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2016年 11月 10日

ルーミスとクマソ(2016/11/6)

11月6日はnaoggioさんのお誘いでルーミスの撮影に行く。
ルーミスの撮影は、2012年以来4年ぶりになる。

途中台風か何かの影響で、ポイントの木が伐採されたりして環境が変化したようだけど、昨年あたりからルーミスの数も増えてきたようなのでどんなになっているのか楽しみだ。

圏央道が東北道につながったので、今回はその道を利用して行ってみることにする。
途中変なルートに入ってしまったりしたけど、何とか予定していた時間にはたどり着けた。

ポイントにはすでにnaoggioさん、Nさん、Akakokkoさん、Sippo☆さんらがお見えになっていてカメラを構えている。

そこにはルーミスがじっと止まっていた。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


とりあえず撮影すると、パッと飛び立って私の腕にとまった。

ちょうど日が当たっていたのでそこで開翅したようだが、カメラを構えることが出来ない。

皆さんはそれを撮影しているが動けない。
家内が早く来ないかと思ったけど姿が見えない。

そのうち飛び上がってしまった。

残念に思っていたら、後日Sippo☆さんがその時の写真を送ってくれた。

ブログに載せても良いということだったので、ここに記念として載せておくことにします。

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Sippo☆さん撮影


家内は何をしていたのかと思うと、入口の方でムラサキシジミを撮影していたという。

後でその時の写真を確認すると、ムラサキシジミではなくてルーミスだった。

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家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


その後しばらく待つけど、気温が高いせいかなかなか下の方には降りてこない。

降りてきたと声がかかって慌てていくと、着く直前に飛び上がってしまったりでなかなか写真が撮れない。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


どうもこの日はついていないようだ。

そんな中で、遠目だけどやっと撮れた写真を何枚か。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


この写真は、高い枝に止まっていた個体だけど、とりあえず撮影。

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ニコン1V3 1ニッコール70-300


後で見てみると、ストローが伸びている。
ムラサキシジミなどと同様、アブラムシの排泄した汁などを吸っているのだろうか。
そういえばここには3頭くらいのルーミスがいたけど、高いし、葉に隠れてしまったりと写真にはならなかった。


その後今年発生が確認されたクロマダラソテツシジミのポイントに移動することにする。

ルーミスはその気になればまだチャンスはあるだろうけど、クロマダラソテツシジミの方は今年限定の蝶ということで、とりあえずは撮影しておきたいと思っていた。

時間は13時を過ぎていて、歩いてみるけど見つからない。

手分けして小一時間探したけど見つからないので、今日は無理かなと思い始めたころに見つかったという電話が入る。

Sippp☆さんが下草に止まっていた個体を見つけてくれたようだ。

とりあえず撮影して、これで証拠写真が撮れたなと一安心。

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ニコンD500 シグマアポマクロ150


この個体は羽化間もないのかほとんど動かない。

そのうちぽろっと下に落ちてしまった。

私は"アー落ちた~"と思って見ていたけど、なんと家内はその瞬間を撮影していた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

メスだった。

偶然ではあるけど貴重な一枚になった。

下に落ちたところを広角で撮影。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


指に止まらせてソテツに止めようとしたら、舞い上がって飛んで行ってしまった。

ソテツを探していたnaoggioさんが幼虫を見つけてくれた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


ほとんど新芽はないけど、5.6頭の幼虫がいたし、伸びてきている新芽もいくつかあったのでもう少しの間は見られるのかもしれない。

この日は我々だけでは見つからなかった可能性が大きいけど、ご一緒した皆さんのおかげで何とか撮影ができました。
ありがとうございました。






by dandara2 | 2016-11-10 10:26 | 吸汁 | Comments(24)
2011年 12月 22日

師走を迎えたクロマダラソテツシジミ(2011/12/18)

12月18日はまだ発生を継続しているクロマダラソテツシジミを見に「naoggio写真日記」のnaoggioさんに再度ご案内いただき湘南まで行ってきた。
今年発生していた多くの場所ではいよいよ終息を迎え、残るのはほんの少しの場所と言うことだった。
低温期型の特徴を備えた個体の写真に加えてこの時期ならではの季節感を備えた写真が撮れれば最高だ。
最初に教えていただいたのは、前日に見つけられた羽化不全個体。
夜の寒さに耐えきれずに死んでしまったのではないかと言うことだったけれど、手でつついてみるとかすかに足が動いている。
生きていることがはっきりしたので撮影しやすい位置までちょっと移動させて撮影した。
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次には同じく昨日見つけられた翅の伸びきっていない個体を案内していただく。こちらも昨日と同じ場所に静止していた。
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やはりこういった個体が多いのかなと思っていると、ソテツの実の近くで翅を開いている雌がいた。
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ソテツは秋から冬にかけて実がなると言うことなので、この鮮やかなオレンジの実はやはりこの季節ならではの写真と言うことになるのだろう。
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ここは残念ながらそれほど季節を感じさせる景観はなかったけれど、紅葉したツツジの葉が季節を感じさせてくれた。

こちらは雌
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(家内撮影)

こちらは雄。
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こんな写真はやはりこの時期にしか撮影できないものだろう。

斑紋についても、さすがにこの時期になるとしっかり低温期の特徴が出ている。
2008年の9月に大阪で撮影した個体と少し比較してみよう。

こちらは雌。
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翅表の青い部分が広がり、後翅肛角部のオレンジ色の斑紋もほとんど消えかかっている

こちらは、高温期型の個体。
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2008/9/22 大阪

こちらは雄。
翅表全面がブルーになっている。
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こちらは高温期型。
前翅、後翅とも黒い縁取りがはっきりしている。
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2008/9/22 大阪

そう言えば、大阪での撮影の時にお世話になった幻四郎さんは80歳を期に蝶の撮影を止められたけれどお元気だろうか。

時間が経って気温が上がると、思った以上に活発に活動して様々な生態を見せてくれた。

まずは吸蜜
花の数が少ないと言うことだったし、最初のうちは全く吸蜜に来てくれなかったので、吸蜜シーンが撮れるかと心配したけれど、気温が上がると色々な花に吸蜜に来てくれて写真が撮れた。

こちらはオニタビラコでの吸蜜。
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これは、オニタビラコのすぐ近くに咲いていたホトケノザに来た所。
ホトケノザにはあまり蝶が吸蜜に来ないけれど、この時は一度だけこんな感じで吸蜜してくれた。
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コセンダングサに来たクマソ、半逆光の光線の加減で翅表の色が濃く、裏側の斑紋が透けて見えている。
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裏面も低温期型の特徴が良く出ている。

ツツジの葉上で翅を開いていた雄のところに別の雄が来て誤求愛をはじめた。
バルバが意外と毛深い感じ。
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やがてあきらめて飛び去ったけれど、家内がその瞬間をばっちり撮影していた。
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(家内撮影)

昼過ぎになって、naoggioさんが羽化直後と思われる個体がいると教えてくれた。
その個体を一通り撮影して、そろそろ昼食にしましょうかとnaoggioさんと話をするが、家内がしつこく撮影している。
後で見てみると、全面にきれいにピントが合っていた。
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(家内撮影)

私の写真はと言うと、目にピントが来ていても尾状突起あたりの縁毛が微妙にピンボケだったりして完全なものはなかった。
このあたりの詰めが甘いのが欠点だけどまたやってしまったようだ。

撮影後はnaoggioさんのブログでも紹介されていたテラスのあるレストランで食事をする。
テラスからは富士山もよく見え気持ちの良い食事をすることが出来た。
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naoggioさんのおかげで、狙いとしていた写真も無事撮影できて充実した一日を過ごすことが出来た。
本当にありがとうございました。

by dandara2 | 2011-12-22 17:19 | 終見日 | Comments(14)
2011年 10月 11日

クロマダラソテツシジミ(産卵:2011/10/9)

10月9日は、息子が車を使うというので、電車で行けるところで適当なところはないかと考えて、今年また東京で発生しているというクロマダラソテツシジミを撮影に行ってみることにした。
最初は飛行機バックの写真が撮りたいなと思っていたけど、神奈川でも撮影された「naoggio写真日記」のnaoggioさんに伺ったところ、東京の発生はその後どうも芳しくないようで、神奈川の発生地を案内していただけることになった。

おかげさまでたくさんの写真が撮れたので、今回は時系列ではなくテーマ別にまとめてみたいと思う。

最初に行ったポイントでは、緑色のネットを持った親子がいていやな感じがしたのだけど、親子のうち中学1年の息子さんが採集をしているとのこと。
絶滅危惧種の昆虫少年とあれば仕方ないかと思うけど、撮影中に捕られてしまうのはやっぱり勘弁してほしいな-と思う。
ここでは2雄を確認し、少年は雌なども採集したようだけど、その後見られなくなってしまったので別の場所に移動する。
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移動した先はたくさんのソテツがある素晴らしいところだったけど、そこで偶然お会いした「美撮りに夢中!」のmidoriさんによれば、幼虫はたくさんいるけど成虫が見られないという。
初めての場所なのでけっこうたくさんあるソテツを見て歩くと、確かに幼虫はいるけど成虫は見つからない。
でもきっと成虫も見つかるに違いないとゆっくりゆっくり歩く。
いつか来るに違いない出会いの瞬間を求めて歩くこの時間ってけっこう好きだったりする。
そのうちmidoriさんが呼んでいるので行ってみると、雌がソテツの葉の中に潜り込んでいた。
外からは見にくいけど、中を透かしてみると尾端を曲げて産卵しそうな気配。
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みんなが一斉にレンズをソテツの中につっこんで撮影開始。
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ソテツの新芽はその前に展開した葉に包まれるようになっていて、まるで花びらの中の雌しべのような感じだ。
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母蝶はその新芽のあちこちに産卵をしている。
これは外側の硬い部分。ここに産まれた卵が孵化したら、幼虫は新芽までこの綿毛の中を移動していくのだろうか。
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こちらは新芽の先端に産卵している。
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これも新芽に産卵しているが、右上の方には産み付けられた卵が見えている。
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周りには産み付けられた卵があちこちに見えている。(写真をクリックして拡大するとよくわかると思います)
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1時間近くをこのソテツの葉で囲まれた新芽の中で過ごし、たくさんの卵を産み終えた母蝶は新芽の上でしばし休憩した後飛び出していった。
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この母蝶の場合にはうまいこと新芽にたどり着くことが出来たけど、そうでない場合も当然あるようだ。
こちらでは展開した葉に産卵している。
孵化した幼虫は硬くなった葉に食い込むことが出来るのだろうか。
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こちらではわずかに出ている新芽のそばの硬い鱗片に産卵している。
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ソテツの葉は硬くて中まで覗くのは簡単ではないけど、ここでは色々な産卵シーンを観察することが出来た。
これもご案内いただいたnaoggioさん、成虫を見つけてくれたmidoriさんのおかげだ。
次には産卵以外のシーンを見ていただくことにしよう。

by dandara2 | 2011-10-11 23:38 | 産卵 | Comments(14)
2011年 05月 13日

5月の八重山(2 石垣島:2011/5/4)

八重山の2日目は石垣島でアサヒナキマダラのポイントの様子を見ることにした。
まだ発生していない可能性が高いけど、ポイントの様子を知ることができるだけでも楽しみだ。
山頂のリュウキュウチクで発生したアサヒナは、日周行動として山麓まで降りてくるそうなので、それらの場所を何カ所か案内してもらう。
当然というか何というか姿を見ることはできなかったけど、最初に行った場所ではイシガケチョウが多く、何頭もが吸水していた。
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また、ぼろのコノハチョウ、オオゴマダラなども見ることができた。
前日ここに来たという娘さんやお孫さんを連れた高齢の採集者(アサヒナは沖縄県指定の天然記念物で採集禁止ですから、たぶん違う蝶を見に来たのでしょう??)は、昨日は一頭の蝶も見なかった。今日はたくさんいると喜んでいました。(娘さんの話)
昨日西表に行って正解だったかもしれません。

他の場所に行っても蝶自体が少なく、空港に戻る時間の来たヒメオオさんは後ろ髪を引かれるようにして帰って行かれた。
空港まで送って行かれた入野さんが戻ってくるまでの間、周辺をゆっくり探すとイシガケチョウが産卵をしていた。
とっさに撮影したけど、時間が短く肝心の部分がピンボケです。
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それでも飛び立った後のイヌビワ?の葉には黄色い卵が生み付けられていた。
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これが孵化するとこんな幼虫になるそうです。
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少し歩くと産卵衝動に駆られたベニモンアゲハがいたので、追跡して産卵シーンを撮影することにした。
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(家内撮影)

食草のリュウキュウウマノスズクサの周囲を何度も飛び回るけどなかなか産卵しない。
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ようやく止まって産卵体制に入ったので撮影するけど、肝心の尾端が葉の陰になってしまい、産卵の様子がわからない。
飛び立った後、葉の裏を見てみたけど卵は見つからなかった。
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後でこの写真をよく見てみると、どうも葉の裏ではなくリュウキュウウマノスズクサが絡んでいる木に産卵したようだ。
最初にこの蝶を見つけたときも、木の幹に腹を曲げていたけど、そのときは産卵しなかったのでうっかり確認しなかった。

「珍しい蝶はいないけれども、普通種がたくさんいる場所に行きましょう」との入野さんの提案で移動することにした。
ここではシロオビアゲハ、ベニモンアゲハ、イシガケチョウ、タイワンクロボシシジミ、クロマダラソテツシジミ、スジグロカバマダラなどが飛び交っていてすばらしい環境だった。
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シロオビアゲハのベニモン型がいて、ゆったりと吸蜜をしてくれたのでじっくり撮影することができた。
ちょっと翅が痛んでいるのが残念だけど、今までの場所ではあまりシャッターを押すことができなかったので大喜びで撮影する。
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この♀はその後飛び立ったかと思ったら交尾が成立していた。
雌雄で違うタイプの交尾って何かうれしい。
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このペアはその後飛び立って1m位離れた場所に静止した。
服がセンダングサだらけになることを覚悟して撮影していると、視野の中に赤い影が飛び込んできたのでとっさにシャッターを押す。
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ベニモンアゲハの雄が、シロオビアゲハのベニモン型の雌を自分の雌と間違えて飛び込んできたのだった。
やや大きめに撮影していたので、ベニモンアゲハが画面から外れたり、ペアと重なってしまったりとうまくいかなかったけど、こういった貴重なシーンが撮影できて大満足。
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ベニモンアゲハも間違えるくらいだから、擬態もかなり成功しているのだろう。

ここではクロマダラソテツの交尾も撮影できた。
他のシジミに比べると妖艶な感じのする蝶だ。
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この蝶は石垣島で2006年頃に見つかったそうだけど、それから5年たってすっかり定着して今や普通種になっている。
スピードも速く、飛翔をとらえるのは結構難しいけど、花に来たところをうまく撮影できた。
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ここで一番多かったのはタイワンクロボシシジミ。
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小さくてちらちら飛び回り、スピードも結構早いので飛翔を撮影するのは難しいけれど、葉の間を少しゆっくり飛ぶ個体がいたので距離の確認もかねて飛翔を撮影。
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結構距離があってシャープに撮影できたので満足。
ちょっと距離感がわかってきたかな。
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by dandara2 | 2011-05-13 12:34 | 配偶行動 | Comments(18)
2009年 09月 23日

東京進出のクマソ

今日は、フィールドノートのtheclaさん、my蝶アルバムのgrassmonblueさんなどから情報をいただいて、最近東京に出現したクロマダラソテツシジミを見に行ってきました。
ポイントつくと、手を振る人がいます。見るとヒメオオの寄り道のhimeooさんでした。
また、隣には初対面の方がいて、挨拶すると「花鳥風月」のbuttfflowさんでした。
ヒメオオさんの指さす先を見ると、ちょっと前に羽化してソテツの間から出てきたというクマソが止まっていました。
翅を開かないので分かりませんが、♀のように見えます。
左側の後翅に軽い斑紋異常が見えます。
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右側は正常のようです。
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家内を入れた4人でわいわい撮影し、広角にもチャレンジしました。
同様な写真はいくつかのブログにも発表されていますのでそのまま掲載します。
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その後幼虫を探しに移動、家内が見事見つけました。
ソテツの葉を節食中のようです。
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(家内撮影)

その後蛹も見つけましたが、これはbuttfflowさんが見つけた物です。
いつも通り私は人の見つけた物をありがたく撮影しました。
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こうして、東京に進出したクマソは無事記録に残すことが出来ました。
情報を下さったtheclaさん、grassmonblueさん、ありがとうございました。

それにしても、昨年大阪で撮影してからちょうど1年になるけど、まさか東京で撮影することになるとは夢にも思わなかった。

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9/24のチョウの観察記録でゴイシシジミの翅表の白斑について書かれていたので、手元にあるゴイシシジミの写真を見てみたら、たった1枚写っていた翅表の写真にも白斑があったので参考までにを貼っておきます。

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2007/05/07 埼玉県川越市

by dandara2 | 2009-09-23 19:49 | 静止 | Comments(24)
2008年 09月 25日

クロマダラソテツシジミ(各種生態編)

大阪城のクマソは、カタバミで吸蜜する個体が多く、配偶行動や産卵行動をする個体は見かけなかった。
ソテツも見てみたけど、新芽もほとんど出ていなくて幼虫も見かけなかった。
芝生にはサルビアが植えられていて、そこにちょこんと止まったクマソをファインダーで眺めるとはっとするほどきれいだった。
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移動した先の高層ビルの見える公園では、ついてすぐに幻四郎さんが交尾中の個体を見つけてくれた。
♂個体が少々痛んでいるので、ビルを背景にした広角にチャレンジ。そこに止まっていた観光用の水陸両用車も面白い。
後で水陸両用のバスが上陸して来たのにはびっくり。新大阪に帰るときには街中の道路をそのバスが走っていた。
大阪は面白いところだ。
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ここでは別の交尾個体もいて、こちらは♂♀とも新鮮なので喜んで撮影した。♀の模様がくっついていて異常型のようにも見えるが、クマソではこのような例は多いのだろうか。
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そのうち風が吹くと、♀の翅が風に吹かれてへなへなとゆれている。これにはびっくりした。
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他の個体を撮影しながら時々戻ってきてはこの交尾個体を撮影していると、別の♂が絡んできた。
♂を避けて移動するのは♀で、きっと交尾飛翔形式は←♀+♂に違いない。でもこのへなへな翅では確認は難しい。
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出来れば産卵も撮影したいと思ったけど、新芽が見当たらずちゃんとした写真は撮れなかったが、♀がけなげに産卵態勢をとる姿はいくつか撮影できた。
これはソテツの芽生えに産卵しようとしているもの。ただ産卵にまではいたっていなかったように思う。
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こちらは、食害された残りの葉に産卵態勢を取る個体。
もし産卵されても、この状態では幼虫も飢え死にするしかないように思う。
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面白いのは、ソテツ以外のものにもかなり執着して産卵態勢をとっていた。
何の木かは良く判らないが、何度も訪れては尾端を曲げていた。卵らしいものも見えるが、卵かどうかは確認していない。何となくマメ科の木のようにも思えるが、クマソがインゲン豆で良好に飼育できると言うことなので、もしこの木がマメ科の木だとしたら面白いと思う。
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幻四郎さんはここで高層ビルを背景にした素晴らしい吸水写真も撮影されているが、今回は路上の水溜りに来ている個体はいなかった。
ただ、♀の行動を追っていると日陰の湿った土に止まった個体が吸水しているように見える。
ファインダーの中では糸のように細い黄色の口吻が動いているのが確認できたけど、写真ではうまく表現できていないようだ。
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移動した別の場所では数頭の成虫は確認したが、写真は撮影できなくて、代わりにアリのたかった幼虫を幻四郎さんが見つけてくれた。
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数時間の滞在ではあったけれども、幻四郎さんのおかげで大変効率良く各種の写真を撮ることが出来た。
地名の情報だけではとてもこうはいかなかっただろう。本当にありがとうございました。

by dandara2 | 2008-09-25 20:40 | 交尾 | Comments(16)
2008年 09月 23日

クロマダラソテツシジミ(吸蜜・飛翔編)

関西に進出したクロマダラソテツシジミ(以下クマソ)を撮影しようと「小さな生き物たちの記録」の幻四郎さんに案内をお願いして、文化祭の代休の9/22に大阪に行って来た。
大阪城を背景にする素晴らしい写真をブログで拝見していたので、是非大阪城を背景に広角で写真を撮影したいと思った。
ところで、9/17の「探蝶逍遙記」のfanseabさんの記事で(タイトルは9/15)、カシオのEX-FH20のことが出ていて、今使っているオリンパスのSP-570UZと比べて大きさがほぼ同じ、重さもちょっと重いだけで、画素数と連射性能が大幅に良くなっているので非常に興味を感じた。
オリンパスのバスト連射は画素数が300万画素で、できあがる写真も作品とするには少し無理があるというのが使ってみた感想だ。(9/1:キベリタテハ撮影記(2008/8/31)参照)
夏場はガソリン代とか高速代とかでピンチだけど、秋になって遠出が減ったのと、ボーナス払いという強力な味方があったので、まだ実戦で使う機会が多いうちに購入することにした。
大阪に出かける前日に購入したので、新幹線の中でマニュアルを読むにわか設定だけど、こういったものは実戦で使ってみないと使い勝手とかわからない。
結果は連射の画質は全然こちらが良いし、液晶も見やすい。ただ、使い勝手は慣れないせいもあるかもしれないけどオリンパスの方が上のようだ。
一眼レフで鍛えただけのことはあるような気がする。(ちなみに値段はカシオの方がオリンパスの倍くらいの7万後半だった、左がEX-FH20)
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幻四郎さんにあって、早速大阪城に連れて行っていただく。端境期のようで、一時に比べて数が少ないと言うことだったけど、着いてすぐチラチラと地面近くを飛び回るクマソを見つけることが出来た。
芝生の間にはカタバミが生えていて、その花で吸蜜する個体。
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タンポポで吸蜜する個体などがいた。
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♂の翅表は明るいブルーだけど、ルリシジミほどには輝きは強くない感じ。
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♀の翅表は前翅は青色鱗の載ったシルビアみたいで、後翅にはおしゃれなオレンジ紋がある。♀の方が断然好みかな。
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早速大阪城を背景にした広角にもチャレンジするが、このEX-FH20にはターゲットマークの自動追尾機能があって、真ん中のターゲットでピントを合わせたあと、シャッター半押しでカメラを振るとそのターゲットが移動して画面の隅でもピントと露出を合わせてくれる。
最初にターゲットの位置を設定しなくてすむのでなかなか便利だ。ただターゲットの追尾がやや遅い感じはする。
写真の方はクマソがなかなか思い通りの所には止まらず、一応の証拠写真程度になってしまった。
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その後別の場所に案内していただく。ここでは前回百頭近い数がいたということだったけど、その後駆除されてしまったとのこと。
ついてみるとそれでも10頭以上の個体を見ることが出来た。
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ここには吸蜜植物などもないので、飛翔写真の方にチャレンジ。
まずはD300で撮影するが、小さくてソテツの間を飛び回るのであまり大した写真は撮れなかった。
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ただ、高層ビルを背景にした飛翔はそれなりに面白いかもしれない。
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次にEX-FH20のバスト連射を使ってみる。
初めてと言うこともあって設定がうまくいかず満足のいく写真は撮れなかったけど、一番気になっていた画質の点では、900万画素と言うこともあってかなり満足のいく出来だ。
ここでは秒30コマを使ってみたけど、動きの早いシジミの場合、意外に写っている枚数は少なかった(ここの3枚は間引きしたものです)。
この次は秒40コマで撮影してみることにする。
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今まで同様、デジイチを2台もって、腰のポシェットこのコンデジを入れて歩けるので、それぞれ撮影目的の違った高性能のカメラを3台持ち歩けるのは撮影の幅が広がって大変楽しみだ。

by dandara2 | 2008-09-23 18:55 | 吸蜜 | Comments(22)