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2014年 07月 02日

40数年ぶりの北海道旅行1(2014/6/27.28)

6月27日から29日まで北海道に行ってきた。
北海道は銀塩時代に何回か大雪山に登ったけど、デジタルになってからは初めて。
とにかく北海道の蝶をすべてデジタルで撮りなおしたい。

銀塩時代は北海道に行けるのは勤め先の学校が夏休みになってからだから、いつも7月20日過ぎ。
ウスバキチョウはかなり色あせた個体しか撮影できなかった。
定年になって、ようやく6月に出かけられるようになったので、元気なうちに大雪山に登ることにする。

ただ、孫の面倒見があるので、嫁に27日の金曜日は休暇をとってもらい、何とか3日間のフリーな時間をひねり出した。

ウスバキ以外にも大雪周辺の蝶を撮影しておきたいので、Noreenさんに相談したら、忙しい仕事の合間を縫ってお付き合いくださった。
ありがとうございました。

初日、旭川空港にNoreenさんが迎えに来てくれて、宿泊先までの間のポイントをいくつか案内していただいた。
ただ、今年の北海道は異常に暑く、蝶の発生もずれ気味なのか、目的の蝶には会えなかった。

それでも、エゾシロチョウの配偶行動を撮影できた。

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家内撮影

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家内撮影

ただ、宿で撮影した写真をハードディスクにコピーしていたら、自分の撮影した写真の一部が消えてしまっていた。
一緒に撮影したはずのこのシーンは消えていて、エゾシロで残っていたのはこの写真だけ。
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何年も前のハードディスクで、書き込み速度が遅く、最近の容量の多い写真には対応できないのかもしれない。
次の旅行までには買い直さないと。

エゾスジグロシロチョウは最近ヤマトスジグロと別れて2種になった。
それできちんと撮りたいと思っていたのでうれしい。
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上の個体は間違いないと思うけど、家内の撮影した下の個体が少し気になる。

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家内撮影

翅表の黒点の形状や前翅裏面中室の様子からはエゾスジグロでいいと思うのだけど、後翅の肩脈の突起が少し気になる。
このあたりに詳しい方がいたらご教示いただきたい。

翌日もNoreenさんが仕事に行く前の午前中に、カバイロとリンゴのポイントを回ってみる。

カバイロはかろうじて1頭が飛び出し、翅表を撮影できたけど、その後は飛び回るばかりでまったく撮影できなかった。

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家内撮影

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リンゴも有名ポイントで会った採集者が、「何か所もまわったけど全くいない。今年は暑くて、もう発生は終わってしまったようだ」と心細い話。

そんなはずはないととっておきのポイントに行ったところで、Noreenさんは仕事に行かれ、我々夫婦でリンゴを探すことにする。
お借りした長竿で木をたたくと、黒いシジミが飛び出した。

スモモでないのが気になったのと、リンゴってずいぶんカラスシジミに似ているんだなと思いながら喜んで撮影。
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Noreenさんにも電話で「撮れました」と喜びの電話を入れる。
ただ、何となく気になったので、宿に帰ってPC画面で調べたら・・・・がっくり、カラスシジミだった。

背まである藪がひどくてあまり動けず、スモモの木を確かめもしないで叩いたのがいけなかったのか、ここでもリンゴはすでに終わってしまっていたのだろうか。

カラスシジミ自体は今年撮影していないし、ストックもそれほどないので、北海道産のカラスシジミが撮れたのは結構うれしい。

ここにはヒョウモン類が多く、特にコヒョウモンはたくさんいた。

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その中に1頭、一回り小さく、色合いも明るいヒョウモンがいたので、「カラフトヒョウモン」と喜んで撮影。
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ただ、カラフトヒョウモンを見たことはないので、「・・だったらいいな」と注釈つきで撮影。
自宅に帰って調べてみたけど、どうもコヒョウモンのようだ。

久しぶりの北海道なので、ついつい欲目で見てしまう。

欲目で見た蝶と言えば、このコキマダラセセリ。

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最初はやったーカラフトセセリと思って撮影したけど、待てよここにカラフトっていたっけ。
とカメラのモニターをよく見たらコキマダラセセリだった。

ま、コキマダラセセリも本州では最近数が少なく、地元埼玉では絶滅状態だから、それはそれでうれしいんだけど。

ヒョウモンでは他に、ウラギンヒョウモン、ギンボシヒョウモンもいた。

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どちらも、ぱっと見の印象は、本州のものとは少し違う印象を受けた。
特にウラギンヒョウモンは明らかに色が薄い感じ。
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色が薄いと言えば、ヒメウラナミジャノメもいつも見るものとはずいぶん印象が違った。
裏面が白くて、飛んでいるとウラギンか何かのゼフと間違えてしまう。
飛ぶ高さも、結構高い木の上のほうを飛んでいたりする。

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家内撮影

本州のものと同じ種類とは言っても、北海道と本州では大陸からの侵入経路が違うので、そんな関係なのか、あるいは冬の低温が影響しているのだろうか。

何となくすっきりしないまま、時間も迫ってきたので、宿近くの別のボイントに出かける。
ここでの目的はカラフトタカネキマダラセセリ。

ポイントについて歩きはじめるとすぐに、明らかにコヒョウモンとは違うヒョウモンが吸蜜している。
ホソバヒョウモンのようだ。

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そしてようやくカラフトタカネキマダラセセリに会うことができた。

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とても小さくて、うっかりすると見逃してしまいそうだ。
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これでようやく北海道に来たなと言う感じが持てた。



by dandara2 | 2014-07-02 12:11 | Comments(14)