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2014年 07月 18日

小畔川便り(セセリの飛翔:2014/7/15.16)

7月13日はミヤマシロの様子を見に行ったのだけど、現地に着いたら雨が降り始めて、ハクサンシャクナゲの写真を撮っただけで帰ってきた。

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15日は再度ギンイチの場所にぶらっと出かける。
ネジバナはほとんど終わっていて、写真にはなりそうもない。

草地を歩いていたら、ノカンゾウの花にキアゲハが吸蜜に来た。
ノカンゾウの花に蝶が来ているのは見たことがないような気がする。

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首を突っ込んで熱心に吸蜜していたけど、飛び上がるときには周囲に花粉を飛び散らしていた。
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雌はアカツメクサにも吸蜜に来ていた。
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川原沿いの草地にはコチャバネセセリがいた。

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新鮮なコチャバネセセリは金色に輝いて綺麗だ。
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それにギンイチモンジセセリ。
ネジバナは終わっているので、真夏の白い雲を入れて、ギラギラした感じを狙ってみた。
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この日のもう一つの狙いは、飛翔用のレンズを変えてみたのでその様子見。

今年はボケの問題で、ボケのきれいなニコンの18-55の18mm端(35mm換算で49mm)を使っていたけど、もう少し広角で、背景もそれなりに写るようにしてみたい。
そこで、お蔵入りしていたタムロンの10-24を引っ張り出して、10mm端(35mm換算27mm)の写りを試してみることにした。(今までは20mm位で使うことが多かったけど、ボケが気に入らなかった)

10mmだと被写体に近づかないといけないので、今回はその試しも。

コミスジがゆっくり飛んでいた。

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雌なのかきれいな個体だった。

広角での飛翔はやはり距離感が合わないし、背景の開けたところに出てくれなくて結果は散々。
まともな写真はこれ一枚だけ。

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小さな点光源のボケも気になるけど、そうでない部分のボケはまあまあかな。


16日にも再度同じ場所に出かける。
前日は撮影距離を変えてみたけど散々だった。
それで、今回は撮影距離は今まで通りで、10mmでの写り具合を見てみることにした。
いつも通りの距離感で、蝶がどのくらいに写るのだろうか。

ここの草原には、モンキチョウやモンシロチョウがたくさんいるので、飛翔の練習には便利だ。

それに、この日の午前中に、魚露目の手入れをしていたら、先端のねじがゆるんでいたので、何気なく回したら、ねじが外れて、中のレンズがみんな出てきてしまった。(その時の様子は気が動転していて撮影しそこなった…残念)

えー、これってなんなんだ~
ああでもないこうでもないとレンズを組み直して何とかもとに収めた。

果たしてこれでいいのか、実際に試して様子を見ることも目的の一つ。

組み直した魚露目で撮影したのがこの写真。

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鏡筒に入れたレンズの順番と、向きは大丈夫みたいでほっと一安心だ。

飛翔の方は、モンキもモンシロもいいモデルがいなかった。
セセリがたくさんいたので、この際だからセセリの飛翔にチャレンジしてみることにした。
速いので、ただ飛んでいるセセリはチャレンジしたことはなかった。

チャバネセセリがいたけど、吸蜜が終わるとあっという間に飛んでしまい、カメラで追うどころの話ではない。

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イチモンジセセリは数が多く、中には吸蜜に夢中であまり遠くに行かず、何度も戻ってきてくれる個体がいたので、それにチャレンジ。

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時々、2頭が絡むこともあり、少しスピードが落ちるのでそれにもチャレンジ。

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スピードが落ちるといっても、あっという間に飛び去るので、撮れたのかどうかの実感は全くなし。
家に帰ってPCで確認して初めて写っていることが分かった。

背景はそれなりに写っているけど、蝶の大きさはどうかな。
その日のテーマ次第と言うことかな。

イチモンジセセリに比べればギンイチの飛翔は楽だ。
追いかけても追いつけるスピード。

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ただ、草の間を飛び回るので、その意味では撮影しにくい。
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ヒメアカタテハが吸蜜していたけど、翅を開いてくれないので、シャッターを押しながら飛ばしてみた。
秒15コマで、2秒間くらいの撮影できるバッファがあるので何とか写っている。

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1V3ではこれが秒20コマで、バスト連射機能があるようだけど、グリップとレンズの付いたセットは納期が1か月から3か月位かかるらしい。
お金もないからすぐには買わないけど、なんなんだろう。

梅雨が明けて山に行ったときに、山背景の飛翔写真が撮れるかな?
ちょっと楽しみ。



by dandara2 | 2014-07-18 14:31 | 飛翔 | Comments(4)
2013年 10月 23日

小畔川便り(オリンパスTG-2:2013/10/21)

シーズンもそろそろオフになり、高速代、ガソリン代もそれほど気にしなくて良くなったので、先日TG-2を購入した。
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ニコン1V1に魚露目を付けたものと比較すると、大分コンパクトで軽くなった。
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ただ、カメラからすぐに魚露目が出ているので、うまく近づけるかどうか、蝶が驚かないか若干不安が残る。
この土曜日と月曜日に自宅近くで撮影してみた。
その使用感などを書いておこうと思う。

二コン1V1に二コン18-55+魚露目の組み合わせは、画質としてはこんなものかなと言う感じでは撮影できるのだけれど、絞りをf16以上、出来ればf22位まで絞りたいので、シャッタースピードが遅くなり、1/15 とか 1/30 になるケースも多い。
必然的にISOも上げざるを得なくなってしまう。

オリンパスのTG-2はコンデジだから絞りはおそらくNDフィルターによる調節。
と言うことは、絞り開放での画質ということになるけど、それで十分使える画質ならばシャッタースピードの縛りからは解放されそうな感じだ。

19日の土曜日は14時半過ぎに帰宅したけど、17時から団地の理事会の会合があるので、自宅前を15時から1時間位散策。
先日の草刈りで花はほとんど咲いていないけど、ツマグロヒョウモンの雌がふらふらと飛んできて枯れ草の上に止まった。
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オリンパスTG-2 f4.9 1/1000 ISO400

スイッチを入れてすぐは広角端なので、魚露目の画像は丸い円として表示される。
ケラレのない画像にするには望遠端までズームする必要があるので、起動後撮影するまでにはワンクッション必要。
また、1V1もTG-2もカメラの背面にはいろいろなボタンがあって、1V1では持ち歩いている間や、カメラを構えるときに、これらのダイアルに触って設定がくるってしまい撮影に失敗することも多かった。
TG-2ではダイアルのクリックが堅いので不用意に回らないので、これらの失敗はずいぶん減りそうだ。

写った画像は、周囲が少し流れるけどこれはズーム範囲を調節すれば何とかなるだろう。
中心付近は今までで一番良い画質だ、とても絞り開放とは思えない。

ベニシジミも飛んできたので撮影。
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オリンパス TG-2 f4.9 1/540 ISO400

二コン1V1とは違って、カメラからすぐ魚露目が出ているので、シジミチョウのような小さい蝶は、カメラ本体で蝶が隠れてしまう。
周囲の状況がよく見えない分、カメラ本体や手が周囲の草にぶつかり、それによって蝶が逃げてしまうことが多くなりそうだ。
近づくのに少し注意が必要な感じがした。

21日の月曜日も帰宅後河原に出る。
花がないので、河原を少し歩くと、休耕田の中にセイタカアワダチソウの群落があった。
見るとモンシロチョウや、セセリが何頭も飛び回っている。
モンシロチョウはセイタカアワダチソウには来なくて、周辺のセンダングサで吸蜜している。
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オリンパス TG-2 f6.3 1/320 ISO400

今回は、1V2にはマクロ85mmをつけてみた。
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ニコン 1V2 ニコンマクロ85mm f6.3 1/640 ISO800

先日も撮影したけど、かなりシャープで、ワーキングディスタンスもほどほどとれるので使いやすい。

セイタカアワダチソウの群落では、たくさんのイチモンジセセリがいるけど、吸蜜時間が短く魚露目ではなかなか撮影できない。
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オリンパス TG-2 f6.3 1/320 ISO400

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オリンパス TG-2 f6.3 1/320 ISO400

それでも群落の中で吸蜜する様子を撮るには広角がうってつけのレンズだと思う。

キタテハも吸蜜に来ていたけど、群落の中で近づけないのでマクロで撮影。
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ニコン 1V2 ニコンマクロ85mm f6.3 1/500 ISO800

このあたりはズームの方が使いやすい。

ヒメアカタテハも来ていた。セイタカアワダチソウは蜜の量が少ないのか、敏感ですぐに飛んでしまい魚露目で撮影するのは難しかった。
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オリンパス TG-2 f6.3 1/250 ISO400


今回は曇天で、ISOは400のまま撮影してしまったので、ややノイズが感じられた。
どんな設定がベストなのかこれからもう少し調べないと。

TG-2+魚露目は小型で軽い分1V1+魚露目よりも持ち運びはずいぶん楽だ。
画質も1V1でf16に絞った時と同等以上だ。これなら安心して使える。

by dandara2 | 2013-10-23 09:41 | 機材 | Comments(12)
2012年 09月 13日

小畦川便り(イチモンジセセリ交尾:2012/9/3)

9月3日の月曜日は勤務後自宅前の川原に、ギンイチモンジセセリの様子を見に行く。
最近は少し離れた新たなポイントでギンイチの観察をしていて、自宅前の様子を見に行っていなかった。
発生数が少なくなって、観察が難しくなっていることもある。
16時近くからの観察だけど、もし発生していれば見つけることは出来るだろう。
今回は使わなくなったD90とマクロの105を久しぶりに使うことにする。

川原にはイチモンジセセリが多く、あちこちで配偶行動をしていた。
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以前イチモンジセセリの交尾を撮影したのも15時近くだったので、この時間が交尾の時間になるのだろう。
ギンイチモンジセセリを探しながら、イチモンジセセリにも注意を払っていると、草の間で交尾しているペアを発見。
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左が雌だろうか。雄はかなり痛んでいる。
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少し離れた所では、追飛されていた雌が葉の裏に隠れると、雄はそのすぐ後ろに止まって尾端を曲げて交尾しようとする。
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昼間見る配偶行動は、雌の後ろに止まって雌の様子をうかがうような行動が多いので、止まってすぐに尾端を曲げるなんて随分活発だなと思いながら撮影する。

雌が応じないので、じれた雄は雌の体に飛び移って交尾を迫るが、雌は応じず、結局あきらめて飛び去った。
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その後別のペアが見つかった。
近づこうとしたら草が揺れて小飛し、背景に建物が入るような場所に止まったので、コンデジの広角で撮影してみる。
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その後マクロで撮影するけど、右が雌かな。
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随分くたびれた個体だけど、イチモンジセセリも複数回交尾をするのだろうか。
アカツメクサの枯れた花穂にはキアゲハが休息していた。
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16時を回っているので今日はここで夜を過ごすのかも知れない。

結局ギンイチモンジセセリを見つけることは出来なかった。
草刈りの影響でススキ群落が川縁にほんの少ししか残っていないことや、近くまで遊歩道が整備された影響だろうか。

by dandara2 | 2012-09-13 09:06 | 交尾 | Comments(16)
2010年 09月 24日

小畦川便り(コムラサキ調査:2010/9/23)

9/23の秋分の日は一日雨が降っていた。
家でのんびりしていたけど、14時過ぎになって"今日は雨。もしかしたら雨の時のコムラサキの様子が観察できるかもしれない。 というか、コムラサキが発生していて、休日で、雨で・・という条件はいつでもあるわけじゃないのに、家でボケーとしてていいのか。・・・ひょっとして枝に鈴なりになっていたりして・・・(~o~)"
と言うことで、長靴を履いて、ポンチョをかぶって出かけてみた。
ポンチョの下には3台もデジイチをぶら下げているので、ポンチョが大きく膨らんでちょっと怪しげ。
目立たないように川原に下りて先日の柳のところまで行く。
目を皿のようにして探すが、何も見つからない。もう帰ろうかなと思ったけど、家を出てから15分で帰ったのではいかにも根気がなさ過ぎる。
さらに探すが結局何も見つからなかった。なにしろたった1本の木だから1時間も周囲を含めて探すとさすがに飽きてきて帰ることにした。
いたのは雨宿りするイチモンジセセリとハグロトンボ。
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目が慣れてくるとハグロトンボはいくつも目に付いた。
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予想としては、コムラサキの裏面の模様から枯葉の近くなどにいるのかなと思ったけど、そうでもなかった。
ところで、先日撮った葉の細い柳はカワヤナギというのだろうか。
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9/20撮影

その隣にイチモンジセセリの止まっていた木が生えているが、これも柳だろうか。
タチヤナギというのではないかと思うのだけど良く分からない。
どなたかお分かりになるだろうか。
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春になって花が咲けば分かるかな。
これが食樹だと産卵なんかが撮りやすくていいのだけど。

久しぶりに調査という気持ちでフィールドに出た。
昔、ギンイチモンジセセリやベニシジミの生態調査に取り組んだ頃を思い出した。
あのころも4.5年かけると何らかの成果が出たから、コムラサキも数年かければ何か少しはまとまるかも知れない。
自宅近くで出来るのはなによりうれしい。

by dandara2 | 2010-09-24 23:35 | 飛翔 | Comments(8)
2008年 09月 21日

小畦川日記(2008/9/15)

9/15は、天気もそれほど良くなく、自宅でのんびりしていたけど午前中1時間ほど自宅前の川原を歩いてみる。
栃木でギンイチを見かけたので、ここにもまだ生き残りがいるかと思ったのだけど、家の前の川原はこのところの雨で湿地と化していて、歩くことはできなかった。
土手に咲いているキバナコスモスにはキアゲハが来ていた。
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遊歩道のある下流側に行ってみるが、イチモンジセセリとヒメウラナミジャノメを見かけるのみでたいした蝶はいなかった。
イチモンジセセリはキツネノマゴで吸蜜したり、配偶行動をしていた。配偶行動はあちこちで見かけたけど、交尾が成立したのは一つもなかった。夕方からの交尾が多いということだから、♀のほうがまだその気になっていないのだろうか。もちろん既交尾の♀が多いからだろうけど。
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ヒメアカタテハは新鮮なものが数多く見られた。この前産卵を撮影してから1ヶ月が経ってキバナコスモスも咲き始め、そろそろ新しく羽化した個体があちこちで目立つ季節だ。
ジャコウアゲハは1頭も見かけなかった。
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イチモンジセセリの配偶行動とヒメアカタテハの写真が取れたから良いかと思いながら帰りかけると、ツマグロヒョウモンが追いかけっこをしている。
茂った草の間で絡んでいるので最初はなかなか思ったような写真が取れなかったが、そのうち遊歩道のほうに出てきてしばらくそこで絡んでいたので、なるべく姿勢を低くして背景をうるさくしないようにしながら撮影。
うっかりシジミとかセセリ用に焦点距離を35mmにしておいたので、蝶が大きく写ってしまったが、それはそれでいいかもしれない。
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ただ曇りだったので、ISOが自動増感して1000以上になってしまった(基本は640)、そのためちょっとノイズが出てしまったのが残念だ。
それにしても、こんな絶好のチャンスがものにできてよかった。
飛翔は置きピン、ノーファインダーなので、撮影しながら、全部ピンボケだったらどうしよう、こんなチャンスは滅多にないのにという緊張感がある。
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by dandara2 | 2008-09-21 14:55 | 配偶行動 | Comments(6)