<   2011年 04月 ( 11 )   > この月の画像一覧


2011年 04月 28日

小畔側便り(ツマキチョウ交尾拒否:2011/4/25)

今年は月曜日が半日で帰れる日で、しかも昨年までよりも30分拘束時間が短くなって、12時30分には勤務先を出れることになったので大急ぎで帰宅、自宅前を歩いてみる。
ギンイチモンジセセリは見つからなかったけど、ツマキチョウはまだ元気に飛んでいた。
予想と違って全く止まる気配がないので、今回も飛翔中心の写真。
f0031682_8531040.jpg

ただ、♀の姿がないので♂も気配に敏感で、なかなか近づくことができず、あまりよい写真は撮れなかった。
f0031682_8532754.jpg

家内のカメラは飛翔用にはなっていないので(望遠ズーム付き)、こんな時には撮影が非常に難しい。
ふと見るとムラサキハナナに♀が止まっているので家内に教え、自分は再度飛翔にチャレンジ。
f0031682_8535322.jpg

しばらくしてから家内のところに行くと、静止していた♀のところに♂が飛んできてしばらく絡んでいたという。
私を呼んだが画像チェックなどをしていてまったく気がつかなかったとのこと。
撮影した写真を見ると、ガーン…素晴らしい写真が並んでいる。
f0031682_8542041.jpg

この写真などは、♂が首を曲げて♀を見ている様子がよくわかる。
f0031682_8544534.jpg

♀は尾端を上げて交尾拒否をしているが、このあたりは他のシロチョウと同様のようだ。
f0031682_8551496.jpg

焦れた♂は、♀の上にのったり、♀の前に来たりしているが、♀には全くその気はなく、1分以上も周囲を飛び回ったオスは疲れて近くで小休止をした後飛び立ったとか。
f0031682_8553037.jpg

うーん、まさかあの♀のところで、数分後にはこんなドラマが待っているとは思わなかった。
自分はあまりよい写真が撮れなかったので、逆転、満塁、場外ホームランを見せられたような感じで、すごいねと褒める言葉にもちょっと力が入りませんでした。 (^^ゞ

by dandara2 | 2011-04-28 08:57 | 配偶行動 | Comments(22)
2011年 04月 25日

小畦川便り(ツマキ・ギンイチ、ホソオチョウ:2011/4/24)

4月24日は自宅前のツマキチョウとギンイチの状況も気になるし、狭山のホソオチョウの写真も撮りたいと言うことで、遠征は止めて自宅付近の蝶の観察をすることにしました。
ホソオチョウは、春に出てくる個体は前翅に赤紋が発達してきれいですが、もう二十数年前に東大でホソオチョウが発生した時に撮影したきり、デジタルでは撮影したことはありませんでした。
ポイントに着くと、二人の方がかがみ込んで撮影しているので様子を聞くと、ホソオチョウが交尾しているとのこと。
早速お仲間に入れてもらって撮影しました。
f0031682_2362370.jpg

周りを見ると別の♀が飛んでいますが、あまり鮮度が良くありません。
少し歩いてみると、きれいな♀が飛んでいたのでこの個体を集中して撮影することにしました。
止まったところを見ると背景に花が咲いているので、それを入れるようにして撮影。
目的の前翅の赤紋もはっきりした個体で、これでもう帰っても良いかなと言う感じです。
f0031682_2364874.jpg

少し飛んで止まったところが、青空が入る位置だったので広角で撮影。
なかなか良い感じになりました。
f0031682_237841.jpg

その後は飛翔も撮影、いつもとは違ってちょっと広角風に撮影してみました。
f0031682_2373298.jpg

♂もいましたがやや鮮度が悪く、個体数も少なく2頭しか見かけませんでした。
f0031682_2375840.jpg

ここには二人の採集者がいましたが、いずれも若い人でした。
採集者とはあまり話をしないのですが、話をしてみるとなかなかの好青年でした。
一人のMさんはネットに加え、カメラ、ビデオといろいろ楽しんでいるようで、私のブログも見ていただいているようで、家内に「あそこにいるのはダンダラさんですか」と話しかけたようです。
ブログに載っていた私の後ろ姿に感じが似ていたそうです。(あたりまえか)

撮影していると、「蝶の観察記録」の霧島緑さんがお見えになって、少し歓談しました。
聞けば午前中にギンイチモンジセセリの産卵を撮影したとか。
わが家の前の川原にもギンイチがいるのですが、ここに来る前に少し見てみたところでは見つけることが出来ませんでした。
f0031682_2393495.jpg

そこで、もう一つの目的である自宅前のツマキ、ギンイチの撮影のために戻ることにしました。
ホソオチョウの撮影に来る前に、少しだけ歩いてみたのですが、ツマキは元気に飛んでいて相変わらず止まる気配はないのでひたすら飛翔写真。
9時前後にちょっとだけ吸蜜シーンの撮影のチャンスがありました。
f0031682_2310274.jpg

ムラサキハナナの花の色がやけにくどい感じですが、RAW現像ソフトの癖なのか、どうもきちんとした色が出ません。
このあたり、そろそろソフトも考え直してみる必要がありそうです。
f0031682_23102182.jpg

ホソオの撮影から帰って14時頃に川原に出てみると、♀も出てきていて盛んに追飛をしているので、追飛シーンの撮影に重点を置くことにしました。
f0031682_23105511.jpg

見ていると、♀を追いかけてそれに並んだり、前の方に出たりしているようですが、交尾に至ったケースを見ていないので、どういう手順で交尾に至るのか不明です。
f0031682_2311142.jpg

1頭の♀を2頭の♂が追いかけているシーンは、ちょっとピントが甘いですが、迫力も出てまあまあの写真になりました。
f0031682_23113442.jpg

♀は自宅のほんとに目の前で吸蜜していたので、広角で撮影しました。
f0031682_23115283.jpg

ギンイチモンジセセリは♀が1頭だけいたけど、今年は川原の様子も少し変わったような感じで、これから無事に発生を続けて行かれるのか、少し心配な状況です。
f0031682_2312135.jpg

家に帰ろうとして歩いていると、自宅まであと20m位のところの植え込みの中のエノキに、アカボシゴマダラの幼虫がいて、盛んに葉を食べていました。
ついにわが家の前にも来たかという感じですが、この幼虫この後どうなるでしょうか。
f0031682_23131648.jpg


by dandara2 | 2011-04-25 23:14 | 配偶行動 | Comments(28)
2011年 04月 22日

新潟のギフ-2-2(2011-4-17)

写真を整理していたら、B級と思っていた写真の中に、それなりに意味があってここに載せておいた方が良いかなと思うような写真が何枚かあったので追加しておきます。
もともと芸術的な写真より、生態的に意味のある写真を撮りたいと思っているのに、ギフチョウとなるとカタクリ吸蜜にこだわってしまうのがいけません。

この日、産卵行動に駆られた雌が何頭か産卵場所を求めて飛び回っていたのですが、カンアオイは昨年の古い葉のままで産卵に適した葉はありませんでした。
ギフチョウは展開した葉にもとまって産卵体制を取ろうとするのですが、展開した葉では尾端が葉の裏に届かず産卵できません。
この展開したカンアオイの葉の感じに、カタクリの葉がよく似ているのです。
写真のカンアオイの葉の両側にカタクリの葉がありますが、感じが似ているのがわかると思います。
f0031682_22584484.jpg

そしてギフチョウはこのカタクリの葉によく飛んでくるのです。
f0031682_22593071.jpg

ただ、視覚で判断した後は、前肢で葉を叩いてそれが求める食草であるかを確認しますけど、違っていればまた飛び立って次の葉を探しに行きます。
f0031682_22595280.jpg

そんなことがここではよく見ることができました。今まで、あまりカタクリとカンアオイの葉を間違えるギフを見た記憶がなかったので、へーそうなんだと驚きながら見ていました。

こちらの写真はカタクリへの吸蜜写真ですが、カタクリもギフも傷んでいたのであまり気にしなかったのですが、このギフはカタクリの花の横から吸蜜しています。
口吻の短いシジミチョウなどが良くやる手ですが、手元のストックではギフのこういったシーンは初めてです。
良くあることなのかわからないので、一応ここに載せておきます。
f0031682_2304891.jpg

家内の写した産卵シーンの中に、尾端から出た直後の卵と思われるものが写っている写真があったので、拡大して載せておきます。
他の卵と少し色合いが違うのがわかるでしょうか。
この直前の写真にはこの卵は写っていないのでまさに今産み落とされた卵であるのは間違いないと思います。
f0031682_231143.jpg

最後の写真はあまり意味はありませんが、裏面からの写真です。
撮影した時はなんだ裏側かよー、せっかくのチャンスなのに~と思ったのですが、よく考えるとどうして裏側の写真だと何となくだめだと思ってしまうんでしょう。
私だけかな。
f0031682_2313311.jpg


この日はやや気温が低めで、予想したよりはギフの個体数は少なくて、思った通りの写真は撮れませんでしたが、それでもある程度の写真が撮れて満足して帰りにつきました。
カタクリはちょうど満開で、いつもは何気なく歩いてしまう帰り道も素晴らしい花の山道に変身して見送ってくれました。
f0031682_232052.jpg


by dandara2 | 2011-04-22 23:07 | Comments(14)
2011年 04月 18日

新潟のギフ-2(2011-4-17)

先週出掛けた新潟のポイントに再度出掛けてきた。
途中のサービスエリアの雪はかなり溶けてきたけど、それでも例年に比べるとまだまだ多い。
f0031682_20332636.jpg

10時少し前にカタクリのポイントについて様子を見る。
先週に比べると明らかにピークは過ぎた感じだけれども、それでもまだまだきれいに咲いていて、今日はここにギフが来てくれるだろうかと思う。
f0031682_20335483.jpg

そのすぐ後、ギフが現れて止まることなく通り過ぎていった。
やっぱりいたなと思うものの、カタクリ群落には今日もそよそよと冷たい風が吹いて、あまり良い条件には思えない。
それでもようやく一頭がカタクリに止まった。
大急ぎで近づいて撮影するが、ややいたんだ♂でがっかり。
f0031682_20342410.jpg

その後何頭かが現れるが、吸蜜する個体はなく、12時にここに見切りをつけて別のポイントに移動。
そこではすでに♀がいて、しきりに産卵場所を探して飛び回っていた。
止まらないので飛翔を狙うが、いつもの撮影の仕方だと産卵場所を探している♀を驚かしてしまうことになるので、マクロレンズのままで離れたところから驚かさないように撮影する。写真の左隅にカンアオイが少しだけ写っている。
f0031682_20353068.jpg

マクロレンズなのでピントの合う範囲が狭く、置きピンと言うことも出来ず、飛んでいる蝶を追いながらフォーカスリングをまわしてピントを合わせる。
これが結構難しくて、ピントが合っているのを確認している暇はないので、ピントが合っているような気がしたら即シャッターを押した。
当然ピンボケが多かったけど、それなりの雰囲気の写真も少しは撮れた。多少のピンボケは気にしないことにする。
f0031682_2036597.jpg

♀は飛びながら、カタクリの葉や、別の植物の芽生えなどにちょんちょんさわっている。
カンアオイの葉がある場所ではしきりに産卵できそうな葉を探すが、まだカンアオイは新芽を出していなくて、古い葉に止まって産卵しようとするが、展開しきった古い葉では産卵態勢が取れずにまた飛び立っては新芽を探すと言うことを繰り返していた。
f0031682_20375299.jpg

♀がその気になっているなら、見失わないように追いかければ必ず撮影のチャンスがあると思い追いかけると、ようやくカンアオイの芽生えを見つけて産卵をはじめた。
翅を半開にして産卵しているので、翅の表裏が同時に見えてちょっと豪華な感じの産卵シーンが撮影できた。
f0031682_2038355.jpg

このチョウは7分かけて10卵を産んでいった。
この日は産卵シーンが撮れるとは思っていなかったので思わぬ収穫にほっとする。
f0031682_2038583.jpg

本来の目的のカタクリ吸蜜シーンはなかなか撮れなかったけど、13時を過ぎる頃から吸蜜個体が現れるようになって撮影することが出来るようになった。
f0031682_20392912.jpg

ただ、光線状態がきつくて逆光でのシーンが多く、蝶のからだが黒く潰れてなかなか難しい。
f0031682_20395081.jpg

それでも家内が順光での吸蜜シーンを撮影していて、一応来た甲斐があったというような写真は撮れた。
f0031682_20402017.jpg


by dandara2 | 2011-04-18 20:44 | 産卵 | Comments(30)
2011年 04月 16日

オリエンテーションの合間に(2011/4/12)

4月11日から13日までは新入生のオリエンテーションで静岡県掛川市に行ってきた。
今年は担任を外れたのでのんびりのオリエンテーションだ。
空き時間を利用して少し周辺を散策してみたが、桜が満開できれいだ。
f0031682_14352657.jpg

今回は、コンデジを一台だけ持ってきたが、もしかしたらと欲が出てカシオのFH-100にした。
これなら、広角から望遠までこなせて、静止画もRAWで撮れるし、飛翔写真にも対応できる。
めったにないことなので使い心地を試してみよう。

ところが肝心の蝶の姿がなくて、桜以外にはスミレがちらほらと見れるだけ。
f0031682_14355313.jpg

アスファルトの割れ目から芽を出しているのはノジスミレだろうか。きれいに並んでいた。
f0031682_14361386.jpg

人工的な環境だから蝶がいなくても仕方ないかなと思って歩いていると、前方にツマキチョウが飛んでいた。
オスなのに飛翔が多少ゆっくりで、時々草に止まったりしている。
これを逃したらチャンスはないなと思って、例によってまず飛翔写真。
ところが、風景写真メインに考えていたので、カメラの設定もそれ用。
f0031682_14364966.jpg

後で見てみたらシャッター速度は1/640 ちょっとぶれ気味の写真が多かったけど、何とか撮れている写真もあった。
f0031682_14384412.jpg

望遠でも撮影するが、コンデジの望遠って初めて使った。
液晶に蝶をとらえるのが難しい。レンズの先が蝶に向いているか何度も確かめてようやくそれらしい姿が液晶画面に出てくる。
f0031682_14391451.jpg

広角はそれに比べて楽だけど、1枚撮影して、アングルを変えようとしてカメラを振ったら逃げられてしまった。
f0031682_14393692.jpg


by dandara2 | 2011-04-16 14:49 | 飛翔 | Comments(12)
2011年 04月 14日

新潟のギフ-1(2011/4/10)

今年はどこでもギフの発生が遅くて例年の10日遅れらしい。
それでもここ数日は急に春めいて、開花が遅れていた桜が一気に満開に近くなった。
我が家前の桜が満開になると、新潟でギフが発生するという一つの目安があるので、新潟のポイント近くの桜の様子を見るとあと数日で開花するらしい。
ことしはきれいなカタクリで吸蜜する写真が撮りたいと思っていたので、フライング覚悟で出かけることにする。
関越トンネルに入る時はいつも、このトンネルを抜けたらどんな風景が待っているだろうかとわくわくする。
トンネルを抜けて目に入ってきた風景は…今年は雪が多い、しかもかなり。
f0031682_9322890.jpg

いつも休憩するSAではまだ雪が厚く積もっていた。
f0031682_9331254.jpg

9時30分位に現地について、気になった斜面に入ってみると一面のカタクリ。
足の踏み場もないというのはまさにこのことを言うのではないかと思うくらいの密度で咲いている。
f0031682_9334289.jpg

カンアオイもあちこちに見つかり、中には食痕と思われるものが残っている葉もあった。
ここにギフチョうが来て吸蜜してくれたら最高の写真が撮れるのではないかと思って、いるのかいないのかがはっきりするまで少し粘ることにする。
11時頃まで待ったけど、冷たい風がそよそよ吹いて肌寒い。
ここでの撮影は今日は無理と判断して別の場所の様子を見に行くことにする。
移動する途中でギフが飛んできた。
近づこうとする前に飛んで行ってしまったが、♂だからもう一度戻ってくるに違いないと待っていると予想通り現れた。
止まる気配はないので、目の前を通り過ぎた時に飛翔用カメラのシャッターを押す。
ややピンぼけなからとりあえず証拠写真は撮れたので、零敗は免れたと少しほっとする。
最近は飛翔の撮影はこんな使い方が多い。
f0031682_942084.jpg

いつものポイントに着くと、カタクリがまだあまり咲いていない。
いつもだと見られないトリアシショウマなどが咲いているので、やはり早いのだろう。
帰ろうとして歩き始めたらギフチョうが飛んできた。これも止まる気配がないので飛んでいるところを撮影。
f0031682_9425736.jpg

この個体はその後何度か飛んできたが、飛び方があまり速くなく♀を探しているというよりは今朝羽化して、ようやく飛び始めたという感じ。
飛んでいる写真でも翅がかなりしなって、まだ完全に固まっていないような感じがする。
f0031682_9433088.jpg
そのうち枝にとまったので、やっときちんと撮影することができた。
本当は、このポーズで喜んでいる場合ではないのだけど、どうも吸蜜写真は無理そうだと思っていたところなので、きちんと撮れれば何でもうれしい。(この写真は家内撮影のもの)
f0031682_9442813.jpg

このギフは何枚か撮影した後様子を見ていると、頭をぐりぐり動かして飛ぶ準備を始めたので、何枚もシャッターを押す。
その中に飛び出したところが写っていたけどピンぼけ…残念。
f0031682_9451172.jpg

この日はとうとうこれ以上の写真は撮れなかった。

by dandara2 | 2011-04-14 09:46 | 飛翔 | Comments(18)
2011年 04月 10日

新潟のギフ-0(2011-4-10)

満開のカタクリで吸蜜するギフ
そんなシーンを撮影したいというのが今年のテーマ
それで、ちょっとフライング気味かなと思いながら、カタクリの時期に合わせて新潟まで行って来ました。
林床をピンクに染めるカタクリの大群落は見つけることが出来ましたが、残念ながら冷たい風がそよそよと吹いて、ここにはギフが現れてくれませんでした。
カンアオイも結構あったけど、カタクリで吸蜜するギフにはやはりちょっと早かったようです。
それでも誰にも邪魔されず満開のカタクリを心ゆくまで眺められて、これはこれで至福の時でした。
f0031682_2322491.jpg


明日から新高1のオリエンテーションに付き添って静岡まで2泊3日で出掛けてきます。
写真の整理が出来ませんので、今日はこの一枚のみ。
ギフの写真を含めた細かなお話は次回と言うことで。

by dandara2 | 2011-04-10 23:05 | Comments(14)
2011年 04月 08日

キタテハの産卵(2011/4/2.7)

4月7日は勤務する学校の始業式。
12時過ぎには開放されるはずだし、天気も良いし気温も高いし、もう一度トラフを見に行こう・・会議だって-(-_-メ)
会議を終えて、大急ぎで帰宅して、車で45分かけてポイントへ。
予定より1時間遅い16時少し前到着。
誰かがいると思ったら「風任せ自由人」のmaximiechanさんだった。
様子を聞くとどうもダメらしい。
この条件で出てこないって、ほんと蝶の気持ちはわからない。
アセビにはコツバメが吸蜜に来ていた。
これは♀かな。
f0031682_2353740.jpg

別の場所も見に行くけどそこではキタテハが吸蜜しているだけだった。久しく使っていないライブビュー機能を試してみる。
f0031682_2355997.jpg

17時近くなってもトラフは現れないので、さすがにあきらめて近くにあるケーキ工場の直売所に行ったら、オープンは17時まで。
時間は17時7分・・ついていない時はこんなもんですね。

これだけでは寂しいのでどうしようかなと思っていたら、4月2日に撮影した写真で、UPするのを忘れていたのがあったのでついでに張っておきます。
1枚はキタテハの産卵、家内の撮影だけど、地面を探るように飛んでいたので何かなと思ったら、芽生えたばかりのカナムグラに産卵していたそうだ。
卵もばっちり写っているし、キタテハだからと言って馬鹿にしない態度には感心しました。
わたしは、気にもしなかったので気がつかなかった。(見ていたけど見えなかった・・かな)
f0031682_2374468.jpg

これで、越冬キタテハに関してはほとんどすべての生態が撮影できたことになるかな。
今回みたいなこともあって、自分一人だけの成果ではないけど、ミッションコンプリートだ。(^_^;)

もう一枚は、木瓜の花に吸蜜に来たキタキチョウ。
赤い花に吸蜜に来ているのははじめて観察したような気がする。中心の黄色の雄しべに惹かれたのかな。
f0031682_238778.jpg


by dandara2 | 2011-04-08 23:12 | 産卵 | Comments(9)
2011年 04月 05日

トラフシジミとツマグロキチョウ(2011/4/2)

4月2日の土曜日はトラフシジミの開翅狙いで出かける。
午前中はやや雲が多く、たくさんの人が出かけているであろうギフのポイントはどうかなと思ったけど、そのうち晴れて気温も上がってきた。
最初にざっと見てみたけれどトラフは見つからなかったので、先日うまく撮影できなかったツマキチョウ狙いで歩いてみる。
相変わらず止まらないので例によって飛翔狙い。それもうまく撮れない。
f0031682_21564538.jpg

家内が何とか撮影していたがこれも証拠写真程度。
この場所はオープンすぎて、ツマキの撮影は難しい。
わが家の前で発生するようになったらじっくり撮影しよう。
f0031682_21574548.jpg

近くではスジグロシロチョウがタンポポで吸蜜していた。今年始めての撮影になる。
f0031682_21582339.jpg

先日コツバメの飛翔を撮った場所に行ってみるが、今日は一頭も見かけない。
今日のほうが条件は良いように思うのだけど、いったい何が違うのだろう。
別の場所に移動して、ようやくコツバメを撮影。ふと横を見ると・・・トラフがいた。
トラフはゆっくり吸蜜してくれるので、あわてずに近づいたら数枚撮影後に飛ばれてしまった。
こんなはずではないのにと思ったが、後で写真を見ると吸蜜ではなく単に止まっただけのようだった。
f0031682_21585960.jpg

しばらくそこで待機していると、カメラを持って明らかに蝶の写真狙いの方が見えたので声をかけると、ムラサキシジミとコツバメ狙いで見えたKさんだった。
コツバメとムラサキシジミならこのあたりにいますよとお話をして、しばらく一緒に撮影をする。
コツバメがアセビで吸蜜しているところを見ると、翅の縁が青く輝いてきれいだ。
f0031682_2284623.jpg

Kさんがアラカシのところでムラサキシジミを撮影していたので、写真がうまく撮れたかどうか見せていただこうと話をしていたら、横をキチョウが通り過ぎていく。
飛んでいるその蝶の翅表の模様がなぜか静止画のようにくっきり見えて・・・れれれ!!、この時期のキタキチョウにしてはやけに黒い縁取りがくっきりしている。
30年ぶりに埼玉で発見されたというツマグロキチョウに違いない。
キチョウが横を通り過ぎる間にこれだけのことを考えて、Kさんをほったらかしてダッシュ。

けれどもまったく止まらない。足場も悪く、このままでは証拠写真も撮れないので、それだけは防ごうと追いかけながらシャッターを押す。
何枚か撮って確認すると、翅表の黒縁の模様からほぼツマグロキチョウに間違いない。
f0031682_21594911.jpg

でもやはり裏面も押さえておきたいと言うことで、再度追いかけて飛翔写真。
ようやくそれなりの証拠写真を撮影することが出来た。
Kさんに事情を説明するが、最初は何だろうと色々可能性を考えたけどわからなかったとか。
それはそうだろう。
f0031682_2202180.jpg

時計を見ると14時過ぎ。そろそろねぐらを探して止まる頃ではないかと偉そうに話をして、そのくせついついトラフの方も気になってそちらを探していたら、Kさんがあのあたりに止まったようだという。
見ているとツッと飛び立ってすぐに草の間に止まった。
ねぐらに落ち着きそうなので、そっと近づいて草の間を確認すると紛れもないツマグロキチョウだった。
Kさんが教えてくれなければ、草の間に静止したツマグロキチョウを見つけるのは不可能だったろう。
危ないところだった。Kさん、ありがとうございます。
f0031682_221644.jpg

先日来た時にも気にはしていたのだけれど、姿が見えなかったのでもう発生地に帰ったのかと思っていた。
飛び方から♂のようだけど、交尾はどこでするのだろう。
♂は越冬地に残るのか、それとも発生地に戻るのだろうか。
それによって交尾する場所も異なると思うけど良くわからない。
ともかく、やれやれこれで貴重な埼玉のツマグロキチョウを撮影できたと喜ぶ。

ちょっと草の影が気になるので、もう落ち着いたかなと思って草を少しどけようとしたら、急な斜面なので体がずり落ちてしまった。
そのひょうしにツマグロキチョウは飛び立ったが、数メートル飛んでまた止まった。
今度は撮影には申し分ないところ。ばっちり証拠写真を撮影できた。
f0031682_2214579.jpg

ここで、Kさんとお別れをして我々はトラフの開翅を待つ。
でもあれ以来一度も姿を現してくれない。
時間も15時を過ぎている。

モンシロチョウが飛んできてアセビで吸蜜をはじめた。
今年はモンシロチョウの春型も図鑑用に撮影しないといけないのだけど、なかなかそれに適したポーズでは止まってくれない。
この写真は別の意味ではすごく良い写真だとは思うけど。
f0031682_2263141.jpg

トラフはもうダメかなと思いながら周囲を見ていると、コツバメとムラサキシジミがスクランブルをしている。
その写真を撮ろうとそちらに移動すると数頭が絡み合って飛んでいた。
それらが止まったところを見たら、トラフシジミがいた。
いたーと思いながらカメラをかまえると、じわっと翅を開いてくれた。
f0031682_2291829.jpg

角度の関係で今ひとつ青の輝きが弱い。
回り込みたいけど周りにあるツツジの枝が邪魔をして動けない。
何とかしようと思って撮影するが、これが限界だった。
そのうちぱっと飛び立って樹上に消えた。時計を見ると16時だった。
f0031682_22101418.jpg

幻想的なブルーの輝きは撮影できなかったけど、それでも狙ったシーンを撮影できて大いに満足して帰路についた。

by dandara2 | 2011-04-05 22:16 | 開翅 | Comments(38)
2011年 04月 03日

今年の初ギフ(2011/4/1)

4月1日はギフチョウを撮影に神奈川に行く。
その前日の3月31日にも出掛けたのだけど、天気が悪くチョウの姿は何も見ることは出来なかった。
唯一の収穫はブログ仲間で「ひらひら探検隊」をやっておられるhirax2さんにお目にかかることが出来たことだった。
チョウの姿もなかったので、ゆっくりお話をすることが出来た。

翌日の1日は天気も良く、気温も上がって最高の撮影日より。
ただ、前日はそんな天気だったので、発生初期のこの時期では個体数はまだ少ないかも知れない。
もう一日おいた土曜日が天気さえ良ければより個体数は多いのだろう。
撮影の人もたくさん押しかけて賑やかになるだろうし、それはそれでよいのだけど、他に撮影したい予定もあるし、そちらは一日でも遅い方が可能性はあると言うことで、ギフの方に出掛けることにした。
歩き始めて、最初のポイントの様子を見るがここではまだ発生していないようだ。
仕方ないので、あまり行きたくはないけど山頂まで歩くことにする。
途中、31日に見つけておいたカンアオイとシュンランの株を家内に教えて撮影してもらう。
こんなシーンはなかなか見られないような気がする。
f0031682_11455093.jpg

山頂に着くと、珍しいことにギフ撮影の人は誰もいなかった。
着いてすぐにギフが飛び出した。
追いかけると、登山道の途中の枯れ葉の上に止まった。
とりあえず今年の初ギフの撮影に成功。
f0031682_11461672.jpg

この個体はすぐに飛び立ってしまったけど、しばらくすると再度現れて今度は地面に静止した。
ところが私のところからはアングルが悪いので、回り込もうとしたら飛ばれてしまった。
f0031682_11464121.jpg

丁度回り込もうとしていた位置に立っていた家内が良いアングルで写真を撮ってくれていた。
この2枚の写真を見ると、写真ってほんとにアングル次第でどうにでも変わるものだなと思う。
f0031682_11485674.jpg

家内だから撮影した写真を気楽に見ていられるけど、大勢の人がいて、自分のポジションからしか撮影できなかったらやっぱりがっかりするだろうな。
蝶に会えるかどうかと言うこともそうだけど、如何に良いポジションを確保できるかもその人の運だなとつくづく感じてしまう。
どうも女神様に愛されているのは家内のようだ。(いつものことだけど)

そのうち、ギフ撮影の方も幾人か登ってこられたけど、山麓の方で何頭か現れているとのことだった。
まだ、山頂の方まで上がってくる個体は少ないようだった。
結局この日の山頂での撮影チャンスはこの時だけで、あとは下山中に2頭ほどの個体を見かけたのみ。
コントラストの強い枯れ葉に止まった姿は油断するとすぐに見失ってしまう。
ここのギフは春一番に会えるという楽しみはあるけど、花とかの条件がなかなか難しく、写真的にはそれほど期待出来ないので、今年もシーズン開幕で無事撮影できたという満足感で十分だ。
f0031682_11512534.jpg

ギフはそんな状況なので、代わりに力を入れたのがミヤマセセリ。
頂上に咲いているセンボンヤリで熱心に吸蜜しているミヤマセセリがいたので、そちらを集中して撮影した。
f0031682_11501631.jpg

充分吸蜜して飛び立つ時には、ストローを上に向けて満足したというような感じがしてほほえましい。
f0031682_1156683.jpg

ここのセンボンヤリでは♀も吸蜜していた。
♂が絡んで配偶行動でもしないかと期待したけど、吸蜜したらどこかに飛んでいってしまった。
f0031682_11562897.jpg

下山途中ではウグイスカズラで吸蜜している個体もいた。
f0031682_11592738.jpg

今年はミヤマセセリの色々なシーンを撮影できて良かった。あとは配偶行動が撮影できれば最高だ。
まだチャンスはあるだろうから頑張ろう。

また、山頂ではいつものようにヒオドシチョウがテリ張りをしていたけど、大きくて立派でビックリしてしまった。
小さなセセリやシジミばかり見ていたせいだろうか。
f0031682_1157338.jpg

ミヤマセセリと絡んだりしているので、撮影しようとするが足場が悪く撮影できなかった。
代わりに飛び出すところをパスト連写。
f0031682_11575635.jpg

とりあえず今年の初ギフも撮影できて満足して帰宅した。

by dandara2 | 2011-04-03 12:02 | 初見日 | Comments(28)