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2014年 11月 27日

小畔川便り(キタキチョウ配偶行動:2014/11/21.22)

11月21日は前日の雨も上がり、朝から晴天なので、ムラサキシジミ、ムラサキツバメの様子を見に行く。

この日は、最初にアラカシの多い場所に観察に行く。
ムラサキシジミが飛び出して日光浴を始めた。

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翅が少し隠れてしまったけど、きれいな雄だ。

雌も飛び出して日光浴を始める。
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家内撮影

別の雌も羽を開いたけど、翅のグラデーションがとてもきれいだ。
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冬のこの時期には、ムラサキシジミのこの翅表が撮れるとうれしくなる。

ここで越冬しているウラギンシジミはまだおとなしくしている。
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足元に咲いているサザンカにムラサキシジミが来ていた。
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移動していつもの観察場所に行くと、ウラギンシジミが翅を開いていた。
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ムラサキツバメが飛んできて、足元で翅を開く。
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晴天でそれなりの個体数が見られたけど、これだというような写真が撮れなかった。

翌22日は、汗ばむように良い天気。
公園に行くと、ムラサキシジミもムラサキツバメも元気に飛び回っている。

珍しくムラサキツバメの雄が下りてきて翅を開いた。

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後ろ側からしか撮影できないので、黒っぽい翅表しか撮影できない。
自宅前のこの場所では、ムラサキツバメに関してはシャッターを押せればOKと言う感じ。

家内が、あそこでムラサキツバメが何かの汁を吸っているという。
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家内撮影

見るとマテバシイの枝先でストローを伸ばしている。

ムラサキシジミのオスが翅を開いているけど、この角度からだと紫色が一段と濃く見える。
ただ、微妙な色の変化は難しいのかな。
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サザンカの花にムラサキシジミかムラサキツバメが吸蜜に来ていないかと探すと、キタキチョウが吸蜜に来ていた。

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少しがっかりしたけど、キタキチョウのサザンカ吸蜜も華やかでいいかなと思いながら撮影する。

この日は何頭かのキタキチョウがサザンカで吸蜜していたけど、吸蜜している雌の所に雄が飛んできて絡み始める。
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絡んできた雄は少し小ぶりで、後で確認すると夏と秋の間に発生する中間型のようだ。
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吸蜜している雌は秋型だ。

中間型の個体は冬になれば死んでしまうようだけど、秋型は冬を越して翌年交尾するという。

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中間型の雄は執拗に秋型の雌に絡むけど、雌は明瞭な交尾拒否行動をしないまま逃げてしまった。

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越冬前には性的には成熟していなくて、交尾拒否行動も発現していないのかなと思わせるようなメスの態度だった。

キタキチョウの一連の行動を撮影している間に、家内はサザンカに来たムラサキシジミを撮影していた。

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家内撮影

こちらは吸蜜を終えてちょっと一休みかな。

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家内撮影

この日は、キタキチョウの一連の行動が撮影できて、いつもは何気なくしか見ていないキタキチョウについて、改めて図鑑などを調べて有意義な日だった。



by dandara2 | 2014-11-27 16:56 | 配偶行動 | Comments(15)
2014年 11月 24日

クロツバメシジミ交尾(2014/11/19)

11月19日は秩父にクロツバメシジミの様子を見に行ってきた。

以前、maximiechanさんのブログ"風任せ自由人"の中で、クロツバメシジミの幼虫をガラス瓶にたくさん採集していたとの記事を読んで、なんかがっかりして行く気が失せていた。

その後Favoniusさんのブログ"はばたき"で元気な様子を拝見し、嬉しくなって、年に一回くらいは様子を見に行こうと、孫が学校から帰るまでの間にと言うことで出かけてきた。


10時20分頃に着いた時には、風が吹いて気温が低く何もいない。
トイレに行って帰ってきたら、1頭のクロツバメシジミが飛んできて、コンクリーの擁壁で翅を開いた。

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ああ、やっぱり元気でいたなと思うとうれしい。

ツメレンゲはもう終わりに近いかなと思っていたけど、一番撮影しやすいところはこれからと言う感じだった。

肌寒いので、コンクリ面で体を温めて飛び始めたクロツも、蕾の上ではまだ気温が低く、すぐにじっと止まってしまう。
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10時40分を過ぎて少し気温が上がると、つぼみの上で翅を開き始めた。

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最初は、翅を開いて吸蜜するのかとびっくりしたけど、どうもそうではなく、やっぱり日光浴のようだ。

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翅表の輝きをうまく撮影したいと思ったけど、それほど輝きの強い個体ではなく、うまく撮影できなかった。
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そして、吸蜜が始まった。

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少し離れていた家内は、満開の花の中での吸蜜写真を撮っていた。

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家内撮影

これがこの日の吸蜜のベストショットかな。


ちょっとだけ紅葉したツタの葉の上でも翅を開いていた。

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家内撮影

そのうち、ツタの上で翅を開いていた雌の所に雄が飛んできて絡んだ。

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家内撮影

雌は嫌がって少し離れた枯れたつるの方に逃げたけど、雄もしつこく追いかけて雌に迫っている。

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雌の翅が開き気味なので、どうなるのかなと思ってみていると、その開いた翅の間に見える雌の腹部に雄が尾端を伸ばした。
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家内撮影

そして交尾が成立した。

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家内撮影

この時期に来て、吸蜜だけでなく配偶行動まで撮影できて、時間も孫が帰るまでには十分間に合う。
帰りがけにお気に入りの燻製屋さんによって、満足して帰宅することができた。



by dandara2 | 2014-11-24 13:09 | 配偶行動 | Comments(16)
2014年 11月 21日

小畔川便り(ムラサキシジミ吸蜜:2014/11/16.17)

11月16日は自宅近くのムラサキシジミの公園でサザンカがだいぶ咲き始めたので様子を見に行く。
ムラサキシジミはいたけど、サザンカで吸蜜はしていなかった。

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サザンカを見ていたら、アカタテハがしおれたサザンカに吸蜜に来ていた。
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右後翅がやや縮んでいる。
よく見たら、後縁の赤紋列の上(内側)の黒点列の形が左右で違っている。斑紋異常のようだ。
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地面に落ちた花びらにヒメウラナミシジミが止まってストローを伸ばしていた。

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家内撮影

翅もほとんど痛んでいない新鮮な個体だ。
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4化と言うことになるのだろうか、ここでは多分初めての記録になると思う。

サザンカでの吸蜜が撮れなかったので、17日に再度出かける。

サザンカの花を探すと、うれしいことに花の近くに止まるムラサキシジミを発見。

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そのうち、花に潜り込んで吸蜜を始めた。

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顔が見えないけど、とにかく証拠写真をと言う感じ。

その後移動して、ようやく納得のいくポーズをしてくれた。

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こちらは、葉の陰なのでストロボをたく。

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ムラサキシジミはストロボをたくと、目がドラえもんののびた状態になって見苦しいけど、この時は向きの関係かあまり目立たなくて良かった。

そのうち吸蜜をやめて横で日光浴を始めた。

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ムラサキツバメの姿はなくて残念だったけど、ムラサキシジミのサザンカ吸蜜が撮れてよかった。



by dandara2 | 2014-11-21 09:51 | 異常型 | Comments(14)
2014年 11月 18日

小畔川便り(ウラナミシジミ:2014/11/15)

11月15日は同じ公園ばかりでは飽きるので、ギンイチの発生していた場所にウラナミシジミの様子を見に行く。

9月末にはコムラサキがいたけど、ウラナミシジミはいなかった。
10月にも行ったけど、ハギの花が咲いていなくて、他の場所で少し撮影しただけだった。
ここのハギでは、例年楽しませてもらっていたので、今年はだめなのかとがっかりしていた。

そろそろハギも終わりなので、大して期待もせずに行ってみたら、葉が黄色くなりかけたハギにウラナミシジミがいた。

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気温がそれほど高くないので、止まるとすぐに翅を開く。

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微妙に痛んで、尾状突起もなかったけど、このハギでは今年初めてなので喜んで撮影する。

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家内撮影

ところどころに咲き残りのハギの花があって、最初のうちは飛んでばかりだったけど、12時を過ぎると吸蜜するようになった。

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家内撮影

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家内撮影

ハギの花で吸蜜するのを今年もようやく撮影できて、花も蝶も普通種だけど何かうれしい。

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撮影していたら、少し離れたところで、ムラサキシジミが翅を開いているのが見えた。

そちらに移動してカメラを向けると、綺麗なメスだ。

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小飛して、林の中の日だまりで翅を開いた。

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同じポーズだけど、できるだけ近づいて撮影。
ムラサキシジミは鱗粉が大きくて、ピクセル等倍で鱗粉の写り具合を見ると、カメラやレンズの性能までわかる。

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これは1V3+85マクロで撮影。
おなじものをD800で撮って比較すると、どうしても見劣りがするけど、単独で見ればそれなりの写りだ。



by dandara2 | 2014-11-18 11:44 | 吸蜜 | Comments(12)
2014年 11月 15日

小畔川便り(ムラサキツバメ:2014/11/13.14)

11月13日は朝は霧が出て、ニュースにもなっていた。
久しぶりの晴天で暖かい日だった。

ムラサキシジミの公園に出かけると、途中の家のヒイラギにウラギンシジミが翅を開いていた。

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この場所で蝶の撮影をするのは初めて…今日はよほど条件が良いのだろう。

公園に着くと、かなりの数のウラギンシジミが飛び回っているが、止まってもすぐに飛び立って落ち着かない。
1頭の雌が止まって翅を開いたけど、後翅の縁取りのきれいな別嬪さんだった。

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ニコン1V3 マクロ85 1/1250 f5.6 ISO500

落ち着いていてくれたので、持っていた広角系のカメラで撮り比べをする。

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ニコン1V3 1ニッコール10-30(10) 1/1250 f8 ISO800


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オリンパスTG-2+魚露目 1/400 f6.3 ISO200

画面の広さよりも、背景の写り具合が違う。
うまく使い分けられるといいのかも。

ムラサキツバメもこの日は何頭もの個体を見かけた。

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カイガラムシかキジラミかよくわからないけど、その排せつ物を吸いに葉の上でストローを伸ばしている。
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反対側に回ってみた。

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翅を開かないかなと思ったけど、気温が高すぎるのかこの日は開く個体はいなかった。

少し移動すると、ムラサキシジミが何頭も飛んでいる。
ただ、下枝を切られてしまったので、止まって翅を開いても頭より高い場所。

1V3のチルト液晶を使って頭上までカメラを差し上げての撮影。

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それでも斜めからしか撮影できなかった。

ツバキの葉の裏で越冬体制に入ったウラギンシジミを見つけた。

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14日は晴天だけど、前日に比べると気温がぐっと下がった。
公園に行くと、前日あれだけ飛んでいたウラギンシジミの姿は全く見られなかった。
この寒さで越冬に入ったウラギンシジミも多かったのではないだろうか。

ムラサキツバメは前日と同じ葉で吸汁している。

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別の雌は翅を開いてくれた。

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前日見つけたウラギンシジミの越冬個体は同じ場所にいた。

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このまま越冬態勢に入るようだ。

すぐ近くでは、ムラサキシジミの雌がきれいな翅を開いてくれた

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by dandara2 | 2014-11-15 17:58 | 吸汁 | Comments(12)
2014年 11月 12日

小畔川便り(ルリタテハ擬態?:2014/11/7)

このところ天気が悪い。
たまに晴天の日には所用が入ってしまいなかなか撮影に出ることができない。

11月7日に一日だけムラサキシジミの公園を歩くことができた。
ところが期待したムラサキシジミは出ていなくて、ぶらぶら歩いていたらルリタテハがサザンカの葉の裏に止まっている。

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最初見た時は何かみすぼらしい感じで、葉に引っ掛かった枯れ葉のようで絵にならないなと思ったけど、それも生態の一部だからと撮影。
良く考えたら、ルリタテハのこんな姿を見るのは初めて。
いつも見る静止姿勢よりも、ずいぶん前翅が上に上がっている。
触角はかろうじて翅の外に出ている。

休止の姿勢なのか、枯れ葉か何かに擬態しているのか。
気が付いたときからこの姿勢で動かなかったし、20-30分後にもこの姿勢だったので、こちらに驚いた姿勢と言うわけではないようだ。

ウラギンシジミがマテバシイの葉についたアブラムシか何かの汁を吸いに来ていた。

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よく見ると奥の方でももう一頭吸汁している。
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この日は、1V3に85マクロを付けたものと、もう1台の1V3には10-30の専用レンズを付けたものしかもっていなかったので、10-30の広角側で撮影した。
もっと絞ればよかったかもしれないけど、アングルを決めるのに、ターゲットマークの追尾機能を試したり、液晶にタッチしてシャッターを押す機能を試したりしていて、そこまで気が回らなかった。

しばらくすると、両方とも翅を開いて吸汁を始めた。
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追尾機能のテストで、右のウラギンにピントを合わせ、カメラを左に振って撮影。
でもピント位置が少しずれたりしてなかなかうまくいかない。
それでも、マウントアダプターを付けていた今までは使えなかった機能なので、いろいろ遊んでしまった。

少し閉じたシーンもあったのでそれも撮影。
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どっちが絵になるか考えたけど、判断がつかないし、絵の数も少ないので両方とも載せます。

うろうろしていたら、ムラサキツバメの雌が翅を開いていた。

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そろそろ近づいて、良いアングルを探そうと思ったら逃げられてしまった。

近くの葉の陰にはムラサキシジミが止まっていた。

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日光浴で翅を開かないかなと思っていたけど、ずっとこのまま。
ストロボを光らせたら翅を開いてくれたかもしれないのに、うっかりして忘れてしまった。



by dandara2 | 2014-11-12 11:38 | 擬態 | Comments(6)
2014年 11月 09日

四国遠征3/3(サツマシジミ:2014/11/3)

11月3日に最初にツマグロキチョウの撮影に行ったときに、撮影しておきたいなと思ったのは飛翔シーン。
前日の夕方に来た時には、うっかり飛翔用のカメラを置いてきてしまい、望遠レンズで撮影した。
一応写ってはいたけど、せっかく飛翔写真が撮れそうなチャンスを逃したくなかったので、この日に再挑戦した。

ところが、朝早いのでツマグロキチョウは飛ぶ気はなさそう。
それで、手で飛ばして次に止まるまでの間に撮影することにする。
うっかりシャッタースピードの確認を忘れ1/5000での撮影・・当然絞り解放。

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またまた汚いボケに苦しむことになってしまった・・レタッチで少しは軽減できた。
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その後ツワブキに止まるサツマを狙いに松林に咲くツワブキの場所に出かけるけど、ここでは撮影できず。
前回紹介したヤクルリを撮影した。

その後、海を背景に撮れるかもしれない場所の近くに行く。

車を置いた場所にはセンダングサがたくさん咲いている。
しばらく探すけど見つからない。

代わりに見つかったのはウラナミシジミの交尾。

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自宅近くだったら大喜びで、これさえ撮れれば充実した一日になるのだけど…

ウラナミシジミは多くて、あちこちで追いかけっこをしていた。
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家内撮影

サツマが見つからないので、海を背景に撮れるという場所に移動。
ようやくツワブキに来るサツマシジミが見つかった。

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慎重に近づいて魚露目で撮影。
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家内撮影

逆光気味でフレアーが多いけど、何とか海を背景にしたサツマの写真が撮れた。

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海を背景にツワブキで吸蜜するという願ってもない写真が撮れて大喜び。
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こちらの写真の方が背景はいい感じなのだけど、順光になって翅が壊れているのがはっきり見えてしまった…残念。

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サツマシジミはツワブキ以外の花でも吸蜜していた。
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ある程度撮影できたので、ヤクルリの多いセンダングサの所に戻るとツマグロキチョウがセンダングサで吸蜜している。

撮影していたら、レンズの先の方で蝶の図鑑さんと撮影していた家内が、サツマシジミがいると呼んでいる。

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行ってみると新鮮な個体だった。

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家内撮影

港が近いので、それを背景に撮影しようと頑張る。

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肉眼で見るとすぐ近くだけど、魚露目で撮るとうまくは表現できなかった。

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縦の細い線はヨットの帆柱。

蝶の図鑑さんとはこの時点でお別れする。
いろいろとお世話になりました。本当にありがとうございました。

再度ツワブキの場所に戻るけど、日が動いて、光線の当たる場所が限られてきてしまっている。
サツマの姿も見えなくなっていて、これで終わりかなと思った時に1頭の雄が出てきてツワブキの茎の上で翅を開いてくれた。

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家内撮影

逆光気味の写真では前翅の縁が薄くブルーに見える。(これは魚露目で撮影していた時の個体)

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さらに逆光で撮影してみたら、翅の縁が綺麗なブルーに輝いてくれた。

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3日間のうち出かける直前を含めて、天気でやきもきさせられたけど、最終日になってようやく気持ちよくねらったイメージの写真が撮れた。

ご一緒した皆さん、ご案内いただいた蝶の図鑑さん、本当にありがとうございました。



by dandara2 | 2014-11-09 11:52 | 交尾 | Comments(20)
2014年 11月 07日

四国遠征2/3(ヤクシマルリシジミ:2014/11/3)

11月3日の朝、窓の外を見ると、青空ときれいな朝日が見えた。

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この2日間は曇り空しか見ていなかったので、今日は気持ちよく撮影できるかなと期待に胸が膨らむ。

昨日ツマグロキチョウを撮影した場所で蝶の図鑑さんと合流する。
ツマグロキチョウは朝日の中、センダングサで休んでいた。
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やがて飛び出して、そこに咲いていたトウワタで吸蜜を始めた。
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ちょっと考えられないシーンだけど、南国ならではの組み合わせだろうか。

この旅行に出る前に蝶の図鑑さんには、海を背景にしたサツマシジミを撮影したいと厚かましい御願いをしてあった。
最初は難しいということだったけど、1か所見つかりましたとうれしい連絡。

ただ、そこにサツマが来るかどうかは運次第。

それにツワブキでの吸蜜も撮影したいと昨日お願いしてあったので、最初はツワブキのポイントに出かけることになった。

海べりの松林の中に点々とツワブキが咲いている。
アサギマダラがツワブキで吸蜜していた。

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家内撮影

関東で撮影していては考えられないようなシーン。
それに、ムラサキシジミもツワブキに吸蜜に来た。
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家内撮影

これも貴重なシーンのストックが増えてうれしい。

サツマシジミを探していたらヤクシマルリシジミが出てきて翅を開いた。

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綺麗なブルーだ。
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南の島に行けば珍しくはない蝶だけど、いろいろな蝶に気をとられてきちんと撮影した印象はないので感激しながら撮影。
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変わったアザミにヒメアカタテハが来ている。

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蝶の図鑑さんがハマアザミと教えてくれた。

サツマシジミの姿は見えないので場所を移動することになった。
そこではサツマシジミを無事撮影できたけど、その後ヤクルリがノイバラに産卵するということで、その場所を教えてもらう。

蝶の図鑑さんは午後から用事があるということでお帰りになられたが、飛行機の時間まではまだ間があるので、ヤクルリの産卵狙いでノイバラの場所で待機することにした。

その場所ではヤクルリの雌が何頭かいて、センダングサで吸蜜をしたりしている。

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家内撮影

家内が産卵しているみたいと声を上げる。
駆けつけた時には飛んだあとだったけど、撮影した画像を確認すると確かに産卵していた。

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家内撮影

新芽の方に飛んでくる画像もあった。
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家内撮影

そのうち産卵したいのかノイバラの新芽を探すようにして飛ぶメスを見つけた。

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これをしばらく追いかけると、ようやく新芽の先端に産卵を始める。
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産卵を終えて腹部を上げた時には、産卵された卵があるようだ。
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この卵を撮影しようとこの新芽をつまもうとするけど、細いとげが刺さっていたい。
それでもようやく卵の撮影もできた。

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帰宅後写真を整理していたら、家内の撮影した中に、吸蜜する雌にアタックする一連のシーンが写っていた。

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家内撮影
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家内撮影
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家内撮影

ふられた雄の呆然としたようなしぐさがあわれっぽい。



by dandara2 | 2014-11-07 13:47 | 産卵 | Comments(16)
2014年 11月 05日

四国遠征1/3(サツマシジミ:2014/11/1.2)

11月1日から3日までサツマシジミを撮影に四国に行ってきた。
サツマシジミは銀塩時代に撮影したきりでデジタルでは未撮影。
気にはなっていたけど、この時期には南の蝶に目が向いて、なかなかサツマシジミの撮影に行く気持ちのゆとりがなかったけど、そろそろ押さえておきたいなと思った。

1日は曇天で、雨がぱらついたりする生憎の天気。
家内が四国は初めてだというので、空港から30分くらいの鳴門の渦潮を見に行く。
飛行機が着くのがちょうど満潮の2時間くらい前で、レンタカーの手続きをしたりしていれば渦を見るにはちょうど良い時間になる。

観光船に乗って港を出ると前の方を大きな帆船が進んでいる。
船尾には日本丸と書いてある。
これってあの日本丸? 調べたら日本丸二世になるんですね。

お客さんが多くて、撮影できなかったけど、反対側に見えた時に撮影。

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距離が離れてしまったけど、丁度潮流の一番激しい場所にかかって、荒波の中を進むような写真が撮れてよかった。

渦潮の方は期待したほど大きいのはできなかったけど、本物の渦巻きは初めて見るので感激。

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その後大鳴門橋の「渦の道」に行って上から渦を見る。
45mの高さから見るので、はっきりとした渦潮はよくわからなかったけど、観光船の横に渦が見える。
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船から見れば、さっきの写真のような渦に見えるんだろうな。

ちょっと遅めの昼食をとり、2時間半ほど走って室戸岬に近い宿に入った。
その日の夕食は伊勢海老尽くし。

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旅行の予約をするときに、いつも行くJTBにいったら、係の人がその宿の一番安いコースを選んだので、2000円高いこちらのコースとは何が違うのかと確認したら、宿に問い合わせてくれた。
それによると、高いコースは料理の質は上がるけど、伊勢海老とは謳っていないので、伊勢海老が必ず出るのはこのコースだということだった。

安くていいのならそれに越したことはないので、そちらを予約。
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おかげで伊勢海老を堪能することができた。
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海から上がって、風呂を利用するサーファーが多くて、時間帯によっては大浴場が混むのが困るけど、それ以外は食事の質もよく、ゆったりできて良い宿だった。

今までは蝶を撮りに泊りがけで出かけても、観光らしいものもしないでそのまま帰ってくることが多かったけど、そろそろこんな風にその場所の風物に接する旅行もいいかもしれないと思いながらゆったり食事をした。

翌日は「徒然なるままに」のさっちゃん♪ご夫妻、「蝶&鳥日記」のノゾピーさん、「週末がさがさ団」のDodo-boyさんと合流、ルーミスの様子を見に行く。
相変わらずの曇天で、昼近くまで頑張ったけど何も撮影できずに撤収。

その後「蝶の図鑑~今日の蝶」の蝶の図鑑さんにお会いして、室戸岬近くを案内していただいた。

薄日も射さないような曇天で、なかなか蝶の姿がない。

半分あきらめかけた14時過ぎになってようやくサツマシジミの姿が見つかり、大喜び。

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少し明るくなった時に翅表を少し披露してくれた。
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やったね、これで今日はいいかなと満足。
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畑の中に咲くラッキョウの花にも来ていた。
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家内撮影

お茶の木の周辺を飛びまわるサツマを撮影したら、雌雄の開翅が撮れていた。
こちらは雌
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こちらは雄
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家内はヤクルリも撮影していた。

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家内撮影

飛び立ったところも撮れていた。
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家内撮影

それ以外には、クロセセリ、アサギマダラの姿もあった。

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イシガケチョウはセイタカアワダチソウで吸蜜していた。
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その後ツマグロキチョウの場所に案内していただく。
そこにはたくさんのツマグロキチョウがいて、吸蜜したり、草の間に止まったりしていた。

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天気が悪いので、草の間で休む姿がいくつも見られた。
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枯れ枝の積まれた場所にも何頭ものツマグロキチョウがいて、冬の間もここで越冬するとのことだった。

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家内撮影

飛び出したツマグロキチョウはまた枯れ枝の場所に戻ろうとするけど、仲間の姿を目印にしているような様子も見えた。
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ここで、今日帰られる さっちゃん♪さんご夫妻、ノゾピーさん、Dodo-boyさんたちとはお別れをする。
お疲れ様でした。

翌3日は天気もよさそうなので、撮影したいと思っているツワブキで吸蜜するサツマシジミや、海を背景としたサツマシジミが撮れるかなと期待して、蝶の図鑑さんともお別れする。



by dandara2 | 2014-11-05 11:09 | 開翅 | Comments(20)
2014年 11月 02日

小畔川便り(1V3のチェック:2014/10/27-31)

ムシャクロツの撮影では、まず確実に写すのを優先したので、70-200のついた1V2をメインにして、時々85マクロつきの1V3使う程度だった。
飛翔用の1V3はリュックから出しもしなかった。

それでムシャクロツの撮影から帰った27日に、自宅前の河原で1V3をきちんと試してみることにした。
ただ、自宅前の河原は草刈りが入ってしまい、わずかに家庭菜園の周りに残った菊などに蝶が来ているだけだった。

85mmマクロは、今までそれほどシャープなレンズと言う印象はなかったのだけど、結構使える感じだ。

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色ののりもよい。
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レンズもカメラも、これなら十分使える。
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キバナコスモスに来たキタテハは、翅の縁取りが白くて綺麗な個体だった。

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1V3で飛翔も撮ったけど、またダイアルが回っていた。

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どうしてかなとチェックすると、自分のカメラの持ち方に原因があるということが分かった。

右手の親指の先が触れてシャッタースピードのダイアルが回ってしまい、親指の腹で露出補正のダイアルを押してしまう。

1V3の方がボディが少し小さいので、なおさら触りやすい。

飛翔をとるには片手でカメラを振り回すので、どうしても右手の親指に力がかかってしまう。
これを避けるには、カメラの持ち方から変えないといけないようだ。

それと、ニコンの普通のレンズを使うためのマウントアダプターを付けると、1V3のいろいろな機能が使えなくなってしまう。

1V2まではそれでもよかったけど、1V3にはカシオで言うところのバスト連射機能などがあって、これは専用レンズでないと使えない。

そんなこんなで、飛翔は元通り、1V2で撮ることにして、1V3にはカメラについてきた10-30を使うことにした。


28日はそんなことを試すことにした。

丁度アカタテハがツバキの葉に止まっていたので、バスト連射(ニコンではベストモーメントキャプチャーと言うみたいだけど、面倒なので以後はバスト連射)を試してみた。

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手前に飛び出したので、ピントが甘いけど、秒30コマ、RAWで撮れるのが良い。
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ムラサキツバメが翅を開いていたので、マクロ85で普通に撮影。

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丁度目線の高さなので、バリアングルモニターで、カメラを頭上にあげて撮影。
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この機能は珍しくはないのだろうけど、自分の持っているカメラでは初めて。
撮影も楽だった。

31日は、バスト連射を再度試してみる。
ところが天気が悪く蝶がいない。
やっとモンキチョウが吸蜜していたので、それを撮影。

シャッターを押す前後の40コマが撮影できていたけど、枚数が多くなるので、1コマ置きの10コマ分、5枚の写真を載せてみます。

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モンキチョウの飛び方がゆっくりだったのか、少しの動きの間にずいぶん撮影されていた。

下の黒いのはテントウムシみたいだ。




by dandara2 | 2014-11-02 07:00 | 機材 | Comments(8)