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2016年 08月 04日

富士の山麓で(2016/7/30)

7月30日は富士山麓に出かける。
昨年はホシチャバネセセリを撮影できなかったけど、今年はどうだろう。

最初はクロシジミのポイントへ行く。
ここも最近は人が入らなくなって、ススキなどが大きくなってきたので、後何年もつかなという感じになってきた。

一通り探してみるけど見つからない。
心配が現実のものになってきたかと思うけど、家内の "いた!" という声に一安心して駆けつける。

お腹の大きなメスだった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

さらに探すと、今度はオスを見つける。

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ニコンD500 ニッコール70-200


今年はいつもとは少し違う場所で発生しているようだ。
やはりアリの巣が草が茂って場所が動いてきているのかもしれない。

別のメスが飛び出して枝にとまった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


やや逆光で、翅が良い加減に透けている。

小飛して別の枝にとまった。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


このメスは、見つけた時はやけに黒っぽいなと思ったけど、撮影した後写真を見るとそうでもない感じ。
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ニコンD500 ニッコール70-200


クロシジミのメスだから、産卵を期待するけど、この日はそのそぶりがなかった。
周囲を見てもアリの姿がなかったから、仕方ないのだろうけど今後が心配だ。

ここでは初めてのコキマダラセセリもいた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


いつもだと8月に入ってから撮影に来るので、気が付かなかったのだろうか。

この日はホシチャバネの確認も気になっていたので、ある程度の目途がついた時点で切り上げて移動した。

ホシチャバネのポイントで最初に出迎えてくれたのがサカハチチョウ。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


その後が続かない。

すぐに撮影できるだろうと思っていたミヤマカラスシジミさえ見つからない。

そのうち家内が、大きな黄色い蝶がいた! というので探すと、カセンソウでヤマキチョウが吸蜜していた。

やれやれ良かったと思って、草被りだけどとにかく撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200

少し飛んで葉の裏に止まると、周囲に紛れてどこにとまったのかわからなくなる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ようやく少しまともな写真が撮れて安心する。
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ニコンD500 ニッコール70-200


この後すぐに飛んでしまった。

近くのカラスザンショウの花を見ると、ミヤマカラスシジミも吸蜜していた。

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ニコンD500 ニッコール70-200


止まっている位置が頭より少し高いので、体の一部が隠れてしまうことが多く、ニコン1J5を持ち上げてようやく全体の雰囲気のわかる写真も撮れた。
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ニコン1J5 1ニッコール10-30


いつもホシチャバネがいるあたりのカセンソウを見ると、やったー今年も吸蜜している。

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ニコンD500 ニッコール70-200


家内が撮影した写真は、背景がうまく処理されていて、良い感じの写真になっていた。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


これで目的としていた種類がすべて撮影できたので一安心。

ミヤマカラスシジミがチダケサシの花で熱心に吸蜜していて、驚いて飛んでもまた同じ花に戻ってくる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


余裕ができて、ゆっくり撮影することが出来た。
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ニコンD500 ニッコール70-200


高速が混まないうちに帰ることにする。

車に戻る途中の道でホシチャバネが吸水していたけど、飛んで葉の上に止まる。

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ニコンD500 ニッコール70-200


コントラストがきつくて写真にならなかったけど、一応オスのようなので、吸蜜していたメスとで雌雄が撮れてよかった。




by dandara2 | 2016-08-04 15:12 | 吸蜜 | Comments(22)
2015年 07月 29日

山梨のキリシマミドリシジミ(2015/7/25)

7月25日は虫林さんと一緒に、山梨のキリシマミドリシジミを探しに出かけた。

7時前にポイントに着いたけどなかなか出てきてくれなくて、二人ともあきらめ気味になった9時ころ、突然背後から現れて、少し離れたカシの葉の上に止まった。

ちょっと距離があったので、いくら目を凝らしてもどこに止まったかわからなかったけど、虫林さんのレンズの方向や、撮影された写真の周囲の葉の様子を確認して、ようやく画面にとらえることができた。
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ウラギンシジミと一緒で、裏面の銀色も周囲の色に溶け込んで結構な保護色になるようだ。
一人だったら撮影できたかどうかわからない。

やがて翅を開いた。
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緑に輝いて綺麗だ。

数頭のキリシマミドリが翅を輝かせながら飛んでいるが射程距離には入ってくれない。

かれこれ1時間くらい待った時に、ようやくもう一度チャンスが訪れた。
さっきよりはもう少し近い位置に止まってくれた。

翅の傷み具合から同一個体のようだ。
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またゆっくりと翅を開く。
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手振れをしないように気を付けて慎重に撮影する。
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日が当たり、暑くなってきたら姿を現さなくなったので、キリシマミドリシジミの撮影は切り上げて、どこに行こうか相談の結果、虫林さんが3週間くらい前に撮影したクロシジミのポイントに行くことにする。

ポイントに着いて歩き始めるとすぐに新鮮なメスが出迎えてくれた。
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斑紋のくっきりした美人さんだ。

気を付けてみると何頭ものクロシジミが止まっていた。
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先ほどの美人さんは、ススキに止まって周囲に注意を払っている。
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クロシジミは蝶にしては例外的に、考えていることが明白に態度に出てきて面白い蝶だ。

アリが来ているアブラムシの近くに卵を産む習性があるけど、アリは決して友好的ではなく、アブラムシを守るために、近づくクロシジミを攻撃したりすることがある。

その合間を縫って産卵するので、かなり高度な状況判断力が必要とされる。
蝶にしてはかなり頭が良い部類に入るだろう。


アリが守っているアブラムシの近くにはすでにいくつもの卵が生まれていた。
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その様子をクロシジミがじっと見ている。
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やがて近くに止まって産卵を始めた。
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産卵も撮れたので、飛び立つところを撮影するけど、斑紋のくっきりした個体だ。
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雌の撮影が一段落したら、雄が飛んできた。
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やがて翅を開くけど、ブルーにはひからなかった。
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キリシマミドリを待っている間にザトウムシを撮影した。
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ダニの仲間らしいけど(最近の研究ではサソリなどにも近いとか)、前から一度見てみたいと思っていたので喜んで撮影。
もう少し何とかしたかったけど、逃げられてしまった。

それから、クロシジミのいた草地にはツノトンボもいた。
f0031682_941887.jpg


最近数が減っているらしいのでラッキーだった。

虫林さん、いろいろありがとうございました。

by dandara2 | 2015-07-29 21:00 | 産卵 | Comments(10)
2014年 08月 20日

富士山麓の蝶(ゴマシジミ:2014/8/16)

8月16日はキマダラモドキが撮りたいと言うkazenohaneさんを案内して富士山麓に行ってきた。
現地ではnaoggioさんご夫妻とお会いする。


前回来た時にはキマダラモドキはすぐに撮影できたので今回も楽観視していた。

ところがこれが大誤算、まったく見つからない。
わざわざ遠くからお出でになったのに撮影できないでは困るのでかなり熱心に探したけど全くダメ

・・今年は数が少ないようだ。

前回はほとんどいなかったキマダラモドキの採集者も何人もいた。

個人的には撮影しようと思っていたゴマシジミが撮影できてよかったけど。

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キマダラモドキを探して移動しているときに、daronさんにお会いする。
すぐ近くで、ゴマシジミが止まっているというので案内してもらうと、運の良いことにクサフジに止まって吸蜜を始めてくれた。

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結局これがこの日のベストショットとなった。

近くではヒメシロチョウも吸水していた。
魚露目で撮影するけど、レンズに指紋か何かがついて画像が甘い。

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本来なら没画像だけど、今後の戒めにあえて載せておきます。
(自分の日記も兼ねているので…)

魚露目の付いたTG-2は肩から斜めにぶら下げているのだけど、レンズが腕や手にあたることもしばしば。
魚眼なのでレンズか飛び出ていて、気を付けないと今回のように汚れてしまう。
これからはキャップをするか、撮影の都度レンズを確認する習慣を身に着けよう。

ヤマキチョウも気になったけど、時間の都合もあるので、もう一つのリクエスト・・クロシジミを撮影に移動する。

車を止めて歩きはじめると、kazenohaneさんが路上に落ちたミヤマカラスアゲハを見つけた。
ここでは車を止めてからポイントへ向かう山道に入る寸前にミヤマカラスを撮影することが多い

車の通りが多いので、それに巻き込まれてしまう個体が多いみたいだ。

まだ生きているようなので、近くの葉の上に退避してもらう。

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これだけでは絵的に面白くないので、咲いていたシシウドの花に載せてみた。
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飛ぶほどには元気はないけど、不自然な形になるほどには弱っていなくて、今年もここでミヤマカラスアゲハが撮れたよと言う記録にはなった。

クロシジミのポイントにつくが、今にも雨が降りそうな天気になってきて、蝶の姿は見当たらない。
探していたら、ジャノメチョウの交尾個体がいた。

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やがて雨が降り始めて、ここでも撮影できなかったら、遠くからお出でになったのに申し訳なさすぎると思って必死で探す。

目の片隅にチラッと蝶の姿が見えたので見ると、クロシジミが産卵しているところだった。

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やれやれよかったと、大声でkazenohaneさんを呼ぶけど、おいでになった時には飛び立って木の上に止まってしまった。
それでももう一度くらいはチャンスがあるだろうと、そこで待つことにする。

雨がひどくなったので雨具を出して、ふと振り返ると、ちょうど葉の上に降りてきたところだった。

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かなり傷んだ個体だったけど、それでも撮影できてほっとして帰ることができた。



by dandara2 | 2014-08-20 22:58 | 産卵 | Comments(10)
2014年 08月 06日

富士山麓の蝶1(クロシジミ:2014/8/2)

8月2日は、富士山麓にクロシジミ、ホシチャバネセセリなどを撮影に行ってきた。

少しゆっくり目の7時少し前に家を出たら圏央道が大渋滞。
圏央道が渋滞しているのは初めて。
6月末に東名高速につながった影響だろうか。
小仏トンネルを過ぎたら渋滞も解消したけど、帰りも渋滞になるのかと心配になる。

クロシジミのポイントに入る手前で明るい黄色のセセリが飛び出した。
見るとコキマダラセセリ。

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家内撮影

ここでは初めて見るような気がする。
飛び方もゆっくりで、少し飛んではすぐ止まる。
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雌だけど羽化間もない個体のようだ。
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ポイントに着くとすぐにクロシジミが現れる。
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何頭かがいて、翅も開いてくれた。
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家内にこの個体を見てもらっている間に周囲を見て回る。

少し草が伸びてきたように思うけど、そこそこの個体数がいて一安心。

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家内の所に戻ると、産卵を撮影していた。

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家内撮影

この個体も魚露目で撮影して、また少し周囲を見て回る。

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家内の声にそちらに行くと、ノリウツギにクロシジミが吸蜜に来ていた。
しかも3頭も。

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(家内撮影)

魚露目でも撮ろうと近づくと、3頭のうち2頭はぱっと飛び立った。
後で確認すると、2頭とも雄だった。
雌は全く動ずることなく吸蜜を続けていた。

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この近くには以前ゴマシジミもいたので少し探してみるけど見つからなかった。
代わりにホシミスジなどがいた。

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ホシチャバネの場所に移動しようと歩き始めて、道路に出る寸前にまたクロシジミにあった。
道路のすぐ横で見るのは初めて。

シダに関心を示しているので見ていると、どうも産卵のためにアリを確認しているような仕草だ。

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アリにしてはおかしいので様子を見ていると、もぞもぞと這い出してきたのは甲虫の一種。
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それに気づいたクロシジミはあわてたように飛んで行った。



by dandara2 | 2014-08-06 13:50 | 産卵 | Comments(12)
2013年 08月 03日

富士山麓の蝶(クロシジミ:2113/8/2)

8月2日は富士山麓にクロシジミとホシチャバネセセリを撮影に行った。
クロシジミのポイントに向かって歩きはじめると最初に出迎えてくれたのはホソバセセリ。
センニンソウで吸蜜していた。
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クロシジミのポイントで最初に見かけたのはかなり傷んだ個体。
あれっと思って探すと次に見かけたのも痛んだ個体。
今年はもう遅いのかな、でも発生はだらだら続くはずだから、新鮮な個体もいるに違いないと思ってみると、ようやく新鮮な個体を見つけることができた。
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さらに探すと、産卵したそうなメスを見つけた。
丈の低い木に止まってクロオオアリの動きにじっと注意を払っている。
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そのうち産卵を始めるけど、この木にいるクロオオアリは神経質で、産卵しようとするクロシジミに飛びかかる。
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家内撮影

クロシジミは驚いて飛びのいてなかなか産卵することができない。

この木への産卵をあきらめた雌は、飛び立って近くのススキに産卵した。
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家内撮影

その後も別のススキに産卵しようとして様子をうかがっている。
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ただ、この位置は地面から15cm位。
産卵をマクロでとらえるには、溶岩の小石の上に膝や肘をつかねばならず、何度かチャレンジしたけど痛くて長くはこらえられない。

それで、魚露目を使って下から撮影することにした。
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すでに数卵が産み付けられているけど、何とか産み付ける瞬間をとらえることができた。
尾端に産み付けられたばかりの卵が見えている。

魚露目を使って産卵シーンを撮ることは今年のテーマとして狙っていたことだけど、なかなか思い通りの写真が撮れなかった。
ようやく狙いに近い写真を撮ることができた。

その後この雌は近くの枯れ枝に止まって小休止していた。
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次の産卵を狙って様子を見ていたら、いきなり開翅した。
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少し離れた場所に様子を見に行っていた家内が戻ってきて、別の場所にもクロシジミがいるという。
行ってみると雄が何頭かいて、翅を開いているものがいた。
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紫色の輝きは撮れなかったけど、雄の開翅は久しぶりに撮影した。

ここには何頭もヒョウモンがいたけど、花もなくてまったく止まらず写真が撮れなかった。
木に囲まれた草地で、一頭のヒョウモンが草に止まったので撮影するとオオウラギンスジヒョウモンだった。
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また、先ほどクロシジミを探していた家内はホシミスジを撮影していた。
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家内撮影

十分な写真が撮れたので、ホシチャバネセセリの場所に移動することにする。

by dandara2 | 2013-08-03 19:56 | 産卵 | Comments(22)
2012年 08月 12日

クロシジミの産卵(2012/8/3)

ヒメヒカゲ、アカセセリを撮影した日は家内の実家にとまり、翌日はクロシジミ、ホシチャバネセセリを撮影しに富士山麓を訪ねた。
車を置いて歩き始めたら家内が、「今年はミヤマカラスアゲハのお出迎えはあるかしら」と言う。
昨年もこの時期にここに来たら最初にミヤマカラスアゲハが出迎えてくれて手乗りにもなったけど、毎年そんなことがあるわけないと思っていたら本当にミヤマカラスアゲハが出迎えてくれて、今年も手乗りになってくれた。
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クロシジミのポイントに着くと、こちらもさっそく雌が出迎えてくれた。
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他にも個体がいないかと探して周辺を回って戻ると、家内がクロシジミが産卵をしているという。
私が行ったときには産卵は終わっていたけど、家内が撮影した写真の中には産卵中の雌にアリが絡んでいるのが写っていた。
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(家内撮影)

そこで、アリとクロシジミの関係に少し注意しながらここで粘って撮影することにする。
クロシジミの雌が好んで静止するところには必ずと言っていいくらいアリがいて、ときには両者が遭遇することがある。
クロシジミはありと遭遇しても特に目立った動きは見せないけど、アリはクロシジミに興味を示して体に触れたりして確認することが多い。
f0031682_1036556.jpg

だからといって特に攻撃的な行動に移ることはない。

産卵衝動に駆られたメスは、アリの動きに注意しているけど、アリと言うよりはアブラムシに絡むアリの動きに注意しているように見える。
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この写真でも、クロシジミの視線の先、画面の下の方にはアブラムシに来たアリの姿が黒い点で見えている。
アブラムシの世話をしているアリは外敵の侵入に敏感で、ここにうっかりクロシジミが近づくと攻撃をされる。
その時にはさすがのクロシジミもあわてて逃げ出す。
それで、産卵しようとするメスはアリの動きをじっと注意してしばらく見つめていることが多い。
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この写真ではありの姿は写っていないけど、卵のある位置の裏側でアリがアブラムシの世話をしている。
もしアリが写っていたら結構迫力があって、今年狙っている写真に近い写真になるんだけれど少し残念。
コンデジの小さな液晶画面では細かなアリの動きまで分からない。

タイミングを見計らってクロシジミが産卵場所に近づいてすかさず産卵を始める。
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飛び移った時点で攻撃をされることも多いけど、産卵を始めるとある程度産卵するまではアリが近づいてもそのまま産卵を続けることが多いようだ。
ここである程度粘って満足するだけの写真が撮れたので、次にホシチャバネセセリを狙って移動することにする。

ところがホシチャバネセセリがなかなか見つからない。
最初に見つかったのはミヤマカラスシジミ。
雄はテリ張りをしている。
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私は気が付かなかったが、家内はチダケサシで吸蜜している写真を撮っていた。
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(家内撮影)

雌は産卵体制をとりながら枝を歩き回っているけど、実際に産卵したかどうかはわからなかった。
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このメスは最初何気なく撮ったけど、よく見ると外縁の白線が広がっていてきれいだ。
このような個体は初めて撮影した。
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かなり歩き回ってもホシチャバネセセリは見つからないので、半分あきらめた時にカセンソウの花の上で吸蜜するホシチャバネセセリを見つける。
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よく見ると周囲に数頭のホシチャバネセセリがいて、いずれも黄色のカセンソウで吸蜜している。
やや擦れ気味で光線が強いので撮影は難しいけど、なるべく丁寧に撮影する。
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最後に魚露目でこの場の雰囲気が出るようにして撮影。
背景は富士山、ちょっと雲に隠れてしまっている。
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帰りがけに、この場にもクロシジミがいた。痛んでいるけどここでは初めての観察になる。
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by dandara2 | 2012-08-12 10:48 | 産卵 | Comments(14)
2011年 08月 10日

山梨の高原で(2011/8/3)

8月3日は山梨にクロシジミとヤマキチョウを見に行く。
クロシジミは撮影できることは確実だけど、ヤマキチョウは2005年に撮影しただけなので撮影できるかどうか判らないけど、前日にお会いした「蝶の観察記録その2」の霧島緑さんに撮影した場所を伺ってみたら、2005年に撮影した場所とほとんど変わっていないことが確認できたので期待は出来そうだ。
車をおくとすぐにミヤマカラスアゲハが吸水に来ているのに気がついた。
やはり後翅にユリの赤い花粉がついている。
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クロシジミのポイントに着くとすぐにクロシジミが目についた。
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付近には数頭の♀がいたが、ある♀はヒメジョオンで吸蜜したり
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その場で翅を開いたりして良いモデルになってくれた。
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近くのススキにはクロオオアリがアブラムシに来ていたが、その様子をクロシジミがじっと見ていたので、これは産卵するに違いないとその場で粘ることにする。
すでに産卵された卵も見えている。
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この時はクロシジミに近づいたクロオオアリはクロシジミに突っかかるような仕草も見せて、その都度クロシジミはビックリしたように飛び退いていたが、やがて意を決したように近くの葉に産卵をはじめた。
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全部で9卵ほどを5分位の間に産んだが、1卵はしぼんだように変形している。
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別の個体はアザミにも関心を示していて、最初はアリがいるようには見えなかったけど葉の間からアリが顔を出してクロシジミに興味を示したように軽く触れていた。
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(家内撮影)

やがてクロシジミは産卵をはじめたが、アリが触角で触れているようだ。
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(家内撮影)

充分写真が撮れたので、次にヤマキチョウを探しに移動した。
探し始めてすぐに家内が飛び出したヤマキチョウを見つけてくれた。
なかなか静止しないので追いかけると、ようやく葉の裏に静止した。
逆光で見にくいが、とりあえず撮影。
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静止した様子はまるで葉に紛れて、このまま飛び出したりしなければ見つけることは難しいに違いない。
黄緑色の翅裏の色合いも、こんな時には実に良く周囲に紛れるように出来ている。
ストローが完全に収納されていないのは羽化間もない個体だからだろうか。
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ここにはホソバセセリもたくさんいたが少し痛んでいる個体がほとんどだった。
もう少し早ければ金色に輝いてきれいだったに違いない。
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(家内撮影)

それでも吸蜜シーンを見せてくれたりして良いモデルになってくれた。
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ここでのもう一つの目的はホシチャバネセセリ。
少し時期が遅いような気がしたけど、草原の中にちょこんと止まってモデルになってくれた。
気温のせいか止まるとすぐに翅を開いて、裏面を撮影するチャンスが少なかったのは残念だ。
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(家内撮影)

それでも止まってすぐにと、軽く息を吹きかけると翅を閉じてくれるので、この吸蜜シーンではようやく好きな裏面を撮影することが出来た。
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ここにはミヤマカラスシジミもいて、丁度咲き始めた山椒の花で吸蜜してくれたのでいつもとは少し違う写真が撮れた。
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この個体は随分尻尾が長いような気がする。
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これで狙いとしていたクロシジミ、ヤマキチョウも撮影できて満足して帰宅することができた。

by dandara2 | 2011-08-10 10:36 | 産卵 | Comments(18)
2010年 08月 09日

クロシジミの交尾とアリの行動

8月5日~7日は息子夫婦と夏休みを一緒に過ごした。
孫も3歳になったので、富士急ハイランドや富士サファリパークなどで過ごした。
初日は富士急ハイランドで遊ぶというので、遊んでいる間にゴマやクロシジミのポイントに行ってみることにする。
車をおいて歩き始めると、ミヤマカラスアゲハが地面に止まっている。
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近づいても逃げないので、かなりの枚数を撮影した。
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その後ゴマのポイントに行くが、やや早いのか個体数は少なく、撮影できた写真も証拠写真程度になってしまった。
ここもススキなどの背丈が伸びて、ワレモコウの数が少なくなってきたのでいつまで発生が続くだろうか。
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クロシジミを捜して歩いていると、前方で2匹がスクランブルをしている。
そのうちすごいスピードで飛んできたかと思うと近くのススキに止まった。
急いで近づいてみると、交尾が成立していた。
♀はいやがって逃げているように見えたけど、そうでもなかったようだ。
風が強くススキの葉が揺れるので、根本の方を手で押さえながら片手で撮影する。
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そのうちアリが登ってきたと思ったらクロシジミに気がついて調べるような動作をしている。
クロシジミの方は特にいやがる様子もなく、ほとんど無反応だった。
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そのうち♀の体にはい登って調べ始めるが、それでも一見すると無関心な感じだった。
この一番迫力のあるシーンの時には、家内にもアリとの絡みを撮影してもらおうとしていた時なので、あっと思ってもとっさにカメラが出ずにちょっと残念なことをしてしまった。
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(家内撮影)

迎えの時間もあるので、適当なところで切り上げるが、貴重なシーンを撮影できて充分満足できた。

翌日はサファリパーク。楽しい一日を過ごしたようだ。3歳も後半なので、あるいは幾つかは記憶に残るかも知れない。
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7日は息子夫婦を最寄りの駅まで送ったあと、キリシマミドリシジミ狙いで先日のポイントまで行ってみる。
時間がやや遅いのと、暑すぎるのかテリ張りをする♂は見られなかったが、良さそうな場所を叩いてみたら♀が飛び出した。
距離もそれほど遠くなかったので、長竿を置いてカメラをかまえたが、視線を外してしまったのでどこに止まっているかわからなくなってしまった。
確かに葉裏に止まったのは見えたのだが、♀のあの模様は見事な保護色になっているようだ。
動かないのでじっくり捜せばいいのに、初めての♀だったので気が焦ったのか、再度中竿を持ち出したらぱっと飛び出して見えなくなってしまった。
長いこと撮影をしてきたが、この時位悔しい思いをしたことはなかった。
チャンスの神には前髪しかないと言う諺通り、いくら悔やんでも仕方ない。
次回には絶対にものにするとリベンジを誓ってポイントをあとにした。

by dandara2 | 2010-08-09 00:34 | 交尾 | Comments(18)
2010年 07月 25日

キリシマミドリ初挑戦・・敗退、ちょっとしたハプニング

7月24日の土曜日は、banyanさんと一緒にキリシマミドリシジミ狙いで神奈川県へ。
途中大型トラックの事故による大渋滞で、現地で待ち合わせた虫林さんには2時間以上も待たせてしまった。
結果から言うとキリシマミドリシジミにはまだ早かったようで見ることは出来なかった。
そのポイントで撮影できたのはヤマユリに吸蜜に来たヒメキマダラセセリのみ。
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この写真、現地でお会いした相蝶会の方にヒメキマダラセセリと言ってモニターを見せたら、コキマダラセセリだよと言われた。
その時はそうなのかなと思って、ああそうですかと言ったのだけれど、自宅で見直してみてやっぱり以下の点でヒメキマダラセセリのように思える。
①前翅外縁の先端が自然なカーブで下に下がっている。
 コキマダラセセリでは前端部がアカセセリ同様上に上がる。
②前翅裏面燈色班の外側に黒色部がある。
 コキマダラセセリでは、燈色斑の外側は黒くならない。
③翅脈が黒く浮き出ている。
皆さんのご意見はいかがだろうか。
ヒメキマダラセセリって、図鑑では他種との区別点が難しいようには書いていないけど、写真ではヘリグロチャバネとか、コキマダラセセリ(特に♀)と区別が難しいように思う。

さて、次の場所に移動しようとしてクルマのキーをひねったら、パキンと音がしてバラバラになってしまった。
以前キーを落としたことがあって、その時にプラスチック部分にひびが入ったのだけれど、特に支障なく使っていた。
それが今回は見ての通り。
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エーどうしようかと思ったけど、虫林さんなどに協力してもらいながら、とりあえず先端部分を差し込んでまわしてみた。
ただ、指の力では最後のスタート位置までは回らない。ペンチ類も持っていないので、キーをぶら下げていた小さなカラビナをテコ代わりにしてまわしたら、何度目かにようやくエンジンがかかった。
次にエンジンを切ったらまたうまく動くか自信がなかったのでこのまま帰ろうかと思ったけど、まだ何も写真が撮れていないので別の場所で同じくキリシマを捜しているヘムレンさんの所まで行くことにする。
最悪エンジンをかけっぱなしにして、撮影しようかと思ったけど、キーを付けたままエンジンをかけっぱなしで置いておくとドアもロックできず、あまりに不用心なのでとりあえずエンジンを切って、ヘムレンさんにこんなことがあったと話したら、ラジオペンチを持っているので貸してくれるという。
それを借りて試してみたら、ちょっと苦戦したけど何とかエンジンもかかった。
やれやれこれで一安心。
その場でもキリシマには少し早いようなので、キリシマは次回に再挑戦と言うことにして、富士山麓のクロシジミを見に行くことにする。
クロシジミはあまりの暑さのせいか、すごい早さで飛び回るが、それでも何とか撮影成功。
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次には、ホシチャバネセセリとミヤマカラスシジミ狙いで転戦。
ポイントに着くと、水溜まりにシロチョウとキチョウの集団吸水が見られた。
よく見ると、ホソバセセリとホシチャバネセセリの姿も見える。それにたくさんのハエの姿も。
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この時はわからなかったが、後で撮影した写真をよく見ると、シロチョウはヤマトスジグロシロチョウだった。
ホソバセセリは良く止まって写真を撮らせてくれた。
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ホシチャバネセセリはチラチラと飛び回ってなかなか写真が撮れなかったが、ようやく葉に止まったところを撮影。
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それにホソバセセリと仲良く吸汁しているツーショットも撮影できた。
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最後にはbanyanさんの背中に吸汁に来たところも撮影。banyanさんには長いこと同じ姿勢をとらせて申しわけありませんでした。
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その場所を後にしてミヤマカラスシジミを捜していると、チラッと動く影が見えたので探しにはいると♂を発見。
それを撮影していると、banyanさんが交尾個体を見つけてくれた。
それっとみんなで撮影会。
こちらの写真は、目線のままだと右側の個体の目が葉の影になってしまうので、D300Sのバリアングルファインダーを使用して少し高い位置から撮影してみる。
使い勝手は今一だけど何とか撮影できた。
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その後ススキの所に飛んだ(いじっていたら飛んだ(^^ゞ )のでそちらも撮影。
キリシマミドリは撮れなかったけど、これで何とか格好がついたねとお互い喜び合う。
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そこで皆さんと別れて帰ろうとして、バラバラになったキーを手に持ちながら荷物を整理していたら、キーンと音がしてキーの先端が下の草むらに落ちてしまった。
荷物を整理している時に、キーが落ちたらやばいなと思っていたのに、その通りになってしまった。
あせって草をかき分けてみたら、幸いすぐに見つかった。
みんなには何事もなかったように挨拶して別れたけど、先ちょの部分しか刺さっていないキーを見ると何となく不安。
何かひとつでも間違えたら大事になるところだった。
エンジンを止めると怖いのでそのまま家まで直行する。渋滞も大したことがなかったのが幸いだった。

by dandara2 | 2010-07-25 23:40 | 交尾 | Comments(28)
2009年 07月 09日

信州遠征(ゼフィルス以外の蝶)

カシワ系のゼフが全体的にやや早めのようなので、別のポイントへ移動する前にクロシジミを観察に行った。
長野県ではクロシジミは絶滅寸前でほんとに限られた場所にしか生息していないとのこと。
胸まであるススキを掻き分けながら探すと、何頭かのクロシジミが現れた。時期的にはまだ♂の時期の感じで、盛んにテリ張りしては追飛を繰り返していた。
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裏面の色合いにはいくつかあって、これは一般的な茶色の色合い。
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こちらはやや白化した個体。
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朝露でズボンはぐっしょりになったが、アイノミドリを求めて次のポイントに移動。
ここではゼフ類はあまり良い写真が撮れなかったけど、コヒョウモンモドキが今年も迎えてくれた。
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昨年もかなりの枚数を撮影しているので、今年は飛翔狙い。
飛翔コースが単純なので比較的撮影しやすい。
翅を打ち下ろして表面が見えるところ。
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こちらは裏面、きれいにピントが合ってくれた。
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これは裏表とも撮影できた。背景からもわかるように一連の撮影の中できれいに捉えることが出来た。
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飛翔を狙って♂を追いかけていたら、アザミで吸蜜している♀のところに止まった。
マクロ用のカメラに変えている時間がないので、飛翔用のままノーファインダー、目測で撮影。
うまくピントが合っているか心配だったのでカメラを変えようとしたら♂が離れてしまった。
後で写真を見ると一応ピントが合っていたので一安心。距離感がだんだん身についてきたようだ。
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その後キマダラモドキのポイントに移動。
やや早いかなという気もしたけど、新鮮な個体を何頭か見ることが出来た。
最初に見かけたのは♀、いつもは発生期の終わりごろに見ることが多いのでこのように新鮮な個体を撮影出来てうれしい。
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そのうちcactussさんが、明るいところに止まってるキマモがいると知らせにきてくれた。
駆けつけてみるとこちらは♂のようだ。
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ミヤマカラスシジミの様子を見に行っていたkmkurobeさんから、スジボソヤマキが交尾しているとの連絡が入り、みんなでそちらに移動。
葉の裏で交尾しているペアは指差して教えてもらってもすぐにはわからない。良くこんなのを見つけたなと思って聞くと、他の♂が絡んでいて見つけたとのこと。
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近くでは他の雌雄も絡んでいたので、とっさにマクロで撮影。
ノイズを避けるためにISOを250に設定して、絞り優先なので動体ブレをしてしまった。
カメラの進歩は早いので、最近のカメラを使っているとD200の古さを感じてしまう。
孫が生まれた時に買ったから、まだ2年と7ヶ月。うーん・・・・
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by dandara2 | 2009-07-09 10:21 | 交尾 | Comments(18)