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2014年 07月 31日

東信の高山蝶1(ミヤマシロチョウ:2014/7/29)

7勝29日は東信にミヤマモンキ・ミヤマシロを見に行ってきた。

撮影した枚数が多いので、最初はミヤマシロチョウから。

今年はなぜかこの地域についていなくて、ややフライング気味だったのと、天気が悪かったのが原因だけど、すでに2回嫌われている。

今年はミヤマモンキはあきらめようかと思ったけど、その気になれば時間だけは自由になる身になれたので、少し時期が遅いかなと思ったけど3度目の正直で出かけてみた。
平日だから孫の世話がある家内を置いて一人で出かける。

先日のタカネキマダラ撮影で足が筋肉痛になってしまったけど、中2日おいてかなり楽になってきた。
それでもなるべく楽をしようと、あまり登らなくてすむ、昨年両種を撮影した場所にまずは行ってみた。

最初は何もいなくて、あれれ と思ったけど、そのうち日が射してくるとぽつぽつとミヤマシロが飛び始めて、ウツボグサで吸蜜を始めた。

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そしてちらちらと周囲を飛ぶようになってきたので飛翔も撮影。

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アザミで吸蜜したり、交尾拒否をしたりする個体を撮影できて、ミヤマシロに関しては十分満足できた。

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これでミヤマモンキが撮れれば山登りをしなくて済むなと思いながら探してみるけど、全く姿がない。

時間も10時を少し過ぎた程度だし、今日の目的がミヤマモンキなので、このまま帰るわけにもいかなくて、仕方なく山を登ることにした。

太ももの筋肉痛は大したことはないけど、何となく違和感を感じる。
下りが心配だけど、とにかくゆっくり登る。

ようやく目的の場所に着くと、同好の方が2名撮影されていた。
挨拶をして仲間に入れてもらう。


目的のミヤマモンキはいるけど数が少ない。

ミヤマシロの方は下で十分に撮った気がしているので、カメラを向ける気があまりしなかったけど、アザミにとまったところは絵になる。

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この場所では雄大な山を背景にした飛翔が撮りたいと思っていたのだけど、そのチャンスはなかった。
(花に止まってばかりで飛んでくれなかった、おなかすいていたのかな~)

その代わりに、魚露目で撮影。

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ここに来なくては撮れない写真が撮れて満足。
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ミヤマモンキの方も多少は撮れたけど、それは次回。



by dandara2 | 2014-07-31 07:51 | 吸蜜 | Comments(12)
2014年 07月 28日

タカネキマダラセセリ(2014/7/26)

7月26日はタカネキマダラとクモマベニ狙いで上高地に行ってきた。
現地では 徒然なるままに のさっちゃん♪さんと ゆるーくPhoto Life のiiiwanaさんとご一緒した。

当日はバスの運転手さんが、"年に何日もない" という素晴らしい天気で、穂高連峰の上には真っ青な青空が広がっていた。

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家内撮影

さっちゃん♪さんたちとは、ポイント近くで会う約束をしていたので、夫婦二人でゆっくりマイペースで登る。

岳沢を登るのは2010年以来だけど、2010年に来た時は、2006年に起きた雪崩の影響だろうか、倒木が散乱してとても登りにくかった。この年には岳沢ヒュッテも壊れてしまったとか。

岳沢小屋が2010年の8月に再建され、歩きにくかった登山道もその後整備されて歩きやすくなっていた。

そうこうするうちに、「さっちゃん、クモマベニ!!」と言う大きな声が聞こえてきたので、ああいるなと思っていると、さっちゃん♪さんのトレードマークの蝶々の帽子が見えたので挨拶をする。

タカネキマダラが撮れたのか聞くと、まだ撮れていないということだった。

もう少し上の方に良いポイントがあるので、そちらに行くことにした。

ポイントに着くと、ちょうど上から降りてきたカメラを持った方がいたので、撮れましたかと聞くと、上ではそこそこ撮影ができて、降りてくる途中でもぽつぽつ見かけたという。

もう少し上の様子を見ようかと歩きかけると、「そこに止まってますよ」と教えてくれた。
見ると、クガイソウに1頭タカネキマダラが吸蜜に来ていた。

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2.3分前にはいなかったのに、なんとラッキー。
声をかけてもらわなければ気が付かないところだった。
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家内撮影

追いついてきたお二人と周囲を探すと、グンナイフウロで吸蜜している個体を見つけて無事撮影。

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お二人の「やったー」と言うつぶやきが聞こえて、撮れて良かったなと思う。

西穂高の一部を入れた魚露目写真も撮ることができた。

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さっちゃん♪さんがクモマベニヒカゲを見つけて呼んでくれた。

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木陰で難しい条件だったけど、何とか証拠写真は撮ることができた。

お二人は、朝方に撮影できなかったオオイチを探すということで、下に降りていかれたけど、我々(私かな)は納得いく写真が撮れた気がしないのでもう少しそこに残ることにした。

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すごい晴天で、光線がきつく、蝶がシルエットになってしまうので、その処理が難しかった。
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魚露目で奥穂高岳を入れてみたけど、遠くの風景はどうしても小さくなってしまって、迫力に欠けてしまうのは仕方ない。
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これをちゃんと撮りたければ、もっと上まで登らないといけないようだ。
それは今後の課題と言うことかな。



by dandara2 | 2014-07-28 11:13 | 吸蜜 | Comments(16)
2014年 07月 23日

7年ぶりにクロヒカゲモドキを発見(2014/7/23)

7月22日は家内の実家の甲府に行ってきた。
22日は義母の様子を見に行って、翌23日はミヤマモンキの様子を見に行こうと思っていたのだけど、少し心配な点が出てきたのでそれは取りやめ。
23日は実家からそう遠くない場所にある、以前クロヒカゲモドキを撮影した場所の様子を、朝食前に見に行くだけにした。

ここのクロヒカゲモドキは2007年に1個体を撮影したけど、それ以降は見たことはなかった。
もっとも、その撮影に適した時間に入っていないので、今回は樹液に来ているであろう早朝に様子を見に行く。

ところが今まではなかった綺麗な道路ができていてびっくり。
環境の変化が気になったけど、クロヒカゲモドキのいた場所は大きな変化がないようなので一安心した。

大きなクヌギが何本もあるので、樹液の出ている木はないかと見て回ると、1本の木にオオムラサキが来ていた。
時期が遅いので、いたのは雌だった。

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以前クロヒカゲモドキを撮影したあたりを探すけど見当たらない。

やはりいなくなってしまったかと思いながら、周辺を探すと、林に囲まれた明るいススキの原を見つける。

何かいるかなと思って中に入ると、ホソバセセリが飛んでいた。

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以前いた場所は暗くなってしまったのでここで発生しているようだ。
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他には何もいないので、そこを出ようとして林の縁に行ったらちらっと動く影。
見るとクロヒカゲモドキが樹液に来ていた。

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今年は発生か早かったのか少し痛んでいる。
それでも、やったーまだ生き残っていたと喜んで、魚露目でも撮影。

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反対側の翅は痛んでいないようなので、ある程度撮影したところで、手をふるとびっくりして飛び出して近くの葉の上にとまった。

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軽くストロボをたくけど、不自然な感じも出なくて良い感じの写真が撮れた。
まだ発生していることを確認できて、ミヤマモンキの撮影に行けなくなって残念な気分もすっきりした。

帰りがけに、ホソオチョウが飛んでいた。

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ここには何回も来ているけど、ホソオチョウを見るのは初めて。
壊れているけど、いたという証拠のために撮影しておく。
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いたのはほんの一角だけど、これからここもどう変化していくのか、




by dandara2 | 2014-07-23 23:13 | Comments(18)
2014年 07月 21日

小畔川便り(モンキ追飛:2014/7/21)

7月21日はやっと晴れ間が出るというので期待していたけど、それほどでもなかった。
午後から日が射してきたので、久しぶりにカメラを持って自宅前の河原を歩いてみた。

このところの雨で川原は水浸し、対岸の土手は草刈りが入って、刈られた草がまだ回収されていないので茶色になっている。
こちら側はもう少し前に草刈が入った。

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こんな状況で何がいるのかと言うことになるけど、それを記録しておくのも大切かなと…

午前中には、団地内のアベリアにジャコウアゲハ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモンなどがいたけど、明日から出かけるのでその買い出しに行くためにカメラはなし。
帰ってから見に行ったけど何もいなかった。

土手を一通り歩いてみたけど、いたのはヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ、それにモンキチョウ位だった。

ただモンキチョウが配偶行動をしていた。

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モンキチョウの交尾拒否は、フィルム時代にも撮影して、それが上野動物園の発行の月刊誌(インセクタリウムとか言ったかな)の表紙になったりしたので思い出深いシーンだ。

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リバーサルフィルムは高かった(36枚撮りフィルム1本とその現像代で2千円位した)し、一枚一枚手で巻き上げていたから、シャッターもたくさんは押せなくて、こんなシーンがきちんと撮れるのはめったになかった。

今ではあっという間に何十枚も撮影できてしまう。

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撮影していたら飛びあがって追飛が始まったので、それも撮影。

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ピントは少し甘いけど、広角での飛翔撮影は足場さえよければずいぶん楽だ。
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ようやく梅雨明けになりそう。
孫の学校も夏休みになって、毎日の面倒見が大変だけど、合間に少しは出かけたいものだ。



by dandara2 | 2014-07-21 22:38 | 配偶行動 | Comments(4)
2014年 07月 18日

小畔川便り(セセリの飛翔:2014/7/15.16)

7月13日はミヤマシロの様子を見に行ったのだけど、現地に着いたら雨が降り始めて、ハクサンシャクナゲの写真を撮っただけで帰ってきた。

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15日は再度ギンイチの場所にぶらっと出かける。
ネジバナはほとんど終わっていて、写真にはなりそうもない。

草地を歩いていたら、ノカンゾウの花にキアゲハが吸蜜に来た。
ノカンゾウの花に蝶が来ているのは見たことがないような気がする。

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首を突っ込んで熱心に吸蜜していたけど、飛び上がるときには周囲に花粉を飛び散らしていた。
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雌はアカツメクサにも吸蜜に来ていた。
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川原沿いの草地にはコチャバネセセリがいた。

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新鮮なコチャバネセセリは金色に輝いて綺麗だ。
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それにギンイチモンジセセリ。
ネジバナは終わっているので、真夏の白い雲を入れて、ギラギラした感じを狙ってみた。
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この日のもう一つの狙いは、飛翔用のレンズを変えてみたのでその様子見。

今年はボケの問題で、ボケのきれいなニコンの18-55の18mm端(35mm換算で49mm)を使っていたけど、もう少し広角で、背景もそれなりに写るようにしてみたい。
そこで、お蔵入りしていたタムロンの10-24を引っ張り出して、10mm端(35mm換算27mm)の写りを試してみることにした。(今までは20mm位で使うことが多かったけど、ボケが気に入らなかった)

10mmだと被写体に近づかないといけないので、今回はその試しも。

コミスジがゆっくり飛んでいた。

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雌なのかきれいな個体だった。

広角での飛翔はやはり距離感が合わないし、背景の開けたところに出てくれなくて結果は散々。
まともな写真はこれ一枚だけ。

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小さな点光源のボケも気になるけど、そうでない部分のボケはまあまあかな。


16日にも再度同じ場所に出かける。
前日は撮影距離を変えてみたけど散々だった。
それで、今回は撮影距離は今まで通りで、10mmでの写り具合を見てみることにした。
いつも通りの距離感で、蝶がどのくらいに写るのだろうか。

ここの草原には、モンキチョウやモンシロチョウがたくさんいるので、飛翔の練習には便利だ。

それに、この日の午前中に、魚露目の手入れをしていたら、先端のねじがゆるんでいたので、何気なく回したら、ねじが外れて、中のレンズがみんな出てきてしまった。(その時の様子は気が動転していて撮影しそこなった…残念)

えー、これってなんなんだ~
ああでもないこうでもないとレンズを組み直して何とかもとに収めた。

果たしてこれでいいのか、実際に試して様子を見ることも目的の一つ。

組み直した魚露目で撮影したのがこの写真。

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鏡筒に入れたレンズの順番と、向きは大丈夫みたいでほっと一安心だ。

飛翔の方は、モンキもモンシロもいいモデルがいなかった。
セセリがたくさんいたので、この際だからセセリの飛翔にチャレンジしてみることにした。
速いので、ただ飛んでいるセセリはチャレンジしたことはなかった。

チャバネセセリがいたけど、吸蜜が終わるとあっという間に飛んでしまい、カメラで追うどころの話ではない。

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イチモンジセセリは数が多く、中には吸蜜に夢中であまり遠くに行かず、何度も戻ってきてくれる個体がいたので、それにチャレンジ。

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時々、2頭が絡むこともあり、少しスピードが落ちるのでそれにもチャレンジ。

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スピードが落ちるといっても、あっという間に飛び去るので、撮れたのかどうかの実感は全くなし。
家に帰ってPCで確認して初めて写っていることが分かった。

背景はそれなりに写っているけど、蝶の大きさはどうかな。
その日のテーマ次第と言うことかな。

イチモンジセセリに比べればギンイチの飛翔は楽だ。
追いかけても追いつけるスピード。

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ただ、草の間を飛び回るので、その意味では撮影しにくい。
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ヒメアカタテハが吸蜜していたけど、翅を開いてくれないので、シャッターを押しながら飛ばしてみた。
秒15コマで、2秒間くらいの撮影できるバッファがあるので何とか写っている。

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1V3ではこれが秒20コマで、バスト連射機能があるようだけど、グリップとレンズの付いたセットは納期が1か月から3か月位かかるらしい。
お金もないからすぐには買わないけど、なんなんだろう。

梅雨が明けて山に行ったときに、山背景の飛翔写真が撮れるかな?
ちょっと楽しみ。



by dandara2 | 2014-07-18 14:31 | 飛翔 | Comments(4)
2014年 07月 14日

小畔川便り(ネジバナとギンイチ:2014/7/10)

7月10日はギンイチとネジバナ一本に絞って、ネジバナの咲く草地に出かけた。

草地の中を歩くと、モンシロチョウがネジバナに吸蜜に来ている。

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けれどもギンイチの姿はない。

その草地を2周くらい歩いて、これは今日はだめかなと思い始める。
この前来た時もいたのは雌雄1頭ずつ。
本来の発生地はすぐ隣を流れている小畔川の川原のススキなどだろうから、必ずしもこの草地にいるとは限らない。

少し離れた場所の様子でも見ようかと歩きはじめるけど、先日来てみて大した写真は撮れないとわかっているので、粘りが肝心・・と自分に言い聞かせて、もう一度草地に戻って草の間を丹念に探してみた。

そしたら、一頭の雌が飛び出してくれた。
これを逃したらチャンスはないぞと思って追いかけるけど、ネジバナには全く関心を示さず、産卵を始めた。

いつもと違って、少し離れながら追いかけていると、草に止まって尾端を曲げてもまったく産卵しない場合と、止まってすぐに産卵する場合があることに気が付いた。

産卵しない場合は、食草に止まって尾端を曲げてもしばらくすると飛んでしまう。

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産卵する場合は、止まる直前にはすでに尾端に白いものが見えている。
(止まる直前の飛んでいる写真は撮れなかったので、これは止まってすぐ後の、まだ産卵する前のもの)

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そして、止まったと思ったらすぐに飛び立ってもきちんと卵が産み付けられている。
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産卵後も尾端が少し白く見えるので、上2枚の間に撮影した写真のその部分だけ拡大してみた。
(なぜかこの写真だけ尾端にピントが来ていた。最初は没扱いだったけど、役に立ったようだ)

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卵で白く見えるというよりは、卵が出てきたことによって、付近の毛が毛羽立って白く見えているような感じだ。

もしかしたら、ギンイチは、少しでも産卵時間を短くするために、産卵のために食草を探している間に、卵を産卵管の出口近くまで出しておくのではないだろうか。
トンボやアブなどの天敵の多い草原での生き残り戦略かもしれない。

いままでも、尾端に卵が付いたままの個体がいた。

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2007/8/7 撮影

この春にはたくさんの卵を付けている雌を見つけて、いったいどうしてこんなことになるのか疑問に思っていたけど、もし食草に止まる前に卵を出しているとすれば、何らかの原因で産卵が遅れて、卵の粘着力が失われてしまったと考えれば説明がつくような気がする。
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2014/4/29 撮影

もちろん、止まってから少し時間をかけて産卵する場合も何度も見ているので、飛翔中から必ず卵が産み出されているとは限らないとは思うけど、今回は、産む場合、産まない場合が、止まる直前に尾端に白いものがあるかないかでよく区別がついた。

この雌を何とかネジバナの近くに誘導しようと、体で進路をブロックしたりしていたら、嫌がって川原の方に降りてしまい、その花の間で吸蜜を始めた。

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枯草に止まって、その下のヒメジョオンにストローを伸ばしているけど、周囲には花がたくさんあって、ごちゃごちゃしているけど豪華な写真にはなった。

この雌はその後川原の草の間に逃げてしまったので、今日はここまでかなと思いながら再度草地に戻る。

そしたら、ちょっと小ぶりな感じのギンイチが足元から飛び出した。
これを逃したら大変と慎重に追いかける。

今回は背景のネジバナが少しでも大きくなるように、魚露目を外して撮影してみた。
でも少し距離があって、今度はピンボケ。 うまくはいかない。

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そして、薄いピンクのヨメナに止まった。
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その後飛び立った後、ピンクのアカバナユウゲショウで吸蜜したので、この個体はピンクに反応するから、ひょっとしてと思って追跡する。

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そしてようやくネジバナの花に止まってくれた。
最初はコンデジのTG-2で撮ろうとして、まてまて、ここで逃げられたら元も子もないと思って、少し離れたところからD800のマクロで撮影。

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ようやく、ネジバナとギンイチの納得いく写真が撮れた。

その後この個体はネジバナで吸蜜するそぶりを見せたけど、ほんの短時間で、吸蜜したのかどうかはよくわからなかった。
一応ストローは出ていたようだ。D800の1/400なのでぶれてしまっている。

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1V2の1/1600で撮影しておけばよかったけど、この日はギンイチ相手だったので、1V2は持ってこなかった。

過去の記録を見ると、ギンイチはこの時期に撮影したことがあるけど、ネジバナは昨年はこの場所に咲いていなかったように思う。
ここで撮影した写真にもネジバナは写っていなかった。
あるいはすでに終わっていたのかもしれない。自宅前の芝生ではもうとっくに咲き終わっているから。

一応目的は果たすことができたので、ほっとして帰宅することができた。



by dandara2 | 2014-07-14 11:56 | 産卵 | Comments(12)
2014年 07月 12日

小畔川便り(ギンイチとネジバナ:2014/7/8)

7月8日は、自宅からそう遠くない場所にゴイシシジミを探しに行く。
chochoensisさんが、キノコの撮影をしている時にゴイシシジミを目撃されたという

最近は自宅近くでゴイシシジミの姿を見ることは難しく、この場所で私がゴイシシジミを撮影したのは2007年が最後になる。
別の、やはり自宅近くのボイントでは、2003年が最後。
ここでは環境が変わってもう姿を見ることは難しそうだ。

出かけてみると、chochoensisさんが目撃された場所から少し離れた、以前私が撮影していた場所で1頭見かけることができた。

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環境はそれほど変わっていないので、ほかにもいる可能性はありそうだ。

そこから少し離れた場所に、オオチャバネセセリとミヤマチャバネセセリを見に行く。
ここは草刈りの仕方が少し変わって、この春には両者とも見かけることはできなかった。

ミヤマチャバネセセリは今回も見つからなかったけど、かなり傷んだオオチャバネセセリは何頭か見つけることができた。

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ヒメアカタテハも発生していた。

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その時に、ギンイチモンジセセリを見かける休耕田にネジバナがたくさん咲いているのに気が付いた。
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昨年もこの時期に来ているはずだけど、その時には気が付かなかった。

へーと思いながら、ギンイチはまだ出ていないだろうな、出ていたらネジバナと一緒の写真が撮れるのにと話しながら歩いていた。

家内が「それは!」と声を上げる。
見るとギンイチが飛んでいる!!
この時期に飛んでいるなんて信じられない。

とにかく追いかけて、とりあえずは飛翔中の証拠写真撮影。

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休耕田とは違うところに飛んで行ってしまった。

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戻ってネジバナの間を歩いていると、家内がカメラを向けている。
近づいて確認すると、ギンイチが草の間で産卵しているみたいと言う。
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家内撮影

雌だからあまり飛ばずに、少し飛んでは草に止まったり、産卵しそうなしぐさをしたりしている。

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これを追いかけていれば、そのうちにはネジバナの近くに止まるかもしれない。

けれどもネジバナの密度はそれほど高くないし、ネジバナのピンク色には興味を示さないようで、止まってもこんな感じ。

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ギンイチの右側奥にちょっとだけピンクが見える。
これでもネジバナには20cm位の距離でかなり近づいた方。

撮れないよりはいいかとあきらめかけた頃、ようやくネジバナのすぐ近くに止まってくれた。
やったーと大喜びで撮影。

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こちらではネジバナは6月中旬から下旬の開花。
一方ギンイチは7月中旬から下旬の発生。
時期が1ヵ月違うので、普通では両方が一緒の写真はあり得ない。
今年だけのシーンなのか、この場所では例年こんなことが起こるのか、はじめての事なのでわからないけど、とにかく撮影できてよかった。

ただ、ネジバナの色がちゃんと出ていないのが残念。
もう一度チャレンジすることにする。





by dandara2 | 2014-07-12 08:51 | 初見日 | Comments(2)
2014年 07月 09日

ヤマキマダラヒカゲは音が聞こえる(2014/7/6)

草津白根山は2003年の8月下旬に一度行ったことがあるけど、その時は何気なく行ってみただけだった。
たくさんのコマクサがまだ咲き残っていてびっくりした記憶がある。
登山道周辺にはクロマメノキがたくさんあって、もしかしたらミヤマモンキチョウがいるんではないかと思ったものだった。(当時はそんな程度の知識しかなかった)

その後調べたら確かにミヤマモンキチョウが発生するようだけど、遠いし(インターを降りてから一般道を70Kmも走る)、他にめぼしい蝶がいないので、ミヤマモンキ以外の蝶が撮影できる他の場所に行っていた。

ここにきて自由な時間が持てるようになったので、草津白根のミヤマモンキをこの目で確認したくなった。
蝶友からポイント情報もいただいたので、7月6日に出かけてみた。

前の日に草津白根の情報を少し調べたら、白根山の火山噴火警戒レベルが1から2に上がったと出ていた

さっと読んだけど、ポイントが火口からどれだけ離れているのか詳しく調べもしないで翌日出かけてみたら、駐車場はすべて封鎖されていてそのままむなしく山を下った。
草津温泉あたりで、もう少し詳しい情報を出しておいてくれたらよかったのに(泣)

仕方ないので、別のミヤマモンキの場所まで移動。
近いうちここにも来る予定なのでその下見のつもり。

結果は、雲も多かったけど、花の状況などからまだ発生していない雰囲気だった。

牛の糞にヤマキマダラヒカゲが来ていたので、せっかくだからこれでも撮影しておこうとカメラを向ける。

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家内撮影

家内が望遠で撮影していたので、私は魚露目で撮影することにする。

慎重に近づいて撮影したら、ぱっと飛び出して逃げた。

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0.4秒後(上の写真から2枚後)

まるでカメラのシャッター音が聞こえているようだった。

もう一組がいたので、今度もそっとカメラを向けてみる。
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シャッターを押したら、これもパッと逃げ出した。

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0.2秒後

これで確信、"ヤマキマダラヒカゲは音が聞こえる"

秒5コマの撮影なので、音がしてどのくらいで反応するかもよくわかった。

しばらく様子を見たけど、天気が好転する気配もないので、これも2003年の8月中旬に一度来ただけの場所にミヤマモンキの様子を見に行く。

1頭だけそれらしい姿を遠くに見ただけでこれも収穫なし。

久しぶりに花などを撮影。

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ミヤマハンショウヅル

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ハクサンチドリ  家内撮影

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アマドコロ 家内撮影

植物撮影の人が、あったあったと喜んで撮影していたので、横から撮影。
アマドコロって珍しいのかな。それとも違う種類だろうか。


蝶のほうは、家内がアヤメで吸蜜するキタキチョウを撮影。
吸蜜を終えて飛び立つところでは、翅表がきれいに写っていた。

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家内撮影

この時期らしくていいかな。

それに、翅の痛んだクジャク蝶もいた。

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久しぶりにこれと言った収穫のない遠征だったけど、ヤマキマダラヒカゲが音が聞こえるというはっきりとした確信が持てたので、それはそれで面白かった。



by dandara2 | 2014-07-09 16:21 | 吸汁 | Comments(10)
2014年 07月 07日

40数年ぶりの北海道旅行3(ウスバキチョウ:2014/6/29)

オオイチの撮影を終えてから、大急ぎで大雪山の登山口に向かう。
歩き始めて少しすると大きな雪渓が見えてきた。

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昔来た時には7月下旬だったからこんな大きな雪渓はなかったけど、今回はなれない雪渓をトラバースしなくてはいけないだろうということで、安全を考えて軽アイゼンを持ってきた。
ほとんどの人はそんなことをしないでそのまま歩いていたようだ。

最初のうちはこわごわ歩いていた家内も、帰りに撮影した時には大分安定した歩き方ができるようになっていた。
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それでもかなりの傾斜で、結構スリルがあった。

軽アイゼンのつけはずしや、慣れない雪渓のトラバースでかなり遅れてしまったけど、ようやくNoreenさんと合流した。
携帯も通じないので、途中の雪渓で事故にでもあったのではないかとかなり心配をかけてしまったようだ。
申し訳ありませんでした。

それまでは気温が低くて、ウスバキチョウは飛びださず、我々が付く直前に飛び始めたということだった。

早速コマクサの近くにウスバキが飛んできたのでカメラを向ける。

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どうも尾端を石の間に突っ込んで産卵をしているようだ。

すぐに飛びあがったけど、少し遅れてカメラを向けた家内は、ちょうど飛び立ったところが撮れていた。
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家内撮影

ウスバキチョウはかなりの数が飛んでいたけど、距離があって望遠でも小さくしか撮影できない。
たまに近くに止まっても破損していたり、色があせていたりしている。

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それでも、撮影できるということ自体がうれしいことだけど。

そのうち団体が下りてきた。
その数m先にウスバキが止まったので、思わず「ちょっと待ってください」と声を出してそこに駆け付けた。
団体の先頭の方も快く待ってくれたので、ようやく少し新鮮な個体を撮影することができた。

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この個体は吸水しているようだ。一つ上の写真も吸水しているけど、そのいずれもが雌だった。
雄は雌を探すのに忙しいのか、飛んでばかり。

この日は吸蜜している写真は撮れなかった。

ウスバキチョウが何とか撮影できたので、同じ場所にいるダイセツタカネヒカゲにも目を向けるゆとりが出てきた。
こちらも活発に飛んでいるけど、すぐに地面に止まるので、多少はチャンスが多い。

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岩にとまったこの個体はかなりの間じっとしていてくれて、これでダイセツタカネヒカゲもちゃんと撮影できたなと安心した。
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家内の撮影したこの個体は、前後の写真から尾端を曲げているので、産卵体制をとっているようだ。
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家内撮影

産卵したかどうかはよくわからないけど。

遠くで雌雄が絡んでいるように見えたので、だめもとでシャッターを押したら何枚かピントの合ったのが撮れた。

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そこで撮影していた皆さんが同じ方向にカメラを向けているので何かと思ったら、ギンザンマシコと言う鳥がいるという。
近くに飛んできて止まったのでアップで撮影することができた。

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猫に小判と言うフレーズが思わず口から出てしまったけど…

そろそろ帰ろうかと言う話になって、昼食を摂っていたら、ウスバキチョウが飛んできてコマクサのところに止まった。
尾端を曲げて産卵しているようだ。
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交尾嚢が白く見えている。

自宅に帰って写真を見直したら、何枚か飛びあがったところが撮れていた。

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家内撮影

これなんかかなり良いと思うけど、飛び上がった分ピントが甘いのが残念だ。

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次の機会には雪渓を背景にしたウスバキの飛翔にチャレンジしよう。

大雪の蝶ではアサヒヒョウモンが撮影できなかった。
少し遅れ気味で登ってきた家内がそれらしいのを見かけたらしいけど、シャッターを押すまでにはいかなかったようだ。

少し宿題が残った方がまた登る気になっていいのかもしれない。

今回の旅行はNoreenさんには忙しい仕事の合間にお付き合いいただいて、いろいろな場所を案内していただきました。
気候が少し異常気味で、発生期がいつもとは少し違ったりして残念な点もあったけど、右も左もわからない40数年ぶりの北海道旅行でいろいろな蝶の写真を撮影することができました。

本当にありがとうございました。



by dandara2 | 2014-07-07 09:08 | Comments(29)
2014年 07月 03日

40数年ぶりの北海道旅行2(オオイチモンジ:2014/6/29)

宿泊先の宿で、夕食後ロビーにアクセサリーのお店が出ていた。

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旅先でこうしたお店を覗いては、気に入った小さなアクセサリーを買ったりしているので、今回も覗いてみた。

お店の人がどちらから来たんですかと言うので、「埼玉からです。蝶の写真を撮りに来たんですよ」
なんて話をしたら、「私もオオイチモンジを採集しています。この近くではクロオオイチがいるので、朝早く道路を流していると、ときどきクロオオイチが車に巻き込まれて道路に落ちているんですよ」なんて話をしてくれた。

翌日の夕食後、再度お店に寄って、息子家族や家内と自分用にアクセサリーを購入する。
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(写真は我々用:全部ご主人の手彫りだそうだ)

そしたら、ご主人がクロオオイチの標本を持ってきてくれていた。
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形態的なものにはほとんど興味がないので、クロオオイチのグレードなんて知らなかったけど、グレード5の表・裏の標本で30万円するとかでびっくり。

その時に、車で20分くらいの、とっておきのオオイチのポイントを教えてくれた。
採集者にもほとんど知られていない場所だそうだ。
オオイチがちょうど発生するころで、新鮮なオオイチは翅表が青く輝いて綺麗だという。
ただし、クロオオイチはいないそうだ。

翌日はNoreenさんと大雪山のウスバキの場所で会う約束をしていて、オオイチの場所に寄っていたら時間に間に合わない。

今回はあきらめるしかないかと思ったけど、近くにそんなポイントがあるのはすごく気になる。

色々悩んだ末、朝食をキャンセルして、早めに宿を出てその場所を覗いてみることにした。

観光用の地図にその場所を書いてくれたのだけど、実際に行ってみると土地勘が全くないからよくわからない。

車でうろうろしている間に時間がどんどん経って、やっぱり諦めようと思って、それでもぜったい近くまで来ているはずだと思って再度探したらようやく見つかった。

車を降りて近くの林道を歩くけど見つからない。
時間もないので車の所に戻ると、家内が「あそこの道路にそれらしいのが歩いている」という。

見に行くと、翅を開いたオオイチが道路に止まっている。

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どうも車に巻き込まれて、飛べないようだ。

新鮮な個体で、角度によって翅が青緑色に輝いている。

あわてて近づいてカメラで覗くと、傷はないようだ。
ただ、左前翅を痛めてしまっている。

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こんなにきれいなオオイチモンジは初めて見た。
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時間が気になるけど、無理してここまで来てよかったといろいろな角度から写真を撮った。
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ほんの少し角度が変わるだけで、翅の輝きが変わってとてもきれいだ。
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飛べないので、翅を擦って移動するので、裏面は傷がついてしまっている。

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家内撮影

また、驚くと飛び立つのだけれど、左前翅が思うように動かないので、地面に落ちてきてしまう。

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家内撮影

家内の撮った写真の中にはそんなシーンがうまくとらえられていた。
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家内撮影

最後には、車に轢かれないように草の間に誘導して離れた。

私が夢中で撮影している間に、家内は周囲を見に行って、コチャバネセセリの吸い戻しを撮影していた。

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家内撮影

尾端に水滴が見える。

撮影している間にも、何頭かのオオイチが飛んできたけど、気温が上がってきてまったく止まらない。
この個体がいなければ、そんなオオイチを眺めているだけだったかもしれない。

撮影時間はせいぜい15分位だったけど、綺麗なオオイチの写真が撮れて満足しながらウスバキチョウの撮影に向かった。




by dandara2 | 2014-07-03 22:47 | Comments(20)