<   2016年 11月 ( 9 )   > この月の画像一覧


2016年 11月 28日

小畔川便り(ムラサキシジミの口吻の先:2016/11/17.20)

初雪騒ぎで飛ばしてしまったけど、11月17日はムラサキシジミの口吻の先の確認をメインの目的として、いつもの公園に出かけた。

天気も良く穏やかな日で、ムラツ、ムラシはいつものように葉に付いたアブラムシの排せつ物を吸汁している。

f0031682_10174266.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30

ただ口吻の先がわかるように、きちんと写すのは意外と難しい。

f0031682_10174197.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30

ようやく口吻の先が少し浮いたところをきちんと写すことが出来た。

f0031682_10174262.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

その写真の拡大。

f0031682_10174386.jpg

ムラサキシジミでも口吻の先に何か尖ったギザギザの物が見える。

ムラサキツバメの記事の時に、otto-Nさんから歯状感覚子ではないかとのお話があり、それについて書かれている本田計一/加藤義臣編「チョウの生物学」について教えていただいた。

それによると、感覚器官の一種のようで、樹液を吸うタテハチョウの仲間などで発達していて、花の蜜を吸うアゲハ蝶の仲間などではほとんど見られないようだ。

シジミについては触れられていなかったけど、ムラツ、ムラシとも樹液に類するものを吸汁するので発達しているのだろうか。

ムラサキツバメは、オスが赤くなり始めたヒイラギの葉の上で翅を開いた。

f0031682_10173663.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


メスの方は、マテバシイの葉の上で翅を開いてくれた。

f0031682_10173632.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


近くにはイチョウの木もあって、丁度黄葉の盛りなので、この葉の上で翅を開いてくれないかと思うけど、なかなか思い通りにはいかない。

少し離れた下草の上でムラサキシジミのメスが翅を開いたので、何とかイチョウの葉を入れようと頑張るけど、翅が一部笹に隠れてしまった。

f0031682_10174207.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


いつもムラサキシジミが越冬するマテバシイの葉を見ると、今年も4頭のムラサキシジミが集まっていた。

f0031682_10173789.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


気温が上がってムラサキツバメが飛び回るようになって、その様子を見ていると頭上のクヌギの木から降りてきたり、飛び上がった個体がその中に入っていくように見える。

その行方を追うと、クヌギの葉に越冬集団が見られた。

f0031682_10173548.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


光線がきついし、少し距離があるので、うまくは撮れないけど、何とか証拠の写真は撮れた。



20日は朝からすごい霧。
目の前の川の対岸すら見えない。

いつもだと8時過ぎには晴れてくるのに、この日は10時を過ぎても晴れる気配がない。

それでも11時ころには明るくなってきたので、この状態なら強い影が出来ないだろうと思って、再度越冬集団を撮影に行く。

f0031682_10173536.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300

11頭ほどいるようだ。

撮影していたら薄日が差してきて、集団が少し動きだして1頭のメスがその上の葉で翅を開いた。

f0031682_10172853.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


イチョウの葉の上でもムラサキツバメのメスが翅を開いてくれた。

f0031682_10172884.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


サザンカも咲き始めて、そこにムラサキツバメが降りてきた。

吸蜜するかと期待してみていたけど、 蕾にとまった。

f0031682_10173049.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


近くには花も咲いている。

f0031682_10172916.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


あの花の方に行かないかと期待してみていると、小飛してその花にとまった。

f0031682_10172949.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


残念ながら吸蜜はしなかったけど、これからこんなシーンがいろいろ見られるかもしれない。



by dandara2 | 2016-11-28 10:33 | 吸汁 | Comments(10)
2016年 11月 25日

小畔川便り(11月の初雪:2016/11/24)

11月24日は初雪が降った。
11月の雪は54年ぶりだとか。

都内では観測史上初めての積雪を記録し、埼玉でも、1897年からの統計史上最も早い積雪になったとのこと。

自宅前はこんな感じ。

f0031682_10043925.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


イチョウの落ち葉にも雪が積もっている。

f0031682_10043887.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


紅葉したモミジにも雪が。

f0031682_10044540.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


自宅近くでこんな写真が撮れるなんて想像もしなかった。

f0031682_10044472.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


蝶たちはこの雪の中どうしているだろう。

歩き始めてすぐに、生け垣の中からエノキの幼木が顔を出している。

アカボシゴマダラがいるかなと思って目をやると、黄色くなりかけた葉に止まっている幼虫が目に入った。

f0031682_10044599.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


頭に雪がのっている。

f0031682_10044533.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


集団越冬中のムラサキツバメの止まっている場所は、上に大きな枝があるので雪はかかっていなかった。

f0031682_10043896.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


雪が画面に入らないかなと期待して出かけてきたのだけど、その点では少し残念。
でもうまい場所にいるなというのがわかって、この雪も乗り切れそうだなと少し安心。

マテバシイの枯れ枝が目に入ったので見ると、ムラサキシジミが一頭とまっていた。

f0031682_10044084.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ぎりぎり濡れてはいないけど、越冬場所としてはどうだろう。
暖かい日には移動してしまうかな。

今日になっても川原にはまだ雪が残っている。

f0031682_10043939.jpg
オリンパス STYLUS1s


ベニシジミやヤマトシジミ、モンキチョウなどの非越冬タイプの成虫たちはどうなってしまっただろう。

雪が溶けたら確認しなくては。

---------------------------------------

11時過ぎに気温は一けた台で低いけど、様子を見に行く。

ムラサキツバメもムラサキシジミも出てこなかった。

昨日は雪がないことがわかっていたので見に来なかったムラサキシジミの越冬場所を見ると、5頭のムラサキシジミが越冬中だった。

f0031682_18090817.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


探していたら、サザンカのつぼみの横にウラギンシジミがいた。
f0031682_18090635.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


背景に少しだけ日陰の雪が見える。

昨日見つけていたらかなり良い写真が撮れたかもしれないのに残念。
まあ、雪の降りしきる中で、サザンカの間のこの場所には見に来る気にならなかったけど。


ムラサキ兄弟が出てくる気配がないので川原に行く。

南側の日当たりの良い場所は雪がほとんど溶けていた。

f0031682_18091776.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ベニシジミやモンキチョウはいないかと探していると、モンキチョウが飛んできて止まった。

見ると隣にはベニシジミまでいる。
やったーこれで両方とも生息確認と喜んで撮影。

f0031682_18091612.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


日当たりの良い斜面ではそこそこの数が飛んでいる。

そのうち産卵植物を探しているメスを見つけた。

f0031682_18091606.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5

カラスノエンドウのある場所を探るようにして飛んでいる。
f0031682_18090666.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5


昨年同様小さな株に産卵している。

f0031682_18090797.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


産卵の向きが思い通りにいかず、尾端まできっちり写せずイライラする。

撮れた気がしないので、あきらめて背景を入れて撮影しようと思って、少し落ち着いて止まっているところにカメラを向ける。

シャッターを押していたらなんと、尾端を曲げて産卵を始めた。

ところが、その前にシャッターを押していたので、バッファが一杯になっていて、シャッターが落ちない。

エーと思いながら、ワンテンポ遅らせてシャッターを押したら1枚だけ撮影できた。
そのあと飛び立ってしまった。

f0031682_18090725.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


帰りがけに昨日のアカボシゴマダラの幼虫を見たら、無事だった。

f0031682_18091604.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30

この日はヤマトシジミは確認できなかった。






by dandara2 | 2016-11-25 10:15 | 越冬 | Comments(18)
2016年 11月 22日

小畔川便り(ムラサキシジミ卵孵化:2016/11/15.16)

11月15日にもムラサキ兄弟の様子を見に行く。
朝は晴れていたけれど、出かけた時にはうす曇り。

この日もアブラムシの排せつ物のついたマテバシイの葉にはムラサキツバメが何頭も見られた。

f0031682_16573371.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


この写真では2頭が仲良く並んで吸汁しているけど、一番上の枯葉のように見える部分にも何かいるように見える。

f0031682_16574150.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


少し引いてみたら、やはりムラサキツバメがいた。

f0031682_16574269.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


少し高いアングルで、 手をいっぱいに伸ばしてようやく撮影することが出来た。

そのうち翅を開き始めたけど、この日もきれいな個体が多かった。

f0031682_16574378.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

f0031682_16573323.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


このオスは翅表にブルーの鱗粉を散らしていた。

f0031682_16574166.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


この日はムラサキシジミは少なかったけど、ようやくメスが翅を開いてくれた。

f0031682_16574351.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


帰りがけにムラサキシジミの卵がどうなっているか様子を見に行ってみた。

10月21日に産卵された卵はそのまま。

f0031682_16573491.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


10月26日に見つけた卵はなんと孵化していた。
f0031682_16573442.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

ただ産み付けられた芽は伸びてきていないし、周囲の葉も硬いまま。
幼虫の姿も見当たらなかった。

この時はTG-4をもっていなかったので、片手で葉を持って光が当たるようにし、片手でマクロ150付きのD500をもって撮影するのは結構大変だった。


手振れで使い物にならないだろうけど、とりあえずは証拠写真という感じで撮影する。
思ったよりは写っていた。


16日も良い天気だったので、また公園に出かける。
ただ北風が吹いて、この公園では木枯らし1号の時よりも風が強かった。

いつもだと吸汁にきているアブラムシのところには1頭も見られない。

少し離れたツバキの葉でムラサキシジミのメスが翅を開いた。

f0031682_16571846.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


背景は日陰で真っ暗。
葉先にだけ日が当たっている。
この場所で開翅する個体は初めてだ。

しばらくうろうろしていると、風当たりの弱い場所に2頭のムラサキツバメとムラサキシジミが降りてきて翅を開き始めた。

f0031682_16572540.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


1頭が離れているので、3頭を一画面に収めるのはあきらめて、上の2頭を狙うことにする。

f0031682_16573289.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ムラサキシジミが翅を開いていないけど、そのうち開くだろうと狙っていると少し開き始めた。

f0031682_16572546.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


この時は、やったね、狙いが当たったなという満足感が広がる。

やがて2頭とも翅を全開にした。

f0031682_16572664.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ムラツのメスはずいぶん色の濃い個体だ。

少しアングルを変えても撮影。
f0031682_16572550.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


しばらく待っても吸汁には来ないので、あきらめて移動。

サザンカが少しだけ咲き始めたのでそこの様子を見ることにする。

この場所全体でも4.5輪しか咲いていないけど、その中の一つにムラサキシジミが来ていた。

f0031682_16571835.jpg

ニコン1J5 1ニッコール10-30


寒さのせいなのか、花びらの先が傷んでしまっている。

f0031682_16571862.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


それでも今年初めてのサザンカでの吸蜜はうれしい。

f0031682_16571736.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


これから花が咲き始めるといろいろ楽しませてくれるだろう。



by dandara2 | 2016-11-22 17:19 | 産卵 | Comments(16)
2016年 11月 19日

小畔川便り(ムラツ・ムラシの開翅:2016/11/12)

クロツの撮影に行く前日の11月12日は、自宅近くの公園でいつものようにムラサキシジミやムラサキツバメの撮影をした。

いつものアブラムシのいるマテバシイのところに行くと、ムラサキツバメが何頭も吸汁していた。
カメラを向けてシャッターを押すとと、ムラサキシジミが画面の中に飛び込んできた。

f0031682_15280834.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


写真を確認するとちょうど良いタイミングで写っていた。

その下の葉でも吸汁しているけど、マクロレンズだと両方をうまく入れるのが難しい。
下にはムラサキシジミ1頭だけだったので、少しだけ入れてシャッターを押したら、ムラサキツバメが飛び込んできた。

f0031682_15280828.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

もう少し下に向けておけばよかった。


この日は狭い場所でたくさんの個体が吸汁していて、そこにアシナガバチが飛んできたら、近くにいたムラサキツバメがびっくりして飛び上がった。

f0031682_15280155.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


アシナガバチはアブラムシの排せつ物をなめに来たのか蝶には関心がなく、蝶の方も落ち着いたようだ。

f0031682_15280185.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


一枚の葉の上下で、ムラサキシジミとムラサキツバメが仲良く吸汁し始めた。

f0031682_15280214.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


余程良い条件の葉なんだろう。

止まる場所を求めてマテバシイの周辺を少し長く飛翔するムラサキツバメがいたので、カメラを向けてみた。

f0031682_15274718.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5


こちらはアブラムシのいる茎に止まろうとして飛んできた個体。

f0031682_15280256.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5


この日は開翅もあちこちで見ることが出来た。

ムラサキシジミのきれいなオスが開翅してくれた。

f0031682_15275377.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


きれいなオスが開翅してくれるとやったーと思ってしまう。
f0031682_15280865.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ムラサキツバメのオスも開翅してくれて、きれいな個体が多かった。

f0031682_15281092.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


低い位置に止まってくれた。
f0031682_15280030.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30

f0031682_15274656.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


この個体がこの日一番美男子だったかもしれない。
ただ止まる位置が少し高く、背伸びして手をいっぱいに頭の上に差し出してようやく撮影。
f0031682_15274559.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


メスも別嬪さんが多かった。

f0031682_15280795.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


こちらの個体は微妙に青い鱗粉を散らしたきれいな個体だった。
f0031682_15274655.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ムラサキツバメとムラサキシジミが仲良く開翅する姿も見られた。
両方にピントが合わず残念。

f0031682_15275406.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


貴重なチャンスに、カメラを近づけすぎて翅を閉じられては困ると、10-30の28mm(35mm換算76mm)で撮影したのが間違いだったかな。

この後、別の葉では、両方が並んで翅を開いてくれた。

f0031682_15275300.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


両種の翅の色がはっきりとわかる。

それを撮影していたら、少し離れたところにいたムラサキツバメも翅を開いて、3頭が同時に開翅するという豪華なシーンを目にすることが出来た。

f0031682_15275462.jpg

家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


実は、この時D500で撮影した写真は、枚数の関係で2つに分割され、フォルダー番号が変わっていたのだけれど、途中でカメラの掃除をしたりしていて、うっかりして後半に分割されたフォルダーはハードディスクに落とさずにフォーマットしてしまった。

後で気が付いて慌てて復元した。
jpegは問題なく復元できたけど、Rawはうまくいかなかった。
家内がほぼ同じシーンを撮っていてくれたので良かったけど、他のことに気をとられながら仕事をするのは、たとえメモリーをハードディスクにバックアップするというだけの単純な仕事でも、気をつけないといけないということを思い知らされた。



by dandara2 | 2016-11-19 16:12 | 開翅 | Comments(14)
2016年 11月 16日

初冬のクロツバメシジミ(2016/11/13)

11月13日はクロツバメシジミの様子を見に行く。

ここのツメレンゲは遅く咲くので、そろそろいい頃かなと思った。

ツメレンゲは思ったより咲いていなくて、これからかなという感じだった。

f0031682_19020525.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


それでも多少は咲いていて、その花の近くで日光浴をする個体が見られた。

f0031682_19015883.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


新鮮な個体ではないけど、翅が少し緑色に輝く個体も見られた。

f0031682_19015964.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


気温が上がるとわずかに咲いた花に吸蜜に来る個体も増えてきた。

f0031682_19021286.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

f0031682_19021480.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


顔が花に埋もれてしまうので、結構難しい。

f0031682_19021312.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


色が薄いので、最初はヤマトシジミかと思った。

f0031682_19021253.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


家内が例によって飛び立つところを上手にとらえていた。
f0031682_19021377.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

f0031682_19021876.jpg

家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

ツメレンゲの前をうろうろ探して歩いていたら、家内が交尾している~と呼んでいる。
急いで行ってみると、車を止めたところで交尾していた。

f0031682_19021990.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


背景の車は私の車。

逆光で暗いので、反対に回ってみるとシルバーメタリックのボディに日が当たってその照り返しで明るくなっていた。

f0031682_19021888.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ちょうどレフ版で光を当てたような感じだ。


交尾が撮れたから、次は産卵かなと思って注意していると、伸びた花穂に産卵しようとする個体が何頭かいた。

f0031682_19020600.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

f0031682_19020697.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


花が少し咲いていてよい感じの写真が撮れた。

f0031682_19020667.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ある程度の写真が撮れたので、飛翔にも挑戦する。

f0031682_19021935.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5

花の間を飛んでくれたので良かった。
f0031682_19021999.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5


ここにはヤマトシジミもいて、寒暖の差が激しいせいか青っぽい個体も目に付く。

f0031682_19015896.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ツメレンゲで吸蜜していると紛らわしい。

f0031682_19020018.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200




by dandara2 | 2016-11-16 19:19 | Comments(18)
2016年 11月 13日

小畔川便り(ムラサキツバメのストローの先端:2016/11/9)

11月9日は木枯らし一号が吹いた。
風は強いけど天気が良いので、買い物のついでに自宅近くの公園に様子を見に行く。

マテバシイの南側には何頭かのムラサキシジミがいて、この日もアブラムシの排泄したものを吸いに来ていた。

f0031682_17162799.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


この写真は、一頭が翅を開き、もう一頭が止まっている葉にはアリが来ていて、家内のお気に入りらしい。

風のあまり当たらない葉に止まって、時々翅を開く。

f0031682_17162076.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

f0031682_17162149.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


撮っているときには良くわからなかったけど、新鮮な個体だ。
f0031682_17162159.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ムラサキツバメも同様にアブラムシの汁を吸汁にきていた。

f0031682_17162865.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

f0031682_17162042.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


この個体はストローを持ち上げたところ。

f0031682_17161587.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ストローの先が何となくもやっと見えるので写真を拡大してみた。

f0031682_17161481.jpg

先端はブラシ状になっている。

これで葉にこびりついたアブラムシの排せつ物をこすり落としているのだろうか。

もしそうだとすると、それを溶かして飲むのだろうけど、葉の上が濡れているのを見たことはないので、液体を出すとしてもごく微量なんだろう。

ムラサキシジミのストローも同様なのか興味があるけど、はっきりわかる写真はなかった。


この日はメスが何頭か開翅をしてくれた。

f0031682_17162832.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

葉の上がちょっと汚いけど、開翅してくれたので我慢、我慢
f0031682_17162744.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


風のためかあまりたくさんの個体は来ていないので、ある程度撮影できたところで帰ることにする。

歩いていたら、いつもは見かけない場所でムラサキシジミのメスが翅を開いていた。

f0031682_17161560.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30

傷一つない新鮮な個体だった。

f0031682_17161574.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150




by dandara2 | 2016-11-13 17:28 | 吸汁 | Comments(18)
2016年 11月 10日

ルーミスとクマソ(2016/11/6)

11月6日はnaoggioさんのお誘いでルーミスの撮影に行く。
ルーミスの撮影は、2012年以来4年ぶりになる。

途中台風か何かの影響で、ポイントの木が伐採されたりして環境が変化したようだけど、昨年あたりからルーミスの数も増えてきたようなのでどんなになっているのか楽しみだ。

圏央道が東北道につながったので、今回はその道を利用して行ってみることにする。
途中変なルートに入ってしまったりしたけど、何とか予定していた時間にはたどり着けた。

ポイントにはすでにnaoggioさん、Nさん、Akakokkoさん、Sippo☆さんらがお見えになっていてカメラを構えている。

そこにはルーミスがじっと止まっていた。

f0031682_10063444.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


とりあえず撮影すると、パッと飛び立って私の腕にとまった。

ちょうど日が当たっていたのでそこで開翅したようだが、カメラを構えることが出来ない。

皆さんはそれを撮影しているが動けない。
家内が早く来ないかと思ったけど姿が見えない。

そのうち飛び上がってしまった。

残念に思っていたら、後日Sippo☆さんがその時の写真を送ってくれた。

ブログに載せても良いということだったので、ここに記念として載せておくことにします。

f0031682_10062273.jpg
Sippo☆さん撮影


家内は何をしていたのかと思うと、入口の方でムラサキシジミを撮影していたという。

後でその時の写真を確認すると、ムラサキシジミではなくてルーミスだった。

f0031682_10063494.jpg
家内撮影 ニコン1V2 1ニッコール70-300


その後しばらく待つけど、気温が高いせいかなかなか下の方には降りてこない。

降りてきたと声がかかって慌てていくと、着く直前に飛び上がってしまったりでなかなか写真が撮れない。

f0031682_10063579.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

f0031682_10063320.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


どうもこの日はついていないようだ。

そんな中で、遠目だけどやっと撮れた写真を何枚か。

f0031682_10062863.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

f0031682_10062846.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


この写真は、高い枝に止まっていた個体だけど、とりあえず撮影。

f0031682_10063442.jpg
ニコン1V3 1ニッコール70-300


後で見てみると、ストローが伸びている。
ムラサキシジミなどと同様、アブラムシの排泄した汁などを吸っているのだろうか。
そういえばここには3頭くらいのルーミスがいたけど、高いし、葉に隠れてしまったりと写真にはならなかった。


その後今年発生が確認されたクロマダラソテツシジミのポイントに移動することにする。

ルーミスはその気になればまだチャンスはあるだろうけど、クロマダラソテツシジミの方は今年限定の蝶ということで、とりあえずは撮影しておきたいと思っていた。

時間は13時を過ぎていて、歩いてみるけど見つからない。

手分けして小一時間探したけど見つからないので、今日は無理かなと思い始めたころに見つかったという電話が入る。

Sippp☆さんが下草に止まっていた個体を見つけてくれたようだ。

とりあえず撮影して、これで証拠写真が撮れたなと一安心。

f0031682_10062975.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


この個体は羽化間もないのかほとんど動かない。

そのうちぽろっと下に落ちてしまった。

私は"アー落ちた~"と思って見ていたけど、なんと家内はその瞬間を撮影していた。

f0031682_10062978.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200

メスだった。

偶然ではあるけど貴重な一枚になった。

下に落ちたところを広角で撮影。

f0031682_10062720.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


指に止まらせてソテツに止めようとしたら、舞い上がって飛んで行ってしまった。

ソテツを探していたnaoggioさんが幼虫を見つけてくれた。

f0031682_10062248.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ほとんど新芽はないけど、5.6頭の幼虫がいたし、伸びてきている新芽もいくつかあったのでもう少しの間は見られるのかもしれない。

この日は我々だけでは見つからなかった可能性が大きいけど、ご一緒した皆さんのおかげで何とか撮影ができました。
ありがとうございました。






by dandara2 | 2016-11-10 10:26 | 吸汁 | Comments(24)
2016年 11月 07日

小畔川便り(ムラシ・ムラツの開翅:2016/11/3.4)

10月27日、北風が強い。
ムラサキシジミは風の当たらない南側の葉陰に止まってじっとしている。
流石にアブラムシの汁を吸いに来る個体もいなかった。

そんな様子を見ていたら、アカボシゴマダラが飛んできた。
目の前に飛んできたので見ると・・・エッ!?  アサギマダラ !!

すぐ横のサザンカの葉にとまった。

f0031682_06212706.jpg
家内撮影 ニコンD5500 ニッコール55-200


私のところからは葉陰になって撮影できない、すぐに飛びあがって消えてしまった ( 一一)
ここには吸蜜するような花がないので、移動の途中で風をよけて一休みしたんだろうか。
初めての記録になる。


11月3日は天気が良く、気温も高い。

11時少し前にムラサキシジミのポイントに行くと、ムラサキツバメが吸汁をしていた。

f0031682_18145819.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


このムラサキツバメはしばらくした後小飛して、少し黄葉が始まったクヌギの葉にとまった。
f0031682_18145735.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


マテバシイの葉の上では、ムラサキシジミも吸汁していた。

f0031682_18150068.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


しばらくすると、オスが日当たりの良い葉の上で開翅してくれた。

f0031682_18145878.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


メスも飛んできて翅を開いた。

f0031682_18145987.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


別の葉の上でもメスが翅を開いてくれた。

f0031682_18145113.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


どちらもかなりきれいな個体だった。

この日は気温が高かったためか、開翅は15分程度で終わり、ムラサキシジミもムラサキツバメも葉陰に引っ込んでしまった。

10月20日に産卵されてから2週間ほどたつので、卵がどうなっているかの様子も見に行った。

f0031682_18145220.jpg
オリンパスTG-4

f0031682_18145216.jpg
オリンパスTG-4


どちらの卵もそのままだし、芽の方も特に動きはなかった。



翌11月4日も前日に引き続いて素晴らしい晴天。

この日は70-200のレンズに替えて、シグマの150mmマクロを使うことにする。

70-200だと最短撮影距離が1mなので、シジミが中心になるこの時期にはちょっと物足りないかなという気がしてきたのが変えた理由。

70-200よりかなり重いけど、遠出をしないのでいいかなと思った。


開翅をきちんと撮ろうと思って、昨日よりは30分ほど早めに出かける。

この日もアブラムシの汁で吸汁するムラサキツバメがいたけど、位置が悪く写真が撮れない。

ムラサキシジミはこの日も複数の個体が近くで吸汁していた。

f0031682_18144501.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ちらっと翅を払いてくれたけど、奥の個体にピントを合わせていた・・・残念。

f0031682_18143864.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


この日はきれいなムラサキシジミのオスが翅を開いてくれた。

f0031682_18145265.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


小飛して別の葉で翅を開いた。

f0031682_18144598.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


少し向きを変えるが、光線の加減で翅の輝きが微妙に変化した。

f0031682_18145173.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150

メスも翅を開いてくれた。
f0031682_18144492.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


奥で吸汁していたムラサキツバメが目の高さに降りてきて吸汁を始める。

f0031682_18143918.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


少し低い位置で翅を開いてくれた。

f0031682_18143863.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


メスだった。

さらに下に降りて翅を開く。

f0031682_18143754.jpg
ニコンD500 シグマアポマクロ150


ムラサキシジミに比べるとかなり色合いが違う。

この日はオスは出てきてくれなかった。




by dandara2 | 2016-11-07 19:27 | 開翅 | Comments(14)
2016年 11月 03日

小畔川便り(ムラサキシジミの産卵環境:2016/10/24.26)

10月24日、ムラサキシジミの様子を見に行く。

アブラムシの汁を吸っている個体が何個体かいた。

f0031682_14492432.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


産卵場所に行ってみると、ムラサキシジミが上から下りてきて、日光浴をしながら芽の様子を見ている。

f0031682_14492478.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


翅の傷の様子から、この前から産卵している個体のようだ。

そのうち下唇鬚で芽の様子を探り出した。

f0031682_14492419.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


気に入らなかったのかその上の芽の様子も探っている。

f0031682_14492528.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


これも気に入らなかったのか産卵せずに飛び去ってしまった。

f0031682_14492334.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


26日はムラサキシジミの産卵場所の様子を記録しておこうと思って出かける。

メス個体は出てこなかったけど、産卵した場所はアラカシ林の南向きの林縁で、朝から夕方までよく日が当たっている場所だ。

f0031682_14490724.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


アラカシの新芽も結構伸びている。
f0031682_14491528.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


新芽に幼虫でもいないかと探してみたけど、食痕らしいものはなかったので幼虫はいないようだ。

f0031682_14491613.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


もっとも幼虫探しは得意ではないので、もっとよく探せば見つかったかもしれない。

先日産卵された卵のすぐ横にもう一卵見つけた。

f0031682_14491482.jpg
オリンパスTG-4


産卵を撮影した時にはここには産卵しなかったので、その前か後に産まれたものだろう。

卵表面の様子が少し違うような気がするけど、この時期にアラカシの芽にこんな卵を産む種類に心当たりはない。

ムラサキシジミの卵で間違いないと思う。

この日はムラサキシジミ以外にムラサキツバメも確認できた。

f0031682_14490119.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ムラサキシジミ同様アブラムシの排泄した汁を吸汁に来たようだ。

f0031682_14490177.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


ほんの一瞬だけど翅表も見せてくれた。

f0031682_14490833.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


アブラムシの汁にはウラギンシジミも吸汁にきていた。

f0031682_14490839.jpg
ニコン1J5 1ニッコール10-30


非越冬個体が吸汁しているところに、越冬個体が飛んできて並んで吸汁を始めた。

f0031682_14490256.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


非越冬個体でも冬を乗り切る場合もあるようだけど、この個体は冬を乗り切るのは難しいような気がする。

ネムの幼木(だと思う)にはキタキチョウが来ていた。

f0031682_14490152.jpg
ニコン1V3 ニッコール10.5

手前に生け垣があり、手をいっぱい伸ばしても少し距離があったので、慣れない望遠ズームで撮影。
f0031682_14490702.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


頭を少し傾けて、葉の裏の様子を見ているようだ。

この木には蛹の殻や若齢幼虫が付いていた。

メスはマメグンバイナズナ ? に産卵していたが、ここで育つのは難しそう。

f0031682_14491525.jpg
ニコンD500 ニッコール70-200


産卵していたムラサキシジミは別の場所に移動したのか、とうとう見られなくなってしまった。



by dandara2 | 2016-11-03 15:06 | 産卵 | Comments(10)