表が青っぽく輝いてきれいだった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ワレモコウに絡むメスもいたので産卵かなと期待する。

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ニコンD500 ニッコール70-200

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ニコンD500 ニッコール70-200


そのうち腹端を曲げて産卵をした。
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ニコンD500 ニッコール70-200


その後少し移動して、オナガシジミやムモンアカを狙うけど、そこにもゴマシジミがいた。

Sさんが、だっと駆け出したので何かと見ると、ワレモコウでゴマが吸蜜している。
背景には、乗鞍や槍・穂高が見える。

広角で撮っては見たけど、レンズの選択を間違えて、乗鞍はよくわからなくなってしまった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


皆さんはここでだいぶ粘って、良い写真を撮られていたようだ。

チャンスがあれば再挑戦しよう。

この後はムモンアカシジミを狙う。



by dandara2 | 2016-08-11 09:48 | 静止 | Comments(18)
2012年 08月 15日

秩父のスジグロチャバネセセリ(2012/8/8)

8月3日の「秩父の蝶」のtef_tefさんの記事によると、秩父のある場所で十数年ぶりにスジグロチャバネセセリの確認がされた。
埼玉のスジグロチャバネはかなり貴重だ。なんでも隣の東京都ではほぼ絶滅状態だとか。
昨年の8月にも同じ秩父の別の産地のスジグロチャバネセセリを案内していただいたが、時期的に痛んだ個体だった。
それで今年はきちんとした埼玉産のスジグロチャバネセセリを押さえておきたいと秩父に出かける。
最初に昨年撮影したポイントに着くがスジグロチャバネセセリは見かけない。
ここはテリ張り場所なので、時間が早すぎるのかもしれない。
いろいろな生態を見極めるために今日は持久戦を覚悟してきたので、車に戻ってそのための準備をしてからもう一度ポイントに来てみる。
やがて日が差してきたので、テリ張り場所を覗くとちょこんとスジグロチャバネセセリが止まっている。
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鮮度も昨年のものよりはかなり良い。
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テリを張る場所は林の中のちょっとした陽だまり。地上からの高さは30cmから1m位だ。
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近くを通るアブでもハチでも、とにかく早く動くものには素早く反応して追いかける。
飛び出しても大体同じ場所に戻ってくるので撮影は容易だ。
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光線が強いので、ストレートにとると翅の半分は真っ黒になってしまう。
仕方なく今回は内臓ストロボを多用した。
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影を消して、それでいてなるべく自然な感じになるように頑張ったけど、普段使いなれないストロボをうまく使いこなせたかどうか。
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日が陰るといつの間にか姿を消してしまう。
どこに行くのかと思って注意をしていると、周囲の木の上に上がって葉の上に静止しているようだ。
日が差すとまたテリ張り場所に降りてくる。
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今日はスジグロチャバネ狙いなので、とにかく確実に、そしていろいろな生態を撮りたいと頑張るが、ここでは雄のテリ張りポーズしか撮影できない。
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それでも1度だけ2頭が絡むシーンがあったけれど、速すぎてピントも何もなかった。
それでも2頭が絡んでいる証拠写真だけは押さえられた・・・かな?
(真ん中の影の中の茶色いのがそうです)
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その後tef_tefさんと合流して13年ぶりというポイントに案内していただく。
残念ながらスジグロチャバネセセリは見つからなかったけど、現地の様子は把握できた。
ここにはアオバセセリが吸蜜に来ていて、最初は遠い・暗いの悪条件でブレブレ写真しか撮れなかった。
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そのうち目の前で吸蜜する個体が現れてくれてようやく何とか撮影することができた。
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暗いのでストロボを使ったらぎらぎらした感じの写真になったけど、まっそれでも良いか。
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その後tef_tefさんの調査に付き合って何か所かご一緒した。
成果はなかったけど、地道な調査の一端を垣間見ることができて有意義な時間だった。
tef_tefさん、いろいろありがとうございました。

by dandara2 | 2012-08-15 23:57 | 配偶行動 | Comments(12)
2006年 08月 03日

上高地・白馬撮影行(3/3)

3日目は白馬に行くことにした。宿は栂池に取ってあって、栂池自然園に花を見に行くつもりだったのだが、前日の上高地が今ひとつ不満足な結果だったので、「安曇野の蝶と自然」のkmkurobeさんが山ゴマを撮りに行くといっていたのを思いだして、電話してご一緒させていただくことにした。
以前ここでウラクロシジミを撮影したこともあって、その様子を見たいと言うこともあった。
待ち合わせの場所に行く前にちょっとだけ周囲を観光してみる。その際ミヤマカラスが民家の花壇に吸蜜に来ていた。
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急いで近づいて撮影するが、全く止まることなく羽ばたきながら吸蜜していた。そのため1/1250のシャッターを切ったのに前翅がぶれている。
朝一でちょっと儲けたかなと思いながら、いよいよ高山のゴマシジミ(山ゴマ)のポイントに案内していただく。
その場所で最初に目に付いたのが、ヒメシジミの小集団の吸汁。この時期ヒメシジミはついつい無視してしまいがちだが、なかなか良い写真が撮れた。
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山ゴマは小さいときいていたが、見つけたのが♀のためか、富士山麓あたりのものとそう変わりはなかった。
既に♀のシーズンで、ここではカライトソウが主な産卵植物のようだ。
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産卵を終えた♀はここの特徴でもある真っ黒な翅表を見せてくれた。
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また、コメツツジに好んで吸蜜に来ていた。ここではこの花以外には吸蜜にくるのを確認出来なかった。
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家内は♂を撮影していたが、こちらはかなり小さな個体だった。斑紋もかなり特徴的だ。
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ここではクモマベニヒカゲも何頭かみかけたが、撮影することは出来なかった。
コヒョウモンも数多く見かけ、配偶行動も撮影することが出来た。
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帰りがけに寄った場所ではスジグロチャバネセセリを撮影することが出来た。
今年撮影したかった一つなのでうれしい。
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kmkurobeさん、色々ありがとうございました。

by dandara2 | 2006-08-03 00:20 | 産卵 | Comments(17)
2006年 03月 01日

スジグロチャバネセセリとヘリグロチャバネセセリの区別点

 今卒業式が終わりました。会場は体育館なので寒かった。
 担任じゃないので、しばらく時間があるのでスジグロとヘリグロについて載せます。
 スジグロチャバネセセリとヘリグロチャバネセセリの裏面だけでの区別ですけど、いきなりそんなウルトラ技に行く前に図鑑にも出ている区別点についてふれておこうと思います。
と思って手持ちの写真を見てみると・・・全然良い写真がありません。
お見苦しいですがお許し下さい。今年は是非この学習の効果を生かして良い写真を撮りたいと思います。
 まず、スジグロチャバネセセリの雄ですが、これは簡単です。性標と前翅の縁の黒い部分が先端で細くなります。
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スジグロチャバネセセリ♂

 ヘリグロチャバネセセリの♂はスジグロチャバネセセリの♀やヘリグロチャバネセセリの♀に似ていますが、まず黒帯が太く、やや色が薄いことで区別できます。
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ヘリグロチャバネセセリ♂

 スジグロチャバネセセリの雌との区別点は前翅表の黒い鱗粉ののりに違いがあります。その他にも多少違いはありますが、写真を撮るときにはかくれてしまうことが多いので省略します。
 雌の場合も基本的には前翅表の黒い鱗粉ののりで区別します。
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スジグロチャバネセセリ♀

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ヘリグロチャバネセセリ♀

 裏面だけの場合はヘリグロチャバネセセリの♀は後翅に薄く斑紋が浮き出るのでそこで区別します。
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ヘリグロチャバネセセリ♀

 ただ、飛び古した個体の場合はヒメキマダラセセリと似ている場合があるので、その場合は例の後翅中室の区切り線も併用して区別します。
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ヒメキマダラセセリ

 さてヘリグロチャバネセセリの♂とスジグロチャバネセセリの裏面だけでの区別ですけど難しいです。
 特に写真の場合は色合いが微妙にでていなかったりするので、出来ればどんな場合も確実な区別点を見つけたいと思うのですが正直決定打はありません。
 これはどうかなという点を掲示板の方に載せておきましたので、皆さんのご意見をお聞きしたいと思います。
 なお、掲示板に使った写真は「大分の蝶」の川野さんの許可を得て使わせていただきました。
シャープな写真が素晴らしいサイトです。ありがとうございました。

by dandara2 | 2006-03-01 12:15 | Comments(6)