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2016年 09月 01日

小畔川便り(台風の後:2016/8/24.26)

8月22日、台風9号の雨で自宅前の川原は水につかってしまった。

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8月22日

ここに引っ越してきて15年くらいになるけど、こんなに増水したのは初めてだ。
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8月24日

水が引いた後、普段はこんな感じ。

ギンイチもキアゲハも当分だめだろう。

別のギンイチの発生地の様子はどうかなと思って、24日に見に行く。

いつもの場所ではイチモンジセセリ以外は全く蝶の姿はなかった。

少し歩くと、ようやくモンキチョウの姿が見えた。

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他にはヤマトシジミ、ツバメシジミ、ヒメウラナミジャノメなどの姿が見えるけど、ギンイチの姿は見えない。

なにも写真が撮れそうもないので、モンキチョウに注意を向けると、吸蜜しているメスにオスが絡んでいる。

配偶行動を広角で撮れそうなので、チャレンジしてみた。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


メスは吸蜜に夢中だし、オスはメスに夢中で、両方ともカメラには無関心だから、簡単に近づくことが出来た。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


そんな感じで追いかけていたら、メスが産卵態勢をとり、追いかけて行ったオスは目の前でホバリングをしている。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


モンキチョウの産卵を撮ろうとした方はわかると思うけど、産卵時間はせいぜい1.2秒、長くても5秒くらい。
マクロや望遠でも、良いアングルで撮るのは至難の技、ましてや広角で近づいて撮るなんて無理。

たまたまこの時は、広角で撮っていたから、メスが葉に止まると同時にカメラを近づけて撮影できた。
しかも絡んできたオスまで写っている。

撮れた時は、ヤッタネと心の中でガッツポーズ。

ギンイチはあきらめて引き返そうと思ったけど、それでもと思って、いつもはあまり来ない対岸の土手の草地を少し見てみることにした。

土手を数メートル歩き始めたら、ギンイチが飛んだ。

メスなのであまり遠くには行かない。

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ニコンD500 ニッコール70-200


脅かさないようにそっと追いかけて、無事撮影することが出来た。

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ニコンD500 ニッコール70-200


こっち側でも発生しているんだ―と思ってもう少し歩いてみたら、キアゲハがアカツメクサで吸蜜している。

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ニコンD500 ニッコール70-200


自宅前とは少し違う風景なので、広角でも撮影。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


立ち上がったらモンキチョウの交尾ペアが飛び上がって、少し前に着地。
やったー、今日はモンキチョウについてるなと思ってこれも撮影。

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ニコン1J5 1ニッコール10-30


結構敏感で、近づくとすぐに飛び立つ。

そこで、交尾飛翔にも挑戦。

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ニコン1V3 ニッコール10.5


モンキチョウの交尾飛翔って速いし、土手だから自由に追いかけられず結構難しい。
うまくは撮影できなかった。

26日は、そろそろ落ち着いたかなと思って自宅前にも様子を見に行く。
冠水の跡が残っている。

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ギンイチは見かけないし、この前たくさん飛んでいたキアゲハも、コスモスがほとんど倒れてしまって、1頭を見かけただけだった。

冠水しなかった場所を見てみたら、見慣れないジャノメの仲間が・・・

あれっと思って見たらヒカゲチョウ。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ここではあまり見ないので、とっさには何だろうと思ってしまった。

ウラギンシジミもいくつも見かける。

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ニコンD500 ニッコール70-200


コミスジも多い。

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ニコンD500 ニッコール70-200


頭の上のクズの葉にイチモンジチョウが止まった。

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ニコンD500 ニッコール70-200


ふと横を見るとスイカズラの葉がある。

そういえば前にここにアサマイチモンジがいたなと思いながら、止まっている個体を見るけど、ちょっと遠いし、葉の陰になっていてよく見えない。

アサマイチモンジだったらいいなーと思いながら、少し下りてきて、横を向いたところを撮影。

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ニコンD500 ニッコール70-200


画像を拡大してみたら、後翅の区別点にVの字が・・・やったーアサマイチモンジだと喜ぶけど、下には降りては来てくれなくて、これが精いっぱい。

それでもまだいるのがわかって大収穫だった。




by dandara2 | 2016-09-01 14:44 | 配偶行動 | Comments(11)
2014年 09月 30日

小畔川便り(コムラサキ産卵:2014/9/26.29)

9月26日はウラギンシジミの幼虫を見てみたいと思って、ギンイチモンジセセリを観察しているフィールドに行ってみた。

ここにはクズがたくさんあって花も咲いていたのだけど、行ってみたら花はみんな終わっていた。
ウラギンシジミは笹の葉の裏でお休み中だった。

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仕方がないので、他の蝶の姿を求めてぶらぶら歩いていると、いつも見かけるヒメアカタテハがキツネノマゴで吸蜜している。

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キツネノマゴではミドリヒョウモンも吸蜜していた。

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産卵しそうな木はないかと周囲を見るけど、ここにはそういった環境はなかった。
このシーズン中に撮影はしておきたいものだ。

小さなコミスジが飛んできて、フジの葉に止まった。

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翅を開いてすすっと後ずさりしたので、こんな古い葉に産卵するのかな、幼虫がかわいそうでしょうと思って撮影。
飛び去った後を確認すると、さすがに産卵はしていなかった。

近くではアサマイチモンジもいた。

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8月24日にここで初めてアサマイチモンジを確認したけど、そこからは300m位離れた場所。
8月のは2化で、今日のは3化になるのだろう。
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近くにはスイカズラがあったから、ここでも発生しているのだろう。

歩いていたら、家内が「あれは???」と聞く。
少し離れていて、最初はキタテハかと思ったけど、よく見るとコムラサキ。

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この川辺にはヤナギの木が何本かあって、コムラサキがいないかと思ってみていたけど、今まで見つけたことはなかった。

通るたびに、コムラサキはいないね…と話していたので、家内も気にしていたようだ。
念のために翅を開いたところも撮影して、コムラサキであることを確信する。
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やっぱりここにもいたんだと思うとうれしいし、どうして今まで見つからなかったのかなと不思議に思う。

もっときちんと撮影したいと眺めていると、比較的近くに来て止まってくれた。

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この日は2頭のコムラサキを確認でき、満足して家に帰り、撮影していた写真を整理していたら、家内の撮影した写真の中になんと産卵中のものがあった。
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家内撮影

同じようにコムラサキを見ていたはずなのに産卵には全く気が付かなかった。
確かに枝の込み入った中には入っていったけど、ピントが合わないと深くは追わなかった。


悔しいので、29日に再度出かける。
産卵時間は12時過ぎだったけど、もう少し早くから様子を見ようと10時半にはポイントつく。
柳の周辺を探すけど、コムラサキの姿は見つからない。
あれれ・・と思いながらしばらく様子を見ていると枝の間からコムラサキが飛び出して枝の先に止まった。

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様子を見ていると、時々翅を開閉するけど大きな動きはない。
時間的にも産卵には間があるだろうと、他の蝶の様子を見に移動する。

ところが今日は全く何もいない。
天気も良いのにどうしたんだろう。

11時半ころにまた戻ってきたら、先ほどのコムラサキの姿は消えていた。
周辺を見渡すと、ツマグロヒョウモンの雌が産卵場所を探して飛んでいる。

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これを追いかけて産卵シーンを撮影。
今日は卵をちゃんと撮ろうと注意してみていると、ようやく一卵を確認。
撮影しようと邪魔な草をよけようとしたら、草が卵に触れて、ポロリと落ちてしまった。

前から思っていたけど、ツマグロヒョウモンの卵は少し触っただけでも簡単に落ちてしまう。

スミレの近くの枯草などに産むことが多いから、下手に風に飛ばされるより、地面に落ちた方が食草にたどり着ける確率が高いからなのだろうか。

12時半近くなって、ようやくもう一頭のコムラサキが姿を現す。
ただ、この個体も葉の陰に止まったまま動かなくなってしまった。

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このまま今日は撮影できないのかなと思ったりするけど、もう少しで活動時間に入るはずなので、じっと我慢して待つことにする。
自宅には、何時になるかわからないから、先に昼食を食べておいてくれるように電話する。

13時近くなって、ようやく葉先に止まって翅を開いたりして動きが出てきた。

突然もう一頭が現れて、葉先に止まった。

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急いで近づくと尾端を曲げて産卵体制に入っている。
あわてて撮影。
1秒ちょっとで飛び立ったけど、何とか写っているようだ。
ただ、前後の写真を確認すると産卵はしなかったかもしれない。

この後もう一度チャンスがあった。

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さっきのよりは角度がよく、尾端もちゃんと写っている。
飛び立ったところも写っていたけど、卵は写っていない。
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距離があるので卵を確認することができない。
葉の裏に産んだのか、産卵しなかったのかわからないのが残念だ。

様子を見ていると、この木に執着しているのではなく、何本かのヤナギの木を巡回して産卵しているようだ。

個体数は最大3頭程度

きちんと卵まで確認することができなかったので、また別の日に再度チャレンジしようと思う。




by dandara2 | 2014-09-30 07:36 | 産卵 | Comments(10)
2014年 08月 28日

小畔川便り(ギンイチモンジセセリ:2014/8/24)

8月24日はギンイチの3化の発生を確認するために自宅近くのポイントに出かける。

ポイント近くなって、発生地の休耕田を見ると草刈りがされている。

あらら、やられたなーと思って、休耕田の横にある家庭菜園の周囲のススキを見ると、ギンイチがちらちら飛んでいる。

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とりあえず証拠写真と思ってカメラを向けると、2頭が追飛している場面も撮影できた。
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家内はママコノシリヌグイで吸蜜しているところを撮影していた。

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家内撮影

ギンイチを追っていると、草刈りされた休耕田にも飛んで行ったので、刈られた様子が分かるように魚露目で撮影しておく。
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上の写真奥の小さな雑木林の隅で動く影が見えたので近づくと、アサマイチモンジがスイカズラの周囲を飛び回っていた。

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家内撮影

そして、新芽に産卵行動をとった。
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ここにスイカズラがあることは以前から知っていて、アサマイチモンジでも来ないかなと気にはしていたけど、実際に見るのは初めてだ。
これで自宅近くで確認できた発生地は4か所になる。

新芽ではなく成葉にも止まって、何となく産卵しているように見える。

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間に小さな流れがあって近づけないけど、念のために飛び立った後の葉を撮影しておいたら、尾端があったと思われる位置に小さな卵と思われるものが写っていた。
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拡大してみたら、ピントは甘いけど模様も確認できたので間違いないだろう。

足元ではツマグロヒョウモンの雌が2頭ほど飛び回って、しきりに草に止まっている。

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産卵しているのかと思ってカメラで追いかけると、腹部を草の間に曲げて産卵していた。
近くには、スミレの朔果もある。

周りにはドクダミもあって、靴で踏まれた葉からは刺激的なにおいが鼻を突くけど、こんな中でもスミレの成分をちゃんとかぎ分けているようだ。

周囲を歩いてみると、樹液の出ている木ではアカボシゴマダラが吸汁していた。

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明るいオレンジのセセリはキマダラセセリだった。
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一通り様子を見て、またギンイチの場所に戻る。
家庭菜園近くの、少し前に草刈をしたような場所にも止まったので、今度はマクロでもきちんと撮影する。

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同じシーンを魚露目で様子がわかるように撮影。
休耕田に比べるとススキがかなり伸びてきている。
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全体の様子から、草刈りをしたころには、ギンイチは蛹になっていたようで、被害も少なかったかなと安心する。
隣の小畔川の川原でも発生していて、ここは草刈りをしないようなので、発生地が分散しているので当面は安全なようだ。

今日は雄が多かったけど、雌の産卵の時期に再度様子を見に来ることにする。

8月13日に、自宅前の笹薮でゴイシシジミを見つけたけど、その後は発見できていない。
移動途中の個体だったのだろうか。

その時に撮影した飛翔シーンを載せ忘れていたので追加しておきます。

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なかなか止まらなかったので、とりあえずは証拠写真をと思って、笹に絡んでいるところを望遠で撮影したらうまいこと写っていた。
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そうそう、ひとつ前のクジャクチョウの記事で、コメントをいただいたT.Urabeさんの魚露目のギャラリー、久しぶりに見てみましたが、さすがと言う感じで見入ってしまいました。
これぞ生態写真と言う感じで、超広角、魚露目を使う人は勉強になると思います、ぜひ見てみてください。
…Urabeさん、コメントにはリンク先が書いてありませんでしたが、ホームページを公開しているのでいいかと思って勝手に紹介してしまいました。
すみません。



by dandara2 | 2014-08-28 10:03 | 産卵 | Comments(12)
2014年 06月 02日

小畔川便り(ウラゴマダラシジミ:2014/5/23.26)

5月23日はその後のウラゴマダラシジミの様子を見に出かける。
孫を送り出し、家事を片付けてからなので、ポイントに着いたのは10時少し前。
天気が良くて気温も高い。
これでは開翅は無理かなと思う。

すぐに雄が出迎えてくれた。
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少しすれてきているけど、まあまあの個体。
イボタの花はまだこんな状態のものが多い。

バスト連射で飛び立つところも撮影してみる。
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うまく止まったけど、日差しが強く翅の色が飛んでしまったのが残念だ。

ノイバラの近くに止まって、翅をすりすりしている個体を発見。
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絵になる場所なので、ここで翅を開いてくれれば最高だなと、開翅するのを待つことにする。
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しばらく待っていると、少し翅を開いてくれたけど、これ以上は開いてくれなかった。

別の場所で、同じく開翅そうな個体を見つける。
日陰なので、しばらく待つことにする。
ようやく開いてくれたけど、これも全開まではいかなかった。
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これくらいの開翅とわかっていたら、横からのポジションの方が良かったかもしれないけど、移動する前に翅を閉じてしまった。

家内の「あー絡み」と言う声が…止まっている個体にレンズを向けていたら、突然雄が割り込んできたという。
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家内撮影


かなりアップだったけど、一応その前後の写真が撮れていた。

開始しそうな個体を探していると、雄が花の近くに急降下した。
吸蜜かと思って近づき写真を撮るけど、何となく様子が違う。

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後で写真を確認すると、セリバヒエンソウの花の色を雌と間違えたようだ。
花の前で、様子をうかがっている雄のしぐさが、何となくおかしい。

26日はchochoensisさんと、この前みつけたのアサマイチモンジの場所に行くけど、その前にウラゴマダラの様子も見に行く。

自分のフィールドを案内した後、chochoensisさんの観察フィールドに案内してもらう。
自分が観察していた場所からさほど遠くない場所だったけど、まったく知らない場所だった。

着くとすぐにウラゴマダラが下りてきて、目の前の花で吸蜜を始めた。

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道路のすぐ横なので、魚露目で環境を入れた写真も撮影した。
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その後アサマイチモンジの場所に行く。
先日は2頭見かけ打だけだったので、この日も見られるかどうかは自信がなかったけど、複数の個体が飛んでいて、1頭は写真を撮らせてくれた。

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ここにはイボタもあるけれど、ウラゴマダラを確認することはできなかった。
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環境的に少し開けすぎているようだ。



by dandara2 | 2014-06-02 14:36 | 配偶行動 | Comments(8)
2014年 05月 26日

小畔川便り(ウラゴマダラシジミとアサマイチモンジ:2014/5/20.22)

5月20日はそろそろウラゴマダラシジミが出ているのではないかと、近くのポイントに出かける。
ポイントの入り口近くのイボタの花はまだつぼみで、これは少し早すぎたかなと思いながら、ポイントの中でも比較的発生の早い場所を覗いてみる。

そしたら、一頭が飛び出して近くに止まった。

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新鮮なオス個体のようだ。
次には、羽化間もないと思われるメスを見つけた。
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もしかしたら交尾、あるいは雄雌の絡みが撮影できるのでないかと、この雌を注意することにした。
それから40分位観察を続けるけど、何も起こらない。
そのうちもじもじして小飛するようになってしまった。
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どうもここまでのようなので、雄が来た時に怖がってはいけないと封印していた魚露目で撮影してみたりする。
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翅表も撮っておきたいと、バスト連射で撮影もしてみたけど、そのままでは動きが鈍くカメラを支える腕が疲れてしまうので、木をゆすって無理やり飛ばす。
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不自然な写真になってしまったけど、結局この雌の翅表はこれしか撮れなかった。

雌を追いかけたら、足元から雄が飛び出した。

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こちらもきれいな雄なので、撮影後同じように飛ばして翅表を撮影した。
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22日は、イボタが結構あって、ウラゴマダラがいるのではないかと思った、ギンイチのたくさんいた川原近くの公園に出かける。

イボタはあったけど、木の周辺はきれいに掃除されていて、ウラゴマダラはいなかった。

川原の遊歩道をぶらぶら歩いていたら、アサマイチモンジがいた。

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最初見た時には、えっこんなところにアサマイチモンジ…とちょっと意表を突かれた感じ。
念のために裏面もアップで撮影しておく。
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背景が抜けた良い環境だったので、魚露目でも撮影。
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こんな感じのアサマイチモンジは、ここでしか撮れないんじゃないかなと思うような写真が撮れて大満足。



by dandara2 | 2014-05-26 17:00 | 初見日 | Comments(14)
2014年 05月 19日

小畔側便り(アカシジミ発生:2014/5/19)

遠征の合間には、自宅前の小畔川周辺でもいろいろと観察をしている。

5月13日にはアサマイチモンジが発生した。

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食草のスイカズラはあちこちにあるけど、アサマイチモンジは埼玉県ではそうあちこちにいる蝶ではない。
自宅前では、2012年の5月に撮影して以来になる。
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まだ無事発生していたと思うとうれしい。

その観察に出かける途中では、キアゲハが川原に生えたセリに産卵していた。

草の間をゆっくり飛ぶキアゲハを見つけたので、これは産卵に違いないとそっと追いかけたら、湿った場所に生えているセリの前で何度も葉に触れては飛びあがっていた。

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そのうち、小さなセリに産卵をしたけど、草の間だったので体が良く見えない。
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それでもシャッターを押したら、かろうじて頭部と腹部が写ってくれていた。

15日にはアカボシゴマダラを見かけた。
高所を飛び回って撮影できないので、どこかに止まっているのはいないかと歩いていたら、目の前に羽化してそう間もない個体がいた。

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アカボシの春型は、関東で見かけるものは、一般的には真っ白になるけど、この個体は春型らしくない黒っぽい個体だ。
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しかも赤紋の中の黒点が中心近くにあって、赤紋がきちんと丸を描いている。
普通このあたりで見るアカボシは、夏型では赤紋の中の黒点が、もっと端によって、赤紋が完全な丸にはならずに黒点によって切れていることが多い。

中国産ではなくて、台湾産の系統かな(春型は白くならないらしい)かななんて考えて、少しネットで調べてみたけど、結局わからなかった。

19日は、アカボシの吸汁を狙っていつも樹液が出ている木の場所に行くけど、なんと樹液の出る木が3本とも枯れてしまっていた。
ガーン、これでご神木がなくなってしまった。

仕方なく、樹液の出る木を探してうろついていたら、家内がアカシジミみたいなのが飛んでいるという。
見ると、確かにアカシジミ。

これは絶対に証拠写真を撮らなくてはと思うけど、なぜか13時位と言うのに飛び回って木の高いところに消えてしまった。
がっくり。

絶対下に降りている個体がいるはずと探すと、家内が葉に止まっている個体を見つけてくれた。

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家内撮影

すぐに飛び立ってしまったので、私は良い写真が撮れない。
それでも周囲を探すと、ようやく絶好の位置に止まる個体を発見。
じっくりフルサイズで撮影した。
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逃げそうもないので、魚露目でも撮影した。
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探しながら歩くと、結局10頭くらい見つけることができた。

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ウラナミアカの多い場所を探すけど、まだ発生はしていないようだ。

それでもいよいよゼフのシーズンが始まった。

そうそう、テングチョウの1化が発生していた。

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家内撮影

しかも、そのうち一頭は産卵体制をとっていたけど、撮影はできなかった。
残念。



by dandara2 | 2014-05-19 22:45 | 初見日 | Comments(14)
2013年 06月 14日

ミドリシジミ他(2013/6/9)

9日の日曜日は朝からミドリシジミの様子を見に行く。
昨年は8時半にポイントに着いてちょっと遅かったので、今年は早めに出かけようと言うことになっていた。
平日と同じ5時に起きて、外を見るとピーカンで、気温もかなり高い。
ポイントに着いたのが7時位。すでに暑い。ちょっとやばいかなと言う感じ。

着いたらすぐに目の前に止まっている個体がいて、しめしめこれで翅を開いたら楽勝だなと思う。
開いてみたら、O型のメス。
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ニコンD800

完全なO型は少ないので、これはこれでうれしいのだけど、今日の目的と違っているので何となくテンションが上がらない。

その後はいくら探しても見つからない。
試しに木を揺すってみると上の方から飛び出すけど、高いところを飛び回って全く降りてくる気配がない。
気温が高すぎるようだ。

あきらめずに探していると、ようやく1頭が足元に降りてきて翅を開いた。
私の所からは角度が悪いので、そろそろと前の方に移動するけど、もう少しというところで頭上に上がってしまった。
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 家内撮影 ニコン1V2

探していると、アサマイチモンジが葉に止まってアブラムシかキジラミの排泄物から吸汁を始めた。
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ニコンD800

アサマイチモンジはここでは初見。
埼玉では数が少なくなっているので貴重な記録かも知れない。
アサマイチモンジやイチモンジチョウの写真が少ないことに気が付いていたので(特にイチモンジチョウ)、今年は意識して撮影しようと思っていたのでちょっとうれしい。

家内の撮った写真は結構迫力がある。
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家内撮影 ニコン1V2

午前中の成果はこれだけ。
気になっていた別のポイントも見てみたけど姿がなかった。

昼食後、一休みして、15時位にスクランブル狙いで再度出撃。
歩き始めるとミズイロオナガシジミがいた。
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ニコン1V1 魚露目

ミズイロオナガは今年未撮影なので喜んで撮影。
ミドリシジミも静止している。
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家内撮影

家内の写真は柔らかい感じで、収差の影響かも知れないけどこれはこれで良い感じ。

16時半位になるとあちこちでミドリシジミがスクランブルをしているけど、みんな高所で降りてこない。
どうも気温が高すぎるようだ。

ゴマダラチョウが樹液に来ていた。
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ニコン1V1

隣にはクワガタもいて良い雰囲気だ。

さらには、ノイバラの葉の陰でキタテハが交尾していた。
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ニコンD800

いくら待ってもスクランブル撮影のチャンスはなく、17時過ぎに日が山の陰に入ったので撤退。
今日は朝の開翅から、午後のスクランブルまで楽勝と思っていただけにかなり凹んだ。

--------

翌月曜日は、少し気温が低い。
例によって勤務後、再度出かけてみることにする。
歩き始めると、ミズイロオナガが足元から飛び立って近くの草に止まった。
手前の草が邪魔だけど、一応カメラを向ける。

そのうち翅を開き始めた。オッと思って見ているが手前の細い草に翅が当たってこれ以上は開けないようだ。
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ニコンD800


その内飛んで行ってしまった。
アカシジミが何かを吸汁している。
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ニコン1V2

平地性ゼフはこういった感じで葉の表面から何かを吸汁するケースが多いようだ。
ウラナミアカシジミもいて、同じように吸汁しているようだ。
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RICOH GRⅢ

スクランブルは昨日よりも低いところに降りてきてくれたけど、雲が多く、日も落ちてしまったのでこんな写真しか撮れなかった。
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ニコン1V2

ストロボを使う手もあるのだろうけど、真っ黒な背景に蝶だけ浮かび上がる写真は好みじゃないから、またの機会にチャレンジするしかなさそうだ。

by dandara2 | 2013-06-14 08:51 | 交尾 | Comments(10)
2012年 09月 30日

ツマグロキチョウ(2012/9/22)

今日は日曜なのに勤務。昨日ももちろん勤務。これからしばらくはこのパターンが多い。
台風が来るまでに帰れるかな・・・入試説明会が始まるまでの間にブログ作成。

シルビアシジミを撮影しているとき、カワラケツメイがたくさん生えているのに気が付き、ツマグロキチョウはいないかなと思っているとそれらしいのが飛んでいる。
止まったところを見るとやはりツマグロキチョウだった。
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これも先週(9/16)には撮影できなかった蝶なのでうれしい。

シルビアシジミを撮影した後戻ってみるとまだいくつかの個体いて、イヌコウジュなどで吸蜜している。
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(家内撮影)

キツネノマゴで吸蜜するものもいた。
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(家内撮影)

cactussさんにミヤマシジミがこのあたりにいるかどうか聞いてみると、少し歩いた場所にいるらしい。
別の場所に移動するときには連絡をもらうことにして、その付近まで歩いてみた。
ツマグロキチョウがいくつも飛んでいる。
ここでは飛翔を撮影してみた。
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ツマグロキチョウらしい特徴の出た写真が何枚か撮ることが出来た。
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近くの草地にもシルビアシジミがいないかと思っていたら、cactussさんが車で迎えに来てくれた。
何度も電話をいただいたようだが、撮影に気をとられていたのか全く気が付かなかった。
申し訳ないことをしてしまった。
cactussさんと話しをしている間、家内がカメラを構えていたようだけど特に気にもせず車に乗って戻る。
後で家内の撮影した写真を見るとアサマイチモンジ。
しかも産卵しているようだ。
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(家内撮影)

びっくりして確認すると、この個体を追いかけているときにcactussさんの車が来て、いったんは逃げてしまったけどまた戻ってきたので撮影したとのこと。

その後ツマグロキチョウの多い場所に案内してもらう。
ツマグロキチョウはたくさんいた。
オオフタバムグラで吸蜜する個体は多かったけど、吸蜜時間が短く撮影しにくい。
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これはマルバヤハズソウだろうか。この花の吸蜜時間は少しは長いようだ。
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(家内撮影)

ここでも飛翔をメインに撮影する。
先ほどの場所よりも草丈が低いので、その分撮影は大変だ。
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2枚とも翅表を撮った写真だけど、翅が透けて裏面を撮ったような感じに見える。
ただ、体の体制を見ると背中側から撮影したので良いようだ。

ここに来るときに路上に吸水集団がいくつか見られたが、車が通ったために飛散してしまった。
そろそろ集まったかなと思ってその場所に戻ってみると小さな集団が見られた。
中心部にツマグロキチョウが3頭、周辺にキタキチョウが3頭の集団だ。
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キタキチョウの1頭が着地しようとして翅を開き、隣のツマグロキチョウが翅を開き尾端を上げて交尾拒否姿勢をとっている。
よく見ると、両種の翅表の違いが分かる。キタキチョウは黒縁が前翅後縁まであるけど、ツマグロキチョウは途中で切れている。
これはここでの飛翔写真を見ても良くわかる。

by dandara2 | 2012-09-30 09:36 | 飛翔 | Comments(16)
2012年 06月 04日

ウラゴマダラシジミ(2012/6/2)

6月2日の土曜日は、勤務後14時半ころから自宅からそう離れていないウラゴマダラシジミの様子を見に行く。
ポイントに着いてイボタの様子を見るとすぐにアサマイチモンジが飛んできて吸蜜を始めた。
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ここのアサマイチモンジは意識して探してようやく見つかる程度の個体数なのでラッキーという感じ。
ウラゴマダラシジミもたくさん飛んでいるけど、この時間帯だと雄はほとんど止まらない。
吸蜜に熱心な♀を探すがやはり少し痛んでいる。
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(家内撮影)

別の雌もいて、写真にはなりにくい個体だけどカメラを向けていると雄が絡んできた。
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とっさに撮影すると、雌が逃げ出すところがうまく写っていた。
雄は唖然とした感じで雌の行方をしばらく見つめているようだ。
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雌は花をそれこそなめるように長いこと吸蜜しているので、見つければ撮影は容易だけど、この個体は笹の葉の上に落ちた花からずいぶん長いこと吸蜜していた。
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そんなに蜜があるのかと思うと同時に、何事もこれくらい徹底しないといけないなと、すぐに飽きて投げ出してしまう自分の性格を反省したりもした。

雄は止まらないので、以前からアワフキムシの泡にウラゴマダラシジミが来るところを写真に残したいと思っていたので、それにチャレンジすることにした。
撮影しやすい位置にあるアワフキムシの泡に目をつけて、そこに時々雄が来ることも確認してカメラを構えて待つ。
普段の撮影ではほとんどAFだけど、今回はマニュアルにしてアワフキムシの泡にピントを合わせておいた。
2.3回チャンスがあったので撮影してみると、数枚見られる写真があった。
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空が暗くなり、雨がぽつぽつ降り始めたので車に引き返そうと歩き始めるが、ほんの3分位の間に土砂降りになった。
それでも少し濡れただけでセーフ、カメラも無事だった。

banyanさんもお見えになって家内と会ったようだけど、撮影に夢中で気が付かなかった。
失礼しました。

by dandara2 | 2012-06-04 18:40 | 配偶行動 | Comments(18)
2009年 05月 19日

ウラゴマダラとアサマイチモンジ

17日の日曜日は天気が悪そうなので、一応5時に目覚ましを鳴らして(いつものまま)、その後至福の2度寝をして8時少し前に起きた。
外を見ると雨はあがっているようだが風が強い。
のんびり朝食を食べて10時過ぎに今年のウラゴマダラシジミとアサマイチモンジの様子を見に行く。
ウラゴマダラはいつもだと来週の感じなのだけれど、今年はいろいろな種で発生が早いようなのでもしかしたら見られるかもしれない。
いつものポイントにつくと、イボタはまだあまり花をつけていない。
ウラゴマダラも発生していないようだ。
ウラゴマダラよりは若干発生の早いアサマイチモンジはどうかなと思って例年テリ張りの見られる場所に行くがここにも姿はなかった。
時々ゴマダラチョウが飛んでくるが、雌を探して高所を素晴らしいスピードで飛び回るので写真は撮れない。
何も収穫がないままぶらぶら歩いていると、少しはなれたところで産卵行動らしきものをとる白い蝶が見えた。
ツマキチョウのように見えるけど、ここでツマキチョウを見たことはないし、時期的にもどうかなと思って近づくとやはりツマキチョウだった。
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しばらく様子を見ていると、カキネガラシに産卵を始めた。
それ以外にもアブラナ科の株はいくつかあるようだけど、ほとんどが咲き終わっていて、先端にわずかに花が残っている状態であまり関心は示さなかった。
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14時30分を過ぎて、そろそろウラゴマダラの探雌の時間なので、一番観察しやすい場所に移動する。
ついたとたんにイボタの周囲を飛ぶ個体を見つける。やっぱり発生していたかと思うが、風が強くあっという間にどこかに吹き飛ばされてしまった。
その後も数回現れたが、とても写真が撮れる様な状況ではない。
どこかで写真が撮れないかと、今まであまり歩いたことのない場所に移動して道を外れた草地に入ると、周囲を雑木に囲まれて風もなく、イボタの株もあってなかなかいい感じ。
ふと見ると、イチモンジが止まっている。ここにはイチモンジと、アサマイチモンジ、それにコミスジがいるのでどれかなと思ってよく見るとアサマイチモンジだった。
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埼玉県では絶滅危惧種にもなっていて、数箇所の発生地があるに過ぎないが、なぜか自宅周辺にはいくつか発生地がある。
そのうち調べなくてはと思っている場所もあるので、時間を作って出かけることにしよう。
白帯の幅が広いし腹部が大きいので雌のようだ。
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そうこうする内にウラゴマダラが飛んできた。よく見ると何頭かが飛んでいる。
ただ、探雌飛翔の時間なので全く止まらない。
様子を見ていると時々すっと降りては1.2秒止まる場所がある。
見に行くと白い蛾が翅を広げていた。ウラゴマダラのオスはアワフキムシの白い泡などにも関心を示すので、撮影できるとしたらこの蛾に絡む瞬間しかないだろうと思ってそこで粘ることにする。
けれどもそうして待っているときに限って飛んでこない。いい加減しびれが切れて足を動かしたら、なんと足元からウラゴマダラが飛び出して目の前のイボタの上のほうに止まった。
どうも羽化して翅を伸ばしていたらしい。全く気がつかなかった。
こんなときに家内がいると結構見つけてくれるのだけど、今日は息子夫婦のコンサートで孫の面倒を見に行っている。
悔しいけど仕方ない。遠めで何枚か写真を撮る。モニターで確認すると意外とちゃんと撮れているようだ。証拠写真程度にはなりそうだ。
このニコンの70-300を無理して買って、邪魔になるけど持ち歩いていて良かったと思った。
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by dandara2 | 2009-05-19 12:03 | 産卵 | Comments(20)