2006年 02月 16日

害虫、ウラナミシジミ

 先週末はウラナミシジミをUPしました。
 2005年はウラナミシジミが多かったようで、あちこちで見かけることが出来ました。
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 蝶が趣味の方なら、この蝶が温暖な地域(年平均気温12℃以上の地域)でしか越冬できずに、気温が上がって世代を繰り返すうちに北上して来るという話はご存じだと思うのですが、今年の秋は越冬地ではありませんがそこに近い場所で栽培中のインゲンに産卵する個体を見かけました。
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 家庭菜園で大豆を栽培して、冷えたビールと一緒に枝豆を食べていると、中から虫が出てきてヒェーとなることがありますが、インゲンでもそうなるとちょっとなーと思いながら撮影しました。
 この蝶の越冬地に近い場所では、最近では温暖化のせいか豆類の害虫としてウラナミシジミの被害が深刻化してきて、農業雑誌などにはその防除法の特集まであります。
 そのタイトルをいくつか紹介すると、
○ソラマメを害するウラナミシジミに就いて,昆虫
○南伊豆における絹さやエンドウを加害するウラナミシジミ幼虫の防除時期についての一考察,関西病虫研報
○エンドウの害虫ウラナミシジミの防除,今月の農薬
○房総北部におけるウラナミシジミ(1)促成サヤエンドウの被害を中心として,植物防疫
○銀白色マルチによるウラナミシジミの被害防止,関西病虫研報
ウラナミシジミの幼虫は豆の中に入り込んで食害するので、薬剤ではなかなか防除できないようです。
 そこで最近では、銀色マルチによって成虫の飛来、産卵を忌避させる方法がとられているようです。
 モンシロチョウがキャベツの葉をレースにしたり、アゲハが庭の山椒を丸坊主にしたりして嫌われていることは承知していましたが、ウラナミシジミもそうだったとは知りませんでした。
 でも越冬地では頑張って欲しいと密かに応援したくなります。

# by dandara2 | 2006-02-16 23:14 | Comments(12)
2006年 02月 14日

今日の小畦川

 今日は天気も良いし、4月中旬並みという暖かさ。
 早く帰れる日なので、14時30分からは自宅前の小畦川の様子を見に行く。
 少し暖かい日が続いただけなので、さすがにモンキチョウはまだでていなかったけど、いつもよりちょっと遠くまで土手を歩くとホトケノザが咲いている一角があった。ホトケノザ:
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ニコンD100、マクロ105、1/500、f16、シャッタースピード優先

広角ズームとマクロレンズでそれぞれ写真を撮る。
 広角ズームはまだ頭がその感覚になれていないので、ポジションをとるのに撮影後のイメージがつかみにくい。ホトケノザ:
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ニコンD70、シグマ17-70(26mm)、1/200、f14、絞り優先

 春にはここにはスミレがたくさん咲くんだけれどさすがにそれはなかった。
 水面にはマガモやコガモ、ヒドリガモなどがいて、こちらが近づいてカメラをかまえるとあわてて飛び立った。コガモ:
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ニコンD100、マクロ105、1/500、f13、シャッタースピード優先


 土手の一角にはギシギシがたくさん生えている所があったので、春にはきれいなベニシジミが飛び回るのではないだろうか。
 こちらも広角の感覚になれるために1枚撮影する。ギシギシ:
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ニコンD70、シグマ17-70(17mm)、1/200、f16、絞り優先

# by dandara2 | 2006-02-14 20:58 | Comments(23)
2006年 02月 12日

ゴマダラチョウの幼虫

 土曜日は暖かくて、春が近いと思わせたけど勤務。それでも午前中で終わったので、帰ってから少しだけ自宅前の土手を歩くがまだ何もいなかった。
その後甲府に出かける。
 今日は昨日とはうってかわって風が強く寒い。
 それでも新しく購入したレンズの試し撮りに、昔多かったウラキンシジミの卵探しと、オオムラサキの幼虫でも撮影しようと裏山に登る。
 ところが30年の間に山の木はすっかり大きくなって薄暗くなってしまい、さらにはうっかりしてルーペと眼鏡(老眼鏡)を忘れてしまったので卵は全然見つからない。
 ようやくそれらしいのを1卵見つけたが、どうも昨年孵化したもののようだ。さらにはカメラのダイアルが動いてマニュアルになっていて、とんでもない設定になっていた。
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ニコンD100、マクロ105mm、1/500、f16

 レタッチで何とか見られる状態には持ってきたがノイズがすごく大失敗。
 目をこらして見つめているうちに、目が疲れたのかさらに見えなくなったので、卵探しはすっぱり諦めて今度は幼虫探し。
 ところがエノキの根本にはあまり落ち葉が積もっていない。ようやく見つけたのはゴマダラチョウの幼虫。
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ニコンD70、シグマ17-70、1/160、f16

 それでもいないよりは良いかと広角接写。出来はと見ると、ウーン・・・、雰囲気はでているかな。
 幼虫くらいの大きさの広角接写にはコンデジの方が向いているかも、相手も動かないし。
 成虫の大きさなら威力は発揮しそうですが、それはもう少し待たないとわかりませんね。
 山を登ってうっすら汗をかいた所に、エノキの根本にかがみ込んで風に吹かれていたら体が冷えて、寒くなってしまったのでこちらも早めに諦める。
 それでも寒い山で2時間も過ごして、甲府の家ではどこまで行ったんだろうと心配していたようだ。

# by dandara2 | 2006-02-12 17:32 | 幼虫 | Comments(4)
2006年 02月 09日

シグマ17-70 MACRO を購入

 D70の不調で修理に出したときに、家内用にD50を買ってから、修理の上がったD70は私専用になったのだけれど、蝶のシーズンインを前にして手持ちのどのレンズをつけるか悩んでいました。
 今までD100でメインで使っていた28-200は、マクロ105をメインで使うようになると、200の時でも大きさの違いはわずかだし、近づけないので28mmでも広角接写は無理、レンズの描写もいまいちなのでD70につけて使う気にはなれない。
 70-300は、カバーする範囲はマクロ105とあまりだぶらなくて良いのだけれど、300での近接撮影は収差が大きく、写りがいまいちで常につけて使うほどでもないし。
そんなわけでタムロンの180mmマクロを買う予定にしてましたが、そうするとデジイチについているレンズが全て望遠系のマクロになって蝶の飛翔写真を撮るのがかなりつらくなります。
 広角接写に関しては、今のR1はピントを外すことが多く、こちらもGX-8かGRデジタルにしたいけど、レンズとあわせると最低でも12万以上になって予算オーバー。
ガソリン代や高速代を制限したのでは本末転倒ですからね。
そんなわけで、D70をどう使いこなすかちょっと難しい感じでした。
 ところが、先日海野さんのサイトを見ていたら、シグマから17-70マクロが出たという話があって、値段は4万円少々。
 これだと、広角接写と飛翔写真の問題はクリアできそう、と言うことで昨日購入しました。
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 ついでに LUMIX DMC-FX-9 というコンデジも購入。こちらは家内用です。先日奈良に奥さん同士で出かけた折りにカプリオR1を持っていったら、「重い、夜景がきれいに撮れない、ズームがスムースに動かない」とかなり評判が悪く、自分専用のものが欲しいとのこと。
 だんだん写真の楽しさがわかってきて、カメラに対する要求も出てきたようだし、なにより私の小遣いから買うわけではないのでもちろんOK、一緒に買うことにしました。
 そこで昨日、大学の医学部の入学試験があり、その入試問題のチェックに出張したのですが、担当した科目は早い時間に終わったので、帰りがけにこれらを購入して帰宅し、近くの公園に試し撮りに行きました。
こちらがD50についている28-105のマクロモードでの撮影。
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ニコンD50、AI AF Zoom Nikkor 28-105(105mmで撮影)

一般的なクローズアップです。かなりシャープで優秀なレンズだと思います。
こちらが、購入したシグマの17-70の17mm側での接写、レンズ前面8㎝位です。
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ニコンD70、シグマ17-70mm F2.8-4.5DC MACRO(17mmで撮影)

 花の大きさは蝶でいうと翅を閉じたムラサキシジミくらいでしょうか、かなり良い感じです。
 フードをしているとフードの先端が触れてしまいそうになるので、本番ではフードは外しておく方が良さそうです。
 コンデジのように、撮影した後、家で見たらピンボケということはなくて、ファインダーで見た通り写るのが良いですね。やっぱり一眼レフです。 
 35mm銀塩換算では25.5-105mmのズームと同様になるので、常用のレンズとしても十分です。広角よりのズームだから、D70の小さなファインダー倍率でも問題ないです。

 こちらは、LUMIXのマクロモードでの撮影。
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LUMIX DMC-FX-9

35mm銀塩カメラ換算で35-105mmのレンズになるそうで、その35mmでの接写です。
ファインダーがなく、液晶画面での確認になりますが、明るいところでも見やすく、違和感は感じませんでした。
小さく軽く、夜景も逆光もちゃんとそれなりのモードがあって、簡単に撮れそうなので家内はかなり満足してました。

# by dandara2 | 2006-02-09 11:41 | Comments(12)
2006年 02月 07日

アカボシゴマダラは異国の蝶

 先週末にアカボシゴマダラのページをつくりました。
 そのことについて、本体には載せなかった写真に晴れ舞台を提供しながら話をしましょう。
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アカボシゴマダラ♀静止(D100,28-200,1/800,f7.1)

 中国南部に生息するアカボシゴマダラが神奈川県の鎌倉市や藤沢市でかなりの数が発生しているというので、一昨年(2004)に一度行ってみたのですが、台風の直撃の翌日だったので姿を見かけませんでした。
 それで2005年は、この蝶を探しに2度、ナガサキアゲハ撮影のついでに1度、合計3回出かけました。
 その結果がサイトにのせた収穫なのですが、最初は奄美大島産のものとどこが違うかわかりませんでした。というのも奄美のアカボシゴマダラを見た事がなかったからです。
 その後調べてみて、後翅の赤紋に顕著な違いがある事がわかりました。中国産はきれいなリング状にならないのです。
 最初の撮影では、運が良かったのかオオムラサキやゴマダラチョウでは撮影の難しい産卵シーンがいとも簡単に撮影できました。
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産卵(D100,28-200,1/45,f5.6)

 幼木を好んで産卵すると言うことで、低いところに降りてきて、同じ場所で何卵も産卵してくれるので撮影は楽でした。
 本当は樹液や柿の実に来ているところを撮影したかったのですが、最初に撮影したのはムクゲの花での吸蜜。最初は♀と間違えて求愛にきたんだと思っていました。
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吸蜜(D100,28-200,1/640,f7.1)

 それが撮影してみると口吻が伸びていてびっくりしました。この辺はもっと観察回数を増やして行かないといけないと思いますが、ネットで調べた限りでは吸蜜の記録はないようです。
 またこの時は何枚か飛翔写真も撮れましたが、本当に人家に近い場所で見る事が出来て驚きです。
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飛翔(D100,28-200,1/800,f8.0)

 幼虫も蛹も恐ろしげで、いかにも日本侵略をしにきた悪者みたいです。
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蛹(D100,28-200,1/500,f5.6)

 飛んでいるところは遠目にはアサギマダラで、春型は真っ白になるらしいので、それらも撮影していきたいと思います。
 以前埼玉で発生したけど、その後続かなかったとか。原産地が中国南部と言うことですから、幼虫の耐寒性の点で鎌倉などの温暖地でないと難しいのでしょうか。
そうだとすると分散の危険性が少なく一安心ということですが。

# by dandara2 | 2006-02-07 21:47 | 吸蜜 | Comments(14)