2006年 08月 24日

山梨のゴマシジミ

 先日「西久保田んぼへようこそ」の霧島緑さんがゴマの撮影に行った場所のうち、1ヶ所は知らない場所だったので、霧島緑さんにお願いして情報をいただき様子を見に行ってきた。
 最初に既知の場所に行くとすぐに♀のゴマシジミを見かける。時間が早いせいか不活発なので、広角接写で周囲の雰囲気を出してみた。
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 そのうち翅表を見せてくれたが、かなり黒っぽい個体だった。
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 もう1頭、かなり青い♂の個体と一瞬絡んだが、たった1枚写した写真はピンボケ+動体ブレ+葉かぶりの三重苦。
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VRレンズだからとISOを低く設定し、シャッタースピードを遅くしたのが間違いだった。やっぱり多少荒れても早いシャッターが切れるように設定し直そう。
 次に、教えてもらったポイントに行くが、なんと時々桃を買っている店の近くだった。それでまず桃を買いに行くが、今年は雨が多く、雨がかかった桃はお尻?の部分に黒い斑点が出来てしまい、味は変わらないのに商品価値が下がってしまうとのこと。
 味見に丸ごと1個くれたが、食べきれないくらい大きい。 家庭用だからそれで一向に差し支えないので1箱買うと、1500円で良いとのこと。さらにおまけに2個つけてくれた。とっても得した気分。
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 ポイントに着いてゴマシジミを探すが見つからない。そのうちネットを担いだ採集者が現れた。ガックリ来たが狭い場所なので取り合えず挨拶する。そのうちその人が1頭見つけて、そこにいますよと声をかけてくれた。
 翅の一部が欠けているけど翅を開いているという。止まっているところが良くわからないので聞き返すと、ネットの先で示してくれたがそのひょうしに飛んでいってしまった。
 いることはわかったので探すとさらに2.3頭見つけることが出来て、ワレモコウで吸蜜しているところを撮影することが出来た。
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 そのうち翅を開いたが、急斜面で近づくことが出来ない、さらに前翅の一部が切れてしまっているようだ。
 ここのもかなり黒っぽい個体だったが、ブルーの現れ方は最初の場所とは異なっているようだ。
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 その後キベリタテハを探しに行く途中で、以前から気になっていた林道に入ってみる。
 結果ははずれで、わずかにシータテハとヘリグロチャバネセセリを撮影出来ただけだった。
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 シータテハは斜面に止まっていたので見上げる感じでしか撮影出来なかったが、普段撮らないアングルなのでそれも良いかなという感じ。
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 ヘリグロチャバネセセリは比較的新鮮な♀だった。
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 キベリタテハは助手席の家内はいくつか見たらしいが私は全く見かけなかった。今年は不作の年かも知れない。
 貴重な情報を提供してくれた霧島緑さん、ありがとうございました。

# by dandara2 | 2006-08-24 23:22 | Comments(20)
2006年 08月 20日

八ヶ岳山麓のムモンアカシジミ

 今日は出かけるつもりがなく、朝のんびりしながら、明日・明後日と家内の甲府の実家を拠点にしてゴマシジミやツマグロキチョウ、ムモンアカシジミの撮影に出かけようかというと、生ゴミの日があるので泊まりはだめとのお言葉。
 ここから毎日出かけるのは大変なので、それらなら取りあえずムモンアカを狙いに今日これから出かけようということになり、時間を見ると10時過ぎ。
 先日いつもお邪魔しているブログにムモンアカの活動時間のことが出ていて、自分も意見を書いたのだが、それによると午後が活動時間らしい。
 今からならまだ間に合いそうだということで急遽八ヶ岳山麓にムモンアカを見に行くことにした。
 10時30分に家を出て高速を飛ばし、ポイントに着いたのが12時50分。車を止めてカメラの用意をしていると、先に外に出ていた家内が「あ、いるわ」とつぶやいた。
 あわてて見ると、車の横のシシウドに左後翅の尾錠突起が欠けてはいるが、きれいな個体が吸蜜していた。早速何枚か写真を撮り、やったーこれで目的達成と喜んだ。
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 その後周囲を見ると高い木の上で、何頭もの個体がスクランブルをしている。そしてその木の葉の上にも何頭かが止まっていて、時々下に吸蜜に降りてくる。
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 シシウドに止まったこの個体は、後翅が欠けていたが長いこと吸蜜して良いモデルになってくれた。
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 一段落して、SAで買ったおにぎりを食べながら木を見上げていると、また1頭シシウドに降りてきたので、近寄るときれいな個体で尾錠突起も完全だ、何枚も撮影する。
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 ふと遠くを見ると、別の個体が絡み合いながら木から下りてきて月見草に止まった。薮をかき分けながら近づくとかすかに翅を開きはじめた。
 「開翅」とつぶやいて取りあえずシャッターを押し、さらに近づこうとすると足に草のツルがからみついて動くに動けない。もがきながら近づいたとたんに飛び上がってしまった。
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 その後は活動も一段落してしまったので、交尾個体がいないかと探してみるが見つからない、ムモンアカが止まっている木を蹴飛ばしてみるが、パラパラと飛び立つものの交尾個体が降りてくるなどということもなく諦める。
 ♀の発生にはまだ早かったのかもしれない。

# by dandara2 | 2006-08-20 21:43 | 吸蜜 | Comments(32)
2006年 08月 18日

軽井沢のミヤマカラスと東御市のベニヒカゲ

 台風の影響で天気が少し心配だが、長野は比較的良さそうなので、ベニヒカゲ狙いで東御市に出かける。
 その前に軽井沢に寄っていく。20年前にムモンアカの産卵を観察した場所の確認のためだ。
 木が育った以外は環境はそれほど変わっていないのでまだいるかも知れない。チラッと樹上をそれらしいのが飛ぶのは見えたが確認は出来なかった。
 軽井沢でのもう一つの目的は、ミヤマカラスアゲハの撮影。
 こちらは十分撮影出来た。いくつかの場所で集団吸水が見られたが、この写真ではミヤマカラス、カラス、オナガの3種が仲良く吸水している。
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 中に混じっていたカラスアゲハが飛び出して近くに止まったが、カラスアゲハはミヤマカラスアゲハに比べると若干地味な蝶という印象を持っていたが、この個体は全身に青緑色の鱗粉を散らしてかなり派手な感じだ。
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 個体数はミヤマカラスアゲハの方が多かったが、敏感でなかなか近づくことは出来なかった。ようやく新鮮な2頭の個体が吸水している写真を撮ることが出来た。
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 スジボソヤマキチョウも吸水に来ていたが、2頭が絡んだ瞬間きれいな翅表を見せてくれたのですかさず撮影、飛翔以外に♂の翅表を撮影できたのはかなり珍しいと思う。
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 ベニヒカゲのポイントに向かう路上にはキベリタテハが何頭か出迎えてくれたが、地色の小豆色がつぶれてしまった。この色は晴天の明るい日差しの元での方がきれいに出るようだ。
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 夢中で吸水していたので、広角にもチャレンジ。何とかシャッターを押した。
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 ベニヒカゲはそこそこの数が飛んでいたが、フウロの花が痛んだものが多く、たくさん撮った割には良いものが少なかった。
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 ここでも広角接写をするが、カメラが傾いて撮影したので背景が斜めになってしまった。少し修正したがそのおかげで画面がかなりカットされてしまった。ノーファインダーは難しい。
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ここは採集禁止の場所なので、採集者は見かけなかったが、飛翔写真にチャレンジしている方と、furuさんみたいにディフューザーをレンズにつけた人がいたが、声はかけなかった。
ブログで知り合いの方で、会ったことのない人だろうか。

# by dandara2 | 2006-08-18 23:02 | 吸水 | Comments(20)
2006年 08月 17日

VRのテスト

 台風の影響で朝はかなり雨が降ったけど、日が射してきたので近くの公園にVRの効果を確かめに出かけた。
 もっと厳しい条件の結果が見たいと言うことだったので、それに適した被写体はないかと探すと、林の中の薄暗いところにサトキマダラヒカゲやルリタテハが吸汁に来ている。
 翅を開いて止まっているわけではなく、時々開くのでピントを合わせるのが難しかったが、ピンボケでも木肌がぶれていなければVRの効果を確かめるのには差し支えないだろう。
 以下にそれぞれの写真を載せてみるが、ネット用に画像の大きさを変更した以外はなんの処理も加えていない。絞り値はカタログ上はf2.8だが、レンズを繰り出すと若干暗くなり、f3.2になる。
 シャッタースピードが異なるのになぜ絞り値が同じかというと、シャッタースピード度優先で感度自動制御にしてあるので、絞り解放にしても光量不足の場合はISO感度が自動的に増えて適正露出にしようとするためだ。

 1/160では全く問題なかった。ただ、ISOが最高の1600に自動増感されてもまだ光量不足だったのか全体の写真は暗くなっている。
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ニコンD100:AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8G(IF) :1/160,f3.2:ISO640

 1/60は9枚撮影したが手ぶれは1枚もなかった。このシャッタースピードなら、このくらいの接写の場合は全く問題なく撮影出来そうだ。
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1/60,f3.2

 1/30は3枚しか撮影しなかったが、若干像が甘いような気がするので、手ぶれがはいっているかもしれない。実際にはシャープネスをかければ全く問題なくなるだろう。
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1/30,f3.2

 もっと遅いシャッタースピードも試すべきだろうが、ここまで撮影したところで、また雨が降りはじめたので退散する。
 手ぶれは個人差があるので一概には言えないが、私の場合は1/30以上を心がければ何とかなりそうだ。
 旧マクロレンズでは1/30のシャッタースピードでの接写は論外で、撮影しても大半が使い物にならなかったからVRの効果は絶大だと思う。

# by dandara2 | 2006-08-17 15:12 | Comments(6)
2006年 08月 13日

信州オフ会(2/2)

二日目の午前中はゴマシジミの撮影に出かける。
明るい段々畑の広がる気持ちの良い環境だ。朝露で濡れたあぜ道を歩くと、明るいブルーのゴマシジミが飛び出した。
朝8時だというのになかなか止まらない、後ろでは「オナガシジミ」という声がしたが、ゴマの方が気になって追いかけるが、そのうち見失ってしまった。
ゴマを探して歩いていると、オナガシジミが飛んできて、目の前のシダに止まった。ややすれているが取りあえず撮影。
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シダの葉脈の質感もばっちり出ていて、コントラスト、抜けとも良い感じだ。旧マクロレンズで不満に感じていた点が改善されている感じ。(絵をクリックして拡大してみてください)

その後ゴマもパラパラと現れるが、思うような写真が撮れない。Cさんと会ったので二人で探しながら歩いていると、横の草むらからサトキマダラヒカゲのような蝶が飛び出す。
「キマダラモドキ」と叫びながら追いかけると、ダケカンバか何かの幹に止まる。そっと近づいて撮影するが、今年撮りたかったキマダラモドキにこんなところでお目にかかれるとは思わなかった。
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他のメンバーも何人か撮影していたので今後楽しみな場所になった。
ゴマに関してはその後もたいした成果がなく、そろそろ集まる時間かなと思いながら引き返すと、メンバーが固まってなにやら撮影している。
ただの静止写真を撮っているにしては真剣な様子なので、「交尾ですか」と聞くとそうだという。
見るとワレモコウの花穂で交尾していた、Kさんが見つけたとのこと。
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喜んで撮影しているとカップルがしきりと動き始めてなかなか落ち着かない、そのうち交尾が離れてしまった。
交尾終了の直前には、交尾器をはずすためかかなり激しく動き回るようだ。貴重なシーンを目撃出来た。
交尾を終えた♀はその後近くの草むらのアカツメクサの花の上ででしばらく休んでいた。
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その後またKさんが交尾個体を見つける。目の前で交尾に至ったとか。発生地の環境はこんな感じ。
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交尾シーンをマクロでも撮影していて気がついたが、被写体が小さく、背景が離れている場合、フォーカスをはずす確率が旧マクロレンズよりも大きいような気がする。ボディーとの組み合わせの関係もあるからこのレンズの特性というわけではないかも知れないが、気をつけないといけない点だ。
この場合は、マニュアルで合わせるか、より近づく必要があるが、遠目で取りあえず押さえておこうという場合には時間的なゆとりがない場合もあるからつらい。

午後はタテハ狙いで別の場所に移動。そこはオオゴマシジミも見られるポイントなのだが、つくと車が何台も止まっていて、ネットを持った人がうろうろしている。
これではオオゴマは無理そうだ。タテハはコヒオドシ、エルタテハ、クジャクチョウ、各種ヒョウモンなどが見られたが、アサギマダラ、ヒメキマダラヒカゲ、キバネセセリがやたらと多かった。
これらが飛び回る様は蝶の楽園そのものだが、カメラを向けることは少なかった。
自宅に帰ってみるとタテハもほとんど撮影していなかった。考えてみると、関西勢の撮影の様子を眺めて、撮れたとか逃げられたとか一喜一憂していたようだ。
唯一気に入った写真は、ミドリヒョウモンの♀がヒヨドリバナに来ていたので、山を背景に広角で狙っていた時に♂が絡んできたのでとっさに撮影した数枚の写真。
1枚目は♂が飛んできたところ、ピンが甘いが、♀が腹部を上げて交尾拒否をする様子が良くわかる。
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2枚目は♂が戦闘機みたいに飛んでいて、ちょっと小さいのが残念だがお気に入りの写真になった。
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ここで関西勢とは別れることにする。
その後Cさんの案内で甲府市近辺のクロヒカゲモドキのポイントに案内してもらう。
残念ながらお目にかかることは出来なかったが、甲府の家からも近いのでそのうち撮影出来るだろう。
ここではスミナガシを撮影することが出来たが、夕方で、しかも暗い林の中なので証拠写真程度になってしまった。
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ニコンD100:1/125:f3.5:ストロボ使用:ISO640

VRの効果を見るため、ノンストロボ、手持ちで撮影してみる。
ただ、実用を考えてシャッタースピードは1/125にした。
暗いので、感度が自動的に上がっても修正しきれずにできあがった写真は暗い。
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ニコンD100:1/125:f3.5:ISO640

全部で20枚撮影したが、ぶれているのは1枚もなかった。このシャッタースピードだと、1.2割はぶれる可能性がある。
次にはもっと遅いスピードで試してみよう。

2日間の信州オフ会は大人数にもかかわらず写真も十分撮れ、新しい人との交流も増えて楽しいものとなった。
色々ありがとうございました。

# by dandara2 | 2006-08-13 09:33 | Comments(20)