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2016年 06月 10日

小畔川便り(ミドリシジミ卍飛翔:2016/6/4)

6月4日はミドリシジミを撮影に行った。


目的は開翅ではなくて、卍飛翔の撮影。

まあ、開翅を含めて他のシーンも撮れればラッキーということで9時半位に現地に着く。

ポイントに近づいたら、採集者が2名、ここでは初めてだ。
挨拶をしてみるとそれぞれ良い方ではあったけど、これでは止まっているミドリシジミはいそうもないなとがっかりする。

少し離れた別の場所に行ってみると、ミドリシジミはいなかったけど、イチモンジチョウがいて、産卵しそうな雰囲気でスイカズラの周囲を飛んでいる。

落ち着かないので、食草に止まって産卵態勢をとるところを何回か撮影した。

その中のワンシーンに産卵後の卵まで写っているのがあった。

食草のところに飛んできた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

食草にとまる。
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体を曲げて産卵しているみたい。
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葉の裏側に移動した。
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撮影中は卵には気が付かなかったので確認はしなかったけど、前後の写真を拡大してみると、赤い矢印のところに産み付けられた卵が見える。

飛んできたところの拡大

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食草の下側に回ったが、赤矢印のところに卵が見える。
(上の写真の同位置には何もない)
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ミドリシジミは全く見られないので、嫌気がさしてきて昼食を食べたら帰ろうかと思ったけど、ネットの届かない高さにはミドリシジミもいるだろし、目的は卍飛翔だからその時間まではとりあえず残ることにする。

もう一度ポイントに戻り、栗の花を見上げていた家内が、ミドリシジミがいるという。
花の陰でよくわからないけど、ちょっとだけ翅の先が見えている。

採集者の人も周囲の木を叩きに来たけど、我々のいるところは遠慮したのか叩きには来なかった。

そのうちどこかに移動して行ったので、やっと落ち着いてミドリシジミを探すことが出来た。


家内が葉の陰で何かを吸っているというので見ると、鳥の糞か何かを吸汁しているようだ。

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家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

クリの花に吸蜜にきている個体もいた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

望遠で撮影した後は、広角でも撮影する。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

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ニコン1J5 1ニッコール10-30

そうこうするうちにスクランブルの時間が近づいてきて、飛び出したオスが低い位置で少しだけ翅を開いてくれた。

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ニコンD500 ニッコール70-200

ちょっと傷んでいたけど、この日唯一の開翅だった。

16時ころから卍飛翔が始まった。

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ニコン1V3 ニッコール10.5 1/4000 f5.0 ISO 3200

D500を常用することにしたので、この日から飛翔用のカメラをそれまでの1V2から1V3に変えることにした。

1V2は1400万画素で、秒15コマで撮影していたけど、1V3は1800万画素あり、秒20コマにした。
秒30コマ、60コマもあるけど、それだとバッファがすぐいっぱいになってしまうので(40コマ分位のバッファ量みたい)、2秒間位撮影できるこの撮影速度が、撮影距離を調節しながら撮影できるから、ちょうどよいかなと思った。

ファインダー部を外し、グリップだけをつけたので、少し身軽な感じになった。

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16時半を過ぎると太陽が木の間に隠れてしまうので、暗くて苦労するけど何とか撮影することが出来た。

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最初はどうなるかと思ったけど、何とか目的の撮影はできて、ほっとして帰宅した。



by dandara2 | 2016-06-10 16:00 | 産卵 | Comments(6)
2015年 05月 30日

小畔川便り(ウラギンヒョウモン:2015/5/25)

5月25日は自宅からそう遠くないところにミドリシジミの発生の様子を見に行くがまだ発生していないようだった。

帰りがけにテングチョウがいた。

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新鮮な個体で、1化の個体だろうか。

イチモンジチョウがイボタに吸蜜に来ていた。

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イチモンジチョウは良く見かけるけど、先日写真のストックを見たらほとんど撮影していないので、今年は丁寧に撮ることにしようと思っていたので喜んで撮影する。
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車のところに戻ると、ここでもイチモンジチョウがいた。
4m位の距離の所に止まっていたので、ちょうど良いと思って、同じ距離から、70-200と70-300のテレ端での像の大きさを比較することにする。
それぞれ35㎜換算で540㎜と810㎜になる。
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ニコン1V2 70-200

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ニコン1V3 70-300

蝶の大きさもそんな感じの違いがあった。
最短撮影距離近くでは、インナーフォーカスの影響でもう少し大きさの差が少なくなる。

ちょっと痛んだカラスアゲハの雌がアザミに来ている。

f0031682_05561705.jpg

痛んでいてもうれしくなって撮影する。

その後、コムラサキがそろそろ発生しているかなと思って、昨年見つけたギンイチのフィールド近くの柳の木を見に行く。

車を置いて歩き始めたらヒョウモンが飛んでいる。
しかもウラギンヒョウモン。

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ここは標高40mだから、サトウラギンヒョウモンと言うことだろうか。
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それなりの数の個体が飛んでいた。

気になったので、帰宅後調べたら、2008年に原聖樹氏が荒川流域の川島町で発見したとの記事があった。…"寄せ蛾記 137号 埼玉県川島町でウラギンヒョウモンを発見"

また、その中で、"巣瀬(2003)によれば、「本県平野部ではここ40年間本種の記録は途絶えている」" とあった。

ウラギンヒョウモンについては、もう少し離れた標高80m付近でも昨年に撮影している。

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2014年6月13日 撮影

この時はミドリシジミ撮影のついでに撮って、珍しいなとは思ったけど、記録についての知識はなかったので、ブログにも載せなかったと思う。

埼玉県の平野部での記録が2008年以降もあるのか、ないのか、ネットで調べた限りではわからなかった。

この場所は、この時期に来るのは初めてなので、例年発生しているのかどうかは不明。(この場所についてはしばらくの間伏せさせていただきます)

いずれにしても、自宅からほど近い場所でウラギンヒョウモンが撮影できるのはうれしくて、1V3のBMCで飛び立つところを撮影。

非常にシャープに撮れて、このレンズ結構使えるじゃんと喜んでしまった。

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これだけの写真が秒60コマでしかもRAWで撮れるのはうれしい。

コムラサキの方も期待通り発生していた。

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しかし、雄の探雌飛翔の時間でなかなか止まらず、止まってもすぐに飛び立ってしまって、かろうじて証拠写真が撮れたのみだった。
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コムラサキの飛翔を眺めていたら、少し離れたところに黒い塊がある。
枯葉か何かが引っ掛かっているのかと思ったけど、少し気になったので念のために見に行くと、ヒオドシチョウが羽化したところだった。

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蛹殻もある。

エノキではなくヤナギと言うところが気になったけど、考えてみればヤナギも食樹になっているので不思議はないようだ。

コムラサキを撮影しながら時々様子を見ていると、見つけてから15分位で翅を開くようになった。

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そして、見つけてから40分後に再度確認した時には姿が見えなくなっていた。



by dandara2 | 2015-05-30 06:16 | 初見日 | Comments(18)